シズイ(ポケモン)

登録日:2012/06/25(月) 12:15:40
更新日:2025/09/14 Sun 23:38:48
所要時間:約 5 分で読めます





人生を 荒波に たとえるのも 陳腐だが

おはん 流されるなよ!



シズイとは『ポケットモンスター』シリーズの登場人物。
初登場は『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』。

CV:うえだゆうじ(TVアニメ版)/岩崎諒太(ポケモンマスターズ


◆概要


イッシュ地方セイガイハシティジムリーダーであり、みずタイプの使い手
通称「海よりも 海な 男!

二年後のイッシュ地方が舞台の『ブラック2・ホワイト2』にてチェレンホミカと共に新しく追加されたジムリーダー。ホミカと一緒に先行発表された。


色黒(日焼け)な かいパンやろう で細マッチョ。足は普段ヒレでもつけているのか白い。
泳ぐのが好きで、初めて会う時も海から上がってくる。

鹿児島弁を用いた独特な口調で話す。ポケスペサファイアを更に訛らせた話し方と思えばだいたい合っている。
主人公のことを「おはん」、自分のことを「おい」と呼ぶ。 あだ名は「シーちゃん」



◆ゲームでのシズイ


ゲーム中では八番目、つまり最後に対戦するジムリーダー。

ジム内はハスに乗って移動する。ジムトレーナーエリートトレーナーばかり。
特にエリートトレーナー♂のシブキは無視が可能でむしろ戦おうとすると一手間必要で、接触するとわざわざありがとうと言ってくれる。
地味にトドゼルガを使ってくれるので、図鑑を埋めたいなら戦った方がいい。


かなり豪快かつマイペースな性格で大らか。
ジム戦後のライバルとの会話ではプラズマ団にイッシュ地方を支配されるという時にもあまり関心を示さない...というかそもそもそういう現状すら知らなかった模様。


しかし、ライバルと共にプラズマフリゲートへの侵入を試みていた際には、海から現れて船のタラップを降ろしてくれる。


おいは プラズマ団に うらみはない
ほんまに 悪いことを しているのかも 知らん
みんなが あいつらは 悪い……! そう いってるからって
なんにも 考えず プラズマ団は 悪いと 決めるのは
おいの 流儀ではない!

でも おまはんらが 困っとる
それなら 助けてやらねば ならん
これが おいの やりたいことじゃ!


と言って、なんだかんだでちゃんと協力してくれる頼れる兄貴。発売前に空気とか言ってすいません…。


ええか おはんら 信念を 持てよ!
奪われた ポケモンを 探すのでも いい!
イッシュを 氷漬け から 守る ためでも いい!
理由は なんでも いい 自分は なぜ そうするのか?
信念の 強さが ポケモンと 自分に 力を くれるたい!


ライバルはある程度信頼しているものの、
最後の最後でしまらない人」と評価している。


手持ちポケモン

【ブラック2・ホワイト2】

ラストジムリーダーだけあってレベルは中々に高め。
3匹とも「ねっとう」を使うためやけど状態になりやすく、物理主体のパーティだと苦労する。

一番手のアバゴーラは特性がんじょう』なので一撃では倒せず、そのまま「からをやぶる」で火力と素早さを向上させてくる。しかし、元の素早さが低すぎるため、ジャローダやゼブライカ等の元が素早いポケモンであれば2段階上昇しても十分先手を取れることも。
あと、特防が高いブルンゲルの『のろわれボディ』も厄介。

一方で弱点対策は手薄であり、精々ホエルオーの「とびはねる」程度。
また、手持ち全体の耐久こそそこそこ高めだが火力はそこまで高いわけではないため、デンリュウジバコイル等のでんきタイプエルフーンドレディア等のくさタイプ が育っていればさほど苦労はしない。
ツタージャを選び、育ててきたならばここまでの不遇を見返そうと言わんばかりの大活躍をさせてあげよう。

もし、手持ちに相性有利なポケモンがいない場合には、隣接する22番道路に野生のモロバレルが出現するので捕まえて使うのもアリ。特にフィールドに落ちているアイテムに擬態している個体Lv.47と濃い草むらから出現する個体よりもレベルが高く、「ギガドレイン」と「どくどく」を覚えているので即戦力となる。


【ブラック2・ホワイト2(チャレンジモード)】
  • ホエルオー ♂ Lv.53 ねっとう/じしん/とびはねる/あまごい
  • マンタイン ♂ Lv.53 ねっとう/エアスラッシュ/れいとうビーム/あやしいひかり
  • アバゴーラ ♂ Lv.53 ねっとう/いわなだれ/かみくだく/からをやぶる
    (オボンのみ)
  • ブルンゲル ♂ Lv.55 ねっとう/シャドーボール/エナジーボール/じこさいせい
    (オボンのみ)

チャレンジモード時はホエルオーが先発となり、さらにマンタインが追加され手持ちが4匹となる。

先発となったホエルオーが「あまごい」を使い、マンタインの特性『すいすい』を発動させ、「あやしいひかり」によるこんらんや「エアスラッシュ」によるひるみを狙う戦術をとる。
また、マンタインは特防がブルンゲル以上に高く、ひこう複合なのでくさ技は等倍となるためくさタイプで全抜きするのは厳しくなった。
一方ででんきタイプは先発のホエルオーが「じしん」を使ってくるものの、それ以外は特に対策はなく、マンタインには4倍弱点を突けるためやはり有利。「あまごい」を逆手にとって「かみなり」を覚えされるとなお有効である。



勝利すると、イッシュ地方の新しいジムバッジであるウェーブバッジと共にわざマシン55「ねっとう」が貰える。
そしてわざマシンの説明後、いきなりどっかに泳ぎに行ってしまう
あとを追いかけようとしてもなみのりができずに置いてきぼりを食らう主人公……。




が、ジムを出れば泳いでいった方向と正反対の方角から来てくれますのでご安心を。



ポケモンワールドトーナメント』にももちろん登場。

【PWT(イッシュリーダーズ)】
  • ブルンゲル Lv.50(リンドのみ)
  • スターミー Lv.50(リュガのみ)
  • マンタイン Lv.50(ヤタピのみ)
  • ホエルオー Lv.50(オボンのみ)
  • アバゴーラ Lv.50(チイラのみ)
  • ママンボウ Lv.50(ズアのみ)

【PWT(ワールドリーダーズ・タイプエキスパート)】

ジム戦で使った四種のほか、イッシュ地方で捕れる海のポケモンを出してくる。
スカーフホエルオーで「しおふき」など結構強い。またブルンゲルは雌雄両方持っているようだ(PWTではポケモンの雌雄はランダムで決まるというツッコミはあかんぞ!)。


イッシュ地方のジムリーダーはまだ幼かったアイリス以外の全員が何らかの職業を兼任しているが、彼は例外らしく、PWTの黒服にもツッコまれている。
もちろんジムリーダーをしているので無職ではないが、かなりの頻度でジムを留守にしているっぽいので危ういところ。
とことん自由人である。
ちなみに泳ぐ際は頭髪のてっぺんだけ海面に出しジョーズのように泳いでいく。

おはんら、サメハダーと間違えて攻撃したらあかんぞ!



◆アニメでのシズイ


ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2』のオープニングではアデクシャガカトレアと共に姿を見せている。

第10話(ベストウイッシュ通算で第94話)で初登場。8個目のバッジを目指すコテツとバトルした。
ジム戦での使用ポケモンはブルンゲルとマンタイン。

しかし1話限りで10分程度しか活躍せず、1時間スペシャルで登場したホミカと比べると不遇な印象を受ける。

なお、シズイの声優はタケシと同じ人である。ポケモンブリーダーから海の男へ転生を遂げたようだ。また、ゲームよりも訛りが強い。





「ええか、おはんら信念を持って追記・修正しろよ!」

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最終更新:2025年09月14日 23:38