「益荒男よ、
我が下に集え!!」
武器銘
: 鬼十字・四法印
流派
: 兇國院日輪神道流
生年月日
: 寛延元年(1748年)8月15日
年齢
: 38歳
出身地
: 日輪国
血液型
: A型
身長
: 五尺九寸
体重
: 十九貫目
好きなもの
: 忠國の志を抱いたますらお
嫌いなもの
: 国賊徳川とそれに与する下衆
コンプレックス
: 頑固
剣の道について
: 國を護る術
尊敬する人
: 師
特技
: 古今東西のあらゆる兵法に精通している
平和だと思うとき
: 戦に勝利した瞬間
好みのタイプ
: 志を同じく、覇道を共に邁進できる者
天明の飢饉の際の被害に対して何もしない
徳川幕府に反旗を翻し、黄泉ヶ原の乱を起こした張本人。
徳川幕府を国を腐らせる諸悪の根源とみなし、兇國幕府を作って国を変えるために宣戦布告した。
腹心の部下の
黒河内夢路に、自分の下に集う強き剣豪達を集めさせている。
しかしその為に「闇キ皇」(くらきすめらぎ)に憑依されてしまい、魔界を現世に呼び出す手助けをしてしまう。
最後には自らの罪を悔い、
炎邪と
水邪の元師匠、
劉雲飛の助勢を得て、闇キ皇を魔界に返し、魔界の門を封じた。
その後は魔界で現世を守るために戦い続け、遂には魔界を統一した。
アスラと壊帝ユガ?知らんな
『天下一剣客伝』では中ボス4人衆の一人として登場。
中ボス時は御前試合を國を疲弊させる愚かな祭事と見なし、御前試合の優勝者に襲い掛かる。その前に幕府を襲わないのかとツッコんではいけない
また、我旺とは別にラスボスとして前述の魔界を統一した「魔界を統べし我旺」も登場した。
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魔界を統べし我旺 |
武器銘:鬼十字・四法印
流派:兇國院日輪神道流
生年月日:寛延元年(1748年)8月15日
出身地:日輪國
血ノ型:A型
好きなもの:真のますらお
嫌いなもの:覇道の障碍を為す下衆
コンプレックス:孤独
尊敬する人: 自らを犠牲に闇キ皇を魔界に返した大陸の武芸者
剣の道について:天を掴む術
特技:現世と魔界の兵法に精通している
平和を感じるとき:魔界で平和を感じることはない
好みのタイプ:もはや不要
「──國が哭いておるわ。 我、現世を離れ、此処に魔界を統べし者を 討滅するとも、國の慟哭は鳴り止まぬ。 艶やかな紅に彩られし我が生涯、未だ潰えず。 この手中に魔界を統べるとも、命数は尽きず。 なれば、今こそ忠國の大義を果たさんことを。 現世と魔界の覇権をここに賭し、 現世を統べし、ますらおよ! ──いでや示さん、侍魂!!」
上記の経緯により、 魔王と化した我旺。通称「魔界我旺」「魔我旺」。
魔界を制覇した後は未だ慟哭鳴り止まぬ國の為、現世、そして「天」をも手中に収めるべく、
御前試合の優勝者を相手に、現世と魔界の覇権を賭けた「魔界大決戦」を繰り広げる。
元の我旺と比べて髪や髭が伸び、服装も乱れ、額に十字傷が出来ていて恐ろしい外見になっている。
愛用の武器である鬼十字・四方印も過去の戦いにより片方の刃が欠けている。
なお、この四方印は持ち主の意志を介さず我旺の手から離れなくなっている。人槍一体かコレ。
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エンディング |
EDでは征夷大将軍となり兇國幕府を設立。
多くの益荒男を膝元に集結させ、真っ先に鎖国を推進。
異国の文化を完全に排除させ、日本を独立した島国の小国でありながら、
列強諸国と肩を並べる強国とする事に成功し、民が平和に暮らせる国を永く繁栄させた。
ラスボスでありながら、 生真面目な主人公もびっくりの実直な野望(?)かつハッピーエンドな結末である。
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『令サム』こと2019年版サムスピでは参戦していないが、時系列が『零』と『初代』の間に位置するためか、
ストーリーモードの冒頭デモにて『零』のストーリーが語られると共にちらっと描かれている。
なんかどこぞの背景キャラを思わせるような気がしないでもない
原作における性能
武器の
十文字槍の長いリーチ、突進技の「忌神楽」などを活かした中距離戦を得意とする。
性能はあまり良くないが、コマ投げ(
打撃投げ)の「鉄砕」や頭上で槍を振り回す「兜独楽」などで接近戦も補え、
また、
飛び道具反射技の「燻雅」や忌神楽があるので遠距離戦もある程度戦えるが、
武器の振りが大きく、小回りもあまり利かないので、やはり中距離で戦う事になる。
なお、
ミナの矢さえもはじき返す燻雅は、反射技にしてはやや不思議なモーションである。
『零』ではCPU専用のラスボスとして登場。アーケード・家庭用移植版共にプレイヤー使用不可。
武器を落とす事が無く、怒り
ゲージがMAXになると闇キ皇が憑依し鎧姿に変化する。
憑依中はなんと全身ガードポイント&削り無視でダメージを与える事ができないというトンデモ性能。
最初のラウンドは怒りゲージが溜まらないが、1本目を取ると怒りMAXになり次のラウンド開始時にいきなり変身、
怒りが収まると元の姿に戻るが、以降すぐに怒りゲージがMAXになるという、途端に厄介なキャラと化す。
そして変身中は多段ガードで物凄く削られる突進技と、
コマンド投げを多用…というか
それしかしてこないため、
ガードを固めていてはいずれ削り殺され、かといって反撃もできないので必死こいて逃げなければならない。
そして、この闇キ皇モードの時に使うコマ投げ(『零SP』での
絶命奥義)「黄泉社」の使用時には、
内海ボイスで
「天破活殺!」と叫ぶ。…まあ多くは語るまい。
「天将奔烈!」では流石にそのまますぎたか
ちなみに、この憑依状態の突進&コマ投げオンリーのパターンは実はバグであり、
本来は普通に戦う(実際にROM内には通常動作のドットはしっかり入っている)予定だったらしい。
また、密かに全ての攻撃が当て身不可(
心眼刀で取ろうとするとそのまま斬られる)なのだが、
実はこれは「当て身で取られると色違いの
覇王丸に化けるバグ」を誤魔化す苦肉の策だったらしく、
ある意味バグのため思いがけない性能・特徴のあるキャラになったと言えるかもしれない。
『零SP』では使用可能キャラとなったが、ラスボスの座は
羅将神ミヅキに奪われた。
怒り憑依の闇キ皇モードも無くなり、アルゴリズムもラスボス中最弱なのだが、何故か絶命奥義を確実にガードしてくるため、
絶命奥義や一閃をきっちり決める必要があり、結果としてボス4人衆の中では一番手強くなっている
(『零SP』では
天草→
斬紅郎→我旺→ミヅキのボスラッシュを「絶命奥義」で倒すか試合中に「一閃」をヒットさせて勝たないと、
倒してもその時点でバッドエンドとなるが、天草・斬紅郎含む殆どのCPUは絶命奥義をガードせず、ミヅキは最後なのでその制約がない)。
『天下一剣客伝』では調整された結果、ボス4人衆の中で最弱になってしまった。
ただし先述通り「魔界を統べし我旺」がCPU専用のラスボスとして登場。
AC・家庭用移植版ともにプレイヤー使用不可なため、「魔界を統べし我旺」が使える移植版は未だ存在しない。
魔界我旺固有の性能として、通常の移動速度がダッシュ並に速く、攻撃の隙もほぼ無い。
さらに「魔」スピリッツという特有の強力な
スピリッツを持っている。
ヒットすると武器破壊技が確定する幟火縄(炎の壁)や、近付くとコマンド投げで掴んでくるなど技も強力。
サムスピのボス恒例、武器が飛ばされない・破壊されないなど、凄まじいまでのラスボスっぷりである。
しかしミナはワンボタンでハメ殺せる。──我が哭いておるわ。
MUGENにおける兇國日輪守我旺
MUGENでは4体ほど確認されている。
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死門氏製作 |
現在は入手不可。
『零』ベースで、剣気・怒りゲージ共に搭載されているが、怒りゲージが満タンになっても鎧武者姿には変身せず、
キャラセレクト時にSを押しながら決定で選択できるようになっている。
その鎧武者姿も怒りゲージと関連付けられていないため、いつまで経っても変身解除せず一方的にボコれる壊れた仕様である。
色々曰く付きで公開停止されたのも大分前であるため、存在自体を知らない人も多い。
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モンタナ氏製作 魔界を統べし我旺 |
現在は入手不可。
『天下一剣客伝』の魔界我旺で、剣気ゲージ、『魔』スピリッツ共に搭載されており、原作には無い攻撃時の血飛沫まで付いている。
対人レベルの AIが搭載されており、アリ氏の我旺が公開される前はちょくちょく動画には出ていたため、割と有名。
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アリ氏製作 |
恐らくは現在唯一入手可能な我旺。
2015年4月1日に氏の引退と共に公開停止されたが、転載・改変自体は自由。
現在はfoxy氏および交差氏によって代理公開されている。
『零SP』ベースで、剣気・怒りゲージ、絶命奥義も搭載されており 原作再現度は高い。
またスタートボタンを押しながら決定する事でボスモードになる事が可能。
このモードは基本性能は変わらないが、怒りゲージが溜まり易くなり、鉄砕の性能が 打撃投げからコマンド投げに変更される。
1ラウンド目は怒りゲージが溜まらないが、2ラウンド目以降になると溜まるようになり、
怒り状態になった場合は闇キ皇が憑依し鎧武者に変化する。
原作では残念ながら使わなかった 通常技も使用可能になっており、不意打ちや大斬りは凄まじい攻撃範囲を誇る。
この他、12Pカラーでは常時鎧武者モードになる。
当然一切の攻撃が通らないので、ラウンド開始前の通常形態の時に フライングしない限り、通常の攻撃でダメージを与える事は不可能。
こうなってしまうとマスター ギースや エルクゥに余裕で勝ってしまうので狂クラスである。
一回発動すればほぼ無敵と変わらないので、倒すには特殊な処理をしている事が多い狂上位レベルでないと倒せない。
しかし、発動時に隙があるので開幕でそこを潰したり、フライングで反撃を許さなければ倒せるので狂中位と思われる。
外部AIは 黒子や ミヅキなどのAIでお馴染みのコケココ氏によるものと、SC氏によるものが存在。
前者は2012年4月のHP閉鎖以降、hamer氏によって代理公開されている。
後者は今は亡きニコロダで公開されていたため、残念ながら現在入手不可。
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上記3体の他に、アリ氏のものにSTG氏が狂改変を施した「血濡れ槍兵」も公開されている。
「期は到来せり。ますらおよ、我等
今こそ國の慟哭を止める刻よ!」
出場大会
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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出演ストーリー
プレイヤー操作
「天破活殺!」
*1
そのため、かつて公式サイトに掲載されていた小説『黄泉の黎明』では、幕府関係者から「兇國我旺」と役職を抜かして呼ばれているシーンも多い。
*2
江戸時代は農民一揆レベルを除けば結構平和が続いており、サムスピ本編でも触れられている島原の乱が1637-1638年と150年近く前である。
というか難しいこと抜きにも、『零』で青年の徳川慶寅が11代将軍の息子で、島原の乱が3代将軍家光の時代と言えばとてつもない昔であると分かるだろう。
大規模な一揆レベルまで範囲を拡大しても、Wikipediaの「日本の合戦一覧」(2019年9月29日 (日) 05:58版)によれば、
江戸時代は1669年に
蝦夷地で発生した「シャクシャインの戦い」からその後は一旦途絶えており、
『零』と同じ1786年に「宿毛一揆」が
土佐国で起きるまで実に
117年の年月が経っている。
プロフィールの通り我旺は1748年生まれなので、この記事の記述に従えば経歴詐称となってしまう。
あるいは『サムスピ』の世界ではその間にも戦争があったという設定なのかもしれない
(なお、復活した天草との戦いはこれより後であるのでこれに参加していたわけではない)。
最終更新:2023年12月03日 12:18