セレビィ




        
 分類:ときわたりポケモン
 タイプ:エスパー・くさ
 高さ:0.6m
 重さ:5.0kg
 特性:しぜんかいふく(戦闘から引っ込んだ際に状態異常が治る)

じかんをこえて あちこち さまよう。
セレビィが すがたを あらわした もりは くさきが おいしげるという。

+ 担当声優
杉山佳寿子
『時を越えた遭遇』
西村ちなみ
『アドバンスジェネレーション』『もうひとつのセレビィ伝説』
釘宮理恵
『幻影の覇者』
金魚わかな(現・美波わかな)
『サン&ムーン』

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第2世代(『金・銀・クリスタル』)。
『初代』のミュウに続いて登場した、「通常プレイでは入手できない"幻のポケモン"」である。

「ときわたり」という能力によって時間移動をする事ができ、時を越えてセレビィが現れる限り、明るい未来が訪れるとされている。
また、森の神とも言われている。
ゲーム中では「ウバメのほこら」を拠点としており、通常のプレイでは入手できないが、
『クリスタル』ではモバイルシステムGBのイベントで「ジーエスボール」を入手した後、
一定の条件を満たして「ウバメのもり」の社に行くと戦闘になり、捕獲できた。

VC版『クリスタル』では殿堂入りした後コガネシティのポケモンセンターに入れば、
限定アイテムの有無などの条件は一切無くセレビィのイベントが発生するようになっている。

上記の図鑑の記述を根拠に、金銀当時「ウバメのほこらの前で特定の条件を満たせばセレビィが出現する」という都市伝説が流れていたが、
後年スタッフが明かした情報によれば、制作時にはウバメのほこらに背景設定などは用意しておらず、
それどころか何故あの森に祠のオブジェクトを置いたのか当時の社員ですら誰も覚えていないらしい。
おまけに使われている素材が他のオブジェクトのドットの寄せ集めという事もあり、
本来は「単なる賑やかし」程度のつもりで置かれたと推察されている。
そうなると「きんのはっぱ」「ぎんのはっぱ」という意味深なアイテムとは一体何だったのか…
マイナーチェンジ版である『クリスタル』で捕獲イベントが実装されたのは、そうしたユーザーの噂を逆輸入したためとの事。

+ 原作以外でのセレビィ
大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではモンスターボールから出現するポケモンの1体。
ファイター達に攻撃を加えるような事は無く、「そらをとぶ」で画面外へと去っていく。
ミュウと同様のレア枠であり、出現率は低いが運よく出会えたなら専用のお知らせやボーナスが表示される。
『X』では出現時にフィギュアを落としていくようになった。
『for』からは登場しないが、『SP』ではスピリッツの1つになっている。

『ポケモンコロシアム』では悪の組織「シャドー」に改造されたダークポケモンを元に戻す「リライブ」の能力を持つポケモンとして登場。
聖なるほこらで希少アイテム「ときのふえ」を使う事で出現し、リライブゲージの残量を問わずポケモンをリライブしてくれる。
また、全てのダークポケモンをリライブした状態で特典の拡張ディスクを使用すると、なんとセレビィを貰える。
一度セレビィを貰った物とは別のデータを用意すれば(再び条件を満たす手間はともかくとして)理論上無限にセレビィを貰う事ができた。

『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』では主要キャラとして登場。
本編で重要な役割を果たすキーキャラクターとして活躍した。

アニメでは、2001年の映画『セレビィ時を越えた遭遇』では主役扱いで、
その後も『幻影の覇者ゾロアーク』やAG第155話『ポケモンレンジャー登場!セレビィ救出作戦!!』で登場しているが、
何故か毎回死にそうな目に会うというお約束がある。

漫画『ポケットモンスターSPECIAL』では、第3章の重要キャラとして登場。
本作では時の化身のような存在として扱われており、ゲーム及びアニメに登場するジーエスボールに相当する、
ルギアホウオウの羽を使った時を捕らえるボール」でしか捕獲できないとされていた。
一度は仮面の男に捕獲されるも、ゴールドがボールを破壊した事で解放されたが、
自分を利用しようとした仮面の男にも、その思いを汲んで僅かな慈悲を見せた。
続く第4章では同一個体がなんと主人公であるルビーの手持ちの1匹として登場した
それが判明したのは最終盤だが、コミックスのステータス紹介欄に書かれたポケモンが全てボールから出ていたにも拘らず、
序盤にてハブネークに襲われた際に別のボールに手をかける描写があり、
紹介欄に書かれていない手持ちを所持していた事は初期から伏線が張られていた
(3章ラストでも、定期的に発生していたウバメのほこらの輝きが事件後に一時消えたという後の展開を示唆する証言有)。
ルビーの元にいた時には普通のモンスターボールに入っていたが、これは自分の意志でルビーの元にいる事を選んでいたため。
図鑑が認識しなかったためルビーはセレビィの名前すら知らなかったが、普通のポケモンでは無い事は理解していたらしく、
対人戦ではどれだけ追い詰められようと使用する事は無かった。
第4章ラストで、最終決戦で死亡した人々が生きている時間にルビー達を導き、役目を終えたようにルビーの元から去った
(時間逆行で彼らが死んだ事実を無くしたのか、ルビーを並行世界に飛ばしたのかは曖昧にされている)。
その後第9章で再びウバメのほこらから再登場し、ロケット団かませと名高い中隊長のリョウ・ケン・ハリーがウバメの森で手に入れた薬をサカキに届けた。

カードゲームではバトル場にいる条件下で手札の草エネルギーを自分のポケモンに与えれる「もりのいぶき」を覚えた種類が有名。
エネルギー加速もさることながら、「にげる」に必要なエネルギーが1つだけなのも強みである。


原作中の性能

くさ・エスパーの複合タイプ故に弱点が7つと多いが、代わりに半減も6つと多い、癖のある耐性をしている。
メィンウェポンは特殊技が「リーフストーム」「くさむすび」「サイコキネシス」、
物理技に「タネばくだん」「しねんのずつき」などがある。
意外にもエスパー御用達の補助技「めいそう」だけでなく、攻撃を2段階上昇させる「つるぎのまい」を取得可能。
エスパーの物理型はメタグロスエルレイドなどがいるが、
大抵が「しねんのずつき」の威力の関係から、もう片方の複合タイプの技がメィンウェポンとなる事が多いものの、
セレビィは例外的にエスパータイプには希少な「つるぎのまい」で物理のエスパー技の威力の低さをある程度カバーできる。
ただし、特殊技のサブウェポンが「マジカルシャイン」「シャドーボール」と豊富なのに対し、
物理技は取得できる数が少なく、第4世代配布限定の「ふいうち」などは取得が不可能なため、
素の取得技では攻撃範囲が乏しい。無論、エスパーの物理型は貴重なので、それでも十分使えるが。


MUGENにおけるセレビィ

+ Joey The Marill Fan氏(joeythemarillfan5678氏)製作
  • Joey The Marill Fan氏(joeythemarillfan5678氏)製作
Joey Faust氏によるコンプゲー『Team Faust Games Arena Fighters』のテンプレートを用いて作られている模様。
常に浮遊しているため、下段攻撃が効きにくい。
コンボは苦手だが、一撃ごとの火力が高めとなっている。
主に「エナジーボール」や「ほろびのうた」などの遠距離攻撃を中心に戦う。
AIは未搭載。
DLは下記の動画から

+ vo-jk氏製作
  • vo-jk氏製作
中華圏の製作者であるvo-jk氏による、新MUGEN専用のセレビィ。
氏の他のキャラと同じく、スプライトは『X・Y』以降の3Dモデルを使ったものになっている。
以前のバージョン(氏がよく使用する中華圏のMUGEN交流サイトでの公開物)はファイルに一部漢字が使用されており、環境によっては不具合が出たが、
現在はYochiIsC00lest333(Николай Бессонов)氏の協力を得て、
各ファイルをアルファベットで最適化したデータに更新されたバージョンで統一され、ブログ及び交流サイトにて公開されている。

遠近共に攻撃のバランスが揃ったオーソドックスな性能となっている。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会

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最終更新:2023年06月08日 08:01