アクロマ(ポケモン)

「アクロマ(ポケモン)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

アクロマ(ポケモン) - (2019/12/14 (土) 08:26:38) の編集履歴(バックアップ)


登録日: 2012/06/28(木) 08:05:51
更新日:2023/12/22 Fri 19:33:11
所要時間:約 8 分で読めます




注意

ポケモンBW2のネタバレを多く含みます。

ネタバレが嫌いな方は今すぐ


してあげるのでお帰り下さい。
















「私を満足させるのです!」


ポケモンBW2の登場人物。ホミカシズイと共に新たな登場人物として公開された。


眼鏡に白衣と、研究者らしい出で立ち。
金髪のオールバック気味の髪と、頭の周りをグルッと重力を無視して空中浮遊している青い髪の毛が特徴。土星の輪みたいだとよく言われる。
右手をこめかみに当てた後に突き出す専用アクション持ち。魔貫光殺砲ではない。
主人公との最初の出会いはヒウンシティの下水道。古代の抜け道から現れ、プラズマ団を倒した主人公の力を目にかける。


その後、同じくヒウンシティのセントラルエリア、噴水の前で登場。
「ポケモンが強くなる為には何が大事か」を研究しており、主人公のポケモンが他のポケモンより強い事に目をつけてくる。
そして、その後4番道路で実戦。

尚、この戦いの前に4番道路で道を塞いでいたイワパレス達を自作の機械で活性化させてどかせる。
戦闘後には協力のお礼としてタウリンをくれる。



続いての登場はホドモエトーナメントの決勝にて。トーナメント表に何の前触れもなく彼の姿があった事に驚いた人は多いだろう。
  • レアコイル Lv25
  • リグレー  Lv25
  • ギアル   Lv25

その後、プラズマ団の目撃情報を元に駆け出したライバルを見て、危ない事に自ら突っ込むのは野暮と言いながらも、
時には危機にポケモンと共に飛び込む事も大事なのかという意見も出している。



次の登場は大きく飛んでセイガイハシティ西の22番道路。
圧倒的な存在感で待ち受けるテラキオンの解説をした後に、自作のアクロママシーンを主人公に手渡し、
21番水道の南に4番道路を思い出させる物があると告げて、戦わずに姿を消す。
このアクロママシーンは海辺の洞窟の奥で出口を塞いでいるイワパレスをどかす為に必要。試作品らしく、1回使うと壊れる。






そして最後はジャイアントホールに降り立った飛行帆船プラズマフリゲートの中。


なんと、まさかのプラズマ団のボスである事が判明する。Nの失踪後、ゲーチスが任命したらしい。
だが、アクロマ自身はヴィオやゲーチスのように危険思想の持ち主ではなく、
純粋に自分の研究テーマである「ポケモンの強さにとって大事な事」を知りたいという知識欲の持ち主で、
その正体を知れるのであればプラズマ団のやり方でも構わない、という考えの元プラズマ団に参加していると明かされる。

実のとこ意図的に主人公とプラズマ団を衝突させ、どちらがポケモンの力を引き出しているかを観察していたようである。
また、この時の発言からするとプラズマフリゲート内のキュレムの制御装置も彼の手によるものらしい。


ここで初めてプラズマ団のアクロマとしての対戦。
ギギギアルが風船持ちなので、ワルビアル等で弱点を突いている場合は一度別の技で風船を割らないと攻撃出来ない。
また、格闘タイプだけだとメタングで苦労する。できれば炎タイプを用意しておきたいところ。



地味にここまで3回の戦いは
  • 初回:通常トレーナー戦BGM
  • 決勝:PWT決勝BGM
  • 決戦:アクロマ専用BGM

このように毎回戦闘BGMが違う。
アクロマの専用BGMは今までのポケモンの戦闘曲とはまったく異質なテクノ系BGMとなっており、人気が高い。

勝利後は主人公の信頼の力を認め、上述の私情からかあっさりとプラズマ団解散宣言を出す。
ゲーチスは彼の事を「せっかくプラズマ団のボスに就かせたのに、N同様に純粋な人間だからダメだ」と評している。

エンディング後はプラズマフリゲートをP2ラボの傍に停泊させており、そこで再戦可能。
  • レアコイル Lv72
  • メタグロス Lv72
  • ジバコイル Lv72
  • オーベム  Lv72
  • ロトム   Lv72(ウォッシュロトム)
  • ギギギアル Lv74
手持ちはメタングがメタグロスに進化、更にウォッシュロトムが加入している(しかも珠持ち) 。
レベルはギギギアルは74、他は72とかなり高めの強敵。チャレンジモードだと3上がる。やはりギギギアルが風船持ち。
先鋒のレアコイルは奇石持ちであり、後続のジバコイルより手強いと言う声も…。


勝利するとポケモンを極限まで信じる事が大事だという事に気付き、主人公に対しゲーチスがキライ!な事を告げ、
更にゲーチスが用意していたマスターボールをくれる。
フキヨセシティでアララギ博士から貰った物と合わせると、1回のゲーム中に確実に2個手に入るようになっている。


また、船にはこれからの事をまだ考えていないプラズマ団員が残っているが、アクロマ自身もどうすればいいかは決めかねているらしい。
以後、1日1回再戦可能。場所はコントロールルームから甲板に移動している。
Nとは面識がないようで、プラズマ団員の一人がこの2人を会わせたらどうなるかと考えている。


言動こそ唐突ではあるが物腰は常に穏やかで、豹変等もしない。 危なかったり余計な思想抜きで純粋に自分の意思を貫くタイプのボスは貴重な存在。
もっとも、自身の目的の為ならポケモンを無感情に扱うことも辞さないと宣言している為、
彼が悪役的なキャラクターにならなかったのは事前の主人公の行動の影響が強く、Nとはまた違った意味でプレイヤーによい影響を受けた人物であると言える。



おそらく名前の由来はアクロマティック・カラー。無彩色、つまり白・黒・灰色のこと。
ゲーチスやNもそうだがメインキャラクターで名前の由来が植物でないのは珍しい。本人めっちゃ植物みたいな頭してるけど。


■アニメ版


CV.東地宏樹
※発売前の「BW2スペシャルムービー」では諏訪部順一氏がCVを担当。ジェネレーションズでは川島得愛氏が担当。

エピソードNでプラズマ団の研究者として登場。
サトシピカチュウが絆で力を引き出して自分の開発した機械に抗った時に強い関心を抱くなど根本的な部分はゲームと変わらないようだが、
原作に比べ若干マッドサイエンティストっぽさや残忍さが強調されている。
反面結構マイペースな人物としても描写され時節ゲーチスや部下のアンジーを呆れさせることも。
劇中ではポケモンを操る機械を開発し、ピカチュウとニャースを苦しめた。

最終的にサトシらの手によりプラズマ団は逮捕されるが、パトカーの中で「今度はポケモンと話せる機械を作ろう」と提案し最後までマイペースさを貫いた。

ポケットモンスターSPECIAL


第10章第11章に登場。

性格は純粋にして残虐。自らの研究テーマのためなら手段を選ばず、国際警察から「闇の科学者」としてマークされている。
また、自分の発明品が侮辱されると怒りを露わにしたり、ヴィオに対して「トレーナー0点」と煽ったり…と、言動には子供っぽさが漂う。
一方で、裏切り者のロットについてゲーチスが生け捕りを指示したのに対して、「氷漬けにすればいいのに」と愚痴るなど、純真ではなく殺人にも躊躇をしていない。
そして、ゲームでは戦いの末に「ポケモンとトレーナーの絆」がポケモンの力を引き出す最良の方法と結論付けたが、
本作ではポケモンリーグでの経験からそれを「精神力頼りの不確実な方法」と切り捨て、外的な働きかけで力を引き出す方法を研究し続けている。
ゲーチスとの関係は原作と異なり、とても良好。互いに盟友と呼び合う仲であり、その目的についてもお互いに分かりあっているようだが…?

第10章の時点では、「フードマン」として正体を隠しポケモンリーグに出場。準決勝でチェレンに敗れるが、その後のプラズマ団の攻撃に参加。
ホワイトを拉致したうえ四天王と戦い、更にゲーチスを撃破したブラックを始末しゲーチスを救出した。
実は彼のオーベムは第10章の初期から陰で力をふるっており、ゲーチスの演説を記憶操作で補強し、一部の人々にポケモンを手放させていた。

そして第11章ではプラズマ団のリーダーとなっている。アクロママシーンが完成し、まずゲノセクトでテストしたが、ラクツに死闘の末捕獲されてしまう。
とはいえ、マシーンの性能は十分に検証できており、ヴィオを倒しキュレムを確保すると、プラズマフリゲートを用いた大規模破壊行動を開始した。
ラクツとファイツはキュレムを救出するために動いたが、アクロマは既にそれを読んでおり…。

様々な事情により第11章は2019年現在も未だ連載中であるため、今後の展開に期待である。
ちなみに、時系列的に後の第12章にて、「変な髪の科学者」が列石を調べていたというセリフがある。
そして、第14章ではリラが「UB捕獲に特化したボールを製作可能な人物がアローラに潜伏している」とモノローグで述べている。
更にルザミーネへウルトラボールを提供した人物のシルエットは、明らかに例の特徴的な髪型をしていた。

このように、時系列で後にあたる章では少なくとも生存が示唆されているものの、その思想がどう変わったかは当然ながら示されていない。
ここまでの所業をしておいて、原作通りに主人公サイドにつくとは予想しがたいが…。

X・Yにて


本人は登場しない。
が、10番道路のモブキャラが数年前にアクロマが訪れたという話をする。

サン・ムーンにて


BW2で辿り着いた、ポケモンと人間の絆について引き続き追求している。
今度はZワザに関心を持っており、「メガシンカを超えうるのか」と気にかけている。

南国のアローラにも関わらず、厚手のコートを身に付けているが、これは服型のコンピュータで、
循環水で冷却しているため、見かけほどは暑くないらしい。

ストーリー中では、アーカラ島で島巡りに勤しむ主人公の前に唐突に現れ、
ニトロチャージの技マシンを提供し、応援してくれる。

その後はメインストーリーに絡まないが殿堂入り後にアクロマと遭遇した場所に再び行くと
主人公の前に現れ、P2ラボで発見したというゲノセクトのカセットを提供してくれる。

以降はバトルツリーに参加しており、共闘することも可能。
BW2で使ったメンツ(ただし今回はロトムは使わない)に加え、ちいさくなるRFベトベトン、きせきポリ2、てきおうりょくポリゴンZと強いポケモンが並ぶ上に
メタグロスはメガシンカする場合もあるためゲストキャラの中でもかなりの強キャラとなっている。

ウルトラサン・ウルトラムーンにて




追記・修正はあの髪型にしてからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/