“NOA” NOSTALGIA (魂の原点回帰)
昭和後期平成以降のウルトラ戦士に比べてほとんど喋らず、初代『ウルトラマン』に見られた神秘性を未だ持ち続けている。
こうでなくっちゃな
便宜上ウルトラマンの1人とされているが、その力は歴代『ウルトラシリーズ』のウルトラ戦士と比較してもなお破格であり、
「ウルトラマンは神ではない」という格言が有名なウルトラシリーズにおいて
「例外」として扱われる3名の内の1人に数えられている。
出自や出身すら不明であり、一体いつの時代から存在しているのかすら正確に分かっていない。
ただし、一貫して「全宇宙の平和を守る」という姿勢で行動しているのは確定している。
1兆度の炎を纏ったパンチ「ノアインフェルノ」や両腕から発生させる光の刃「ノアスパーク」など、
通常攻撃ですら並の怪獣なら一撃で倒せる威力を誇る。
そして最大の特徴として、ノアは3大究極技の1つ「ディメンション・ノア」で単身かつ制約を無視してあらゆる次元の時空間を行き来する事が出来る点が挙がる。
マルチバースへの移動は、当初はM78星雲の全ウルトラ戦士がエネルギーを集結させて1人転移させるのが精一杯な高等手段で、
作品が進むにつれてある程度は改善こそされたが、それでも連続して移動はできずそれなりのインターバルが必要であり、
なおかつ行けるマルチバースが限られるorランダムなどの制約があり、
いつでもどこでも自由自在に往来可能、おまけに精神世界など抽象的な領域にまで行けるノアのそれは文字通り規格外である。
この他、自身の全エネルギーと引き替えに次元の狭間に相手を封印する「ノア・ザ・ファイナル」、
詳細不明の奥義「ウルティメイト・ノア」を持つとされる。
メディア展開は、幼児・児童向け雑誌である「テレビマガジン」「てれびくん」にての雑誌連載「バトルオブドリームNOA」が中心で、
その見た目、特に胸のコアの形状の酷似から「答え合わせ」がされるまで、
ネクサス及びザ・ネクストと何らかの関係にあるとファンからは推測されていたが……?
|
+
|
注意。この項目には「ULTRA N PROJECT」のネタバレしかありません |
実はネクサス及びザ・ネクストとは同一人物であり、その「真の姿」こそがノアである。
ノア自身は太古の昔から宇宙の平和を守り続けていたようだが、
『ネクサス』本編より2万年以上前、M80さそり座球状星団にある「 来訪者」と呼ばれる異星人の星にスペースビーストが襲来した際に、
来訪者達を救うべく飛来し、住民と一体化して巨人の姿を取り、適応者を変えながら激戦を繰り広げたのが、
『ULTRA N PROJECT』の世界でノアの存在を知られるきっかけであったという。
戦いの末にスペースビーストを壊滅させたノアは、その代償としてエネルギーを使い果たして休眠に入ったが、
ビーストへの恐怖を克服出来なかった来訪者達はノアに頼る気持ちを捨てる事が出来ず、
ノアを模した対ビースト用最終兵器「ウルティノイド・ザギ」(後の ダークザギ)を作り上げてしまう。
やがて自身がノアの模造品である事を知ったザギは暴走し、ビーストを自ら増殖・進化させては倒して自己進化する……、
といういたちごっこを繰り返し、来訪者の星を地獄絵図に変えていった。
その脅威に対応出来なくなった来訪者達が最後の手段として超新星爆発を起こし、ザギを自分達の母星ごと爆破した事で、
次元の歪みが発生し、ノアはザギごと別の宇宙に飛ばされた。
半ば叩き起こされる形で休眠から覚醒したノアが目にしたのは、転移先で怪獣を操り暴れるザギとそれに応戦する宇宙警備隊達……、
即ち初代 ウルトラマン達が活動していた「M78ワールド」の宇宙であった。
ノアはこの時ウルトラ兄弟達と共闘してザギに立ち向かったが、休眠半ばで覚醒したノアは本調子ではなく、
最終決戦においてノアは「ノア・ザ・ファイナル」を使い、ザギ共々強引に元の宇宙に再転移する強硬手段を使用。
その際の後遺症でザギは身体を失い、ノアも力の大半を失った結果、ウルトラマン・ザ・ネクストの姿と化した。
これをM78ワールドのウルトラ戦士目線で描いた物語が『バトルオブドリームNOA』である。
その後、地球に身を隠したザギがノアを誘うべく呼び込んだビースト・ザ・ワンを追い、弱体化した状態で地球に飛来するが、
うっかりスクランブル発進していた真木舜一の乗る戦闘機と衝突事故を起こしてしまい、
真木を最初の適能者に選んで融合する事で命を繋いだ。
ザ・ワンの脅威を目の当たりにした真木は、自分が負担に耐えられないであろう事を承知の上で戦いザ・ワンを倒すが、
死を警告されてなお家族や人々を守るべく戦いに身を投じた高潔さに感銘し、
そして死は怖くはなく命と引き換えにザ・ワンを倒したのも後悔も無いが家族との別れだけは心残りと嘆く真木を哀れんだノアは、
自分が再度休眠に入るのを承知の上で、力の殆どを使い果たして真木の命を救う道を選んだ。
これが『ULTRAMAN』の出来事であり、ノアと地球人が接点を持ったきっかけである。
なお、現在に至るまでコミュニケーションを求められても無口、あるいは一方的に語り掛ける姿勢であったノアが、
直接「会話」したのは真木のみである。
そして数年の地球での休眠により、十全の状態でないにせよ再度戦えるまで力を取り戻し、
かつ地球環境への適応率を高めて戦いやすいように変化させた形態が「ウルトラマンネクサス」である。
そして『ネクサス』最終回、ダークザギの復活によって地球が滅亡寸前に陥る中、
本作の主人公である孤門一輝がデュナミストとして覚醒し、ウルトラマンネクサスに変身。
更に幾人もの人間が関わり合い束ねられた絆の光や、闘いを見守っていた人々がレーテ消滅を機にウルトラマンの記憶を取り戻した事で、
人々との絆を取り戻したネクサスは究極最終形態であるウルトラマンノアへと強化変身を遂げる。
絆の象徴たるノアは本来互角であるはずのダークザギを全く寄せ付けずに圧倒し、ノア・インフェルノを喰らわせて宇宙空間へ放逐。
追撃として発射したライトニング・ノアにより、不死身のダークザギを完全消滅させて長きに渡る戦いに終止符を打ったのであった。
ダークザギが登場していたため、『バトルオブドリームNOA』を知る視聴者からはその登場を予感されていたが、
想像を上回る余りにもドラマチックな覚醒と熱い展開、各作品のミッシングリンクが繋がった爽快感から、
「ウルトラシリーズ史上最高の最終回」と呼ばれる程に強烈な印象を残した。
|
+
|
他作品における活躍 |
- ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国
M78ワールドとは別のマルチバース「アナザースペース」にて世界を救う秘宝“バラージの盾”と共に伝説の存在として語り継がれ、
ミラーナイトの故郷である鏡の星の奥深くに築かれたバラージ神殿にウルトラマンノアを模した石像が祀られていた。
紆余曲折を経てそこに辿り着いたものの安易にバラージの盾の力を求めるナオ達に対しては何も与えることはなく、
ナオにテレパシーのような形で「バラージの盾とは全ての人々の心の中にある輝きである」と意思を伝えた。
やがて、物語の終盤にて圧倒的な力で暴れ回るアークベリアルに対し、それでも尚諦めずに立ち向かうウルトラマンゼロの姿に勇気づけられ、
アナザースペース中の戦士達が立ち上がる中、エネルギー切れにより臨死状態だったゼロの精神の中に彼が小さく見えるほどの超巨大な幻のような姿で現れ、
アナザースペースの人々の心の光を結集して完成させたバラージの盾=ウルティメイトイージスを授けた。
本作の立ち位置はさながらRPGで主人公が試練を乗り越えたところにその報酬を与える超越者の様であった。
本作でM78ワールドにも惑星バベルの「聖域」にノアが出現するという伝承がると判明。
アブソリューティアンのアブソリュートタルタロスはノアを脅威となりうる存在と判断し、アブソリュートティターンをノア排除のために派遣。
パトロール中にソラからの連絡を受けて急行した、ウルトラフォース、ウルトラマンリブットがティターンと戦う最中、
ネクサスの姿で出現してその場の全員に襲い掛かり、ジュネッスへと変身して展開したメタフィールドの中にティターンとリブットを閉じ込めた。
このメタフィールドは通常と異なりネクサス以外のエネルギーを吸収する効果があった。
当初はティターンの悪意に反応したが故に無差別に敵と見なした存在を排除せんと暴走していた推測されていたが、
その真の目的はウルトラ一族とアブソリューティアンの「共通の敵」として立ち回る事で、
両種族に共存の可能性があると伝える事だったようである。
そして狙い通り呉越同舟という事で共闘して見事メタフィールドを突破してみせたティターンとリブットに対し、
種族の共存の可能性をテレパシーで伝えた。
その後、口では否定しつつも幾何か心動かされたティターンを見て怒ったタルタロスが差し向けたウルトロイドゼロからリブットを守るべく、
ジュネッスブルーの姿で再度出現し、終始戦いを優位に進めた末に本来の姿であるノアになり、ライトニング・ノアの一撃でウルトロイドゼロを完膚なきまでに粉砕した。
その後は満身創痍のリブットを一瞥した後で転移してその場を去った。
自分からは動かなかったものの明確にゼロに肩入れした『銀河帝国』と異なり、今作ではどちらか片方に肩入れすることなく中立の立ち位置を貫き、
互いに争い合うウルトラ一族とアブソリューティアンに対して試練を与えつつそれぞれに別の選択肢もあると教授する立場を一貫した。
唯一タルタロスの行動に対してはそれはライン越えだと言わんばかりに妨害こそしたが、最後までタルタロス当人には手を出さず、
力尽きたリブットにも結局助力することはなかった。
その行動についてレオからは「この戦いを見極めようとしているのかもしれない」と推測されていた。
そして後に光の国のウルトラ戦士達は、アブソリューティアンの故郷「ザ・キングダム」が滅びの危機に瀕しており、
アブソリューティアンという種族自体が滅亡の帰路に立たされて新天地を求めていると知ることになるのだが、
ノアは出現する前からその事実を見抜いていたと思われる。
|
|
格闘ゲームにおけるウルトラマンノア
ストーリーモードにあたる「ネクサスモード」には登場しない
隠しキャラ扱い。
プレイアブルキャラ化するには「バトルモード」を5体のキャラクターでクリアする必要がある。
ただし、『ウルトラマン Fighting Evolution3』における
ウルトラマンレジェンドのようなチート性能は無い。
それどころか攻略本でも「派手な技が多いが、なかなか戦いにくいキャラクター」と評されている。
通常技の弱キック(×ボタン)はリーチ、
発生共に優秀で中距離での牽制に使えるほか、
×ボタン連打コンボ、あるいは→キックから□+×の空中コンボに繋げることも可能。
ただし、技の発生が微妙に遅いのでコンボがシビアになり、繋げられる技も少ないという難点も目立つ。
→□+×ではノアイージスを前方に突き出しながら飛行し突進を繰り出す。
こちらも発生が早い上に移動距離が長く、相手をダウンさせるので扱いやすくはあるのだが、
外したりガードされると空中で宙返りして着地するせいで隙が非常に大きく、敵からの反撃がほぼ回避不能になる。
レベル1必殺技(
ゲージ未消費)の「ノア・スラッシュ」は2連射するので扱いやすく、通常飛び道具としては本作最強の技の一つ。
レベル2必殺技「グラビティ・ノア」、レベル3必殺技「ライトニング・ノア」は共に威力・ヒット数に優れる照射ビーム。
ただし、本作では闇の巨人の方が必殺技の連続ヒット数が多い傾向があり、撃ち合いでは負けてしまう。
ライトニング・ノアに関しては発生が遅いのでコンボに組み込みにくいという問題もある。
その為、あえてグラビティ・ノアを2連射したり、ライトニング・ノアはガード削りでトドメを刺す際に使うことが推奨されている。
MUGENにおけるウルトラマンノア
川尘&b波龙&雨依然氏の製作した
MUGEN1.0専用キャラが公開中。
「ノアインフェルノ」や「ライトニングノア」など原作で使用した技に加えて、
画面全体に隕石を落とす「ノア・ギャラクシー」や、『バトルオブドリームNOA』で使用した「ノアサンダーボルト」など、
映像作品で未使用の技も実装されている。
転移による自由自在な移動性能に加えて空中も自在に移動できるなど、機動力も優秀。
AIはデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2026年08月22日 17:30