登録日:2012/05/31 Thu 07:55:12
更新日:2026/08/18 Tue 18:29:17
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いま───アジアの中華料理店でワシの力の及ばぬ店はない!
やがて世界中の中華料理店を支配下におく それが百蘭王のなすべき仕事なのだ
【概要】
一族の長である
「百蘭王」を頂点に数千年前から中国料理界を牛耳る料理人一族。
日本を除くアジアの
中華料理店は全て陸一族の支配下であり、一流料理店や一流ホテルだけではなく食に関する物流や販売に到るまでも支配下に置いている程その権勢は凄まじく、時の皇帝さえ逆らうことができなかったほど。
即ち
作中世界における中国を影から支配するフィクサーのような存在であった。
次世代の百蘭王候補である陸一族の修行は
非常に厳しく、生まれてから最初に口にするのは
母親の乳ではなく料理の基本である『
塩』。
まずは
鍋を振るうことを繰り返し叩き込まれるが半数が脱落してしまう。
残った者は
「百八厨房」に回され料理の五行を叩き込まれることになる。
作中では実孫の黄蘭青が選ばれたが他の百蘭王候補から物言いが付き、日本の『第2回全日本若手中華料理人選手権』で優勝したものが次世代の百蘭王となる事になることが決定。
ジャン達と勝負することになる。
【用語】
陸一族の頂点に立つ一族の長としての称号。
実力によって後継者が定められる襲名制であり、個人の名前ではない。
百蘭王になるための修行過程の一環。
「木・火・土・金(属)・水を制すれば全ての料理を制する事が出来る」という独自の陰陽五行思想に則った、以下の中華料理の「五行」を叩き込まれることになる。
火:鍋の温度を中心とした、火加減全般の扱い
水:どんなに質の悪い水でも料理を作るための、料理に適した水の作り方
木:野菜や穀物の扱い方
金:包丁や鍋を扱う技術全般
土:陸海空のあらゆる食肉の扱い方
これらを全て極める事の出来たほんの一握りの精鋭だけが『百蘭王』になれる資格を得る。
本編に出てきた若い陸一族の面々は皆この修行過程の途中で大会に参加している。
陸一族秘伝の
餃子早作りの奥義。
猛スピードかつ正確な等間隔で綺麗に並べた餡の上に素早く皮を置いて、仕上げに皮ごと餡を順手で
掴むように握ることで
掌の中で一瞬の内に餃子を完成させてしまう技巧。
通常の餃子製作には
- 手に取った皮に餡を入れる
- 餡を入れた皮を二つに折って包む
- ひだを作りながら皮を閉じる
の3アクションが必要な「餃子の包み」だが、「にぎり」を用いることで僅か1アクションで完成させることが可能になっている。
扱いには掌の精密な力加減が必須であり、にぎり加減が甘いと皮が閉じ切らないのがこの技巧の欠点。
『2nd』では「瞬握包」というかっこいい名前が付けられていた。
【一族紹介】
党首
百蘭王の支配の外にある日本───
それはつまり日本人は百蘭王の料理を味わえないという事だ
二流三流の日本人料理人がこれぞ中華と言わんばかりに未熟な鍋をふるっておる
これはワシにとってもなげかわしい事だ
作中の当代の百蘭王。
ジャンの祖父である階一郎や
キリコの祖父である睦十と同世代であるため、登場時点で結構なご高齢であった。
権力欲の強い非常に傲慢な性格で、若いころから自分の支配下にない日本を不幸扱いして見下しながら憐れんでおり、上から目線で日本の中華料理業界を支配しようと目論んでいた。
全盛期だった頃の実力は凄まじく、階一郎と睦十が同時に挑んでようやく引き分けに持ち込めた程。
ちなみに勝負の内容は「餃子をどちらがより多く正確な形状で作れるか」というもので、味ではなく数で競うことになったのは「味での勝負だったら確実に自分の勝ちになってしまうから可哀想」という傲慢な理由。
僅か15分で600個を包んだその技量と超スピードは、若い頃の階一郎と睦十の度肝を抜いた。
また、1990年代の香港・九龍城で若い頃の崔会長・
大谷日堂
・
伍行壊・五番町葉六と知り合っており、とある料理勝負の審査員を務めたこともある。
この時はあくまで審査員であり、勝負のルールも変則的だったので特に変わったこともしていない。
彼自身は
。
ただ
ちょっと目の前で刺激的な現象を目撃したが、彼曰く日本の中華料理界は劣っているらしいので
日本人の美食家がひどい目に遭おうが
あまり気にしなかったのだろう。
しかしそんな威勢も過去の話。今ではすっかり衰え
「老いた麒麟は駑馬にも劣る」と揶揄されるほど。
後継者候補の子供達に虐待同然の修練を課して嬉々として笑うなど酷薄な面もあったためか一族の中でのカリスマ性は無きに等しく、一族は老いた百蘭王の意向を無視して勝手に後継者争いを始める有様で、長としての統率力すら喪失。
最早権力と過去の栄光にしがみついている老害、いや老害ですらない
時代遅れの遺物と化しているのが現状である。
残念でもないし当然。
なお、睦十は説明時に彼のことを「先々代」と言っているが、実際には上記の通り一応は当代である。記憶違い?
一方で「先代」呼びされてる場面もあり、黄にやるよう命じた時点で(当代は暫定的に黄or空席で)「先代」扱いになったのかもしれない。
『2nd』でもチョイ役として登場したが、点滴必須で死にかけの寝たきり老人になるまで老いさらばえる見窄らしい姿に転落。
おまけに今際の際になって階一郎と睦十が山下資金や一族の財宝を強奪した桃明輝の仲間であることに気づいてしまい、一族の財宝及び山下資金の奪還を黄に託して無念の内に事切れる冴えない晩年となってしまった。
いただけない焼きソバだねぇ
場所が後楽園だけにこおら食えん!なんちゃってハハハーーーッ
【料理は半歩先】
笑顔を絶やさず寒いダジャレを連発する、穏やかな物腰の青年。
普段は他人をおちょくるような言動と飄々とした態度で周囲を煙に巻いているが、その正体は
当代の百蘭王の孫であり彼の次期後継者である。
そして
無印時代での(事実上の)ラスボス。
しかし黄本人は百蘭王の称号を継ぐ気など全く無く、自分の名前である黄蘭青を新たな称号として世界の食を牛耳るつもりでいる野心家。
「
料理は半歩先」という信念を掲げるように、普段の穏やかで飄々とした態度も実際は
「自分が最も優れている」「食感を使い熟せない奴等に負ける筈が無い」という不遜な自信家の本性を隠す仮面に過ぎない。
無印時代は次代の百蘭王になる気はさらさら無いことを公言していたが、『2nd』で登場した際は次代の百蘭王の座を継承している。
詳しく個別項目を参照。
その他
おまえら日本人には中華四千年の歴史は到底わからない!本物の中華料理は絶対出来ない!!
この陸延雀様が秋山ともども残りのヤツらも全滅させてやるぜ!!
上海出身の眼鏡の青年。
一見礼儀正しそうに見えるが、実際は日本の中華料理人を「サルマネ野郎」「心が無い形だけの中華料理を出す連中」として見下しており、基本ケンカ腰で接する高慢な性格。
上記の「にぎり」の技術の改良型を習得していたが、握りをさらに改良したジャンの秋山醤式ギョーザ包み改の速度には敵わなかった。
さらにジャンの技に動揺し自身の作った餃子の中に口が閉まりきらないものがあったことに気付かず、中身の臭みが他の餃子に移ってしまうという大失態を犯してしまい2回戦敗退。
会場から出て行こうとした所をジャン達に呼び止められ、尋ねられるまま前述の百蘭王についてを話してから失意の内に会場を去った。
- 上海東風水餃子(陸家秘伝にぎりギョーザの上海風)
「制限時間60分以内+審査員合計55人分の餃子」と言う課題で延雀がジャンとの対決で作った料理。陸家の秘伝である「にぎり」の技を用いた水餃子。
餡を縦半分に割った竹の器に詰めてから弾くように高速で飛ばし並べてから皮を餡の上に載せる独自改良を加えたことで、若いころの百蘭王を上回る速さのにぎりが可能にした。
餡の方も上海料理の代表的な技法「
紅焼(
醤油煮)」によって味を含ませた高級食材・干しナマコのみじん切りを豚肉に混ぜることで豚肉にナマコの柔らかさと旨味が加わり、独特の食感と深みのある味を楽しめる美味な餃子になる……
はずだった。
しかし「ジャンの改良版逆手握りよりも包む際の安定感と確実性がない」という陸一族版「にぎり」の欠点に気が付かなかったことが運の尽き。
安定感の無さに加えてジャンの逆手にぎりに動揺して気付かぬ内にペースを早くし過ぎた影響から握りに失敗して口が開いた餃子を1~2個作ってしまっており、挙句失敗作の餃子を見逃し茹でてしまう凡ミスまで犯した結果、ナマコの臭みと肉の脂っぽさが湯に流れ出して300個の水餃子全てに染み付いてしまい味が台無しになってしまった。
さんざん大口を叩いておきながら審査員からは「時間が余っていたんだからこれはお粗末」「料理人の基本は完成度の高い料理をきっちりと毎回提供することじゃぞ」と暗に未熟者扱いされ、68点という(陸一族としてみれば)超低評価を付けられて敗退するという大恥を晒すのであった。
おまけにアイデアこそ評価されるも「完璧に出来ていたとしてもジャンの作った餃子の完成度に勝つのは難しかった」と判断されたりと、肝心の味の評価もジャンの餃子以下だった。
名前の由来はおそらく「小者」を意味する「燕雀」、
かませは運命か……
こんなんでも大会後でさえ黄から顔王・麗花と並んで百蘭王に相応しい人物として
投げやり気味に名を挙げられている。
実は陸一族のレベルって相当低いんじゃ……
下っ端料理人に勝ったくらいでいい気にならないほうがいいぞ
陸家四千年の技の前ではおまえの魔法など児戯に等しい!!
香港陸家の跡取りで、
スキンヘッドかつ眼鏡の巨漢。
コマによっては3m位ありそうに描かれることも……
延雀同様日本人を馬鹿にしている節がある。見かけによらず裕福な出であるらしく、高級料理志向。
ジャンの秋山醤式ギョーザ包み改を一目見ただけで習得してしまう程の実力を持っている。
「制限時間60分以内+審査員合計55人分の餃子」の課題で陸顔王が作った料理。
具となる餡は
白菜・
ネギ・ニラ・ひき肉のみという奇を衒わない非常にシンプルな一品。
タレはすりおろした
ニンニクを使用し、別皿にて好みでニンニクタレを漬けて食べる本場中国式を採用している。
オーソドックスな見た目や具材のチョイスの餃子だが、ひき肉には豚の背脂のミンチを後入れで加えて濃厚な味わいと甘さを補い、ほと走るジューシーさを追加。
更に餡に使った白菜の搾り汁を肉に混ぜて吸わせることで、肉が油を吸う量を抑えながら白菜の旨味を余さず肉に移すことに成功。
これらの工夫でひき肉を非常に柔らかく仕上げつつ、あっさりとしてふんわりと軽い味わいとジューシーで濃厚な味わいを両立させている。
更には焼く際にも一度蒸してから焼くことで、焼く時に生地が油を吸う量を更に最小限にしつつ皮をパリッと香ばしくするなど、細かな手間暇と様々な工夫が施された料理。
「香港にはない焼きギョーザをこれほど完璧に日本人向けに仕上げるとは」と絶賛され、ジャンの逆手握りを初見で難なく模倣しぶっつけ本番で披露するパフォーマンス性も合わさり見事94点を叩き出した。
- 老鼠斑醬(ネズミハタの醬)/魚醤蒸肉餅(ウズラ肉のたたき蒸し 幻のネズミハタ風味)
「21世紀の新しいオリジナル調味料」という課題で顔王がジャンとの対決で作った料理。
『老鼠斑醬』は、幻の超高級魚ネズミハタ複数匹を内蔵ごと瓶の中にぶち込んで塩・赤米と一緒に漬け込み抽出したネズミハタの魚醤を主軸に、丁寧に下処理した瓶の中のネズミハタの肉に
エシャロット・
青唐辛子・ニンニクのみじん切りを混ぜて炒めて悪臭を取り去り、臭みを取って旨みを凝縮させた肉と魚醤を加えてペースト状に仕上げた、手間隙かかったオリジナル調味料。
料理の方はクワイ・
タケノコ・
シイタケを練り込んだウズラ肉のミンチを老鼠斑醬と混ぜて、巨大な蒸し
ハンバーグのように仕上げたシンプルな皿。
加えて料理の上から、ミンチを蒸した時に流れ出た肉汁を集めて再調理した特製の餡を掛けている。
貴重な魚ゆえ余す事なく食べようと
清蒸にして供されるのが主流なネズミハタを何匹も、それも調味料として使い最高級料理に仕立てた、贅沢極まりない料理である。
調理前の大量の塩漬けのネズミハタから発生する
会場のドーム全体を一瞬で包むほどの壮絶な悪臭がネックだが、老鼠斑醬の調理過程で異常な臭さは消えて、逆に好きな相手にはたまらない食欲をそそらせる匂いに変化。
ウズラ肉は叩いたことで肉の旨みが存分に生き、混ぜたクワイやタケノコが食感を補い良いアクセントになっている。
肉汁を再調理した餡によってウズラとネズミハタの凝縮された旨みも余さず味わえ、料理の喉越しまで良くなっている点もポイント。
試食直前で悪臭が取れてるか否かを強く警戒されたり、ケペルから「栄養学的には青菜のあしらいを加えた方がよかった」とちょっと小言を言われはしたものの、ネズミハタの野生味ある濃厚な味わいとウズラの野性味溢れる味わいの2つが見事に共存した点は満場一致で高評価。
ハンバーグ風にしたことで料理そのものが非常に食べやすく、中国の家庭料理を最高級料理にアレンジした腕前と合わせて
「好きになったらやめられなくなるかもね」「自己主張の強い素材を合わせてこんなにサッパリと食べさせるとは」「まったく飽きのこない味」などと褒めちぎられた。
当初は審査員からは絶賛されたが、やはりマイナーな料理の感は否めず、「誰からも親しまれる」と評されたジャンの「飲めるラー油」には敵わなかった。
一応「XO醬を超える次世代の調味料」というお題の観点で見れば間違ったチョイスというわけでも無かったが、普通の人にも親しまれなければならない調味料勝負でわざわざ庶民では手が出ない高級魚、しかも間違いなく万人受けしない臭い塩漬けの魚を使った時点で間違いだったと見えなくもない。
ダメ押しとばかりに、「肉と鹹魚の組み合わせは中国の家庭では良く食べられてる」と言われてたのがジャンの炒飯に移った途端「旨いには旨いんだが生臭い魚と肉の組み合わせは日本人にはまだ抵抗があるようだ」とまで言われてしまい、81対90の差で敗れた不遇の皿。
一応掌を返される前から「非常に美味しいけど味も香りも全体的にマニアック寄りの高級料理(要約)」という前提評価だったため、それが万人受けするジャンのラー油炒飯によって完全に裏目に出た模様。
なおジャンからは試合中に「魚醤を作るなら小魚で充分じゃねぇか」と煽られたが、決着後は「凝りに凝ったネズミハタの醬は調味料として悪くなかったがそれに頼りすぎたな」と評されている。
余談だが本来ネズミハタの大きさはせいぜい60~70cm程度しかないのだが、作中では
マグロ並にデカく描かれている。これが何匹も入っているカメもまたデカい。
いくらなんでも
大きく描きすぎである。おまけに見た目も全く似ておらずタマカイあたりと取り違えたかと疑いたくなる。
まぁもしかしたらネズミハタの中でも特別デカく育ったのを手に入れたと擁護できなくもないが。
調味料対決において尋常ではないインパクトと悪臭を誇る高級魚、ネズミハタから魚醤を作り出し、悪臭を全て消し去った上でウズラ肉のたたきと合わせた料理を制作。
生臭い魚と肉を上手く組み合わせた料理だと絶賛されるが、ジャンの「飲めるラー油」を使った誰にでも受け入れられる炒飯には及ばず3回戦で敗北した。
そんな彼だが豆腐対決の時点では用意された豆腐の多彩さやジャン達に先を越された事にうろたえてたり、後々くっさいネズミハタを使うくせに
ザザビー本郷の臭豆腐に文句を付けて逆に張り倒されたりと、情けない男だった。
そう、
ただのモブキャラだったのだ。
「陸一族」が大会途中で急遽発案・追加されたキャラクターであることが如実に示されている。
一応問題のモブキャラはビジュアルが瓜二つなだけの
そっくりさんだった可能性も十分にあるが、真相は作者のみぞ知る。
※よ~く見るとコック帽のデザインが違うが、丸眼鏡や人相は一緒。もう少し変えとけばよかったんじゃないかな。
フフッ 「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と言っていたのは確か孫子だったかしらね
あたしは負けないわよ!対戦相手を調べて試合にのぞんでいるんだもの
【料理は傾向と対策】
台湾出身にして大会に出てきた陸一族の中では紅一点。
ちなみに
彼女も眼鏡である。あと
この漫画じゃこれがデフォルトサイズだがかなりの
巨乳。糸目で常に好戦的な笑顔を浮かべている。
陸一族の例に漏れずプライドと選民思想は強く、日本の中華料理人を初心者と呼んで憚らない。
「料理は傾向と対策」が信念で、対戦する相手の事を入念に調べて傾向と対策を練って挑むタイプ。この為
「勝つ為だけに料理をしてる奴」とキリコの印象は悪い。
彼女も顔王同様ジャンの秋山醤式ギョーザ包み改を一目見ただけで習得する優れた技量を有する。
- 浮珊瑚古城水餃子(愛玉ゼリーとなつめあん入り水ギョーザの冷製仕立て)
「制限時間60分以内+審査員合計55人分の餃子」の課題で陸麗華が作った料理。
なつめあんと台湾名物の愛玉ゼリーを水餃子に仕込んだ2種類の餃子から成る
デザート仕立ての冷製水餃子で、薄い小麦粉の皮が中のゼリーをうっすら映し出す美しい一品。
皮はてるてる坊主に似た形状で包まれており可愛らしくユニークなビジュアルに仕上げている。
冷たくて甘いレモン水をたっぷり掛けて食べ、口の中で綿菓子のようにはかなく溶けていく繊細な味わいが売り。
なつめあんの方はゼリーの餃子と対照的に力強い甘さを持ち、ゼリー入り餃子と緩急を付け満腹感を与えていく。
こちらもビジュアルも味も絶賛され、93点の高得点を叩き出している。
- バナナ醤/香蕉軟鶏塊(鶏モモ肉の柔らか揚げ バナナソース炒め)
「21世紀の新しいオリジナル調味料」という課題で麗華がキリコとの対決で作った料理。
台湾産の
バナナをベースにした
「バナナ醤」で鶏モモ肉と熟れる前の青い台湾産バナナを炒めた、「揚げ物+甘酸っぱいソース」という中華の定番と王道を往く一皿。
「若いバナナも熟れたバナナも食べ尽くした」と言ってバナナを咥えるサービスシーンも披露している
『バナナ醬』は大量の台湾産のバナナを潰してたっぷりのレモン汁・砂糖・塩・水を混ぜて煮込んだもので、着色料や香り付けとして
ウコン、ターメリック、サフラン、クチナシを混ぜて透明感のある黄色を演出している。
そして呼び方だけ違う同種の香辛料を別物扱いする痛恨の演出ミスを犯している
塩コショウ・酒で下味をつけた鶏モモ肉は、極上の
唐揚げのように外はカラッと中は非常に柔らかく旨味たっぷりでジューシー。
何より揚げた鶏肉と甘酸っぱいバナナ醤との相性は最高であり、醬の甘酸っぱさが揚げた鶏の脂っこさを抑えつつ味に深みを与え、一緒に炒めた青いバナナの際立った酸味が全体の味を引き締めている一品。
広東省にある『
檸檬煎鶏甫』の進化系と見られているが、独創性は数段上と絶賛。
料理から漂うバナナのトロピカルで豊潤な香りの斬新さや、鮮やかな黄色のバナナ醬に映える色合いのオリーブをあしらった見た目の美しさも好評を得ていた。
しかし見た目も味もキリコに勝つための手堅く王道な料理だったことが災いし、「味は互角だったが未来と新たな可能性を感じさせる独創性という点ではキリコの方が勝る」と結論付けられ、91対94の僅差で敗北した。
2回戦の餃子対決では
小此木をコンセプト丸被りの上位互換料理で一蹴し、3回戦の調味料対決でキリコと対戦。
甘酸っぱい醤に鶏肉の揚げ物と昔から相性が良い組み合わせの料理を出したが、キリコの濃厚な
アボガド醤と更に濃厚な仔牛の
脳味噌という未来に繋がる新しい組み合わせの料理に敗れる。
でも狂牛病問題が起きた今じゃあ牛の脳味噌は食えんなあ。
「アニヲタ百八厨房」ではいわゆる陰陽五行の思想にのっとって「火」「水」「木」「金」「土」の扱い方を会得する修業をする
「火」───ネタバレや煽り、荒れそうな話題の対処法を学ぶ
「水」───起承転結、順序や時流に合わせた言葉選びを学ぶ
「木」───校正、追記・修正を学ぶ
「金」───コメント欄、他の利用者とのコミュニケートを学ぶ
「土」───項目作成のやり方を学ぶ
「火」から「土」までをすべて極めたもの
残りに残った者だけが Wiki篭り王の後継者となる資格を得るのさ
- 黄のラー油は全てに於いてジャンのラー油に勝っているかと言われれば実はそうでもないんだよな。ジャンのラー油は辛いものが苦手な人でも受け入れられるだろうし。 -- 名無しさん (2013-11-16 11:39:34)
- 黄の料理は黄の言う通りに食わないとダメだから、そう言う意味では二流なのかもな。まあ自分の力量に自惚れてる一族の中ではズバ抜けた実力者なのは確かだけど -- 名無しさん (2013-11-16 11:43:12)
- 実際、チャーハンにラー油をドバドバかけて食うのは美味い。個人的な感想だが -- 名無しさん (2013-11-16 13:06:12)
- ラー油として見ると黄のほうが優れていて調味料として見ると醤のほうが優れているって感じか -- 名無しさん (2013-11-16 13:31:15)
- 「普通の人に受け入れられるか」と言う度合いならジャンのほうが上だろうな。飲めるラー油はどんなものにも合うけど透明極辛ラー油は合うものが若干限られるしね -- 名無しさん (2013-11-16 13:38:28)
- ラー油縛りの時点で作れるネタは限られるけど、「辛そうで辛くない」と「無色だけど激辛」・・と完全に真逆のコンセプトなんだよね。 -- 名無しさん (2014-04-27 12:56:44)
- ↑偽悪者VS腹黒の構図でもあるなw -- 名無しさん (2014-04-27 15:29:15)
- 黄含めて、ずば抜けた実力あるだろうけど料理人としてはまだまだ半人前なんだよな…。 -- 名無しさん (2014-06-02 12:59:27)
- やたらアクの強い正確なジャンが人に受け入れられるって点で勝利するってのも面白い構図だなぁ -- 名無しさん (2014-10-03 20:46:58)
- サメしゃぶはうまくやれば最高だけど、食感が数瞬しか意地できないからしゃぶしゃぶにするしかない~みたくすれば言い訳も効いたんだろうが -- 名無しさん (2017-05-11 20:10:24)
- 十三龍と対決してほしい -- 名無しさん (2023-05-24 18:34:39)
- 魚醤蒸肉餅って黄ほどじゃないにしろのど越しとかアクセントって食感結構つかえてるよね -- 名無しさん (2023-10-20 10:34:47)
- ↑「(僕ほどじゃないが)百蘭王を継げる」と黄からも評価されてるもんな。だがそれだけに、「わざわざネズミハタの塩漬けなんて超高級食材を使わなくても成り立つ」料理を作ってしまったのが痛かった。 -- 名無しさん (2023-10-20 13:01:15)
- 回想を見る限り4人以外にも参加してるはずだが、予選で落ちてしまったのだろうか。 -- 名無しさん (2024-01-06 10:29:11)
- 技量はずば抜けたものがあるがお題の解釈が甘かったり全体的にツメの弱さが目立ったのは狭いコミュニティ内に籠って蠱毒みたいに鍛えてきた弊害が20世紀末以降の料理シーンとそぐわなくなった限界を感じる…… -- 名無しさん (2024-01-22 15:16:14)
- 閉鎖された環境にいるうちに増長して井の中の蛙になっていた。こう書くと同じチャンピオンの『刃牙』の海王たちと被る。明輝ばあさんに言わせると「中国全土には皆一郎クラス(陸一族以上)がゴロゴロいる」そうだから腕だけなら陸一族以上がそれなりにいるんだろうな。 -- 名無しさん (2024-09-15 07:33:25)
- 料理漫画でこれを言うのは野暮かもしれんが、中華料理店を支配ってどういうことだ。シンプルに買収じゃいかんのか。 -- 名無しさん (2024-10-06 16:26:30)
- ↑×2 ×1 護国の守護神(本物の実力者がわずか)なのに主人公たちと比べると肩透かしなのが悲しい。あくまでも料理人として大陸に覇を唱えるだけで経営面は丸投げなんでしょう。 -- 名無しさん (2024-10-06 16:38:51)
- 五行のスピンオフで不老不死対決をしたのに百蘭王だけ他二人の審査員(大谷と催会長)と比べて早く死んで年老いても元気がないの食べるものを間違えた気がする。 -- 名無しさん (2025-07-03 15:31:48)
- 物言いの割に半分以上かませという変な集団 -- 名無しさん (2025-10-04 21:10:13)
- 中国大陸に覇を唱える一族だから期待したのに黄以外は噛ませで秋山の魔法やキリコたちに歯が立たなかったのが悲しい -- 名無しさん (2025-12-20 21:02:30)
- ↑ジャンとキリコはNo.1と2だから仕方あるまい。逆にそれ以外だと勝ち目ないぞ -- 名無しさん (2026-03-14 14:16:02)
- まぁもっと格上の存在だと思ってたってことでしょう。百蘭王が若かりし頃の皆一郎より格上みたいな扱いだったから余計に。 -- 名無しさん (2026-05-21 22:13:33)
- いきなり「陸一族の餃子握りには欠点がある」とジャンに評されてしまった時点で黄以外のぽっと出のかませ扱いは確定していたような気がしないでもない -- 名無しさん (2026-08-12 20:18:12)
- 黄が頭一つ抜けて強いだけで中華の覇王と中華大帝の孫に敗北するレベルなのが惜しい -- 名無しさん (2026-08-18 17:29:27)
- 大層な触れ込みのわりに複数名が微妙な負け方(純粋な実力不足だったりお題からちょっとズレたもの出してきたり)してたりして、本当に凄いのかコイツら?感が漂ってるのは、作中出てきたのは若手選手権に出られるような未熟な若造ばかりだったからで、料理人として成熟した一族はコンスタントにハイレベルな料理を出せてはいるんだろう。たぶん、きっと、メイビー -- 名無しさん (2026-08-18 18:29:17)
最終更新:2026年08月18日 18:29