年齢:不明
出身地:不明
身長:210cm
体重:45kg
性別:男
民族:不明
血液型:ブレンド
アイカラー:ライトレッド
利き手:両手
職業:墓守
綴り:JENNETY
「私はどこにでも行きますよ」
カプコンのAC用ベルトスクロールアクションゲーム『
キャプテンコマンドー』のプレイヤーキャラクター。
肩書は
「マミーコマンドー」で、国外版での名称は「マック・ザ・ナイフ」。
マックナイフ?そりゃモビルスーツだ
全身に紫色の包帯を巻いたミイラ男の様な風貌で、職業は墓守という怪しすぎる人物。
だが、その正体は正真正銘の異星人。全身に巻いている包帯も実は生命維持装置である。
設定によればジェネティック星の出身とされ、被っている帽子はキャプテンとの友情の証であるらしい。
コマンドーチームの装備にはジェネティーがもたらしたジェネティック星のオーバーテクノロジーが用いられている。
カプコンのファン会員雑誌『クラブ・カプコン』掲載のショートストーリーにて語られた所では、この星は犯罪超人ジェノサイドに滅ぼされてしまったとの事。
イロモノな外見ながらもシリアスなバックボーン持ちであり、墓守をやっているのも母星の仲間達を弔う意味合いがあるのかも知れない。
一方ゲーメストのムック掲載の相関図では、
「ジェノサイドがこのまま力を付けていけば、あと200年以内にジェネティック星を侵略して科学力を手に入れ、ジェネティック星を破壊する」
とされており、まだ無事のようである。
キャプテンの父親は命の恩人であったが、キャプテンの両親が犯罪超人ジェノサイドに暗殺された設定も掲載されているので、
こちらの設定では墓守としてキャプテンの両親を弔っているのかもしれない。
特殊なナイフを得物としており、
翔同様に
倒した敵が溶解するというトドメ演出が用意されている。
なお、後述の『ナムカプ』では無口…というか全く喋らない彼だが、上記のショートストーリーでは冒頭の台詞を発するシーンがあり、
一人称が「私」の丁寧口調である事が確認出来る。
外部出演では『
MARVEL VS. CAPCOM』シリーズにて、
キャプテンコマンドー専用のアシストキャラとして登場。
原作で活躍したスピニング・アタックと同じモーションで空を飛んで攻撃してくれる。
画面のかなり上の方を飛んでいくために地上の相手には当て辛く、かと言って対空技として使える訳でもないため、
対人戦では活躍の機会に恵まれないが、CPU戦では中々厄介な
オンスロートのハイパーグラビテーションを消すのに最適の高さに出てくれるので、
ハイパーグラビテーションを出されたら即ジェネティーを呼んで相殺するという人身御供作戦に使えた。
それどころか
ジェネティーを呼ぶだけでオンスロートを倒せる。第二段階まで倒そうと思うと結構手間はかかるが、それでも頑張れば倒せる
(ジェネティーのみで倒すのが難しければ、第二段階の顔を攻撃するのに最適の位置に出てくれる上に、
使用回数が9回と非常に多い
東風をアシストに選んでおけば、「ジェネティーと東風を呼ぶだけでオンスロートを倒す」
というネタプレイも可能。
コロッサスに飽きたら使ってみよう。最難関は極めて出が遅い「
ソーでオンスロートを倒す」だと思われる)。
オンスロートが居なくなった
というかキャプテンがアシストキャラと化した『MVC2』ではそうした出番も無くなり、使用機会は殆ど無くなった。
余談だが、『
Eternal Fighter Zero』の
里村茜が召喚する柚木詩子が、アシスト時のジェネティーや
フーバーのパロディと思しき技を繰り出す。
他、『
NAMCOxCAPCOM』では同じくコマンドーチームの
フーバーとタッグを組んで自軍参加。
ジェネティー自身は全く喋らず(故に声優も無し)、フーバーが彼の意思を疎通するという形で味方側とコミュニケーションを取っている。
原作では甲高い奇声を発して暴れ回ってたのに
ゲーメスト連載の漫画版では、ゲームで明かされなかった彼の秘密が解明されるような文言もあったがそんな事は無かった。
雑誌の路線変更で打ち切りにならなければ……。
MUGENにおけるジェネティー
翔同様にMazemerald氏が製作し、それをCapcomnator氏とGartanham氏が更新した、
MUGEN1.0以降専用のキャラが存在。
『
MVC』のドットを基に作られており、システムも『MVC』風でチェーンコンボやエリアルレイヴも可能。
動きはややぎこちないものの、きちんと格ゲー出来るキャラに仕上がっている。
流石に相手は溶けたりしないが、原作同様のナイフ捌きやスピニング・アタック、
サマーソルトキック等に加え、原作には存在しないナイフ投擲も習得。
更にミイラ繋がりという事か、同じ
カプコン製ミイラ男の棺を降らせる
超必殺技を持つ。
……あの、確かに包帯グルグル巻きで
「マミーコマンドー」だけど、その人エジプトとは縁も所縁も無いんですよ…。
ボイスも搭載されているが、原作ボイスの他に妙に野太い掛け声を発したり、
超必殺技の1つで突如
「Are you ready!」とか叫び出したりするのでちょっと違和感があるかも知れない。
なお、旧バージョンには
「空中ナイフ投げの「Air Knife Toss」を繰り出すと全身無敵になってしまい、以降はその状態が持続する」という困ったバグがあったが、
そちらはしっかり修正されているのでご安心を。
AIは当初未搭載だったが、2022年12月25日の更新よりデフォルトで搭載済み。
この他にMazemerald氏による専用ステージも別途公開されていたが、現在は入手不可。
舞台は砂漠で背景にはピラミッドと、こちらもやっぱりエジプト風味であった。
ちなみに、公開当初はアニメーションの枚数がやたら少なかったり、動作と
判定が全然違っていたり(判定が
カンフーマンそのまま?)と、
残念ながらあまり出来が良いとは言えなかった。
おまけにフォルダ名は「MUMMY COMMANDO」なのに、ディスプレイネームは何故か
「Jack」。
……ジェネティーやマックは何処行った?
その後は大幅に更新されて
「Mack the Knife」へと改められ、現行バージョンでは
「Mack jennety」に落ち着いたようだ。
出場大会
最終更新:2025年02月16日 13:23