SF映画『
プレデター』シリーズの3作目である映画『プレデターズ』に登場する異星人。
「
ベルセルク」もしくは「
バーサーカー」と呼ばれるプレデターのリーダー格で、
過去作に登場したプレデター達「クラシック」とは生物的には同じだが別の人種に当たる種族。
このため、これまで
網タイツのような外見がお約束であった服のデザイン違いがある他、彼らの性質や嗜好、流儀もクラシックと異なっており、
自身が強者と認めた相手に重要な装備であるマスクを外して素顔を見せたり(「獲物を狩る」のではなく「強敵を打ち倒す」意志表示)、
ファルコナーのように見込みのある相手には光学迷彩を解いてリストブレイドのみによる一騎討ちを行うなど共通した部分もあるが、
どこかへ狩りに行くのではなく獲物を自らの狩り場に放つなど、これまでのプレデター達には見られない行動を多く取っている。
経緯は不明だが、少なくとも『プレデターズ』時点ではクラシックとは対立関係にある。
大なり小なり強者には敬意を払う姿勢が見られた過去作のプレデター達と異なり、
上記の通り儀礼こそ取るものの自分を散々翻弄した主人公格のロイスを追い詰めた際に、
敢えて一思いに殺さずに何度も痛ぶってからトドメを刺そうとするなど性格は従来のクラシック以上に残虐。
一方で実力者なのは確かで、劇中でロイスに協力したクラシックの個体を一騎打ちで圧倒した末に倒した他、
ロイスの手榴弾を用いたトラップに引っ掛かり苛立ちを見せながらも、
続けて火を使った熱探知センサーの撹乱に対し、冷静にセンサーを心音探知に切り替えて対応している。
MUGENにおけるミスター・ブラック・プレデター
Ghost Rider氏によるキャラが存在。現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」で代理公開されている。
フォルダ及びキャラ名は「Berserker」。
スプライトはchuchoryu氏の
シャオ・カーン(恐らく素体は
サガット)がベースとの事。
ちなみにGhost Rider氏は『プレデターズ』をあまり評価していないものの、ミスター・ブラックのデザインは気に入ったため製作に至ったのだとか。
操作方法は『
MVC』で、スーパージャンプは無いがチェーンコンボやエリアルレイヴが可能。
リストブレイドによる近接技や、プラズマキャノンやレイザーディスクなどの
飛び道具、飛び道具を無効化する光学迷彩と、
プレデターならではの攻撃手段はしっかりと押さえており、
超必殺技ではスピアを振り回す技やプラズマキャノンを連射する技を使用する。
ただしReadmeの類が付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要があるのだが、
何らかのキャラ製作テンプレートを用いているらしく、未使用のコマンドが多い上に正確な技名も不明なので、どんな技か使ってみるまで分からないのが難点。
また、ドットのベースとなったキャラが大柄なせいか
通常技の打点が高く、相手によってはチェーンコンボがスカってしまう他、
空中強攻撃が受け身可能な上にジャンプが
ティッシュ気味であるため、エリアルを決めても場合によっては
反確という欠点も。
この他、しゃがみ弱Kはヒット時に自身のヒットバックが無く、相手のノックバックもごくわずかという素敵な仕様となっており、
絶妙なタイミングで連打すると凄まじいヒット数を叩き出す事が可能。
AIはデフォルトで搭載されている。
最終更新:2024年12月22日 16:09