カード能力解説 > 賢者シリーズ

ネロ イザベラ ダリダ セヴィリオ ガラテア
レアリティ ★4~★7
タイプ バランスタイプ・単体
コスト 14,20,30,42
スキル きほん フィールド上の自属性ぷよを7個プリズムボールに変える
とっくん フィールド上の不利属性ぷよをすべてプリズムボールに変える
リーダースキル きほん スタメンのカードが2色以上から1色増えるごとに
味方全体の攻撃力倍率に1倍プラス(最大5倍)
とっくん スタメンのカードが2色以上から1色増えるごとに
味方全体の攻撃力倍率に0.8倍プラス(最大4.2倍)
体力倍率に0.6倍プラス(最大3.4倍)
バトルスキル なし
とくもりサポートスキル プリズムボールを消した時の効果を3倍する
へんしん合成 ★4→★5 【★3】ぷよアイス×1、【★4】ぷよアイス×2、【★5】ぷよアイス×2
★5→★6 【★5】ぷよアイス×2、【★6】ぷよアイス×2、【★6】100点テスト×1
CV ネロ:手塚 ヒロミチ
イザベラ:山本 綾
ダリダ:桐村 まり
セヴィリオ:佐野 康之
ガラテア:齋藤 彩夏

概要

2015年9月2日の収集イベント「カツオ大漁祭り」以降でスペシャル特攻キャラとして、イザベラから順に登場した。
イベント期間中のガチャでしか入手することはできなかったが、2017年3月15日より、ゴールドチケット以上から出現するようになった。
2016年7月11日にボイス、2018年6月15日に★7、2023年1月13日に「とくもりとっくん」が実装された。

ステータス

★6 Lv.99
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
ネロ 3884 1701 799
イザベラ 3837 1664 919
ダリダ 3931 1627 859
セヴィリオ 3884 1627 919
ガラテア 3837 1701 859

★7 Lv.120
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
ネロ 5826 2467 1079
イザベラ 5756 2413 1241
ダリダ 5897 2359 1160
セヴィリオ 5826 2359 1241
ガラテア 5756 2467 1160
ボス!?シリーズと比較すると、攻撃力は低いが、体力と回復力は高い数値になっている。

スキル

レアリティ スキル 発動ぷよ数
★4 フィールド上の自属性ぷよを1個プリズムボールに変える 35
★5 フィールド上の自属性ぷよを2個プリズムボールに変える
★6 フィールド上の自属性ぷよを3個プリズムボールに変える
★7 きほん フィールド上の自属性ぷよを7個プリズムボールに変える 30
とっくん フィールド上の不利属性ぷよすべてプリズムボールに変える 40
2023年1月13日に、★7(きほん)の発動ぷよ数が35個から30個に減少した
フィールド上にチャンスぷよがあると、プリズムボールに変換されてしまう場合がある。
とっくんスキルでは、ネロはあおぷよ、イザベラはみどりぷよ、ダリダはあかぷよ、セヴィリオはむらさきぷよ、ガラテアはきいろぷよをプリズムボールに変える。

プリズムボール
プリズムボールは、色ぷよの連鎖にプリズムボールをまきこむ形で消すと、1個につき1連鎖分×3の攻撃力が全キャラの攻撃力に加算される(ver.5.0.0で、「2倍」から「3倍」に強化された)。
プリズムボールによって発生する攻撃には、同時消しボーナスや連鎖ボーナスは適用されない
同時消しや大連鎖に巻き込んで消しても、プリズムボール自体から発生するダメージ分には補正はかからず、
常に消したプリズムボールの数×攻撃力×3のダメージで一定になる。

プリズムボール自体を4つつなげても消えることはなく、通常の色ぷよ・ハートBOXと同じく、なぞって消すこともできる。
かいぶつシリーズ・星の魔導師シリーズなどの色ぷよ変換スキルでプリズムボールを色ぷよに変換することはできない。

プリズムボールを3つ消すことができれば、各カードが9倍の攻撃力で一斉に攻撃できる。発動ぷよ数も35個と比較的軽めなので、相対火力としては高くなる。

プリズムボールを5個消せば、初代ぷよシリーズのスキルを上回る可能性もある。プリズムボールをフィールドの端で取っておき、あえてプリズムボールを消さないようにぷよを消せば、スキルの再装填もできる。

リーダースキル

レアリティ リーダースキル
★4 スタメンのカードが2色以上から1色増えるごとに
味方全体の攻撃力倍率に0.4倍プラス(最大2.6倍
★5 スタメンのカードが2色以上から1色増えるごとに
味方全体の攻撃力倍率に0.5倍プラス(最大3倍
★6 スタメンのカードが2色以上から1色増えるごとに
味方全体の攻撃力倍率に0.6倍プラス(最大3.4倍
★7 きほん スタメンのカードが2色以上から1色増えるごとに
味方全体の攻撃力倍率に1倍プラス(最大5倍
とっくん スタメンのカードが2色以上から1色増えるごとに
味方全体の攻撃力倍率に0.8倍プラス(最大4.2倍
体力倍率に0.6倍プラス(最大3.4倍)
2023年1月13日に、★7(きほん)が「スタメンのカードが2色以上から1色増えるごとに全属性の攻撃力倍率に0.85倍プラス(最大4.4倍)」、★7(とっくん)が「スタメンのカードが2色以上から1色増えるごとに全属性の攻撃力倍率に0.6倍プラス(最大4.2倍)体力倍率に0.35倍プラス」から上方調整された。
デッキに出ているカードの属性数が増えるたびに倍率がプラスされる。
副属性を持つキャラは主属性と副属性の両方がカウントされる。

計算式は、童話シリーズ・魔界シリーズと似ており、★6で+0.6倍、★7で+0.85になり、5色揃えれば、1+(0.85×4)=4.4倍になる。
★7の同シリーズをリーダー・サポーターで使用すると、19.36倍になり、このゲームの固定倍率の中でもトップ級の高さを誇る。

デッキの属性の数に比例して攻撃力が上がるので属性の数が少なくなれば当然攻撃力も落ちる。
4色で3.55倍、3色で2.7倍になってしまうため、クエスト中にカードが落とされて属性の数が減ってしまった場合や、リーダー自身が落とされてしまった場合の備えはきちんと用意しておこう。

マルチプレイでは場に4枚しかだせないので、通常は最大4色どまり(3.55倍)になる。
4.4倍の威力を出したい場合は副属性で足りない色をうまくカバーする必要があり、実現はやや難しい。
本シリーズのリーダースキルを把握していない人が同属性カードを提示してきた場合に備え、多色を希望するメッセージを設定しておこう。

多色デッキの特徴や単色デッキとの違いについては、デッキ構成のページを参照。

★7時に、とっくんボードで変更できるリーダースキルは、最大で攻撃力3.4倍、体力2.4倍になる。
攻撃力強化倍率は★6と同じだが、体力も強化されるため、安定性が増す。
しろいフェーリ(★6)からスキル加速を省いたものなので、ぷよフェスキャラの代わりに十分なれるほどの強さになったと言える。
上方調整によって、攻撃力4.2倍、体力3.4倍になった。
この倍率は、あかいアミティ(★7)・くろいシグ(★7)・りりしいリデル(★7)のリーダースキル倍率よりも高い。

とくもりサポートスキル

レベル とくもりサポートスキル 発動条件
Lv.1 プリズムボールを消した時の効果を1.2倍する いつでも発動
Lv.2 プリズムボールを消した時の効果を1.4倍する
Lv.3 プリズムボールを消した時の効果を1.6倍する
Lv.4 プリズムボールを消した時の効果を1.8倍する
Lv.5 プリズムボールを消した時の効果を2倍する
Lv.6 プリズムボールを消した時の効果を2.2倍する
Lv.7 プリズムボールを消した時の効果を2.4倍する
Lv.8 プリズムボールを消した時の効果を2.6倍する
Lv.9 プリズムボールを消した時の効果を2.8倍する
Lv.10 プリズムボールを消した時の効果を3倍する

コンビネーション

共通で「賢者」に対応している。
その他のコンビネーションは、「各カード詳細」を参照。

デッキ考察

リーダースキルは多色強化、スキルも自属性のぷよをプリズムボールに変換してしまうので、リーダーとしてもスタメンとしても多色デッキ向き。
本シリーズをリーダーにする場合、「漁師」や「すずらん+α」など特定の属性に掛かるスキルを持つカードは力を十分に発揮することができない。
サポーターを選ぶ際も「魔導学校」や「ボス!?」など、特定の属性を強化するリーダースキルとの相性が悪い。

一方、属性に限定されない性能を持つキャラは、高火力のリーダースキルと安定感のあるプリズムボール変換で大幅に強化できる手前とことん相性が良い。
属性が異なると、互いに役割を奪い合ったり潰し合ったりということが起きにくいので、用途に合わせた柔軟なデッキを構成することができる。

また、デッキに副属性のカードを入れるメリットが他のデッキより多い。
いずれかのキャラが退場した場合に、デッキに出ている属性の数が減ってしまう可能性を減らすことができ、また、クエストに出てくる相手の主要な属性に対する不利属性を副属性で補うことで、弱点を突かれることなく5色を揃えられる。
前述のマルチプレイでの最高倍率の実現にも副属性を持つキャラは不可欠。

★7で取得できるリーダースキルの圧倒的な火力は魅力で、通常クエスト・バトルどちらでも便利。
賢者をリーダーにしっかり育成した全体攻撃持ちのカードを2、3色スタメンに入れるとほぼ毎ターン
全体攻撃で雑魚を一掃できるので曜日クエストの激辛程度ならサクサクと周回する事ができる。
サブリーダーも賢者にすると、更に安定するだろう。
バトル用デッキにも採用するのもあり。最大火力を出す為に残りのメンバー2人で残る4色を確保、
更にステータスやコンビネーションも考えると編成難易度は高いが、その短所を差し引いても
きほんリーダースキルの4.4倍の攻撃力強化は極めて大きい。
その際は、スキルの相性はほぼ考えなくてもいいので、ステータスやコンビネーションを重視して、
メンバーを編成してみると、強力なグループが作れる。
総じて、多色デッキに於けるこのシリーズの価値は大きい。強力な多色デッキの編成を目指すなら是非育てたい。

評価

「属性数に関わらず運用が可能」という意味合いで多色でも運用できるカードはいくつか存在していたが、「属性数が多ければ多いほど強化される」という多色運用のみに狙いを定めたのは、本シリーズが初。
くろいシグやあかいアミティを所持していない場合は、優先して育てるべき。
多色デッキ全盛の現状ではリーダーとしての活躍が期待できる。クエスト巡回やバトル用ならたいりょくの低さもさして問題ない。

余談

アーケード版では、初期から属性の数だけ攻撃力やだいだげき確率(クリティカルヒット率)が上がる多色強化デッキが存在しており、このデッキでよく使われる「虹色のごくい」というスキルから通称「虹パ」と呼ばれていた。
また、あちらには「賢者シリーズ」ならぬ「犬者シリーズ」というカードがあり、性能も「3ターンの間、属性の数だけ攻撃力をUPさせる」という多色強化スキルを持っている。
さらに、「ダリダ」が少し遅れて登場した「賢者シリーズ」に対し、「犬者シリーズ」では緑属性キャラが存在しない。
おそらく、賢者シリーズは少しアーケード版を意識していると思われる。

各カード詳細

ネロ
コンビネーションは、「ボーイズ」「賢者」。
2015年10月の収集イベント「第3回ハロウィン祭り」のスペシャル特攻キャラとして、初登場した。
生物学に精通した賢者。
スキル名の「フロワ」は、フランス語で「冷たい」を意味する。

イザベラ
コンビネーションは、「ガールズ」「賢者」。
2015年9月の収集イベント「カツオ大漁祭り」のスペシャル特攻キャラとして、初登場した。
数学に精通した賢者。
スキル名の「テオハム」は、フランス語で「定理」を意味する。

ダリダ
コンビネーションは、「ガールズ」「賢者」「科学者」。
2016年2月の収集イベント「チョコレート収集祭り(2016)」のスペシャル特攻キャラとして、初登場した。
化学に精通した賢者。
スキル名の「レアクスィオン」は、フランス語で「反応」を意味する。

セヴィリオ
コンビネーションは、「ボーイズ」「めがね」「ヒゲ」「賢者」。
2015年9月の収集イベント「ティーカップ収集祭り」のスペシャル特攻キャラとして、初登場した。
植物学に精通した賢者。
スキル名の「アンゴワッス」は、フランス語で「苦悩」を意味する。

ガラテア
コンビネーションは、「ガールズ」「めがね」「賢者」。
2015年12月の収集イベント「剣闘士祭り」のスペシャル特攻キャラとして、初登場した。
工学に精通した賢者。
スキル名の「カプリス」は、フランス語で「気まぐれ」を意味する。
最終更新:2023年01月26日 21:59