蒼星石

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蒼星石 - (2009/09/05 (土) 23:32:13) の編集履歴(バックアップ)



「あとは…この庭師の鋏でお相手するよ」

PEACH-PITの漫画『ローゼンメイデン』の登場人物。アニメでの声優は 森永理科 氏。
MUGEN的に言えばこんなシリーズ作品に出演している。
人形師ローゼンの製作したローゼンメイデンシリーズの第4ドール。
ファンからの愛称は「蒼い子」。

服装はシルクハットに袖口の長い白いブラウス、青いケープとニッカーボッカー風の半ズボンを着用。翠星石同様、アニメではフリル部分が多少省略されている。

容姿は、瞳の色が姉の翠星石同様オッドアイで、右目がエメラルド色で、左目がルビー色。髪は赤毛に近い焦げ茶色(アニメでは翠星石よりも若干赤みが強い)で前下がりのボブをベースにしたショートカットである。

一人称は「」。その口調と容姿のために男の子扱いされることもあり、ジュンからも、「蒼星石って男の子?」と質問されている。さらに、ローゼンメイデンが連載されていたコミックバーズでの同作品の紹介で、蒼星石を男扱いする文章もあったのだから笑えない。少女を決める戦いなのにね。

性格はとても真面目で寡黙。アクの強い性格のドールズの中でも割と常識的な感性を持っている。
それ故に、アリスゲームで悩むことが多い。第2期ドラマCDでは真紅達と共に平穏な生活を送る事を選んだが、最終的に擬似アリスゲームに参加し、「お父様の望みは僕の望みだ!」など、自分の意見を出して戦ったが、水銀燈に敗れ、悲劇を招いた。
原作においては翠星石と双子として創られたが故に、翠星石から離れる事が出来ない自分に対して、しっかりと自立している翠星石との溝に苦悩するキャラクターであった。
アニメでは翠星石の方が妹離れしきれずにいる描写が多かった。
そうした弱い自分、曖昧な自分と決別する為に翠星石と対立する道を選ぶのだが……
それなりに出番の多かったアニメに比べ、原作では登場してすぐに死亡してしまった不遇なキャラクターである。
また、原作とアニメで変更点が多いキャラクターで
前述のように原作では真紅たちに「僕は馴れ合いをするつもりは無い」と言い放っており、徹底的に対立していた。
戦闘時には水銀燈と手を組み真紅を一方的に痛めつけるなど、アリスゲームに関して一片の情も挟まない態度を示している。
また、水銀燈によって腕をもぎ取られた真紅に対して「もう片方も切り落としては?そのほうが美しいよ」などと冷酷な皮肉を浴びせたりとかなりヒールな要素も持っていた。

「心の樹」の成長を妨げる雑草を取り除く「庭師の鋏」を持つ(心の樹の必要な枝を切り落とすこともでき、その人の心にしまわれた大切な記憶を奪うことも可能)。それ故、「庭師姉妹」とファンに呼ばれている。
戦闘も庭師の鋏を使っての接近戦が中心。なぜか他のドールに比べアニメ版で追加された技などが少ない。
そのためなのか何なのか、原作では真紅のローズテイルから逃げ切るようなスピードを披露したのに対し、
アニメ版では翠星石、雛苺と三人がかりで水銀燈に倒されたり、水銀燈の息で吹き飛んだり、薔薇水晶に挑んだ際に一撃で返り討ちにあったり、と妙にかませ犬化が進んでおり戦闘面での不遇さが目立った。

人工妖精は「レンピカ」で、庭師の鋏を出したり、夢の扉を開いたりする。

ミーディアム(人間の契約者)は原作とアニメで異なっている。
+ 詳細
原作では元華族で有名な結菱家の長男・結菱一葉。
双子の弟(船舶事故で死亡)と駆け落ちした女性に復讐するため、
蒼星石と翠星石の力を使い女性の心の樹を朽ちさせようとしたが、
彼女も二葉が死んで悲しむもそれを乗り越えて生きることを選んだことと、
そして自分も彼女を好きだったことを思い出し、改心した。
蒼星石が動かなくなってからは、寂しさを紛らわすかのように
毎日庭園でのお茶の時間に蒼星石を椅子に座らせて話をしたりしていたが、
その気持ちを汲んだ翠星石が週に1度、彼の元を訪れてはお茶の相手をしており、
彼女からは「おじじ」と呼ばれている。
アニメでは時計職人の老人・柴崎元治。
一人息子の一樹を失ったショックで妻・マツが寝たきりになってしまったため
彼自身も精神破綻を起こし、蒼星石を亡くなった息子だと思い込み束縛していた。
そのことを水銀燈に利用されるが、ジュン達がマツの夢に入り込んだことで彼女が目を覚まし、
元治自身も息子の死を受け入れて以前の自分を取り戻した。
以降も孫同然に蒼星石を可愛がっている。
翠星石からは「おじじ」、蒼星石からは「マスター」と呼ばれている。
…余談だが水銀燈の「乳酸菌とってるぅ?」という名(?)台詞は
元治と接触した際に言われたものだったりする。

契約した人間への忠義心、日常パートでも姉妹で一番家事を安定してこなす等、
かっこよさや可愛さ、健気さ等を全編に渡って満遍なく発揮しており一定したファンを持つ。
またボーイッシュな故に、女性ファンからも圧倒的な支持を得ており、
アニメ第2期HPで行われた人気投票では第3位に輝いている。


二次創作での扱い

ニコニコではにくらべて出番は少ないが、それなりに人気は高い。
特に、歌手の槇原敬之氏のピッチ(音程)を高くして蒼星石本人が歌っているかのように聞こえる「ピッチ変更で●●似シリーズ」が有名。
だが、たまに鶴屋さん長門有希っぽく聞こえることもあり、その二人のバージョンも作られている。

同人誌やSSでは原作とアニメを足して割った描写が多く、翠星石の次に化ネタが多い。
普段は他のドールズと平和に過ごしているが、水銀燈や雪羅騎晶の策に嵌って自分とマスターにとって邪魔な人間(他のドールズのマスター等)を排除するなど、水銀燈と雪羅騎晶の二人以上に残忍且つ冷酷になる。(ある意味原作再現)
立居地的には『北斗の拳』のシンと言えば解りやすいかも。

そしてそれ以上に、二次での変態?化率がローゼン勢で一番多い。

「ボクも、君と同じ気持ちなんだ・・・ マスターのそばに居てあげたい・・・」
(以上、wikipediaより一部抜粋、改稿)

MUGENでの蒼星石

mugenではドロウィン氏が製作されたコンプゲー『Rozen MUGEN traumend』のものが存在している。
機動力はコンプゲーのキャラの中ではトップクラスで、超必殺技の中にはその機動力を生かしたものもある。
反面であり、単発火力も低め。
コンプゲーの中でもコンボに重点を置いたキャラクターとなっている。
翠星石コンビを組むことで真の力を発揮する。

他には某画像掲示板製作のコンプゲーに試作型が一体存在し、勝利時の台詞から原作コミック版が基準となっている様だ。

出場大会