ハイドロマン

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ハイドロマン - (2022/01/08 (土) 02:19:14) の編集履歴(バックアップ)



+ 日本語吹替声優
三宅健太
『スパイダーマン(1994年アニメ版)』
島香裕
『アメイジング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン』
宮本克哉
『アルティメット・スパイダーマン VS シニスター・シックス』

マーベルコミックの代表作『スパイダーマン』シリーズに登場するヴィラン。
初出は1981年の『The Amazing Spider-Man #212』。

本名はモリス(モリー)・ベンチ
USSの船・ブルドッグ号の乗組員として働いていたが、スパイダーマンとネイモアの戦いに巻き込まれて遭難し、
強力な発電機がテストされている海域へ落ちる。これがきっかけとなり、ハイドロマンへと変貌。
人間でなくなった事への復讐として、スパイダーマン達を襲撃する。

見た目通り、体を液状化させる事が可能で、狭い所でも難なく通過出来る。
また、別の水と融合して津波や高潮を引き起こす事も出来る。
水以外の化合物とも融合出来るが、セメントと融合して硬化したり、消化器と融合して気分が悪くなったりと、弱点になった事もある。
特殊能力以外では、ストリートファイトにも精通しており、本人の格闘能力も侮れない。
同作のヴィラン・サンドマンとは見事に対となっており、共闘した事もあるのだが、
乱戦の最中にうっかり融合した両者は泥の怪物「マッドシング」と化してしまい、元に戻るのに数か月を要するという散々な結果に終わっている。

1994年アニメ版ではピーターの彼女であるMJの元カレという設定になっている。
ピーターに名前を「ドロドロマン」と間違えられる珍場面も。原語版ではどう言ってたかは知らないが。吹替でのアドリブかもしれない

『マーベル・シネマティック・ユニバース』の23作目『ファー・フロム・ホーム』では、
本人は出ていないものの、水のエレメンタルズはハイドロマンがモチーフとなっている。


MUGENにおけるハイドロマン

Hobgoblin氏によるハイドロマンが存在していたが、現在は以下の改変版のみが入手可能。
いずれもMUGEN1.0以降専用となっている。

+ Shining氏 & Somm氏(S666氏)製作
  • Shining氏 & Somm氏(S666氏)製作
海外サイト「The Mugen Multiverse」のShining氏のフォーラムにて公開中。
常時体が半透明になっていたり、ジャンプや移動、ガード時は水飛沫が飛ぶなど、原作同様の液状化能力がきっちり再現されているが、
スプライトに抜けがあるらしく、投げ技など一部の攻撃を食らうと姿が消えてしまうのが残念な所。
また、半透明なせいで一部のステージでは姿が見えにくくなるのも難点。
カラーパレットも豊富に用意されているのだが、記述に不備があるのか反映されておらず、実際にはデフォルトカラーしか選択出来ない。
なお、Readmeの類が無いので各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。

操作方法はシンプルな6ボタン方式。
MVC』仕様ではないが、地上立ち攻撃でチェーンコンボが可能。
また、スーパージャンプこそ無いものの、やたらと高く跳ぶ2段ジャンプや三角跳びを持つので機動力は意外とある。
必殺技超必殺技は液状化能力を活かしたものとなっており、腕を伸ばしてパンチ(というか水流噴射)したり、
巨大竜巻の発生や下半身を渦巻きに変えての体当たり、サンドマンを呼び寄せて融合、マッドシングになって突撃するなど、派手で強力なものが多い。
特に渦巻き攻撃は密着してフルヒットさせると6割のダメージを叩き出し、マッドシングは0.5ゲージ消費で初段以降はガード不能と高性能。
あと水使い繋がりなのか、何故か風間流忍術っぽい技も幾つか所持している。
…が、「月昇・水柱波」っぽい超必殺技はダウンを奪えない上に、途中で攻撃判定が消失するという死に技なので封印安定である。
この他にも、地上強Pを当てると腕伸ばし(強版)が自動で発動し、相手との距離が大きく開いてしまうという妙な仕様があったり、
しゃがみ攻撃のモーションが弱・中・強で全て同じだったりと、通常技には結構癖があるので注意。
中々面白いキャラに仕上がってはいるのだが、前述したスプライトの問題もあり、サンドマンや他のヴィラン達と肩を並べて戦うのは厳しいだろう。
AIは搭載されていない。

+ Gartanham氏製作
  • Gartanham氏製作
上記のハイドロマンをベースに、通常技やイントロ・勝利ポーズ・必殺技や超必殺技の追加等の大幅な改変を施したもの。
改変元にあったスプライトの抜け落ちが修正されている他、Readmeやカラーパレット、html形式のコマンド表も新たに追加されている。
なお、操作方法は『MVC』風仕様となっているが、空中技の判定に難があるためエリアルレイヴは不得手。

新たに追加された技は、車輪状に変形して突撃する「ゾディアックファイアSpin attack」、
空中で回転しながら滑空する「オービターブレイズSpin Attack in Air」といった某宇宙の帝王を彷彿とさせるものや、
洪水(大津波?)を引き起こす2ゲージ消費の全画面技「Multi waves」等。
特に「Multi waves」はフルヒットで4割、ガードされても2割以上の削りダメージを叩き出すという高威力を誇る。
でも下半身を渦巻きに変えて突撃する1ゲージ技の方が減るのは内緒
……が、真に恐ろしいのは威力も高い上に超必で追撃可能、おまけにゲージ減少効果(約1本分)まで付いているという通常投げの方かも知れない。
また、死に技だった「月昇・水柱波Water shield」がダウンを奪えるようになっていたり、
マッドシングに変身して突撃する技が3ゲージ消費に変更されていたりと、既存の技性能も一部調整されている。

AIも中々強いものがデフォルトで搭載されているので、動画使用にはこちらが適しているだろう。
なお、現在「The Mugen Multiverse」で代理公開されているものは古いバージョンなので注意。
最新版は下記の動画から入手されたし。
紹介動画(DLリンク有り)



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