ギマイラ

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ギマイラ - (2011/05/07 (土) 10:45:13) の編集履歴(バックアップ)



ギマイラのパワーは、遙かにウルトラマン80を上回っていた!!

1980年に放映されたウルトラシリーズ第8作『ウルトラマン80』に登場した怪獣。別名「吸血怪獣」。
本作における唯一の前後編である第18話「魔の怪獣島へ飛べ!!(後編)」に登場(前半には登場してない)。
身長59m、体重5万2000t。
マイラ」と濁るので注意。濁らないと別物になる
また、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では百体怪獣ベリュドラの右手の人差し指として登場している。

20年前、ある宇宙人の乗った宇宙船を襲撃(宇宙人の設定は原作ネタバレを参照)、
そのまま地球に降り立ち、半冬眠の状態で潮風島に潜伏していた怪獣。
全身から妖しげな霧を発生させ、島の大半を覆いつくす。
この霧の粒子一粒でも吸った生物は思考力が麻痺し、ギマイラの思うがままに操られてしまう。
(尚この霧は宇宙のカオスであり、UGMの技術を持ってしても分解は不可能である!)
生物の生き血をエネルギー源にしており、
自身の消耗したエネルギーを補充する為に発生させた霧によって島の住民を集め、
舌から無数に伸びる触手で住民たちの生き血を啜り、密かに復活の機会を伺っていた。
その舌は生物から血を吸い取るだけではなく、敵に巻きつけ締め上げた上に、高圧電流をお見舞いする武器としても機能する。
また霧には毒ガスとしての効力の他に、無機物を破壊するという二重の効力を持ち、口から一気に噴出する事によって強力な武器になる。

そしてギマイラの最大の武器は額から伸びる一角。これを敵に突き刺し、直にエネルギーを流し込む必殺戦法を持つ。
そして更にこの一角からは、生物を怪獣化させる効力を持つ光線も放つことができ、怪獣になった生物を配下にし、
咆哮によって自由に操る。
しかもこれによって怪獣化させられた生き物が元に戻るのは不可能であり、死ななければ元の姿に戻る事はできない。
(更にギマイラのコントロール能力は、自分の生み出した怪獣のみならず、他の怪獣に対しても有効とも言われる)
また、霧によって操った人間をUGMに差し向け、袋叩きにさせ、自分が光線で止めを刺そうとしたり、子分の怪獣を80に差し向け、
自分は咆哮によって命令するだけで高みの見物を決め込むという知性派の怪獣でもある。

子分のダロンとラブラスを差し向け、80を危機に追いやっただけでなく、自身も上記のように様々な特殊能力を持ち、
しかもそういった超能力に頼らずとも肉弾戦だけで80を終始圧倒するほどの強豪である。
しかも、80交戦時はまだエネルギー充電中状態なのを、住処を爆破されたためにやむなく出てきた状態、
要するにエネルギーが不完全な状態であったにも関わらず、80を圧倒していたのだ!
(しかもウルトラマン80はウルトラシリーズを通して殆ど希少な、地球における戦いでは無敗のウルトラマンである)
ダロンの時といい、ラブラスの反逆がなければ80がどうなっていたか分からない……

このように、その潜在能力は未知数な上に、不完全な状態でもかなりの戦闘能力、
自ら手下の怪獣を生み出すほか多彩で強力かつ残酷(過ぎる)超能力、更にある程度の高い知能を兼ね備えた、
80きっての最強怪獣と噂され、ウルトラシリーズを通してみても、中々の実力派である事は確かである。

+ ちなみに
PHP文庫において発売中の書籍「最強ウルトラ怪獣決定戦」においては、他の80怪獣最強候補のザキラ、
そしてプラズマ・マイナズマを差し置いて、80エピソード中最強の怪獣であると分析されている。

人間怪獣ラブラス

身長55m、体重3万8000t。
着ぐるみはサラマンドラの改造。武器は左手のハサミ
矢的らUGMの隊員達が潮風島を探索中、一人の女性を連れ、UGMを妨害しようとする謎の怪獣。
その正体は先に潮風島に訪れていたUGMのイトウチーフが、ギマイラの怪獣化光線を受け、怪獣と化してしまった姿であった。
自分が人間であった頃の意識は残っており、大して敵意は見せないものの、ギマイラの咆哮によって遂に80に襲い掛かっていく。
しかし未だにイトウチーフの感覚は生きており、操られてもなおその呪縛に抗おうと戦い続けていた…

タコ怪獣ダロン

身長53m、体重4万8000t。
潮風島近海に潜むタコ型の怪獣。
ラブラス同様にギマイラによって姿を変えられ、ギマイラの咆哮によって操られる怪獣。
陸上でも活動でき、体中の触手で相手を締め上げ電撃で動きを封じ、絞殺する。

+ 原作ネタバレ
UGMが潮風島の異常を察知。それを調査するためになぜかイトウチーフが自分一人で向かうと名乗り出る。
しかし赴いたイトウチーフは、調査の連絡中に応答が途絶え、謎の怪獣らしき鳴き声を最後に、行方不明となってしまう。

イトウチーフの探索及び潮風島の異常の原因究明の為、やってきた矢的らは一人の不審な女性に遭遇。
島には彼女を除き、人一人の姿はない。
証言を聞こうとする隊員たちから、なぜかその女性は逃げ出し、突如現れた怪獣ラブラスに連れ去られていった。
その直後、島には何事も無かったかのように島民たちが行きかっていた。
しかし誰一人口を聞くものはいない。
そして島民たちの首筋には、吸血鬼に噛まれたかのような跡が見られた……
大した情報も得られずにそのまま夜になると、どこからか妖しげな霧が潮風島を包み始める。
隊員たちは島民たちが列を組み、一斉にどこかへ向かおうとしているのを目撃。
彼らを尾行した隊員達が見たものは、巨大な洞窟から伸び出た幾つもの触手が島民たちの首筋に吸い付き、
その生き血を啜っている光景だった。呼びかける隊員達に対し、突如島民たちは襲い掛かる。
間一髪のところで謎の女性が現れ、隊員たちを連れ出し事なきを得るが、すぐにまた姿を消してしまう。

翌日、怪獣ラブラスが現れ、それを攻撃しようとする隊員達に、再び現れた女性は「ラブラスはイトウチーフである」と告げる。
突如海からダロンが出現。昨夜の洞窟から響き渡る咆哮に呼応するかのように隊員達に襲い掛かる。
矢的はウルトラマン80に変身。ダロンに立ち向かう。
そして遂にラブラスことイトウチーフもその咆哮に操られ始め、80に組みかかっていく……
2体がかりの攻撃の上、80はイトウチーフであるラブラスを攻撃する事ができないため、2大怪獣の猛攻に苦戦。
しかしラブラスの止めの一撃が80ではなくダロンの首に命中。
咆哮に操られながらもイトウチーフが自らの意志で80に助太刀したのだ。
憤激したダロンが仲間割れをしている隙に80はウルトラレイランスでダロンを仕留めるが、
姿を変えられたラブラスをどうする事も出来なかった。

後日、矢的は再び謎の女性に遭遇。実はその女性の名は星沢子。宇宙人であり、イトウチーフの婚約者でもあったのだ。
自分の宇宙船を怪獣ギマイラに攻撃され、地球に不時着し、潮風島でしばらく生活していたのである。
そしてイトウチーフと自分の父親を怪獣にして殺してしまったギマイラに復讐するために歩き回っていたのだった。
隊員たちの装備品の爆薬を奪い、単身でギマイラを攻撃しようとする沢子を矢的は止めようとするが、
沢子はギマイラの住処を爆破させ、遂に島民や怪獣たちを操っていた根源たるギマイラがその姿を現す。
UGMの攻撃をものともせず、霧を吐き出し、島周辺を霧で覆い尽くしていく。
ウルトラマン80に変身した矢的であったが、ギマイラの圧倒的なパワーの前に歯が立たない。
絶体絶命のピンチに瀕した80に、突如ラブラスの加勢が入りピンチを免れる。
そしてギマイラがラブラスに制裁を加えている間に、80に体力回復と反撃の猶予を与えてしまい、
ギマイラは80から渾身の反撃を受け、怯んだ所をムーンサルトキックを受け爆発四散する。


ギマイラに殺されたラブラスは元のイトウチーフの姿に戻る。
涙に暮れる星沢子は自らの命と引き換えにイトウチーフを生き返らせ、散り行くのだった……


MUGENにおけるギマイラ

zektard氏によるギマイラが手書きキャラとして公開されている。
防御力が非常に高くlifeが1500、defenceに至っては何と350もあり、ゴモラテレスドンアントラーの250、
ヘドラギャオスの200、改変ゴジラの165をも上回る。
その上通常攻撃だけでも非常に高い攻撃力を持っており、使用時に無敵のある攻撃も多い。
更にダロンやラブラスを呼び出して敵を攻撃させる事も出来るという原作に忠実な技も搭載されている。
また、ガードの際のグラフィックは「ラブラスを盾にする」というものである。
超必殺技ではzektard氏オリジナルのギマイラ完全形態“パーフェクト・ギマイラ”に変身。角からビームを発射する。

この様に技性能、基本能力共に強力だが、AIが搭載されておらず、普通のキャラに負けることも多い。
とはいえwatch modeでの強さが丁度良く、怪獣相手だといい感じで相手の体力を減らしつつ負け、
理不尽な強さには見えないので、動画使用にも割と適している。

なお性能を把握した上で人操作するとかなりの強さを発揮し、あらゆる上位怪獣キャラを屠る程のステータスを有しているので、
負けさせたい時はwatch mode、勝たせたい時は人操作と動画使用時に使い分けるといいだろう。

技の性能はこんな感じ
  • デストロイクラッシュ
    • 拳にエネルギーをまとい、強烈なパンチを繰り出す。
      一番攻撃力は低めで、攻撃範囲も他の技ほど広くないし、自分の食らい判定も消えない。
      しかし他の技より発動が早く、連続ヒットを狙える為、かなりのダメージも期待できる。
      隙も少ない技なので、接近戦を仕掛けられたらすかさず繰り出そう。
  • カオスフォッグ
    • 口から吐く霧で攻撃する技。劇中でも多用していた技である。
      ノーゲージの技だが、技の発動が早く、発動中は自分の食らい判定が消失。
      そしてわずかではあるが相手のAPを削ることも出来、攻撃できる範囲も広いと非常に強力。
      人操作ならこの技の連発だけでハメ殺せることも多い。
  • バンパイヤファング
    • 敵に噛みつき攻撃するつかみ技。劇中では特に使用しておらず、吸血も長い舌で行っていたのだが、ギマイラの外見にかなりマッチしており違和感はない。
      アーマー持ちで投げ技有効の相手ならば一度ヒットを決めたらそのままハメ殺す事も可能。
      しかしやはりつかみ技なので敵に接近しないと使えず、威力も低いので実用性があまりないのが欠点。見栄えはいいのに…。
  • ラブラスファイヤー
    • 前述のようにラブラスを呼び出してラブラスの火炎で攻撃する技。
      発動は遅いが、やはり自分の食らい判定が消えるので心配はいらない。
      同時に中々高威力で発動中の時間も長く、弾幕を繰り出された時の回避及び反撃などに非常に有効。
      食らい判定も広範囲で、カオスフォッグに比べて遠くまで届くのでうまく使い分けよう。
      劇中では使用していないが、着ぐるみの改造前のせいかあまり違和感は感じない。
  • ダロンウィップ
    • ダロンを呼び出して攻撃する技。発動は遅いが食らい判定は消える。
      攻撃できる範囲が上下にも広く、遠くには届かないが広範囲を攻撃できる。
      ノーゲージの技では一番高めの威力なので、状況に応じてラブラスファイヤーと使い分けよう。
  • 究極気孔波
    • 前述のようにパーフェクト・ギマイラに変身し角からのビームで攻撃する技。ゲージを1.5本消費する。
      ムルチ等のビームとは違い、持続時間が長めで、発射中の角付近にもエネルギーが出ているので攻撃判定がある。
      そのため遠距離だけでなく、近距離の広い範囲も攻撃できる。
      威力も高く、通常の防御力のキャラであれば一撃で倒せるほど。
      劇中のギマイラも角からの光線は強力で、直接ラブラスの体内に光線を流し込んでおり、そのイメージを上手く使っており、見栄えもいい。
なおcmd内の技名が実際の技名と異なっているので、コマンドの配置を変えようと思った時には注意。

+ 大会ネタバレ注意、性能や技演出がよくわかる動画
6:03頃から。

ちなみに相手のサラマンドラのdefenceは215、攻撃力の高さがよく分かるだろう。
この動画のように超必殺技の攻撃範囲が少し広めで、懐に入られても超必を当てることができる。

更にCNSファイルを少し書き換える事で、某動画におけるもう一つのzektard氏オリジナルキャラによる
試合開始前イントロに変更できる。
+ ☆ ぎじんか ☆

ギマイラtypeB(バリ音スクス氏アレンジ版)

zektard氏製作版のギマイラを、バリ音スクス氏によるsffファイル及び性能のアレンジが加えられたギマイラ。
グラフィックは、比較的SD風だったzektard氏の物の頭身を上げ、実写風にアレンジされた感じになっている。
技も変更されて尻尾攻撃や角攻撃が追加され、より原作再現が増した。
ゲージ技も突進して角突き刺しからのエネルギー流し込み、舌を巻きつけての放電が追加されている。
ステータスはそれに伴い、低めに設定されている。AIは無いが改変等は自由とのこと。
無限ろだのup1824で公開中。

出場大会

出演ストーリー

怪獣王 王座復権への道
サザンクロス街伝 (第15話に登場。いろんな意味で擬人化注意)

製作者自身の手によるストーリー動画