ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズ(以下FF)に登場するモンスター。超獣の方は
こちら。
小型の
柱サボテンに手足が生えたような形状と、
埴輪のような顔が特徴。
初出は『FFVI』で、以降も
チョコボ、モーグリ、
トンベリなどと共に多数の作品に登場しており、
同シリーズの主要マスコットキャラクターの1つにもなっている。
デザインを担当したのはスクエニの野村哲也氏で、高校生の時にノートに書いた
落書きがベースになっているらしい。
シリーズ毎の特徴
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FF6 |
後半シナリオとなる世界崩壊後のマランダ周辺の砂漠マップで出現。
HPは たったの3しかないが、防御力・回避率が物理・魔法どちらもカンストしており
物理攻撃が必中攻撃になるアクセサリ「 スナイパーアイ」を装備するか
防御力無視の効果を持つ「 ばくれつけん」「 ドリル」でないと仕留めるのは不可能。
SFC版・PS版は回避率が機能しておらず魔法回避率で命中・回避の判定を行うが、その魔法回避率が高いため当たらないのである。
GBA版以降でも回避率カンストのおかげで防御性能は弱体化も強化もされていない。
行動パターンは通常攻撃はせず「はりせんぼん」を撃ち続けるというものだが、
放置すると「仕事量を10倍にした!」というメッセージの後に「はりせんぼん」を10連発してくる。
倒した場合、魔法習得値10と10000ギルを落とすが獲得経験値が0のため、レベルを上げずに魔法を覚えるためのターゲットにされている。
(『FF6』の成長要素はレベルアップ時に装備している魔石に設定されたボーナス値を参照するため)
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FF7 |
サボテンアイランドとノースコレルエリアで出現。
本作ではHPは6000。サボテンダーを「変化」させると炎・冷気・雷・土属性の攻撃を吸収するアクセサリ「テトラエレメンタル」になるが、
まともにプレイしていてはまず当たらないので、狙ってやるには特殊な手順が必要になる。
また、亜種である「サポテンダー」が初登場した作品でもある。
『FF7』では本家より弱かったのだが、後の作品ではサボテンダーより上位として登場する場合もある。
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FF8 |
セントラ大陸及びサボテンダーアイランドで出現。ちなみに常にカメラ目線。
こちらでも経験値は少なめで高APを獲得出来るため、『FF6』と同様に低レベル攻略のお供と言える存在。
というのも『FF8』では味方のレベルに比例して敵のレベルも強化されていくシステムであり、
低レベル攻略を目指す場合、特定のガーディアンフォース(以下G.F.)が持つ各種アイテムを基に魔法や特殊なアイテムを精製出来るアビリティと、
対峙した敵をカードに変える事で、経験値を得る事無くAPとギルを獲得出来るアビリティ「カード」を習得する必要がある。
これによって得られたカードを基にアイテムを精製出来る「カード変化」のアビリティも存在する他、
敵をカードに変化させた際に1/16の確率でボスモンスターのカードを獲得する事も可能。
そしてこれを元手に道行く人々にカードバトルを挑む事で時間を浪費する事に
また、本作では巨大化したサボテンダーと言うべきボス格の「ジャボテンダー」も登場。
これを倒す事でサボテンダーのG.F.が手に入る。
ちなみにG.F.のサボテンダーは敵全体に1000の倍率のダメージを与える「針ン千本」を使用する。
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FF9 |
本作のみ氷が弱点ではなく氷吸収となっている。
また、地中に「隠れる」という他のシリーズにはない行動を取り、その時に攻撃すると針千本で反撃してくる。
姿を現した時は反撃してこないが、「コンフュ」で混乱させてくる。
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FF10 |
素早さがかなり高くアビリティ「かたい」持ちである上にすぐ逃げるので倒しにくい。
ただし、この時期の他の敵より圧倒的に入手APが多い。
また、亜種である「サボテンダー?」や「サポテンダー」が登場し、
このうち後者の使用する「針99999本」は設定されているダメージ量は40万を超えており、ゲームでは最大HPは99999までの仕様のため、
たとえ召喚獣がダメージを1/4にする「まもる」を使用していたとしても99999ダメージを受けて即死する極悪技である。
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FF11 |
拡張データディスク「ジラートの幻影」をインストールすることで遭遇できるエリアに入れる。
従来の作品と比較して目に当たる部分に細い筋が1対通っているだけという、ややリアル寄りのデザインになっている。
倒すとサボテンダーの針を落とすが、合成にもクエストにも使い道が無いアイテムである。
頭に花を咲かせた「開花したサボテンダー族」が登場し、後に「ジャボテンダー」の名前が付いた。
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チョコボの不思議なダンジョン |
一周目のダンジョンで終盤以降に出現。
亜種のサポテンダーは本作でも存在し、SD主体ゆえか双方ともに丸々とした体型になっている。
倒す事で1000ギルを落とす為に金策には最適なのだが、遠距離攻撃で銭投げを使う為、そうすると使われた回数に応じて獲得ギルも減額する。
金策がしたいのなら銭投げを使わせず近接戦闘に入るか、高威力の攻撃で一撃で倒す必要がある。
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チョコボレーシング |
『チョコボレーシング』では隠しキャラクターの一体として登場している。
…のだが、徒歩で参戦しているためか一般的なキャラの四分の一程度の速度しか出せず、普通に走ればビリは確実。
あるコースの一定以上の速度で通過しないと超えられない崖では当然落ちてしまう。
これでどうやって勝つの?と思うのも無理はないが、
本作にはスピン時にタイミング良くボタンを押せば加速して復帰できる「スピンターボ」があり、
ドリフトし続けるとスピンする仕様とも相まってスピンターボ練習用にうってつけのキャラとなっている。
事実上の後継作である『チョコボGP』にも最後に解禁される隠しキャラとして出演。
やっぱり徒歩での参戦だが、ジェットパックを背負っているためか最高速度重視キャラの範疇に収まっている。
本作では串田アキラ氏熱唱のボーカル曲が専用BGMとして採用されており、
サウンドトラック早期購入特典として別バージョンまで用意されている力の入り様である。
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MUGENにおけるサボテンダー(ファイナルファンタジー)
スコール・レオンハートなどを製作したSeanAltly氏による、
MUGEN1.0以降専用のキャラが存在する。
欧米名の「Cactuar」名義で、ファイル名は「
CvtW Cactuar」。
氏のサイトではなく「Mugen Fighters Guild」のフォーラムで公開されているので注意。
基本的に「はりせんぼん」による遠距離攻撃が主体の性能をしているが、
近接技も突進からの
サマーソルトキックなどが搭載されており苦手ではない。
ただしLIFEが700しかないため
物凄くやわらかい。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
非表示
プレイヤー操作
最終更新:2024年03月23日 07:49