バルカン


マーベルコミックに登場するヴィラン。初出は2006年の『X-Men: Deadly Genesis #1』。
ロボットアニメ等で名前をよく聞く機関砲(正確にはM61という特定の機種のみの通称のはずだが、宇宙世紀では誤って伝わったらしい)ではない。
…というより、そちらも含めて由来はローマ神話に登場するの神(ラテン語的発音では「ウルカヌス」)と思われる。
格ゲー的な話をするならヴルカーノ・ロッソとかヴルカーン・ヴァイネン等の名前の由来でもある。
知らない人にはギリシャ神話における鍛冶の神ヘパイストスのローマ神話版と言えばまだ通りがいいだろうか。

本名はガブリエル・サマーズ。身長183cm。体重83kg。
クリストファー・サマーズとキャサリン・アン・サマーズは、息子のスコットアレックスを乗せて飛行機で移動中、シーアー帝国の宇宙船に遭遇。
スコットとアレックスは逃げたが、クリストファーとキャサリンは捕らえられ、殺されたキャサリンが身籠っていた赤ん坊である。
要するに例のごとく後付け設定で居たことになったサイクロップスの末弟
機械に入れられてすぐに少年へ成長し、地球で奴隷にされた。脱走した後、モイラ・マクタガート博士に拾われ、ガブリエルと名付けられた。
初代X-MENが捕まると、プロフェッサーXから訓練を受けてX-MEN救出任務に向かうも、死亡してしまった。
このため、プロフェッサーXはサイクロップスからガブリエルの記憶を消去していた。

M-Day」の後、地球のミュータント達から搾取された膨大なエネルギーによって復活し、バルカンと名乗る。
バンシーを殺害し、上述の記憶消去を裏切りと称して暴露し、シーアーへ母の仇討ちに行く。
その過程でシーアー帝国に抵抗する宇宙海賊を率い、マジェストリクス・リランドラを新たな皇帝にしたクリストファーを殺害。
また、リランドラの姉妹であるデスバードとの婚姻を通じて皇帝となり、彼女の兄弟であるディケンを殺害した。
その後、インヒューマンズ率いるクリー帝国の征服を企むも、ブラックボルトとの一騎打ちで爆発に巻き込まれ、死亡した。

あらゆる種類のエネルギーの制御・操作・吸収が可能。

(参考資料:『マーベル・エンサイクロペディア』)


MUGENにおけるバルカン

aa250氏とbdc氏が共同製作したノヴァ(現在入手不可)を元にBlagoy氏によって改変された未完成版を、
Shining氏が引き継いで完成させたMUGEN1.0以降専用キャラが存在。
現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」で代理公開されている。

操作方法は4ボタン方式。
ダッシュが存在せず、機動力に乏しいが、ボタン1つで必殺技を繰り出せるアクションゲームの様な仕様になっているため、
他のキャラに遅れは取らないだろう。
通常技飛び道具中心で、自分を中心に真上にまで至る衝撃波や、横か斜め上に放つ気弾、拳に炎を纏って突進する技を持つ。
超必殺技全画面判定の衝撃波となっている。
AIは未搭載。
参考動画。お相手はDoom氏&O Ilusionista氏のブルズアイ

出場大会

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最終更新:2025年03月17日 23:34