阿修羅

「阿修羅」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

阿修羅 - (2011/02/13 (日) 13:47:33) の編集履歴(バックアップ)



「俺の全身が目だ。光を失おうとも、波動の力が道を照らすのだ。」

オンライン横スクロールアクションゲーム「アラド戦記」のプレイヤーキャラクター鬼剣士の二次職業。
ポリサムの主人公地味なムエタイ戦士ロボット富貴とは関係ない。五所蹂躙絡みも使わない。
片腕に鬼神「カザン」の呪いを受けた剣士達の内、波動の力を求め己の目から光を捨てた者がこの道に進む事となる。
波動というキーワードや阿修羅という名前からを連想しそうだが、一切関係ない。
ゲーム中の性能としては板金と呼ばれる最高の堅さと(スピード的な意味も含め)重さを備えた防具に身を包み、遠距離攻撃や範囲制圧、拘束を得意とする魔法戦士であり少し特殊なタイプ。
盲目という設定の通り暗闇のバッドステータスを受ける事が無いなど防御面においてはトップクラスの性能な上、敵に近づくだけでヘイトを稼ぐスキルなども有り盾役として申し分の無い性能。
反面、通常攻撃や剣士職共通スキルの攻撃力は低くどうしてもスキルメインの運用になるがベースが剣士の為MP関連の伸びが悪く、
快適なプレイの為にはPOTをがぶ飲みするか相場が高額なMPブースト装備を揃えるかといった行動が必要な為になりがち。
覚醒すると職業名は「大暗黒天」に変化し、カウンターヒット時の回避率を上げる心眼、周囲空間を変質させて特別な波動の力を扱う波動の眼を習得する。

+ 覚醒のお話
大地は揺らげど、心は静かなり。
この目で見ることはかなわぬが、万物を感じることは出来るゆえ
光あれど見ることのかなわぬ者達の愚かさを悟った。

光を捨て、修練すること幾星霜、暗黒を盟友とするに至る。

漆黒の空と揺らぐ大地に立ち、己と周囲の全てを探れば
我が剣を向けた者達の強い恐怖を感じる。

そして、失ったはずの己の瞳を見た。
果てなく広がる漆黒の空の下、無数に浮かぶ瞳。

始まりから全てを見つめていたのであろう。
さあ、我を見つめよ、波動の瞳よ。

閉じることないこの瞳が、我に極限の波動を悟らせる。

- 波動秘伝書暗黒の章

波動とは心で感じるものであり、万物には固有の波動を持っている。
目を捨てた阿修羅達が物事を見るには何千何万の波動の中でも唯一不変の波動、それを自らの目である。
死の波動を感じ取る試練を乗り越え、闇の中で物事を見るにはどうすればいいかを悟る。
そして、闇の中で光を感じ取ることと、光の中で闇を見ることが同じであること。

闇の本質を見極め、闇の波動を己の目にした者は大暗黒天と呼ばれるようになった。
+ 余談、我らがGSD師匠
鬼剣士のスキルを教えてくれるNPC「G.S.D」は阿修羅であり、ゲーム進行中にストーリークエストで同行してくれることがある。
その際にとてつもなく長い波動剣氷刃を放ったり、永続覚醒などレベル84(レベルキャップは70)に恥じない性能を見せてくれる。

覚醒中のダメージはプレイヤーと同じレベル帯の武器を装備しているからか、プレイヤーと似たり寄ったりの威力だが。
ダメージが激変する理由は、通常の波動剣系列のスキルは地裂・裂波を除き、武器の威力に左右されないが、覚醒スキル「波動の眼」を使用すると武器の攻撃力に依存する形になるからである。

原作での阿修羅

他の鬼剣士であるバーサーカーやウェポンマスターとは違い、知能および魔法攻撃力が攻撃力の元となっている。
また、波動刻印とよばれるトークンによって知能が上昇するほか、鬼門返しと不動明王陣の性能が変化するため使用の際は刻印の管理に気を使う必要がある。
特筆すべきは炸裂波動陣と不動明王陣による敵の拘束。
特に不動明王陣は「異界」と呼ばれる現在のエンドコンテンツの一つで手に入る装備の「維持の板金○○:不動明王陣」によって持続時間を延ばすことが出来る。
また、「一撃の板金○○:不動明王陣」や他のダメージ上昇装備と付け替えを行うことで下の動画のようなことも出来る。
もっとも、これが出来るのは一握りの廃人のみであり世間一般の阿修羅が出来るわけではない

総評としてはSecond Impact以前は火力の低さから炸裂波動陣と不動明王陣による拘束のみが取り得とされていたが、
Second Impact以降は(不遇が居るとはいえ、)阿修羅に限らず全職業のスキルバランスの見直しが行われると共に特性アクティブスキルである極波動剣氷刃、爆炎が良性能であるため中堅入りを果たした。

MUGENでの阿修羅

Serika氏が製作。ディスプレイネームは「阿修羅」でありゲーム内の職業名そのまま。
見た目はGSDそのものである
原作の通り防御力が高め(初期で110)。
1ゲージでガードキャンセル、2ゲージを消費すると食らい抜けが可能な波動開放を所持しているため、どっかの紙とは違い、防御方面の切り返しはある。
また、原作同様に火力は低い…と思いきやアパスラ→氷刃から繋ぐ凍結コンボや2ゲージ技の不動明王陣など、潜在火力は高い。
ただし、主力である凍結コンボはダウン追い討ちをはさむので受け身をされると全く繋げられず、
その他の部分での火力はお世辞にも高いとは言えないので、受け身を多用するキャラとはかなり相性が悪い。
かなり精密に原作が再現されており、コマンド技にクールタイムが設定されている他、キャンセルガードやキャンセルバックステップ等も可能。
非常に残念な話だが、覚醒技は実装されていない。
AIはデフォルトで搭載されているほか、QK2Key氏がAIパッチを公開している。
どちらのAIも目に見えて動きに差があるわけではないが、AILv設定のないデフォルトAIに対しQK2Key氏のAIは4段階で設定ができるようになっている。

参考動画

出場大会