特筆すべきは全てが 純地球産な事である。
しかも基本的に現実の技術の延長で考えられており、「努力と根性」を標榜しつつも、実際は精神論抜きの純粋な科学力の結晶となっている。
流石ハードSFを自称するだけはある。 その割に原理・詳細不明なものが結構あるのは御愛嬌
……つまり技術力とコストが機体の出来に直結するため、
バスターマシンの後続機はグレートガンバスター(4~6号)を頂点に弱体化の一途を辿るのだが、それはまた別のお話 *3。
ガンバスターの額から発射される マイナス一億度の冷凍ビーム兵器。迫りくる宇宙怪獣を貫通、切断して薙ぎ払った。
全ての物質が凍る温度=温度の下限である絶対零度(-273.15℃)以下の温度をどうやって出しているのかは不明
(後述もする宇宙空間に満ちるエーテル等からして、作中世界は現実の地球とは物理法則が違う模様ではある)。
額から発射される点は ゲッタードラゴンのゲッタービームと同じ。
また、第4話での初発射時のポーズは『 ウルトラセブン』のエメリウム光線発射時と同じで、
発光エフェクトは『 ウルトラマンタロウ』のストリウム光線に準拠する。
指先から発射されるミサイル。全て光子魚雷=ブラックホール爆弾である。
これはヱクセリヲン等に搭載されているものと同原理で、
縮退したブラックホール化寸前の弾頭に設定したタイミングで質量を投下する事により、任意地点にブラックホールを発生させるというもの。
ただ、本来はその原理から「発射前に炸裂地点を決めなければいけない」という弱点があり、その為魚雷と呼ばれるのだが、
ミサイルと言うからにはある程度の調整や誘導が効くのかもしれない。
特撮版『 ジャイアントロボ』が元ネタ。
着弾地点が消滅する描写は『 ウルトラマン』で テレスドン、 ジェロニモンを消滅させた 科学特捜隊の兵器「スパーク8」が着想元。
広範囲を攻撃するレーザー。両手から歌舞伎の 蜘蛛の巣のように発射する。
多数の糸状攻撃を放つ演出は『科学戦隊ダイナマン』などの特撮作品でも多用されている。
後の創作作品でも多用される誘導光学兵器の草分け的武装
(ただし誘導こそしないものの「曲がるレーザー」ならOVA版『銀河英雄伝説』の方が半年早い)だが、
そもそも如何にして直進しかしないはずのレーザーを反射物無しの空間で屈曲させたり、熱源を誘導するようにする原理は謎。
光ファイバー的なケーブルを先に発射、敵に接続した後にレーザーを撃っているのではないかという考察も存在する。
元ネタが特撮作品ではなく、 歌舞伎や能等の『土蜘蛛』な事もあって、説得力のある説ではある。
光ファイバーを当てる事が出来ているなら、そのまま物理攻撃で良くね?
これとは別に全身からレーザーを発射するシーンもあるが、こちらの描写は『 伝説巨神イデオン』の全方位ミサイルが元ネタ。
ただイデオンの方は「ミサイルを全方位に発射したところ無限力の影響で光速に到達、結果レーザーのように見える」というものなので、
ガンバスターの場合もレーザーのように見えるだけで実際はミサイル系統の武装だった可能性はある。
両腕もしくは両脚に内蔵されたステークを敵に突き刺し、100億Vの高圧電流で敵を焼き尽くす。
後に10億ギガVに強化された。足にもある事を考えるとキックからの追撃での使用も考慮されていたのだろう。
あまり聞き慣れない「コレダー」の語源は粒子加速器(collider / コリダー)らしい。
元ネタは『 スーパーロボット マッハバロン』の「マッハコレダー」だが、本来は眼部から発射する光線。
そのため 紅丸コレダー(最近は英語読みで「コライダー」(コリダーはドイツ語))も、
マッハバロンではなくガンバスターの方がモチーフだろう。
分離合体する合体宇宙怪獣に挟まれて潰されそうになった際、手足のバスターコレダーを同時使用して放った即興技。
とはいえガンバスターはあらゆる宇宙怪獣とのあらゆる戦闘を想定した最終兵器のため、こうした状況に予め備えていたものと思われる。
足裏のキャタピラに内蔵された二列に並んだ刃物。
後述のスーパーイナズマキック使用時に展開しそれぞれ反対方向に回転するため、キックの威力を高める。
原作では未使用。ただし第5話の合体シーンで左肩に収納されている事が確認できる。
元ネタは『 ゲッターロボ』のゲッタートマホーク。
原作では未使用。バスタートマホークをブーメランとして投擲する。言うまでも無く『ゲッターロボ』が元ネタ。
原作では未使用。ただし第5話の合体シーンでトマホークと共に左肩に収納されている事が確認できる。
宇宙怪獣の発射した光弾をバットで打ち返す荒業。
後述のバスターストライクをこれで打つ事で準光速ミサイルにする、「バスター・ノック」という必殺技もある。
元ネタは『大空魔竜ガイキング』のハイドロブレイザーだが、こちらはパイロットが野球投手ならでわのピッチングである。
原作では未使用。最終話などの兵装リストで名前のみ確認できる。
掌からリング状の光線を発射し、これを利用して光速移動する。また投射する事で切断攻撃 「バスタースラッシュ」も可能。
元ネタは『宇宙エース』のシルバーリングおよび『 ウルトラマン』の八つ裂き光輪。
原作では未登場。最終話などの兵装リストで名前のみ確認できる。
テンガロンハットをかぶり、ビームロープを振り回して宇宙怪獣を拘束する。
さらにその状態で宇宙怪獣に騎乗し制御を奪う「バスターロデオ」という必殺技も存在する。
元ネタは不明。テキサスマックが大活躍するようになったのはスパロボ以後だしなあ……
原作では未登場。
両腰部に装着されているアンカーで、発射して突き刺さった相手に高圧電流を流し込む。
合体する事で球状になり、これを投擲する「バスターストライク」という必殺技もある。
こちらはバスターノックより威力は劣るものの軌道を変える変化球が可能との事。
ハイドロブレイザー的には此方の方が近いかもしれない。
原作では未登場。
バスター竜巻とバスタースピンに関しては、両腕両足のバスターコレダーを展開して電磁竜巻を発生。
そのままスピンして敵を貫くというものであるらしい。
まあ、なんというか、そのまま『 超電磁ロボ コン・バトラーV』が元ネタである。
原作では未登場。
両腕を展開、バスターコレダーのシリンダーからミサイルを連射する兵装。
量産型ガンバスターであるシズラーにも採用されている。
元ネタは『 流星人間ゾーン』の流星ミサイルマイト。
最終話でバスターマシン3号(ブラックホール爆弾の事で、ガンバスターと合体したりはしない)に突入する時に見せた突撃形態。
原作では名称不明だったが、PS2ゲーム版で設定された。
両肩の装甲を展開し頭部を収納、そのまま敵に体当たりを行う。
右肩に収納された特殊コーティングされたマントを取り出し、宇宙怪獣の光弾を弾く。
元ネタは『 ドラえもん』のひらりマント……ではなく、石川賢版『ゲッターロボ』のゲッターウィング。
厳密には武装ではなく、『レンズマン』でバーゲンホルム機関として登場して以来、光速を題材としたハードSFに必須の慣性中和装置の一つ。
これが存在しないと亜光速・超光速での航行中、慣性も光速になるため、些細な動きですら文字通り光速で振り回される事になってしまう。
実際作中でも大破した宇宙戦艦が制御を失い、その慣性のまま、亜光速でどこまでも吹き飛んでいく事を題材にしたエピソードが描かれている。
また突進してくる宇宙怪獣をイナーシャルキャンセラーを全開にして受け止めたり、宇宙怪獣の光弾を掌で弾いて防ぐ場面があり、
こうした描写から『スパロボ』などではバリアとしても扱われる。
なお突進してくる宇宙怪獣を受け止めるシーンは石川賢版『ゲッターロボG』の巨雷鬼戦が元ネタ。
厳密には武装ではなく、ガンバスターの動力装置。
ガンバスターは2機のバスターマシンを合体、それぞれの縮退炉を接続して動力を供給する事で、
通常のマシーン兵器には過積載過ぎて搭載できない大型縮退炉と同等の出力を無理やり引き出せる。
最終回では機能不全を起こしたバスターマシン3号を臨界させるため、かつ2基あるため1基喪失しても帰還可能という判断から、
ガンバスターの縮退炉を1基使用してバスターマシン3号を臨界させる作戦がとられた。
この場面は石川賢版『ゲッターロボ』において、ゲッターロボGの起動時間を稼ぐため武蔵が恐竜帝国に自爆特攻した場面が元ネタ。
長らく映像化されていなかったのだが『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の第一話アバンタイトルでついに映像化されたため、
『トップをねらえ!』の最終話と見比べてみるのも一興かもしれない。
厳密には武装ではなく、縮退炉の機能の一つ。
縮退炉内のマイクロブラックホールを用い物理法則の通用しない亜空間に突入し、時空間を超越する。
天の川銀河の中心部から太陽系まではおよそ2.7万光年とされており、ワープ無しの通常航行ではガンバスターでも3万年ほどかかる。
便利すぎるからか外部出演時はガンバスター単体でのワープは無視されがち。
「今だッ! トオォーッ!!」「と、跳んだぁッ!?」
空中に大きく飛び上がり、落下加速度に乗せて放つ渾身の蹴り。
元は養成学校でノリコが特訓を経て習得した必殺技で、兵装というわけではない。
初披露時は相手の攻撃を至近距離で回避しながら真上に跳躍、攻撃を外して隙を晒した敵に頭上からキックを叩き込むカウンター技であった。
まだろくにマシーン兵器も動かせない中で挑まれた決闘で、膨大な機器とデータの情報量に翻弄されて一方的に攻撃を受けていたノリコは、
あえて メインカメラとモニターをオフにして機体に伝わる感覚だけを頼りにイナズマキックを繰り出し、トップ部隊候補として認められる。
『スパロボT』で採用されているガンバスター使用時のイナズマキックのモーションは、1話のノリコのイナズマキック初披露時の演出を元にしつつ、
カズミが得意とする 空中三回転から両足で繰り出す「イナズマ反転キック」のものとなっている。
PS2ゲーム版の第四話「夕日の対決!決めろイナズマ反転キック!!」によれば、イナズマキックは重力による位置エネルギーを攻撃力に変える技のため、
無重力では威力が半減、これを補う工夫が施されたのがイナズマ反転キックという事らしい。 お姉様が半減するって言うんだから半減で済むんだよ
そしてこのアドバイスを受けてノリコもイナズマキックを独自の必殺技へと昇華させ、カズミと共に、ユング&リンダとの試合に挑む事になる。
こうした事情のため、『スパロボα』ではノリコのRX-7"ナウシカ"およびカズミのRX-7"ジゼル"にも、
イナズマキック、イナズマ反転キックが武装として採用されている。
また『トップをねらえ2!』の主人公ノノはノノリリ(ノリコ)にあこがれてイナズマキックを使用する女の子なのだが、
『2!』収録時にノノ役の 福井裕佳梨は日髙のり子から直々に必殺技のシャウトのコツを伝授されており、
ノリコとの共演が実現した『スパロボ』出演時は、これを受けて「ノノリリ直伝!」のイナズマキックを繰り出している。
「お姉さま、あれを使うわ!」「ええ、よくってよ」
イナズマキックの強化技。バーニアを駆使してのジャンプ、降下に加え、足裏のカッターが展開し、亜光速で突撃する。
本シリーズの宇宙にはエーテルが存在する(完全な真空ではない)ため、
宇宙空間でも衝撃が伝播して周囲の敵にもダメージを与えられる。 たぶんトップ宇宙では落下速度も乗っかってるんだと思う
イナズマキックは前半の学園スポ根パートを象徴するような技であり、中盤のハードSF戦争展開では半ば忘れ去られていた要素なのだが、
これがガンバスターの大暴れするクライマックス、ここぞという場面で強化された最強の必殺技として繰り出されるという事もあって、
正に『トップをねらえ!』という作品そのものを表した、代名詞的な技となっている。
なお此方は最終話に登場する兵装リストに記載されているため、正確には必殺技ではなく武装である。
これまた紅丸がほぼ同名(「稲妻」が漢字表記)の技を使うが、 形態は大分違う。
また、使用時にはノリコとカズミの両名が技名を叫んでいるが、
このシーンにおける 凄まじく気合の入った絶叫としか言いようのない雄叫びはファンの間での語り草となっている。
思わず日高女史と佐久間女史の喉が心配になる
「スーパーー!!!」「イナズマーー!!!」
「「キーーック!!!」」
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