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ガンバスター

炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!


「いいか、タカヤ。お前とアマノは、一人一人では単なる『』だが、
 二人あわされば『炎』となる。
 『炎』となったガンバスターは…無敵だ!」

  • 分類:超光速万能大型変形合体マシーン兵器
  • 所属:地球帝国宇宙軍
  • 生産形態:試作機
  • 全高:240メートル
  • 乾重量:9,800トン
  • 装甲材質:バスター合金&スペースチタニウム
  • 動力源:大型縮退炉2基
  • 推進機関:ブースター肩部4基・背面部2基
  • 最高速度:光速の99.9パーセント(ワープ時には光速を超える)
  • 乗員人数:2人
(1/1000 ガンバスター パッケージより引用)

ガイナックスのOVA『トップをねらえ!』に登場する巨大ロボット。
全高240mと、主役ロボとしては最大級のサイズを誇る
一時的な天元突破を除外するとしても、フォートレスマキシマス(3km)が居るが。
マイナー作品を含めるなら「サイバーコミック」発の『最強巨神ドデカイン』(2万4千km)も居る

宇宙怪獣に対抗すべく、地球帝国宇宙軍がRX計画の最終段階として開発したバスターマシンであり、
タカヤ・ノリコ(CV: 日髙のり子 )が乗るバスターマシン1号と、
アマノ・カズミ(CV: 佐久間レイ )が乗るバスターマシン2号が合体した姿。
別のアニメだと無差別格闘流のせがれとの恋の三角関係になるキャストだが、おそらく偶然だろう
パイロットの努力と根性によって無敵の強さを発揮する。
合体する形になったのは、本来であればバスターマシンには1機のみ搭載可能な縮退炉を2基連結して巨大縮退炉並みの出力をもたせる為。
これにより、高出力・亜光速戦闘を可能とし、単独での大気圏突入やワープをもこなす。
あまりの巨体から武器を使わずとも肉弾戦での攻撃力でさえ、凄まじい威力を持つ。
ただし、文字通り亜光速で戦闘している関係上、ウラシマ効果によって機外の時間が凄まじいスピードで経過していくという問題がある。
これによりノリコとカズミは様々な悲劇に直面していく事になる……。

+ 『トップをねらえ!』作品紹介
太陽系外から侵入してくる敵対生命体「宇宙怪獣」と人類が接触した近未来。
地球人類は宇宙怪獣に最も有効であるとされた機動兵器マシーン兵器を操るトップ部隊を結成、これに対抗した。
トップ養成学校に入学した落ちこぼれの少女ノリコは、友人やライバル、そして憧れの「お姉様」であるカズミと切磋琢磨しつつ成長していき、
やがてトップ部隊の一員として宇宙怪獣との戦いに身を投じる中で出会いと別れを重ね、亡き父の思い、恩師の意思を背負い、
最終兵器ガンバスターのパイロットとして、コ・パイロットに選ばれたカズミと共に、人類の命運をかけて宇宙怪獣との最終決戦に挑む。

本作はタイトルからして『エースをねらえ!』*1+『トップガン』*2である事や、武装・必殺技解説で元ネタへの言及が多い事からも分かる通り、
熱血スポ根ものとロボットアニメや特撮作品のパロディ的融合というテクスチャ
あと体操服がハイレグレオタードだったり、控えめながらOPから揺れるおっぱいといった当時の流行を使いつつも、
天文学的な数の敵がひしめく銀河規模の戦争と、亜光速航行のウラシマ効果で別れ別れになっていく人々がメインテーマに盛り込まれるなど、
SF考証についてはかなりガチガチに行われており、その如何にも衒学的な部分が少なくない数のSF好きオタク諸兄の心をがっちり掴み、
不朽の名作として語り継がれる事になった。
その影響は各所に大きく、たとえば新海誠氏の出世作となった短編アニメーション『ほしのこえ』などは、明らかに本作の影響が見られる。
漫画版『ゲッターロボG』終盤の一コマのポーズと初代ウルトラマンのBGMをオマージュした初登場シーンは、
所謂 ガイナ立ち として会社自体の代名詞扱いされている。

正式なタイトルは『トップをねらえ! GunBuster』という事でガンバスターは名実共に主役機なのだが、
前述のあらすじ通り立ち位置としては後期主役機という形で、登場は全六話中第四話からと活躍は後半のみ。
ノリコは前半の愛機であった量産型マシーン兵器RX-7"ナウシカ"からガンバスターへと乗り換える展開となっている。
この愛機RX-7"ナウシカ"は第四話後半でノリコに代わり、ライバルであるユング・フロイト(CV: 川村万梨阿 )の友人リンダが、
故障した自機の代替機として搭乗するのだが、宇宙怪獣との戦闘中にマシーンごと真っ二つに切断されて破壊されてしまい、リンダ自身も死亡してしまう。
この"ナウシカ"、物語前半ではノリコの操作が下手なせいで何度も転倒したり嫉妬に狂ったカシハラに落書きされたりと何かと不遇な扱い
ストーリー上も兵隊クラスにすら対抗できない性能だったためトップ部隊は壊滅、人類側の認識の甘さが露呈してしまう。
そしてガンバスターの完成に伴い、後継機である量産型ガンバスターのシズラーに立場を譲る事に。
一応ガンバスターはRXシリーズの最終段階のため、機種としてはRX-7あってのガンバスター、シズラーではあるのだが……。
そのため関連作品や外部出演作品などで本作を知った人などの間では、どうしても後半のガンバスター登場以降の印象が強くなってしまいがち。
しかし前半のスポ根的展開から、中盤の宇宙怪獣との絶望的な戦いでその実態がハードなSF戦争ものであるという事実を突き付けられ、
そこからさらにガンバスターの登場で一気にスーパーロボットアニメに引っくり返り、壮大な結末へと繋がるというカタルシスを楽しむため、
未見の方はぜひ1話から通して見て頂きたい。

その後、公式のスピンオフとして『トップをねらえ! NeXT GENERATION』が漫画・小説などで展開されたが、知名度はそこまで高くない。
現在はいずれも入手困難となっているが、絶版マンガ無料公開サイト「マンガ図書館Z」にて、
矢野健太郎氏が手がけたサイバーコミックス連載の発掘戦艦アレクシオン編の漫画が公開されているので、興味のある方はぜひ。
そして2004年、『NeXT GENARATION』の要素も含んだ直系の続編OVA『トップをねらえ2!』も制作された。
『フリクリ』からメイン監督に起用された鶴巻和哉氏が中心である事に加え、メカデザインもいづなよしつね氏によるポップなものになり、
作風が随分違っている事で賛否はあったものの、初代シリーズとの繋がりを明示するエピローグにより全ての作品が繋がった大団円は、
前作に愛着のある者ほど感慨深いものがあった。
原作OVAから20年以上経った2011年には、かぼちゃ氏作画のコミカライズも行われた。電子書籍化されており手軽に入手可能。
こちらも(当時の)現代風の絵柄や改変部分について賛否あるが、OVA未登場武装の披露などの見せ場もあり一見の価値は十分ある。

+ 幻の続編?
実は2018年に『トップをねらえ3』(仮題)の製作開始が「株式会社ガイナ」から発表されている。
ところがこの「ガイナ」はガイナックスから独立した別法人であり、
2025年には「株式会社BENTEN Film」に名前を変え、現在は名実共に無関係な会社となっている。
この辺りはガイナックス、そして庵野秀明氏が歩んだ複雑な経緯が絡んでいるのだが、
とりあえずガイナ(BENTEN Film)製『トップをねらえ3』はお蔵入りと見て間違いないだろう。そもそも本当に製作開始していたのかすら……

また、本作は二話収録の全三巻・計六話のOVA作品なのだが、
当時発売されたサウンドトラックCD「トップをねらえ! ウルトラ音楽大全集~田中公平の世界」には、
前夜祭である0話を含めた全26話のサブタイトルおよび一部エピソードの音声が収録されており、
OVAはこのうちの第一話、第二話、第九話、第十四話、第十七話、第二五話(最終回)であるという設定となっていた。
そして2005年に発売されたPS2ソフト『トップをねらえ! GunBuster』はこれらの全エピソード完全再現という狂気の沙汰夢の作品となっており、
諸事情により欠番の封印エピソードとなった第十二話「クエーサーより愛をこめて」を除く完全版『トップをねらえ!』を楽しむ事ができる。
『トップをねらえ! GunBuster』OP&ED

なおメインのパイロットはノリコとカズミなのだが、初出撃のエピソードではノリコのみで起動している他、
後半で一時的にカズミが地球に残留していた間は二人のライバルにして親友のユングがコ・パイロットを務めており、
ノリコとカズミだけではなく、ユングを含めたこの三人がガンバスターの搭乗者である。
OVA本編ではユングがガンバスターに乗って戦闘するエピソード(完全版における第18~24話)は描かれていないが、
二人と共にガンバスターと在ったユングの決意が本作のエンディングへと続くため、重要な役割を担ったキャラクターとなっている。

+ 武装・必殺技
特筆すべきは全てが純地球産な事である。
しかも基本的に現実の技術の延長で考えられており、「努力と根性」を標榜しつつも、実際は精神論抜きの純粋な科学力の結晶となっている。
流石ハードSFを自称するだけはある。その割に原理・詳細不明なものが結構あるのは御愛嬌
……つまり技術力とコストが機体の出来に直結するため、
バスターマシンの後続機はグレートガンバスター(4~6号)を頂点に弱体化の一途を辿るのだが、それはまた別のお話*3

  • バスタービーム
ガンバスターの額から発射されるマイナス一億度の冷凍ビーム兵器。迫りくる宇宙怪獣を貫通、切断して薙ぎ払った。
全ての物質が凍る温度=温度の下限である絶対零度(-273.15℃)以下の温度をどうやって出しているのかは不明
(後述もする宇宙空間に満ちるエーテル等からして、作中世界は現実の地球とは物理法則が違う模様ではある)。
額から発射される点はゲッタードラゴンのゲッタービームと同じ。
また、第4話での初発射時のポーズは『ウルトラセブン』のエメリウム光線発射時と同じで、
発光エフェクトは『ウルトラマンタロウ』のストリウム光線に準拠する。

  • バスターミサイル
指先から発射されるミサイル。全て光子魚雷=ブラックホール爆弾である。
これはヱクセリヲン等に搭載されているものと同原理で、
縮退したブラックホール化寸前の弾頭に設定したタイミングで質量を投下する事により、任意地点にブラックホールを発生させるというもの。
ただ、本来はその原理から「発射前に炸裂地点を決めなければいけない」という弱点があり、その為魚雷と呼ばれるのだが、
ミサイルと言うからにはある程度の調整や誘導が効くのかもしれない。
特撮版『ジャイアントロボ』が元ネタ。
着弾地点が消滅する描写は『ウルトラマン』でテレスドンジェロニモンを消滅させた科学特捜隊の兵器「スパーク8」が着想元。

  • ホーミングレーザー
広範囲を攻撃するレーザー。両手から歌舞伎の蜘蛛の巣のように発射する。
多数の糸状攻撃を放つ演出は『科学戦隊ダイナマン』などの特撮作品でも多用されている。
後の創作作品でも多用される誘導光学兵器の草分け的武装
(ただし誘導こそしないものの「曲がるレーザー」ならOVA版『銀河英雄伝説』の方が半年早い)だが、
そもそも如何にして直進しかしないはずのレーザーを反射物無しの空間で屈曲させたり、熱源を誘導するようにする原理は謎。
光ファイバー的なケーブルを先に発射、敵に接続した後にレーザーを撃っているのではないかという考察も存在する。
元ネタが特撮作品ではなく、歌舞伎や能等の『土蜘蛛』な事もあって、説得力のある説ではある。
光ファイバーを当てる事が出来ているなら、そのまま物理攻撃で良くね?
これとは別に全身からレーザーを発射するシーンもあるが、こちらの描写は『伝説巨神イデオン』の全方位ミサイルが元ネタ。
ただイデオンの方は「ミサイルを全方位に発射したところ無限力の影響で光速に到達、結果レーザーのように見える」というものなので、
ガンバスターの場合もレーザーのように見えるだけで実際はミサイル系統の武装だった可能性はある。

  • バスターコレダー
両腕もしくは両脚に内蔵されたステークを敵に突き刺し、100億Vの高圧電流で敵を焼き尽くす。
後に10億ギガVに強化された。足にもある事を考えるとキックからの追撃での使用も考慮されていたのだろう。
あまり聞き慣れない「コレダー」の語源は粒子加速器(collider / コリダー)らしい。
元ネタは『スーパーロボット マッハバロン』の「マッハコレダー」だが、本来は眼部から発射する光線。
そのため紅丸コレダー(最近は英語読みで「コライダー」(コリダーはドイツ語))も、
マッハバロンではなくガンバスターの方がモチーフだろう。

  • ダブルバスターコレダー
分離合体する合体宇宙怪獣に挟まれて潰されそうになった際、手足のバスターコレダーを同時使用して放った即興技。
とはいえガンバスターはあらゆる宇宙怪獣とのあらゆる戦闘を想定した最終兵器のため、こうした状況に予め備えていたものと思われる。

  • カッター
足裏のキャタピラに内蔵された二列に並んだ刃物。
後述のスーパーイナズマキック使用時に展開しそれぞれ反対方向に回転するため、キックの威力を高める。

  • バスタートマホーク
原作では未使用。ただし第5話の合体シーンで左肩に収納されている事が確認できる。
元ネタは『ゲッターロボ』のゲッタートマホーク。

  • バスタートマホークブーメラン
原作では未使用。バスタートマホークをブーメランとして投擲する。言うまでも無く『ゲッターロボ』が元ネタ。

  • バスターホームラン
原作では未使用。ただし第5話の合体シーンでトマホークと共に左肩に収納されている事が確認できる。
宇宙怪獣の発射した光弾をバットで打ち返す荒業。
後述のバスターストライクをこれで打つ事で準光速ミサイルにする、「バスター・ノック」という必殺技もある。
元ネタは『大空魔竜ガイキング』のハイドロブレイザーだが、こちらはパイロットが野球投手ならでわのピッチングである。

  • バスターリング
原作では未使用。最終話などの兵装リストで名前のみ確認できる。
掌からリング状の光線を発射し、これを利用して光速移動する。また投射する事で切断攻撃「バスタースラッシュ」も可能。
元ネタは『宇宙エース』のシルバーリングおよび『ウルトラマン』の八つ裂き光輪。

  • バスターカウボーイ
原作では未登場。最終話などの兵装リストで名前のみ確認できる。
テンガロンハットをかぶり、ビームロープを振り回して宇宙怪獣を拘束する。
さらにその状態で宇宙怪獣に騎乗し制御を奪う「バスターロデオ」という必殺技も存在する。
元ネタは不明。テキサスマックが大活躍するようになったのはスパロボ以後だしなあ……

  • バスターロケットアンカー
原作では未登場。
両腰部に装着されているアンカーで、発射して突き刺さった相手に高圧電流を流し込む。
合体する事で球状になり、これを投擲する「バスターストライク」という必殺技もある。
こちらはバスターノックより威力は劣るものの軌道を変える変化球が可能との事。
ハイドロブレイザー的には此方の方が近いかもしれない。

  • バスターヨーヨー、バスター竜巻、バスタースピン
原作では未登場。
バスター竜巻とバスタースピンに関しては、両腕両足のバスターコレダーを展開して電磁竜巻を発生。
そのままスピンして敵を貫くというものであるらしい。
まあ、なんというか、そのまま『超電磁ロボ コン・バトラーV』が元ネタである。

  • バスターミサイルマイト
原作では未登場。
両腕を展開、バスターコレダーのシリンダーからミサイルを連射する兵装。
量産型ガンバスターであるシズラーにも採用されている。
元ネタは『流星人間ゾーン』の流星ミサイルマイト。

  • バスターウィング
最終話でバスターマシン3号(ブラックホール爆弾の事で、ガンバスターと合体したりはしない)に突入する時に見せた突撃形態。
原作では名称不明だったが、PS2ゲーム版で設定された。
両肩の装甲を展開し頭部を収納、そのまま敵に体当たりを行う。

  • バスターシールド
右肩に収納された特殊コーティングされたマントを取り出し、宇宙怪獣の光弾を弾く。
元ネタは『ドラえもん』のひらりマント……ではなく、石川賢版『ゲッターロボ』のゲッターウィング。

  • イナーシャルキャンセラー
厳密には武装ではなく、『レンズマン』でバーゲンホルム機関として登場して以来、光速を題材としたハードSFに必須の慣性中和装置の一つ。
これが存在しないと亜光速・超光速での航行中、慣性も光速になるため、些細な動きですら文字通り光速で振り回される事になってしまう。
実際作中でも大破した宇宙戦艦が制御を失い、その慣性のまま、亜光速でどこまでも吹き飛んでいく事を題材にしたエピソードが描かれている。
また突進してくる宇宙怪獣をイナーシャルキャンセラーを全開にして受け止めたり、宇宙怪獣の光弾を掌で弾いて防ぐ場面があり、
こうした描写から『スパロボ』などではバリアとしても扱われる。
なお突進してくる宇宙怪獣を受け止めるシーンは石川賢版『ゲッターロボG』の巨雷鬼戦が元ネタ。

  • 縮退炉
厳密には武装ではなく、ガンバスターの動力装置。
ガンバスターは2機のバスターマシンを合体、それぞれの縮退炉を接続して動力を供給する事で、
通常のマシーン兵器には過積載過ぎて搭載できない大型縮退炉と同等の出力を無理やり引き出せる。
最終回では機能不全を起こしたバスターマシン3号を臨界させるため、かつ2基あるため1基喪失しても帰還可能という判断から、
ガンバスターの縮退炉を1基使用してバスターマシン3号を臨界させる作戦がとられた。
この場面は石川賢版『ゲッターロボ』において、ゲッターロボGの起動時間を稼ぐため武蔵が恐竜帝国に自爆特攻した場面が元ネタ。
長らく映像化されていなかったのだが『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の第一話アバンタイトルでついに映像化されたため、
『トップをねらえ!』の最終話と見比べてみるのも一興かもしれない。

  • ワープ
厳密には武装ではなく、縮退炉の機能の一つ。
縮退炉内のマイクロブラックホールを用い物理法則の通用しない亜空間に突入し、時空間を超越する。
天の川銀河の中心部から太陽系まではおよそ2.7万光年とされており、ワープ無しの通常航行ではガンバスターでも3万年ほどかかる。
便利すぎるからか外部出演時はガンバスター単体でのワープは無視されがち。

  • イナズマキック
「今だッ! トオォーッ!!」「と、跳んだぁッ!?」

空中に大きく飛び上がり、落下加速度に乗せて放つ渾身の蹴り
元は養成学校でノリコが特訓を経て習得した必殺技で、兵装というわけではない。
初披露時は相手の攻撃を至近距離で回避しながら真上に跳躍、攻撃を外して隙を晒した敵に頭上からキックを叩き込むカウンター技であった。
まだろくにマシーン兵器も動かせない中で挑まれた決闘で、膨大な機器とデータの情報量に翻弄されて一方的に攻撃を受けていたノリコは、
あえてメインカメラとモニターをオフにして機体に伝わる感覚だけを頼りにイナズマキックを繰り出し、トップ部隊候補として認められる。
『スパロボT』で採用されているガンバスター使用時のイナズマキックのモーションは、1話のノリコのイナズマキック初披露時の演出を元にしつつ、
カズミが得意とする空中三回転から両足で繰り出す「イナズマ反転キック」のものとなっている。
PS2ゲーム版の第四話「夕日の対決!決めろイナズマ反転キック!!」によれば、イナズマキックは重力による位置エネルギーを攻撃力に変える技のため、
無重力では威力が半減、これを補う工夫が施されたのがイナズマ反転キックという事らしい。お姉様が半減するって言うんだから半減で済むんだよ
そしてこのアドバイスを受けてノリコもイナズマキックを独自の必殺技へと昇華させ、カズミと共に、ユング&リンダとの試合に挑む事になる。
こうした事情のため、『スパロボα』ではノリコのRX-7"ナウシカ"およびカズミのRX-7"ジゼル"にも、
イナズマキック、イナズマ反転キックが武装として採用されている。
また『トップをねらえ2!』の主人公ノノはノノリリ(ノリコ)にあこがれてイナズマキックを使用する女の子なのだが、
『2!』収録時にノノ役の福井裕佳梨は日髙のり子から直々に必殺技のシャウトのコツを伝授されており、
ノリコとの共演が実現した『スパロボ』出演時は、これを受けて「ノノリリ直伝!」のイナズマキックを繰り出している。

  • スーパーイナズマキック
「お姉さま、あれを使うわ!」「ええ、よくってよ」

イナズマキックの強化技。バーニアを駆使してのジャンプ、降下に加え、足裏のカッターが展開し、亜光速で突撃する。
本シリーズの宇宙にはエーテルが存在する(完全な真空ではない)ため、
宇宙空間でも衝撃が伝播して周囲の敵にもダメージを与えられる。たぶんトップ宇宙では落下速度も乗っかってるんだと思う
イナズマキックは前半の学園スポ根パートを象徴するような技であり、中盤のハードSF戦争展開では半ば忘れ去られていた要素なのだが、
これがガンバスターの大暴れするクライマックス、ここぞという場面で強化された最強の必殺技として繰り出されるという事もあって、
正に『トップをねらえ!』という作品そのものを表した、代名詞的な技となっている。
なお此方は最終話に登場する兵装リストに記載されているため、正確には必殺技ではなく武装である。
これまた紅丸がほぼ同名(「稲妻」が漢字表記)の技を使うが、形態は大分違う
また、使用時にはノリコとカズミの両名が技名を叫んでいるが、
このシーンにおける凄まじく気合の入った絶叫としか言いようのない雄叫びはファンの間での語り草となっている。
思わず日高女史と佐久間女史の喉が心配になる

「スーパーー!!!」「イナズマーー!!!」

「「キーーック!!!」」

+ 外部出演
『スーパーロボット大戦』シリーズには、当時同じガイナックス作品だったエヴァ共々『F』から初参戦。
とはいえ『F』時点では次回予告に登場するのみで、実際に使用可能となるのは続編の『F完結編』からである。
同じく『F完結編』から初参戦したイデオンの愛称が「ジム神様」なのになぞらえ、
その特徴的なモノアイから「ザク神様」と呼ばれる事も。ジオン系MSのモノアイとはかなり違うのでやや無理はあるが
同作では声付きイベントでコーチが劇中での名言を言うシーンがあり、若本規夫氏の名演を聞けるのも話題となった。
敵である宇宙怪獣がインフレした規模をしているため、ラスボス戦を除く終盤最大の見せ場を任される事が多い。
そのあたりは宇宙怪獣の項目も参照の事。
設定上、全長がダイターン3をもダブルスコアで超えるビッグサイズであり、ちゃんとしたサイズ比が適用される作品だと参戦困難なので、
東映まんがまつりにインスパイアされたスパロボの伝統「サイズ差は一応数値的な有利不利は設定するけど割とふわっと処理する」から、
一番恩恵を受けている作品かも知れない。システム上、動くマクロスが出せなかった『スクコマ』の方式ではまず絶対出せないであろう
ただ、同時に亜光速戦闘周りの無茶苦茶な戦闘速度もふわっと処理されているので、強いは強いが原作ほどのインフレに至っておらず
そのあたりには原作ファンの賛否が分かれる部分もある。
それを言ったら超光速戦闘を行っている『大空魔竜ガイキング』(LODではない)の方が強いし

他に特色としてはノリコの特殊技能に設定された「ガッツ」がある。
『F完結編』では精神コマンド「努力」「根性」「ド根性」の消費が安くなるというもので、
途中「スーパーガッツ」にレベルアップするイベントもある…が、そのイベント時にHPとSP全回復するだけで、
以降は何も起こらない…と思われていたのだが、現在ではその後の調査により、
「味方より敵の数が多い時にHP20%以下」になると回復効果が発揮されるという、原作を強く意識した条件があった事が判明している
(『IMPACT』に存在する「起死回生」に似た効果である。それと違いマップ中1度だけだが。
 当時の攻略本スタッフはここまで特定できなかったらしく、一度限りの効果と書いてしまっていた。情けないぞケイブンシャ)。
『α』ではシリーズ屈指の強スキルとなった「底力」の強化版となり、
『第3次α』では底力がレベル制になったのに伴い、最大レベルの9まで成長する形で継承された。
『第3次Z』では非実装に終わった(底力はあるがLv6止まり)が、『T』でスキルにガッツが復活。
気力に応じて全能力値が上がる(ただしデフォルト上限の150で打ち止め)のに加え、
エースボーナスで戦闘をこなす毎に気力上昇のボーナスがモリモリ入る「スーパーガッツ」に強化されるようになっている。

武装・必殺技の元ネタに『ゲッターロボ』関係のものが多いが、
『α』ではなんと「ゲッターチームに武装の使い方を教わる」という音声付のイベントが展開された。

現在はサービス終了したスマホゲーム『X-Ω』(スパクロ)にも、ユングのシズラーや次回作の『トップ2』と共に参戦。
宇宙世紀をベースに、
「宇宙怪獣など地球外勢力の襲来によりグリプス戦役が中断した事でネオ・ジオンティターンズが健在、
 シャアカミーユと共にエゥーゴを離脱し隠遁した事で、新生ネオ・ジオンが結成されなかった」
という衝撃のifを描くイベント「起死回生のシャア」では、
シャアに代わってハマーンがアクシズ落としを実行しようとするため、復帰したシャアが加入したロンド・ベルがそれを阻止する事になるのだが、
その際にノリコが「ガンバスターならアクシズを破壊できるのでは?」という、スパロボプレイヤーなら全員が考えた事があるだろう提案を行う。
しかしカズミと『ガンダムW』のトロワ「破壊はできるが、二次被害が防げない(要約)」と却下される、という一幕があった。
別作ではこれを二次被害が出ない程に完全消滅させる奴も現れるのだが、そいつがどんだけヤバいかがよく分かる

『第三次Z 時獄編』では続編の『天獄編』が控えている事から、原作終了後設定故に縮退炉の片方を喪失している上、
最後までノリコ1人となっている(通称「火のガンバスター」)。
そして『天獄編』でも『トップ2』と共演を果たしている。

『DD』には原作終了後での参戦となったが、ノリコとカズミの知識、ガンバスターの技術、自軍の平行世界移動能力が合わさった結果、
無人の宇宙から木星を持ってきてブラックホール爆弾を量産するなんて物凄い戦法が可能になった
(あくまで「今ならやろうと思えばここまで出来るから各勢力との接触は慎重になろう」という趣旨の例示であって実行したわけではない)。

+ 戦闘デモ
『F完結編』
『α』
『第3次α』
『第3次Z時獄篇』
『第3次Z天獄篇』
『DD』
『T』

スマホ向けアプリ『機動戦隊アイアンサーガ』とも2025年7月にコラボしている。
第5話の太陽系絶対防衛戦終了後、ガンバスター及びノリコとカズミがブラックホールの影響で『アイサガ』世界に転移してくる。
『アイサガ』には「烈隙獣」という宇宙怪獣と似たような生物群がいるが、宇宙怪獣とは違う貪欲さは歴戦の二人をも戦慄させた。
ユニットはガンバスターは勿論、バスターマシン1号と2号がそれぞれ実装。パイロットもノリコとカズミが両方実装。
さらにコラボ専用BGMまで用意されるという気合の入れようだった。

ちなみに直接の外部出演というわけではないのだが、庵野秀明監督も関わった『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』において、
劇中の第二次ソロモン会戦が『トップをねらえ!』の太陽系絶対防衛戦のセルフパロディとなっており、
赤いガンダムとキケロガの戦闘シーン構成が、バスターマシン1号・2号の戦闘シーンとほぼ同一になっている。
「いくぞ大尉!」「はい、大佐ッ!」

(以上、スーパーロボット大戦wikiより引用・改変)


「合体したガンバスターをただのマシーンと思わないでよ!」

「コーチの……コーチの……!
 コーチの心が、こもってるんだからぁぁぁぁぁっ!!」


MUGENにおけるガンバスター

olt-EDEN氏によるWinMUGEN専用キャラが存在。
フォルダ「20180401」内で公開されている。

アポカリプスサイズの巨大キャラとなっており、移動は一切不可能でハイパーアーマー持ち。
技は斜め下方向に放つ飛び道具「バスタービーム」、5000ゲージ消費して「ホーミングレーザー」、
10000ゲージ消費して画面中央に蹴りを放つ即死攻撃「スーパーイナズマキック」の3種のみ。
ホーミングレーザーとスーパーイナズマキックは使う度に原作のアニメーションをキャプチャしたカットインが挿入される。
AIは搭載されているが、キャラの仕様上AI殺し気味な性能なのでプレイヤー操作で挑むボスキャラとしての使用が望ましい。



オカエリナサイ *4

出場大会

  • 「[大会] [ガンバスター]」をタグに含むページは1つもありません。


*1
山本鈴美香氏が週刊マーガレットで連載した、女子テニス部を舞台にしたスポーツ漫画。
アニメ版はバレーボールアニメ『アタックNo.1』と並ぶ女子スポ根ものの代表作であり、
アニメ人気を受け漫画も改めて第二部が執筆された程の大ヒット作である。

名門・県立西高テニス部のエースプレイヤーである「お蝶夫人」こと竜崎麗香に憧れるだけの平凡な部員であった主人公・岡ひろみが、
ある日コーチの宗方仁から突然大会の出場選手として抜てきされる。説明もなくいきなりの贔屓人事をされたように見えたひろみは、
部内の嫉妬を一身に浴び、時に陰湿ないびりを受ける辛い立場に置かれてしまう。
一度は退部も考える程だったが、宗方コーチの薫陶と憧れのお蝶夫人の激励を受けて発奮したひろみは努力と根性で己を磨き上げ、
ついにはお蝶夫人に並ぶエースプレイヤーへと成長していく。
しかし、実は大恩ある恩師の宗方コーチは既に余命幾ばくもない体であった……。

「岡、エースをねらえ!」

いきなり大抜擢をされた味噌っかすが努力と根性で苦境をはね返すメインストーリー、余命幾ばくもない体を抱え主人公を鍛え上げる鬼コーチ、
良き先輩でありライバルにしてパートナーが縦ロール髪お嬢様である事含め、『トップをねらえ!』の人間関係ほぼそのまま
相違点は精々、コーチと想い合う関係になる相手が主人公かお姉さまかの違いくらいなのと、
最初に主人公がイジメの対象となる理由が、コーチの大抜擢に加えて「宇宙怪獣との初戦で艦隊を全滅させた提督の娘」という程度。
つまり『トップ』では敢えて過去の名作のベタベタなパロディをする事で「これ笑いどころですよ」と提示していたわけである。
モーショントレーサーとかでもないリアルな操縦システムのロボを使ってジョギングとか腕立て伏せとかする絵面はもうシュールなギャグですよこれ
しかしあまりに露骨なパロディな挙句1巻(1話・2話)時点では宇宙怪獣すら出てこないので、当時の視聴者にはやっぱり賛否あり、
中には相当ムゴい事を言う者もいたとか。
後半でのガンバスター大活躍に加え、このあたりの要素もあって、どうしても前半のスポ根学園部分の影が薄くなってしまうようである。

*2
1986年にトム・クルーズ主演で公開されたハリウッド映画。
アメリカ海軍のエースパイロット養成学校「トップガン」を舞台に、
父の謎めいた戦死の過去を引きずった破天荒なパイロット・マーヴェリックの友情と恋、青春を描く。
そのストーリーもさる事ながら、正体不明の侵略戦闘機と繰り広げられるリアルな航空機戦闘描写で、こちらも大ヒット作品となった。
本邦の他作品にも大きな影響を及ぼしており、『機動戦士ガンダム0083』の序盤などは、ほぼ『トップガン』そのままと言って良い作風となっている。
具体的には主人公が操縦が上手いだけの若手問題児パイロットで、ヒロインがエンジニアとして派遣されてきたふわふわヘアの年上のお姉さんな辺りとか
本作と同年には『TOP GUNDAM』というモロな小説もあり、他のゲームブックでも言及されたりしていたが、
設定上同年代の公式作品と整合性が取れなくなったためマイナー作品となっている。

ノリコも宇宙艦隊提督である父が初めて宇宙怪獣と接触した人類の一人として艦隊ごと壮絶な戦死を遂げており、その心の傷を深く引きずっている他、
『トップガン』の中盤でマーヴェリックが親友との別れを経験し、ノリコも中盤で心を通わせた相手との離別を経験、
二人ともその事に苦しみ、悩み、乗り越え、一流のパイロットへと成長していく。『0083』のキースは死なずに済んでほんとに良かった
つまり『トップをねらえ!』には主人公を女の子に、戦闘機をロボットに置き換え、
その青春と共にリアルなロボット戦闘を描いた、ロボットアニメ版『トップガン』という側面も存在しているのである。

そして『トップをねらえ!』が数十年の時を経て『トップをねらえ2!』という続編が制作されたように、
『トップガン』も2022年に続編『トップガン マーヴェリック』が公開。
こちらもまた前作の要素を丁寧に拾った上でリアルな航空戦闘描写を描き、やはり大ヒットを記録している。

*3
+ バスターマシンの後続機と人類文明衰退の経緯
発表媒体も作者もバラバラかつ未完のまま頓挫している『NeXT GENERATION』がどこまで正史扱いか微妙な所だが、
『トップ2』で幾つかネタを取り込んでいるため、大まかには有ったものとして扱われている模様。

まず、人類は宇宙怪獣との最終決戦(カルネアデス計画)に全精力を傾けた結果大きく衰退してしまったというのが『NeXT』の基本設定。
カルネアデス計画前後は「地球帝国黄金期」とされ、最も技術力が高い時代と言える。
この時期に製造されたのがガンバスター、『NeXT』のグレートガンバスター、そして『トップ2』のバスターマシン7号である。
ガンバスター以外の正確な製造年代は不明だが、7号は「地球帝国黄金期の最後の遺産」と呼ばれている。

『NeXT』の時代(カルネアデス計画からおよそ400年後)は描写がある中では最も衰退著しく、
ガンバスター以前のマシーン兵器RX-7ですら作動原理が分からず博物館入りしており、戦場の主力が戦闘機という状態まで後退している。
『トップガン』にさらに寄っちゃったよ!
グレートガンバスターなど帝国時代の産物は「発掘品」であるものの、そういった形で過去の栄華に触れることで記憶が保たれていた節がある。
この時代は縮退炉の新造が不可能になっただけで、発掘した縮退炉もワープも普通に使用している。

時期は不明だが、宇宙怪獣は縮退炉およびワープの際に発生する「バニシングドライブ波」に反応して襲来するという性質が発覚。
そのため『NeXT』から『トップ2』までのどこかの時代で一部のバスターマシンを除いて縮退炉が取り外され、封印。
代替品に移行せざるを得なくなり、やがて縮退炉とワープについて失伝してしまった。
この過渡期に製造されたのがバスターマシン10番台と思われ、『トップ2』に登場した19号は縮退炉の搭載を前提に設計されている。

『トップ2』の劇中より恐らく千年程(最低でも五百年以上)前の時代において、再び宇宙怪獣の襲来が始まる。
その対策としてバスターマシンの開発も再開され、
バスターマシン20番台以降は「トップレス」と呼ばれる超能力者の少年少女達がパイロット兼動力炉として乗り込む方式を採用。
この「トップレス」は勿論上半身裸の事ではないから勘違いするなよウェーバー。それはそれとしてそういうシーンはちゃんとある
前述の19号もトップレス用に改修されたが、あまりに永い時間が経ったせいで、
本編開始時にはかつて縮退炉で動いていた事と、トップレス用でない本来のコクピットは完全に忘れ去られてしまっていた。
科学技術は『NeXT』と比べるとかなり発展しており、部分的には『1』以上のものも見られるが、黄金期の再来にはまだまだ至っていない。
必然的にバスターマシンの性能も大幅に低下してしまっている。

*4
実際は「イ」の文字が左右反転している。なのでネット上では「入」「λ」「ト」等に置き換えて入力されたりもする。

+ 『トップ1』及び『2』の最終話ネタバレ
これは、ブラックホール爆弾の爆心地近くにいた事による強烈な時空間の歪みにより、ノリコとカズミがからくも離脱に成功したものの、
地球に無事帰還を果たした時には作戦から12257年の歳月が経っており、人の営みを示す明かりが見当たらず真っ暗な地球の様子に、
「既に人類は滅びており、自分達のやった事は無駄だったのか…」と絶望しかけた瞬間、二人を迎える灯りが一斉に灯り、
そこに浮かび上がったのが「オカエリナサイ」だったという感動の場面である。
そしてこの感動的な光景を実現したのは、二度と会えないだろう戦いに赴く親友達を見送る事になり、
「帰ってきたらお帰りなさいと言ってあげるわ」と誓った約束を叶えるため奮闘した、ユングの努力の賜物なのである。
またユングは『NeXt GENERATION』の時点でも親友達のために数々の努力を重ねていた事が描写され、
直接登場しない『トップ2』でも、バスターマシン7号を建造してノリコ達へのメッセージを託していたという裏設定で関与しているなど、
『1』と『トップ2』、一万二千年の時を繋ぐキーパーソンとなっている。

初代制作時に想定されていたのは、一万年以上の歳月で既に日本語が古語として失伝しており、
それでも二人の帰還を信じた人々の精一杯の想いが受け継がれた結果の些細な誤字という展開だったようだが、
二人が帰って来る直前の時代が舞台となる『トップ2』の時代も普通に日本語はそのままの形で残っていたので、
サプライズを計画した人員の単純な人為的ミスだった事になってしまった。
先の考察を信じていた旧来のファンのいくらかはこれでちょっとずっこけたと思われるが、それを差し引いても、
『トップ2』の物語の中で成長したラルクが、親友の語っていた英雄の帰還を感慨深く見上げるエピローグは素晴らしいものであった。

なお、このオチ(と「イ」の人為的ミス)は『NeXt GENERATION』の時点で既に検討されていたものの、そこまで行けず未完に終わってしまったそうなので、
『トップ2』はそのネタも拾っていたと考えると正に全てを締め括る大団円という事になるだろう。


最終更新:2026年08月15日 04:51