北条沙都子

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北条沙都子 - (2011/09/11 (日) 21:51:08) の編集履歴(バックアップ)


「イタズラじゃありませんことよ。トラップといっていただきたいですわねぇ」


ゲーム『ひぐらしのなく頃に』祟殺し編のヒロインであり、アニメ第二期厄醒し編の主人公でもある。
中の人はわぴこヴァニラさんとノーマッドでもお馴染みのかないみか氏。

+ 第三章「祟殺し編」のあらすじ
雛見沢の生活にだいぶ慣れてきた圭一は、部活メンバーと共に楽しく過ごしていた。
そんな時ふとした事で沙都子の今の生活を仲間の梨花から話を聞いてしまう。

彼女が数年前に両親が死に、様々な苦労で最愛の兄「悟史」が一年前に家出をした過去。
その事で彼女は家出した悟史の為にも梨花から様々な家事を教わっているという今を。

沙都子の状況を知った圭一は悟史が帰ってくる間まで沙都子の兄代りになる決意を持ち始める。
その後に野球監督の入江も同じ様に沙都子を家族の様に想う優しい大人と出会う。
今まで何となく見ていた雛見沢の姿。 だが今では少しだけ輝いて見え始めていく。
幸せな日々。 代理とはいえ、誰かの為に過ごす日常は彼にとって光り輝く生活だった。

だが、興宮で一つの捨てられた袋が見つかってから少しずつ日常は狂い始める。


もうすぐ終わる。 全て終わる。 ・・・・・・そう、ひぐらしのなく頃に。

圭一の下級生の女の子(恐らくは9~11歳辺りの小学校高学年)。
相手の動きを予測して巧みにトラップを仕掛けるというとんでもない趣味を持ち、「トラップマスター」の二つ名で呼ばれる。
その種類は実に様々で、到る所にトラップの散りばめられた裏山は彼女のテリトリーとなっている。
そのトラップは実戦経験は少ないがある特殊部隊を完全に返り討ちにし、後に裏山を調査した自衛隊がトラップに関する教導を依頼しようとしたほど。
その悪質さは、かのキラーダンジョン『ベア・ダンジョン』にすら例えられる。
……って、社会思想社版の『トンネルズ&トロールズ』ネタなんて誰に理解できるねん。

運動神経が大変良く、兄の悟史がやっていた野球は特大ホームランを打つほどの大得意。
家事は他の部活メンバーよりは上手ではないが、普通に出来る程度(しかし、年齢から考えれば凄いこと)。
しかし、料理は出来るのにブロッコリーとカリフラワーの違いが分からずに圭一や魅音にからかわれる事も。
酷い時はアスパラガスで質問する。……見た目ですでに違う
ちなみに嫌いな野菜はカボチャを始めとしてかなり多いが、身体的発育は同年代の子と比べても進んでいる模様。
・・・と、思いきや漫画では何故か同年代どころか明らかに巨乳に近いほど進んでいる。いいね、ロリ巨乳

「~ですわ」などといったお嬢様口調で話すが、その口調には間違いが多く、
喋っている本人は上品なつもりでも周囲のほとんどが挑発的に聞こえる。
その口調や特技のせいで一見無茶苦茶な性格に見えるが、実際は仲間内でかなりの常識人。
生意気盛りで、ことあるごとに圭一に対抗意識を燃やしてちょっかいを出すが、
まだ幼いため逆に魅音や圭一にからかわれて泣いてしまうことも。
しかし負けず嫌いな上に懲りないので、決してめげることはない。

原作の皆殺し編にてストーリーの落差が激しい本作を象徴するごとくに感情の落差が激しい彼女は、
ヒロインとして竜騎士07公認(?)で「ミスひぐらし」の称号を与えられる。

なお、独特の口調やトラップを仕掛ける趣味は、誰かに構ってもらいたい気持ちと自立しようとする心の表れである。

+ 原作ネタバレあり

「まったく、しょうがないにーにーですわねぇ?」

ギャグパートではぱっと見わからないが、ただでさえ色々重い過去を背負ってる部活メンバーの中でも
恐らくは最も悲惨な人生を歩んできた少女。

母親が次々と離婚・再婚を繰り返し、その度に義理の父親に厄介者扱いを受け、時には虐待されることもあった。
しかも両親がダム騒動時に推進派に回ったとばっちりで村八分を受けてしまう。
これらの逆境で沙都子の精神が病んでいることに気づいた母親と最後の義理の父親は、
沙都子と本当の親子になろうと心を入れ替えて沙都子の心を癒そうとするが、
沙都子は急に優しくなった両親への疑心暗鬼の末に、両親が自分を殺そうとしていると思い込み
殺される前に殺そうと両親を崖から突き落とし殺害してしまう。
その後引き取られた叔父夫婦には苛められ、挙句の果てにずっと自分を庇ってくれてた兄までもが失踪する。

という最早呆れる位の不幸人生を歩んでいる(沙都子の性格にも非が無いわけでもないが)。
更に、その過程で雛見沢症候群のL5まで発症しているのだから不幸キャラ属性が徹底している
特にPC版祟殺し編前半の萌え具合と中盤の欝状態のギャップはそれまでの豹変した人達に感じた恐怖とはまた違った感情をプレイヤーに植えつけていった。
因みにPS2版の『祭』では流石に両親を突き落とすのはマズイと判断されたのか両親に対する疑心暗鬼が間違いと気づいた直後に崖から落下しかけ、
両親が助けようとして沙都子が助かった代わりに両親は落ちていく
という風になった。
ただしあくまで沙都子の口頭であり事実は不明。あと、原作のあられもない格好はR18クラス

+ 雛見沢症候群&L5とは
雛見沢村に存在するウイルス性の風土病で、作品の根幹を成す設定の1つ。
通常は感染レベルL1~L3で日常生活に支障は無いが雛見沢から離れたり、強い疑心暗鬼を抱くことで
更なる疑心暗鬼やホームシック、頸部と腋窩のリンパへの異常な痒みなどを引き起こす。
疑心暗鬼による思い込みから来る幻聴・幻覚、誤認も確認されている(たまにひたひた迫る足音が混じってるけど)。
特に末期症状のL5は、妄想から来る凶行や上記の痒みから血管が破れるまで喉を掻き毟る等非常に危険な状態で、
このクラスになると昭和58年6月時点では1日数回の注射によってL3に押さえ込むのがやっとらしい。
(逆にL5誘発剤も作られており、彼?が毎回死んじゃう原因になっている)
その狂戦士製造薬と成り得る特性に目を付け、太平洋戦争中に軍部が前線の兵士に投与しようとしたり、
日本の再軍備と大東亜共栄圏実現を目論む政府組織『東京』が鷹野三四を利用して研究していた。
また、雛見沢症候群には女王蟻的な「女王感染者」が存在し、古手家直系の人間が該当する。

ちなみに、ひぐらしMADでこの単語が多様された事から、
ニコニコ動画においてL5は異様な発言や言動を見せるキャラクターを指すようになった。
(それまでは、専らKOOL?が同様の意味で用いられていた)
更にそこからつかさ症候群末期症状(T5)を起源とするらき☆すた症候群末期症状(L5)なる単語まで生まれた。
(意味合いとしては動画的な意味のL5と釘宮が合体したようなもの)

にーにー…

兄が失踪した原因が、自分が兄に甘えすぎた事にあると深く反省しており、自らが強くなるために色々努力をしているが、
その決意が「兄が来るまで耐える」という間違った方向に進みがちで、叔父の鉄平による虐待問題などで事態をややこしくしている。

+ てっぺい☆
沙都子の母親の再婚相手の弟で、どうしようもないチンピラ。現在は麓の興宮で生活している。
稀に昭和58年6月の雛見沢に帰ってきて、沙都子を家に連れ帰って家事にこき使ったりする。
他にも、愛人と組んでレナの父親相手に美人局(つつもたせ)を企んだりとろくな事をしてない。
そういった編ではまず間違いなく疑心暗鬼担当の人間に天誅される運命である(一部を除き)。

そんな彼だが、罪滅し編の辺りからきれいなジャイアンならぬ「きれいなてっぺい☆」ネタが流行り始め、
いつしか暴力や「このダラズ!(このバカチン!とかそういう意味の方言)」という台詞も含めて
ひぐらしMADには欠かせないネタキャラ扱いされるに至った。
興味のある人は検索してみることをお勧めする(腹筋崩壊的な意味で)。
特にきれいなてっぺいを見たい人は「鉄囃し編リンク」でタグ検索をすると幸せになれるかもしれない。

ちなみに残酷な話だが、彼女の発症や悟史の失踪は惨劇を破るための必須事項であるとだけ記しておく。
もし、この出来事が無かったら彼女が雛見沢には来ない為に、
惨劇解決どころか村を変えて彼女が本当の成長をするきっかけが無くなるほどの必須事項。


MUGENにおける沙都子

ひろゆき(笑)氏製作。ちなみに(笑)の部分までしっかりHN。
EFZのみちるをベースに作られたラッシュタイプのキャラ。
トラップを上手に使いこなせば強キャラにも十分勝てる。

ストライカーでbaggy氏製作の梨花が登場する。
なお、覚醒は搭載されているがbaggy氏のキャラとは条件が違う為知らない人も多い。

最新版のAIは10段階設定可能で、Lv10にすると、俗にいうウメハラな状態になる。
また、AIレベルが高いほどトラップによる起き攻めAI殺し、時にはトリカゴ染みた戦法を多用するため、「罠の錬金術師」などと呼ばれて恐れられている。

現在は代理公開サイトが閉鎖されたため、入手は不可能。

出場大会

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