かつて
ウルトラマンを倒した
宇宙恐竜ゼットンの「カイジューソウル」を受け継ぐ
“怪獣娘”。
誕生日不明(『さらばウルトラマン』の放送日と同じならば4月9日?)、血液型不明、そして変身解除時の本名も不明という、あらゆる面で謎に満ちた少女
(名前に関しては台本にも載っていなかったらしく、理由は不明だが意図的に設定されていない可能性が高い)。
国際怪獣指導組織「GIRLS」に所属する中でも最強の怪獣娘とされており、
怪獣娘の格闘技大会・大怪獣ファイトの初代王者である
歌川ベニオ(
レッドキング)を圧倒して全戦全勝できる程の格闘能力に加え、
一兆度の火球による攻撃は謎の敵「シャドウ」の上位個体シャドウビーストすら一撃で消滅させてしまう。
バリアに関しても自分を防御するだけではなく、複数枚を展開したり、味方の周りに展開して防護するなどの応用が可能。
テレポート能力を駆使してシャドウの巣窟に単独突入し、報告時には既に壊滅させているなど作中では苦戦する描写すらない。
おまけに、まだ全ての実力を発揮していないという底知れ無さを秘めている。
作中では
宮下アキ(アギラ)、
牛丸ミク(ミクラス)、
白銀レイカ(ウインダム)の三人がGIRLS本部に呼び出された当日、
本部前で発生した火災をバリアで覆って鎮火する活躍を見せ、三人に怪獣娘としての自覚を与えると共に、アキにとっての憧れの人となった。
ゼットン側もアキにシンパシーを感じているらしく、彼女の成長を見守っており要所でサポートしている。
有能だが寡黙で必要最小限の発言しかせず、他のGIRLSメンバーとは殆どコミュニケーションを取っていないようだが、
公式サイトに掲載されている小説では、彼女らに対する仲間意識や思いやりも描かれている。
劇場版『黒』では
ブラック指令からも最強の怪獣娘として恐れられていたが、
同格の力を持つと噂される
ガタノゾーアの暴走を阻止すべく駆け付けたものの、既に事態は解決済みというオチがついてしまった。
ちなみに
ウルトラマンオーブことクレナイ・ガイの演者である石黒英雄氏が、お気に入りと公言しているキャラでもある。
何の因果かオーブはゼットンの派生種との戦闘数が多く、
マガゼットンとゼッパンドンに至っては因縁の相手である。
石黒氏以外のファンも多く、アニメ版1期放送中に行われた人気投票では主人公のアギラを差し置いて第1位だった。
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その他の作品でのゼットン(怪獣娘) |
ソーシャルゲーム『怪獣娘~ウルトラ特訓大作戦~』では操作可能キャラクターとして登場。
飛び道具として火球が使用でき、遠距離から敵を排除できた。
同じくソーシャルゲーム『モン娘☆は~れむ』にもゲスト出演しており、プレイアブルキャラとして登場。
火属性の魔法アタッカーで、全体的なステータスの高さと高威力のスキル攻撃が特徴。
使用可能なスキルは、敵全体に火属性特大の魔法ダメージを与え、更に1ターンスタンさせる「一兆度トリリオンメテオ」、
火・水属性ダメージを1/10にする「ゼットンシャッター」、味方の速度を早めてスキル使用を1ターン減少する「テレポート」。
速度が遅いこと以外はかなりの高性能キャラであり、特にリキャストが速いのに威力も効果も優れた「一兆度トリリオンメテオ」が極めて強く、
実装当時はバランスブレイカーではないかと議論になったほど。
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また、初代とは別にパワードゼットンも擬人化されており、こちらも『ギャラクシー★デイズ』で一コマだけだが登場している。
初代と比べゴツさのあるデザインとなっている…が、
ある一点だけ初代に大きく負けているのは秘密。
主人の
ゼットン星人も同コンテンツで擬人化されており、アニメとは別世界観の漫画『ギャラクシー★デイズ』では姉妹関係にある。
MUGENにおけるゼットン(怪獣娘)
ガ・タキリ・バ氏によるキャラが2025年6月21日に公開された。
アニメ『怪獣娘』でのデザインを基にしたアプリゲーム『怪獣娘~ウルトラ特訓大作戦~』の
スプライトを使用したSDキャラとなっており、
ボイスも搭載されている。
操作方法はシンプルな2ボタン方式。作中の設定を反映して意図的に強めに設定されているとのこと。
必殺技は飛び道具の「火球」。
SFC版『ウルトラマン』におけるゼットンのように火球を三連射する「3way火球」、
打撃・飛び道具双方を無効化して反撃する「バリア」。レバー入力で移動先を調整できる「テレポート」。
超必殺技は巨大・高威力の火球を発射する「特大火球」(3
ゲージ消費)。
AIは未搭載。
出場大会
最終更新:2025年07月14日 03:28