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あかいアミティ くろいシグ りりしいリデル

レア度 ☆6~☆7
カードタイプ こうげきタイプ・単体
スキル能力 nターンの間、スタメンの属性数×m倍で全カードの攻撃力をアップさせる
Lスキル能力 スタメンのカードが2色以上から1色増えるごとに全属性の体力と攻撃力の倍率にn倍プラス
コスト量 48、60
変身合成 なし
CV あかいアミティ:菊池志穂
くろいシグ:渕崎ゆり子
りりしいリデル:並木のり子

概要

くろいシグは2016年1月末のぷよフェスにて期間限定で登場。
あかいアミティは2016年6月末のぷよフェスにて期間限定で登場。
りりしいリデルは2017年6月末のぷよフェスにて期間限定で登場。
くろいシグ実装時点では天騎士シリーズをも超える最大のコストを持つカードであった。
現在では多くのフェス限定キャラも同じコストを持ち、それをさらに蒸気都市シリーズが上回っている。

スキルレベルを上げるには同キャラ同士で合成をおこなうか、紫の秘伝書を合成する必要がある。
亜種キャラ(例えば通常のアミティやシグ)では合成してもスキルレベルは上がらない。

くろいシグは2018年6月22日、あかいアミティは2018年11月11日、りりしいリデルは2019年1月11日にそれぞれ☆7が実装された。

くろいシグ、あかいアミティ共に初出は『ぷよぷよ!!20th』のストーリー中に登場しない隠しキャラクターとしての登場であり、通常とは異なるボイスが搭載されている。
同様のおまけのキャラクターにはしろいフェーリ、きいろいサタン、かわったエコロが存在する。これが初出ではないが、あやしいクルークも同様の扱いで再登場していた。
りりしいリデルは本ゲームのオリジナルである。

ステータス

-☆6 Lv99
☆6 Lv99
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
あかいアミティ 4212 2422 254
くろいシグ 4192 2408 278
りりしいリデル 4232 2503 266
-☆7 Lv120
☆7 Lv120
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
あかいアミティ 6213 4027 319
くろいシグ 6183 4016 333
りりしいリデル 6242 4005 326
こうげきタイプとしては非常に高い体力を持ち、
登場時点では副属性を持ちながら攻撃も全カード中トップという破格のスペックであった。
また、りりしいリデルは緑属性であるが、☆6のみ他より攻撃が極端に高く、他のステータスはほぼ緑属性の傾向通りであるので、
☆6時点のステータスだと、他と比べてりりしいリデルが頭一つ抜けている。
この3体が明確にシリーズとして扱われていないからかと思われるが、詳細な理由は不明。
後発で同じこうげきタイプのフェスキャラであるラフィソルのステータスにも劣らない。
というか☆7時のステータスは全て少しだけ上回っているのは、流石元祖フェスキャラといったところか。

スキル

nターンの間、スタメンの属性数×m倍で全カードの攻撃力をアップさせる。必要ぷよ消し数は40個。

☆6の場合は、1ターン0.5倍(最大3.5倍)。
☆7の場合は、2ターン0.7倍(最大4.5倍)。

色は副属性も対象となる。自身が副属性キャラであるため、☆6時の最低でも2倍(2色)。
1.0倍+(色数xプラス倍率) という式で計算される。
たとえば☆6の場合、1色増えるたびに、2倍(2色)、2.5倍(3色)、3倍(4色)、3.5倍(5色)と上昇する。

多色デッキ版のすずらん+αシリーズスキルである。
多色デッキにおいては属性ごとにスキルが発動可能になるタイミングがバラバラであるため、
使う際は一緒に発動させたいスキルが溜まっていることをしっかりと確認しよう。
もちろん盤面次第では無駄撃ちになってしまうので整地も忘れないこと。
また、このカードに限らず、通常のエンハンススキル同士は重ねがけできない(上書きされる)ので注意。
ローザッテシズナギなどの条件付きのエンハンススキルとは重ねがけ可能で、それぞれスキル効果中の表示が異なる。

☆7では継続が2ターンになり、倍率も強化されるため非常に強力なエンハンススキルになる。
同じターン数でより倍率が高い通常エンハンススキルに、真理の賢者のものがあるが、
あちらはバランスタイプ限定であるので、デッキの組みやすさではこちらに分がある。
また、☆6ではのちに登場したストリートのまぐろより倍率が低い下位互換だったが、
☆7では倍率が低い代わりに、ターン数で差をつけているという一長一短の関係となっている。

リーダースキル

スタメンのカードが2色以上から1色増えるごとに、味方全体の攻撃力および体力の倍率をプラスする。

☆6で攻撃力・体力ともに1色ごとに0.5倍(最大3.0倍)プラス。
☆7で攻撃力は1色ごとに0.75倍(最大4.0倍)、体力は1色ごとに0.6倍(最大3.4倍)プラス。

色は副属性も対象となる。自身が副属性キャラであるため、☆6時の最低でも1.5倍(2色)。
1.0倍+({色数-1}xプラス倍率) という式で計算される。
たとえば☆6の場合、1色増えるたびに、1.5倍(2色)、2倍(3色)、2.5倍(4色)、3倍(5色)と上昇する。

本カードは能力を発揮するのに、5色すべての属性(副属性を含む)を含む「多色デッキ」を構築する必要がある。
さらに、スタメンのカードがやられることによって色数が減ると、その場で倍率も減少してしまう。
スキル貯めに時間がかかるのも不利なところである。
一時期は本シリーズが頭一つ(どころではないほど)抜けて強力すぎたために、多色デッキが欠点を差し置いて主流となっていたが、
その後は単色や、色数が足りなくても強力なカードが多数登場しており、
最近では誰でも入手できるイベント報酬カードも☆7にすると無条件で味方全体の攻撃体力を3倍にするカードが複数登場していることもあり、
本カードのリーダースキルは第一線からは退いたものとなっている。

+登場当時の古い解説
まず、攻撃力が最大3倍というのは、ボス!?シリーズの体力最大時の通常攻撃限定の攻撃倍率と同じである。
類似の効果を持つ賢者シリーズの最大倍率3.4倍には流石に劣るものの、こちらのカードの場合はそれに加えて体力が上昇する効果も持つ。
なお、体力倍率だけを評価しても、体力が3倍となるリーダースキルはくろいシグが初めてであった。
これにより、攻撃と耐久を兼ね揃えた多色デッキを組むことが可能になった。
また、属性を指定しないリーダースキルのため、これらをリーダーにすることで全ての色の単色に近いデッキのリーダーとしても活躍可能なのも魅力である。
そしてリーダーとサポート共にこれらのカードを使うと、全員の体力と攻撃が最大9倍という驚異的なステータスとなったため、
フェス限定キャラがこれまでのキャラとはいかに次元の違う強さであるかを、多くのプレイヤーに思い知らせた。
特にこれが顕著であったのがギルドイベントで、
それまでギルドイベントの強敵に対しては即死級の攻撃を耐えたり防いだりしてスキルの発動を狙うか、
あるいは高い攻撃力倍率で玉砕覚悟で特攻するかの二者択一が基本であったが、
これらのカードのリーダースキルならば即死級の攻撃を耐えつつ高い攻撃力で攻め落とすことが出来るようになった。
おまけにマルチプレイでも4人までしか使えないために弱体化する童話シリーズ魔界シリーズと異なり、
普段と同じ倍率を得ることが可能になり、最高難易度だろうと楽にクリア出来るようになった。

くろいシグ登場のつい2ヶ月前までのぷよクエはインフレがきわめて控えめで、
サービスを開始した日以来ずっと、攻撃か体力のどちらか一方を2倍程度にするリーダースキルが主力を担っていた。
自属性の攻撃だけを2倍」が主流で、「特定の条件下で攻撃だけを2.5倍」にするカードが充分に強い扱いだった。
そして1ヶ月前には、「自属性の攻撃力が2.5倍・体力が1.5倍」(初の「攻撃2倍以上&体力アップ」)の戦乙女アルルが登場し大騒ぎとなっていた。
それをあっという間に「攻撃と体力の両方を3倍」にしないと話にならない状況に塗り変えてしまうという
あらゆるスマホゲームでも類を見ないスーパーインフレを引き起こしてしまった。
くろいシグの次に登場したぷよフェスカードが当初は「味方全体の全能力を1.5倍」「自属性の攻撃を1.5倍、体力を3倍
とまだ控えめであったことからも、いかにくろいシグの「両方3倍」が盛大な調整ミスだったかが窺える。
ゲームバランスの調整を盛大に見誤り、ゲーム性を根底から破壊したとしか言い様がないほどのぶっ壊れであり、
しばらくは本シリーズのカード以外をリーダーにする選択はまずあり得ない状態が続いた。

しかし、まず後発のフェスキャラが本カードを基準に調整され、ストリートのまぐろのような上位互換カードも登場し、
さらに先代の運営ディレクターがぶっ壊したゲームバランスは、運営ディレクターの交代以降、
☆7実装などにより過去カードや報酬カードの性能が大幅に底上げされて格差も縮まり、時間をかけて修正されていった。

本カードは☆7においては、フェス限以外のすべてのカードを上回る性能だが、
2020年時点では、☆7のフェス限定カードは攻撃が4.2倍または4.5倍、体力が3.5倍が基準となっており、
多色が必須で倍率も劣る本シリーズのリーダースキルは、フェス限としてはやや見劣りするものとなっている。
多色が必要であるのと引き換えに、基準を上回る倍率とスキル加速効果を持ったラフィソルの登場や、
とことんの塔の実装や難易度調整により、コスト40以下の☆7進化がかなりやりやすくなったのも逆風だろう。

+
しろいフェーリは、☆6時点ではこちらと同条件で攻撃最大3.4倍、体力最大2.4倍と
攻撃と体力の倍率の合計ではこちらに分があるが、あちらには攻撃性能や初期スキル発動ぷよ減少もあり、相互互換と言えたが、
☆7では攻撃最大4.4倍、体力最大3.2倍と、攻撃と体力の倍率の合計で逆転され初期スキル発動ぷよ減少も強化されている。
こちらが唯一上回るのは体力倍率であるがその差は僅か0.2倍であるので、基本的に向こうの方が優れていると言えるだろう。)
また、目覚めし力シリーズについては、向こうは自色限定で開幕ネクストぷよ変換があるものの、☆6時点ではこちらと同じ攻撃&体力倍率3倍であったが、
☆7では攻撃4.2倍、体力3.5倍と両方ともこちらを超える倍率となる。
☆6時点で上位互換であったラフィソルのリーダースキルに至っては、
☆7で唯一並んでいた体力倍率すら上回り、名実共に完全上位互換となった。

自らが巻き起こしたインフレの渦に自分自身も巻き込まれたと言える、皮肉な環境にあるこのリーダースキルだが、
もちろんカードプールの少ない初心者や、混色用のリーダーがいない人にとっては今でも強い味方である。
5色揃えれば最大倍率になるので、カードがあまり育っていなくても残りの3色が各一体ずついれば、最大倍率になるのも強みと言える
最近は「選べる☆6」キャンペーンでも配布されるようになったため、このリーダーである程度カードが揃うまで、あるいは揃ってからでも戦うことができる。

コンビネーション

くろいシグは「魔導学校」「ナゾ多き」「ボーイズ」。本家と同様。
あかいアミティは「魔導学校」「ナゾ多き」「ガールズ」。
本家と異なり、「ヒロイン」が乗らない代わりに「ナゾ多き」が乗るようになっている。
りりしいリデルは「魔導学校」「ガールズ」「つの」。本家と同様。

あかいアミティ×くろいシグで途切れないコンビネーションを構築する場合は「魔導学校」「ナゾ多き」のどちらかとなる。前者のほうが実用性を兼ねたデッキを作りやすいだろう。
本家では隠しボスのような扱いだが、残念ながら「ボス!?」は乗らない。
仕様変更により、あかいアミティ×あかいアミティサポのガールズコンビや、くろいシグ×くろいシグサポのボーイズコンビ等も可能となった。

ちなみに本家と別キャラ扱いになっている(本家アミティや本家シグと組んでも両方にコンビネーションが乗る)。

デッキ考察

スキル能力、リーダースキル能力共に属性数に依存しているが、
このカード自身が副属性を持っているため、1枚で2色分に数えられる。
そのため5色揃えたい場合は、残りの3色を揃えればよい。

多色デッキのリーダーとして使う場合は、5色さえ揃えばどんなカードを使っても安定する。
童話シリーズきいろいサタン、チャンスぷよ生成スキルを持つその他多くのキャラなど、
属性に縛られず多色デッキのスキル加速になるカードが使いやすい。
副属性付きのカードを多く使う構成にすれば、スキルに頼らずに戦うこともできる。
フェス限定カードと組まなくても、たとえば賢者リーダーとの併用は
10.2倍もの火力と、そう簡単に事故死はしない程度の体力を併せ持つ。

体力上昇系リーダースキルの定石として、割合回復スキルを持つきぐるみぃシリーズぷよテト系剣士リデルらとの相性が良い。
体力の更なる上昇よりも回復による継戦能力を優先したい場合は、サポートにクロミコモネを選ぶといいだろう。
リダサポでの色被りが起こらなくなるため、サブの選定がかなりやりやすくなるだろう。この場合、回復タイプのキャラをデッキに入れておくのもよい。

また単色デッキのリーダーとしても有候補に挙がる。
このカード以外を別の属性で統一して他に副属性カードを入れない場合は合計3色だが、この時点で体力と攻撃力が2倍になる。
さらに、ここに被らない副属性を1つ加えれば4色、2つ加えれば5色が揃う。
これは単色でも多色でもあるため、「疑似多色」または「疑似単色」デッキと呼ばれている(この2つは同じ意味だが、人によって呼び方が違う)。
当初は副属性カードが少なく実現困難だったが、ガチャ限でも報酬カードでも副属性付きカードがかなり増えたため現実的に。
この場合、漁師や初代といった単色パ限定の利点を持ちながらも、本シリーズの能力を引き出せるデッキが完成する。
単色パにおけるすずらん+αの役割をステータスの高いこのカードが果たせるのが大きな利点。
期間限定ガチャやイベントで副属性カードを入手できたら、
このカードをリーダーに据えて5色揃った単色パが組めないかを一度考えてみよう。

+デッキ例
赤単疑似5色パ型…あかいアミティ(黄)、うるわしのルルー(青)、ミヤビ(緑)、しろいフェーリ(紫)で疑似5色が完成する。
残りの1枠を赤ガールズから選べば、編成難易度は高いもののエンハンス、砲台、スキル加速、同時消し強化が全て揃い、さらに全てにコンビネーションを乗せることができるデッキが完成する。サポートにしろいフェーリを選べば自由枠がひとつ増え、デッキの自由度が高まる。
うるわしのルルーをルルー+黒シグサポやソニアに、ミヤビをカマリ+オサにすることで、無課金でも似たような構成は可能。
赤アミを手に入れることができたら、ぜひ試してみたい。

青単疑似5色パ型…くろいシグ(赤)、エニシ(黄)、ユーリ(緑)、戦乙女ダークアルル(紫)で疑似5色が完成する。
コンビこそ乗らないものの、黒シグでエンハンス、エニシでスキル加速、戦乙女ダークアルルで砲台と、スキルの組み合わせは申し分ない。

プリズムボール+初代砲型…くろいシグ、ガラテア、アルル、カティア、ハンナ、あかいアミティ
プリズムボールからの初代砲で大ダメージを狙う。主属性がバラバラであるため、スキル発動までに時間がかかるのが難点。

毒割合型…くろいシグ、グリープ、ワタ、ヤナ、ハンナ、あかいアミティ
体力9倍を生かすギルイベ専用の耐久型。紫以外のスキルは無視。


ここまでは全て過去に考案されたリーダーとしての運用だが、先述の通り現在ではこれを上回るリーダースキルも多く存在するため、
それらのリーダースキルをもつキャラがいるなら、そちらで置き換えても良い。

現在ではそれなりにカードがあるならば、このキャラはリーダー以外の運用が向いていることもある。
スキルが単純なエンハンスであり、多色デッキでも疑似多色(主属性は統一で残りの4色を副属性で集めた)デッキでも
最大倍率になるため、様々なデッキに組み込める。
特にくろいシグはむチューなシグリーダー、あかいアミティはうすやみのDGアルルリーダーで、疑似多色デッキを組めば無類の火力を発揮することができる。
また単純なステータスの高さから、リーダーとしてでなくてもバトルデッキに組み込めば活躍が見込める。

評価

比較的インフレが緩やかだったぷよクエのバランス推移を大幅に打ち破ったシリーズ。
体力と攻撃力がアップするリーダースキルは使いやすく、5色さえ揃えれば最大倍率が発揮できる手軽さも魅力。
数種類持っている場合は、弱点属性の集中砲火で落とされるリスクを減らすため、クエストのメインの属性に合わせてどのカードを使うか決めよう。
☆7進化については、インフレが進んだことでリーダースキルこそ他の☆7のフェスキャラには見劣りするが、
スタメンとしては、ステータスやスキルにはまだまだ活躍できるポテンシャルが十分にあるだろう。

各カード考察

あかいアミティ

くろいシグ
実装当初は通常のシグと同じボイスだったが、これは設定ミスによる不具合だった模様。
2016/02/24のデータ更新で正しいボイスが設定された。

りりしいリデル
他2名と違い、ぷよクエが初出となるキャラクター。
2017/9/22にボイスが追加された*1
最終更新:2020年10月30日 12:52