+ | ハクタクって何ですか?おしえてけーね先生 |
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ハクタク(漢字では白沢、白澤)とは麒麟(こっちではない)と並ぶ中国に伝わる聖獣で、
高潔な精神を持つ支配者の前に現れ、神託(神の言葉)を述べるといわれている。 性格は聡明で、森羅万象に通じており膨大な量の知識を持つと言われ、 中国の英雄、黄帝が「世界に妖怪はどれくらいいるのか」という問いに対し、11520種の妖怪について語ったといわれる。 また害悪を為す妖怪を捕っては食うと言われ、ハクタクの絵や置物などは魔除けになると言われている。 |
+ | 詳細な原作設定 |
獣人は普段は人間と同じ能力と姿をしているが、特定の条件を満たすと動物に変化する人妖(半人半獣)。動物に変化している時は妖獣並みの力を持つという。
変化の条件や動物への変化の度合いは個体によって異なり、慧音の場合は満月を見ると変化し、ツノや尻尾が生え、普段より幾分か好戦的になる模様。 尤も、慧音に限らず妖怪の類は満月の影響で気分が高揚するのだが。 獣人には先天性の獣人(生まれつきの血筋によるもの)と、後天性の獣人(人間が魔法や呪いなどで獣人化したもの)の二種類が存在し、 慧音の場合は後天的なものらしいが詳細は不明。 獣人は種族的には妖怪の部類の存在だが、変身しても基本的に人間と同じ人格であるため幻想郷ではあまり危険視されておらず、 人里で暮らす獣人もそれなりにいるらしい。
人間が大好きで、常に人間の側に立っているし能力も人間のためになる事にしか使わない。
『東方永夜抄』の異変騒ぎの時には、自分の能力で人間の里を不可視にして守ろうとし、 人里を通りかかった霊夢らを妖怪が襲ってきたと勘違いして戦う事になる。 異変時以外にも普段から人里に住んでおり、寺子屋を開きながら日々歴史の編纂を行っている。
幻想郷の歴史や人間と妖怪のバランスにも詳しく、『文花帖(書籍)』では幻想郷から妖怪排斥を唱えて歴史を探る人間の組織や、
幻想郷の人間と妖怪のバランスの維持への自覚が薄い霊夢を嘆いて、霊夢の代わりとなって幻想郷の人間と妖怪のバランスを保つと共に、 正しい歴史を人間に伝えるべく歴史の学校を開いた。この歴史の学校が前述の寺子屋に繋がったと思われるが、歴史以外の勉強を教えているかは不明。 ちなみに授業の内容の方は難解で退屈でつまらないと生徒からは不評。人を楽しませるのは苦手らしい。
「知識も豊富で、最も賢い獣人」と『求聞史紀』では紹介されており、基本的には知的でちょっと堅い人間のようだが、
『東方永夜抄』では口調は中性的で、里を守る事に燃えているためか結構勇ましい。 宿題を忘れたりすると頭突きでお仕置きするというワイルドな面も持っている。
特徴的なデザインの帽子とスカートが目立つ服装で、特に特徴的な帽子はファンからは「弁当箱」だとか言われる事もしばしば。
作者のZUN氏からも「慧音はなんで変なスカートをはいているのだろう。帽子も」と言われる始末。何故そんな外見にしたのかと言わざるを得ない。 さらには「そうですね・・・慧音とか大変でしたよ。スカートがね、変なスカートだったから」とも言われてしまう。だから何故そんなデザインにしt(ry
藤原妹紅との原作での関係は長らく不明だったが、小説版『儚月抄』で慧音が妹紅の数少ない理解者であると明言された。
なお、妹紅の方が年長者であるためか妹紅に対して敬語を使っている事も明らかになったが、 既に定着したイメージを変えるのは難しいのか二次創作ではこちらは割とスルーされている (このように公式設定が無視され、二次設定が優先されるのはよくある事なので、あんまり気にしないでおこう)。
とはいえ、原作者自身がキャラの性格を忘れたりするし、公式設定は常に更新される可能性がある作品なので、
「え?慧音が妹紅に敬語を使ってる?なに、気にすることはない。長年ほったらかしにしてたから(また)キャラを度忘れたんだよ」と言われる事もしばしば。 |
+ | 二次創作での扱い |
二次創作では「先生」や「知識人」としてのキャラクター付けが強調される他、
白沢が牛の姿の聖獣である事からかなりの戦闘力の持ち主とされる (ちなみに『星蓮船』までの全てのキャラの原作絵を見比べてみると、どのキャラも露出度が控えめな中、彼女の服装が一番胸元が開いているような……)。 でも牛扱いすると怒ったりいじけたりする。ついでに彼女のファンの一部も怒る事があるので注意。 そして歴史を消し去る能力が拡大解釈され、収拾の付かなくなった事態や、 個人的に消し去りたい恥ずかしい過去等を「無かった事に」してくれるお助けキャラとしての役割を担う。 要はただの便利屋扱い。酷い。 ただしそう簡単に歴史を消してくれはしないが。その忌わしい歴史からこそ人は過ちを学ぶのだ。
頭の帽子は魔空間となっている事があり、当然のごとく弁当箱になっていたり、雀を飼っていたりする。
また、帽子そのものがへーベルハウスになっていたりする。
永夜抄のスペルプラクティス内の文章からよく「~ってけーねが言ってた」というネタが良く使われている。
用法としては「姉さまが言ってた」「おばあちゃんが言っていた」等の言い回しとさほど違いは無い。 東方界隈ではこれを文章最後に付ける事により説得力を大きく上げる効果があるようなそうでもないような? 逆にはっきりと嘘くさくする対義語として「~っててゐが言ってた」「ただしソースは求聞史紀」等がある。
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+ | minoo氏製作 |
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2008年12月19日公開。
格ゲー化されていない東方キャラを黄昏風ドットで製作する事に定評あるminoo氏の慧音。 防御に重点を置いた性能に、相手の飛び道具を「無かった事に」する設置技、 自慢の頭突きやビームで返す当身兼ガードキャンセルなど、相手に合わせる要塞型キャラクターと言える。 お約束の変身ももちろん搭載。 readmeによると妹紅支援用のキャラらしく、性能的には正反対(防御が高く、単発の攻撃力が低く、獣人なので走ると速い)になっているそうだ。 その性能故にタッグでも相方が倒れても勝利する事が多い。 以前は燈篭をノーゲージで出せたのでこれ一つで固め続ける事が出来たが、更新でゲージ消費になったのでこれだけでは勝てなくなった。 また、裏回ってガード方向が入れ替わる仕様もあったが、更新時にこの仕様のON/OFF切り替えが出来るようになった。 デフォルトではOFFになっており、AI製作者もOFF前提で製作している。 ![]()
外部AIはKELN氏およびネオネオ氏によるものが製作されている。
KELN氏製作のAIは灯篭弾幕で相手を固め、ガード不可のネクストヒストリーを積極的に使ってくる。 5段階のAIレベルの設定もあり、レベル毎に戦い方が変わるようになっている。 レベル3は燈篭を使用せず「燈篭無しだとどれだけ大した事ないか」というのを体験してもらおうという趣旨で作られている。 レベル4は巨大燈篭単発のみを使用し、このレベルから勝利時ハクタク化(オールドヒストリー)を使用する。 最新版は改変パッチも兼ねており、ボムストック・霊力ゲージが追加される。 これにより本家東方キャラの様な射撃を牽制、コンボに活用した戦術が可能となるため、 ゲージ依存のminoo氏作東方系キャラに見られる強さのムラが少なくなり、安定した強さになる。
ネオネオ氏によるAIは12段階のAIレベル設定の他、的確な立ち回りをするバランスモード、頭突きを中心に攻めて行く攻めモード、
燈籠弾幕を自重しない待ちモードといったように立ち回りの異なる三つのモードを選択する事が可能。 また設定によりチョークループ等の永久連携の回数・自重を選択する事も出来る。 バランスモード時は燈籠を結構自重していて、氏がなるべく理不尽な勝負にならないよう心掛けているので、 そういうのが気になる人にはオススメである。 そしてこのAIにはタッグ用の記述もあるので、タッグでもまた違った動きを見る事が出来る。
ちなみに最初からフォルダ別で上書きの必要無くAIパッチが使用出来るので、是非両方とも導入しよう。
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+ | G-sho氏製作 緋想天風EX慧音 |
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現在は公開停止。
minoo氏の慧音にさらに手を加えたG-sho氏による改変キャラで、常時EX状態で戦う『緋想天風』EX慧音。 ただ常時EX状態となっただけではなく、スペルカードが『緋想天風』のシステムに変化し、また妹紅と二人で協力するオリジナル技や必殺技も新規に追加。 さらにデッキシステムも搭載しており、原作の感覚で操作可能。性能は通常の慧音より自重気味である。 歩兵氏のAIがデフォルトで搭載されている。
なお、EX慧音に限らずG-sho氏のキャラには「並~強ランクの大会」限定という制限があるので、大会動画に起用する際は要注意。
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+ | G-sho氏製作 非想天則風EX慧音 |
『非想天則仕様』のEX慧音。現在は公開停止。
『緋想天』仕様の時に再現されていなかった飛翔やスキルカードの直接発動などのシステムを搭載し、より仕様を原作に近付けている。 新たにスキカ・スペカの追加や、全ドット修正や中割りの追加が施されており、ボリュームのあるキャラに仕上がっている。 対人レベルの程良い強さのAIもデフォルトで搭載済み。 |
+ | G-sho氏製作 リメイク非想天則風EX慧音 |
ドットが一新され、更に進化したEX慧音。
氏のEX慧音の中で公開されていたのはこれのみだったが、2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅し、残念ながら現在は入手不可。 歩兵氏のものをG-sho氏が新たに組み直したAI(MAXレベル9)が搭載されている。 二本の角で猪突猛進してくるminoo氏版EXと違い、弾幕メインのロングレンジ戦を得意とする。
そしてイス氏の非想天則版の妹紅(2012年6月29日版)に、EX-慧音とタッグ戦で発動する合体技への対応がなされた。
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+ | enemy氏製作 けーね先生 |
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+ | ツキノア氏製作 慧音・キャメロン |
minoo氏の慧音をグラント風にアレンジしたキャラで、妹紅・R・ハインラインに続く東方×餓狼MOWシリーズ第2弾。
カインを作ったならグラントも…という事と、慧音の改変キャラがほとんどいない事から製作された。
キャラに付属しているテキストによると、マフィアの凶弾に倒れたグラントが死後に幻想入りを果たし、
カインに対する強い想いから霊に近い存在としてこの世に留まるようになったという設定。 幻想入り後に慧音の世話になったお礼から、普段は寺子屋の手伝いをしている。 戦闘時はグラントの魂が慧音の体を操っており、勝利メッセージではグラントが慧音の体を気遣う台詞が見られる。
技構成は改変元の慧音の技+グラントの技+αとなっており、禊や死界も使用可能。
「三種の神器 剣」「同玉」「同鏡」を一定回数(デフォルトでは15回)使用すると、 強化技「三種の神器 郷」が使用可能となり、各必殺技が強化される。 また、発動すると慧音のテーマ曲「プレインエイジア」のアレンジ版が流れる(設定でOFFにできる)。
AIはデフォルトで搭載されているが、人操作は不可。
カラー差が4種類存在し、全カラー共通で常時アーマー状態、オプションから被弾後の無敵時間を設定可能。 基本カラーである2~6Pはアーマーと900以上のダメージ無効のみ。ランクは狂中位。 7~10Pは被ダメージ1/2、かつライフ300以下で回復もするようになり、ランクは狂上位。 11~12Pは開幕「三種の神器 郷」を使用かつ常時ゲジマユ、 さらに50~450のダメージを受けるとライフが50減り、それ以外のダメージは受け付けない。ランクは狂最上位。 1Pは開幕「三種の神器 郷」とゲジマユに加え、ダメージ条件が100以下のダメージとなり、 500以上のダメージやマイナスダメージを受けると回復する。 ライフを変数で管理しているため、初期値の1000を超えても増え続ける。 攻撃面は11~12Pと変わらないが、防御性能が特殊なため相性が出やすい。 オプションの1P用スイッチをONにすると体力の初期値が増え、削り切るまでnokoが消えない(即死でも死なない)ため、 神キャラ向けの撃破挑戦としても使用可能。
なお、氏の製作したキャラクターに共通する規約として、
「多数のplaysndを使用しているため、mugen.cfgのWavChannelsを60以上にする事」、 「WinMUGEN専用の記述を使用しているためWinMUGENでのみ使用可能」という条件が設けられている。 |
+ | ストーリー動画での扱い |
ストーリー動画ではもっぱら原作設定を反映し、学校の先生である事が多い。
非常に稀にだが、上記の便利屋扱いで黒歴史を無かった事にしたりするパターンでも登場する。 そして相棒として妹紅がいる事が多く、このコンビの人気を窺わせる。 また、キャラ崩壊が日常的なMUGENストーリーにおいて珍しく性格が原作準拠な場合が多いキャラでもあり、 むしろにマッハでボケまくる周囲にツッコミを入れる貴重な常識人枠となっている。 |
+ | 一覧 |
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