サイコ・バルチャー


「空の支配者」

翼長:2~3m

(『キングコング 髑髏島の巨神』パンフレットより引用)

『モンスターバース』シリーズの2作目『キングコング:髑髏島の巨神』に登場する怪獣
由来はサイコパワー…ではなく、キ○ガイを意味する「サイコパス」とハゲワシを意味する「バルチャー」を合わせた名称となっている。
亜種にリーフウィング(Leafwing)がいる。
髑髏島に住む怪獣の一種であり、白亜紀の絶滅を生き延びた翼竜が独自の進化を遂げた姿。
外見は実在した翼竜ディモルフォドンに似ているが血液が青く、口吻がノコギリ状に尖っているのが特徴。
翼長は2~3m程度でサイズとしては大型の鳥程度だが、とにかく生息数が多い。
作中では不審な木に向けて発砲したら、取り付いていた数千、数万のサイコ・バルチャーが飛び立つシーンもある。
また、髑髏島固有種のフグを常食しており、その毒の影響で攻撃的な性質を持つ。

劇中では髑髏島の空を飛び交っている姿が頻繁に見られる。
そのサイズ故に他の巨大生物達よりは脅威性は低い……ように見えたが、
廃船「グレイ・フォックス号」で川を航行している最中の一同に群れで襲い掛かり、
ランドサット調査員のニエベスを空中へ連れ去り、鋭い口吻でバラバラに引き裂いてしまった。

物語的にはようやく島からの脱出目途が立って和やかな雰囲気になったタイミングの襲撃であり、
ニエベス自身は無能さで周囲を苛立たせていた人物とはいえ、後味の悪い結果となった。
改めて「この島で、人類は最弱」という本作のキャッチコピーを痛感させた怪獣と言える。

続編『ゴジラVSコング』では髑髏島の環境が一変したものの多数生き延びており、
地下空洞世界にも生息している事が明かされた。


ランフォリンクス

後述するようにMUGENキャラのランフォリンクスもこのページで扱うため、ランフォリンクスについてもここで述べる。

1977年に公開の怪獣映画『恐竜・怪鳥の伝説』に登場する怪獣。
作品についての詳細はプレシオサウルスのページを参照。
非常に凶暴な性格で、人間を餌と見なして積極的に襲い掛かる。
全長13mと、現実で確認されているランフォリンクスの十倍近いサイズを誇る。
なお作品のポスターでは複数体が飛んでいる姿が描かれているが、劇中で登場するのは一体のみである。

作中では富士の樹海の洞窟内に存在した化石化した卵から孵化する形で登場。
その後西湖に爆雷を投下してプレシオサウルスを追い立てようと画策していた旧足和田村の村長をはじめとした人々の前に襲来する。
何人かはランフォリンクスによって空中から投げ落とされる形で殺された他、ランフォリンクスを撃ち落とそうとした消防団の誤射で投下前の爆雷が起爆し、
その場にいた人々が全滅するなどのアクシデントもあり、多くの被害を残して姿を消す。
その後は終盤にて主人公の前に登場したプレシオサウルスの前に飛来し、プレシオサウルスとの死闘を繰り広げるも、
最終的には富士山の噴火に巻き込まれる形で姿を消した。

本作は主に前半部はプレシオサウルスが存在するか否かを中心に話が進んでいくため、中盤におけるランフォリンクスの登場はかなり唐突な印象を受ける。
劇中でも「プレシオサウルスがいるなら同時代に存在したランフォリンクスもいるんじゃないか?」というかなり無理のある出現理由が語られている。
一方で襲撃シーンのBGMについては場面に合っているかはともかく印象に残るものとなっている。
襲撃BGM
アレンジ版


MUGENにおけるサイコ・バルチャー

怪獣キャラに定評のあるカーベィ氏による、kMIKEj氏が提供したスプライトを用いて作られたものが公開されている。
ファイルならびにディスプレイネームは亜種の「Leafwing」となっている。
デフォルト設定でライフが700と低めだが翼竜らしく常に空中を飛行しており、機動力に優れている。
超必殺技は無数のサイコ・バルチャーが画面を横切る「群れ」と、
本体に合わせて攻撃するストライカーを二体まで呼び出せる「なかまをよぶ」。
AIもデフォルトで搭載されている。

また、2023年の更新でdef登録名を変更することで1977年に公開の怪獣映画『恐竜・怪鳥の伝説』に登場するランフォリンクスを使用できるようになった。
基本的な技構成は同じだが、デフォルトのサイズが大きくなり超必殺技が「体当たり」と「拉致」に変更されているのが変更点。
プレイヤー操作(ラフォリンクス)

出場大会

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プレイヤー操作

R-9cで色々と戦う動画(part159、ラフォリンクス)


最終更新:2025年03月10日 22:49