デクの樹サマ とは、ゼルダの伝説シリーズのキャラクター。
デクの樹サマ |
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他言語 |
『時のオカリナ』:Great Deku Tree (英語) 『風のタクト』:Deku Tree (英語) 『ブレス オブ ザ ワイルド』:The Great Deku Tree (英語) |
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別名義 |
デクの樹 | |
種族 |
植物 | |
性別 |
男 | |
声優 |
野中秀哲 | |
初登場 |
【ゼルダの伝説 時のオカリナ】 |
顔がある巨大な木。森の精霊のようだ。一人称は「ワシ」(『ブレス オブ ザ ワイルド』や『ティアーズ オブ ザ キングダム』では「儂」と漢字で表記されている)。
初登場。コキリの森にあるデクの樹サマの広場にいる。
ハイラル王が王国を統一する以前に激しい戦争があり、その戦火を逃れる為にハイリア人のある母親と赤ん坊がコキリの森へ逃げ込む出来事があった。
重傷の母親は彼に赤ん坊の命を託し、命を引き取った。彼に託された赤ん坊は後の【リンク】であった。
それから数年後、コキリのヒスイ(森の精霊石)を欲しがっていた【ガノンドロフ】の要求を拒んだ為に、死の呪いをかけられてしまう。死が近づいている事を悟った彼は、リンクを彼の所へ連れてくるように妖精【ナビィ】に命令する。
リンクが悪夢を見ている事を知っていた彼は、リンクの勇気を試すと同時に呪いを解くよう言った。
リンクは彼の体内に入り、送り込まれていた【ゴーマ】を倒して呪いを解いたが、彼の死を避ける事は出来なかった。
死の直前にガノンドロフの事、トライフォースの事、【ゼルダ】姫の事を話し、リンクにコキリのヒスイを託し、ナビィにリンクを援けるようにと言って命を引き取った。
彼の体内はダンジョン(デクの樹サマの中)になっており、子供時代ならいつでも出入りが出来る。
大人時代では森の神殿をクリアした後、彼の子供?が生まれる。
森の島の守り神として登場。本作では「デクの樹」名義(但し会話では「様」や「サマ」が付く)。『時のオカリナ』のデクの樹のこどもが長い年月をかけて成長した姿のようだ。
最初に彼と会った時は10体のチュチュ達に寄生されていたので、彼に回転アタックしてチュチュを振り落とし、チュチュを全滅させれば話せるようになる。
リンクの格好を見て、ハイラル王が時の勇者を見つけたと考えていたが、ハイリア語を理解できなかったリンクが時の勇者ではない事が分かり、普通に話すようになる。
【赤獅子の王】の導きでリンクがフロルの神珠を求めている事を知り、1年に1度行う儀式の後に神珠を授ける事にしたが、【コログ族】の【ラブラ】?から【マコレ】が禁断の森に落ちた事を知らされ、空を飛べないリンクの為にデクの葉を用意した。
禁断の森をクリアした後はリンクにフロルの神珠を渡し、儀式を始めた。
フィギュアの説明文によれば、「大地に根を生やして動けないのでよく敵に寄生される」ようだ。
コログの森に登場。本編から約100年前のゼルダは彼の目の前にある台座にマスターソードを刺した。
ヘソ(内部)にもコログがおり、店やタダ宿を営んでいる。
コログの森に登場。ヘソに深穴が開いており、地底にある腹に通じている。
彼の体内に【瘴気魔】が入り込んだことでコログの森へ地上から入れなくなってしまい、森に残っていたコログ達も無言で佇み続けていた。
リンクにより瘴気魔および【ファントムガノン】が排除された後は正気を取り戻し、コログの森も正常化。監視砦に退避していたボックリンもこちらに移動する。
また、マスターソードを持っていない状態の場合、現在のマスターソードの所在地を探知してリンクに知らせてくれる。
『ブレス オブ ザ ワイルド』後にマスターソードはコログの森の台座へ戻されたようで、本作冒頭のハイラル城地下探索前に彼の立ち会いの元で改めて抜き直されている。
その際に【ゼルダ】にマスターソードの特殊な性質について説明しており、これが後にゼルダが重大な決断に踏み切る一端になった。
ヘソに入ってからトーレルーフを使用すると謎の空間へ行ける。スダジイはこのヒントまでは言わない。
オープニングムービーに登場している。