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サイコメトラーEiji

登録日:2014/04/06 (日) 16:52:45
更新日:2026/08/17 Mon 10:03:43
所要時間:約 7 分で読めます





サイコメトリーとは、
物や人に触れることで、
そこに刻まれた過去の出来事や記憶の断片を読み取る、
特殊能力である…!!

週刊少年マガジンに掲載されていたヤンキー+サイコサスペンス漫画。

★概要

原作は安童夕馬(樹林伸、天樹征丸の別名義)、作画は朝基まさし。
実質的な「金田一少年の事件簿」の兄弟作とも言える。

連載中は「金田一少年」と同じく読者応募の「真相当てクイズ」も行われており、主にこちらは
  • 「真犯人の正体は誰なのか?」
と同時に
  • 「エイジがサイコメトリーした映像は何を表しているのか?」
…を推理するのが醍醐味となっており、「金田一少年」と上手く差別化している。

物や人に残る残留思念を読み取る「サイコメトリー」の能力を持ったヤンキーの高校生が、渋谷で起こるトラブルや凶悪殺人事件を解決していく物語。通常の推理ものの様なクローズドサークル系とは対照的に社会で連続する事件を題材に、犯人もトラウマによるものが多いがサイコパスの類が多いのが特徴。


同じ高校生を主人公にした推理モノである「金田一少年」に比べるとオタクいじりのネタやコギャル達のお色気やヤンキー同士の抗争など良くも悪くも当時の日本を思わせる通俗的な内容が目立つ。
また、「金田一少年」の被害者が明らかな落ち度がある者達であることに対して、こちらは被害者達にまったく落ち度がないことが多い。
(『サイレントストーカー』、『テロリストの挽歌』、『サイレントボマー』といった「金田一少年」と並ぶくらい被害者がクズなエピソードもあるが)
少年誌ギリギリのお色気シーンも多く、かなりエロいシーンも。

2011年にヤングマガジンにて続編の『サイコメトラー』が連載。
絵柄の変化や、一作目との矛盾する設定(その為、一種のパラレル的な続編と思われる)などもあり、一作目と比べるとあまり好評を得ていない。

日本テレビで2度ドラマ化されていたが、1期と2期は実質的なパラレルワールドとなっている。
映像ソフト化は1期のVHS化のみだが、2021年に1期、2025年に2期とSP回の配信が「Hulu」でスタート。
但し配信版では、一作目の第3エピソード「ボクを殺さないで」のみ「権利上の問題」で欠番扱いになっている(「植物状態の双子の兄の生き霊に憑かれた小学生による同級生・教師ら集団殺戮」というあまりにもアレな内容のためと思われる)。
2014年には、「時計じかけのリンゴ」のエピソードが舞台化された。

アニメ化はされていないが、1999年にプレイステーションでゲーム化はされている(ボイス有)。

★登場人物


●主要人物

  • 明日真映児(あすま えいじ)
演:松岡昌宏、CV:子安武人
ごく普通のヤンキー高校生だが、幼い頃から残留思念を読み取る『サイコメトリー』の能力を持つ。年齢は17→18歳。(劇中で進級している為)
髪を金髪に染めているが、何故かモミアゲだけ黒のまま。*1
バイクを愛用しており、愛車はKAWASAKI ゼファー。敢えてノーマルで乗るのがこだわり。(良く壊したりするので、バイト代のほとんどを修理代で消えてしまうので改造する余裕がない、というのも理由の半分だが)
かなりのイケメンでモテるが、その実奥手でありまだ童貞。

喧嘩はマジで強く、ヤンキーやその辺のチンピラ程度なら数十人に取り囲まれても血まみれになりながらも全員ボコボコに出来る。
一度トオルと昔のダチのシゲの3人だけで、マジモンのヤクザを全員ブチのめして組ひとつ壊滅させた事もある。
…そのためか、カンナビスや轟のような戦闘能力がインフレしまくった犯人が出てきたりもするが。
喧嘩の際は、腕時計(恐らくCASIO G-SHOCK)をメリケンサック代わりにしている。
喧嘩はすれど、理不尽に他者を踏み躙る犯罪行為に手は染めないものの、仕事やバイト等で真面目に働くよりも嫌なら辞めればいいと言うどこか真面目に生きられないヤンキー発想が根幹にある。
最終回では志摩に探偵になる事を勧められたが、エイジには天職かもしれない。

両親とは微妙な関係で、喧嘩っ早い父・圭介からはよく殴られ(だがそのお陰でケンカが強くなったのも事実であった)、実の母親はエイジのサイコメトリー能力を恐れて逃げ出してしまったらしく、なかなかにハードな過去の持ち主。ぶっちゃけ中学時代のエイジの心が荒んでしまったのはだいたいこの母親のせいである。
再婚相手の義母(恵美の母親)への態度は比較的礼儀正しく、実の母よりも慕っているようだが、あちらからは少し距離を置かれてしまっている。*2

中学生の頃はサイコメトリー能力が制御できず、上記の両親とのトラブルも相まって人間不信な子供として育ち、トオルたちとも大乱闘になるなど荒れ切った生活を送る。*3
しかし、少年課の刑事である赤樹宗一郎(実は、彼自身もサイコメトラーだった)に諭され、現在はサイコメトリー能力を制御でき、おとなしくしている。
そんな事もあってか、恵美やタカシ、青池蘭や藤谷明絵などと言った「年下」の人間には限りなく優しい。
ある時はイジメで自殺未遂を起こした小学生を助け、ケンカのやり方を伝授して救った事もある。*4

その能力はテストでのカンニング等の反則などは行わないが、割と享楽的な理由で使う事もある。あと志摩へのセクハラ*5
学校の成績はあまりいい方とは言えないが、実はサイコメトリーして見た映像などは決して忘れないという、驚異的な記憶力を持っている。(それなので、普通すぐには出てこないであろう漢字や人名などもすんなり書ける)それが勉強で活かせればいいのだが……。
バンドマン志望であり、裕介とのバンドではベース担当。

サイコメトリー能力を使いすぎる*6と昏睡状態に陥る。
三回ほど暴走状態になった事も…!*7
殺人シェフモードの時は料理下手な志摩への不満が爆発しただけだろって?言うな。
だが危機を乗り越えた分、サイコメトリー能力はどんどんパワーアップしており、劇中だけでも
  • 自分で自分をメトリーする
  • 頭の中の「声」でサイコメトリーする
  • 予知めいた「予感」を感じ取る事ができる
  • 頭の中に残った電話番号をサイコメトリーする
  • 幾島や赤樹のように触れずにメトリーして敵の攻撃を避ける*8
などの新能力に次々と覚醒している。

なお、サイコメトリーで得た情報を周囲に伝えるためにスケッチする事があるのだが、画才がないようでトオルから駄目だしされるような絵になってしまう。
それでもちゃんと特徴は捉えており、酷評したトオルもスケッチを見て重要な情報に気付いた事がある。
*9

続編『サイコメトラー』では訳あって卒業に失敗し、1年留年する羽目になってしまったが、これはドラマ版からの逆輸入である。

ドラマ版で演じていたのはTOKIOの松岡昌宏。松岡氏のドラマ初主演作であり、当たり役である。
今作がきっかけで松岡氏はアイドルとしてだけでなく、俳優としても大成する事となった。
あまりにハマり役だったため、原作には「エイジがキレると(ギャグシーン限定で)やたらとリアルな松岡顔になる」というある種のお約束まで出来た。
ドラマではサイコメトリーできる手は左手のみに限定されている。


  • 志摩亮子(しま りょうこ)
演:大塚寧々(第1期)→工藤静香(第2期)、CV:三石琴乃
メインヒロインで本作もう1人の主人公。年齢は24→25歳。
名門大学出身でプロファイリングに長けた警視庁捜査一課のキャリア組の女刑事。
プロファイリングと足の両方を使った捜査方針が信念。階級は警部補。
だが、その型破りな捜査方針と、過去に犯してしまった失態のせいで上司からは煙たがられてしまっており、なかなか昇進出来ずにいる。


おっぱいがデカくて谷間が開いた服装をした、色気満載の美人。エロい。
だが、本性はズボラで料理もまるでダメ冷蔵庫はビールだらけ片付けもヘタおばあちゃんに頭が上がらないなど、
どこぞのポケモンリーグチャンピオンみたいな残念な美人だがそれがいい
『ゲ〜〜〜ッま、まずいっ!なんだ先ほどのコーヒーの味はっ!おまえそれでも女かっ?それになんだこのズサンなキッチンはっ!?塩と胡椒と酒しか置いてないではないかっ』
泥酔したのを送り届けた際、あまりのダメっぷりに唖然としたトオルが部屋の掃除と朝食を作ってあげたことも。
……だが、
  • 訳あって上半身裸で料理してたせいで翌日カゼを引いてしまう
  • エイジに中途半端にサイコメトリーされたせいで志摩との仲を誤解されて訳も分からずぶっ飛ばされる
  • そしてカゼをこじらせてインフルエンザに罹ってしまい、40度近い高熱に数日苦しんだ上にエイジを逆恨みしているデスメタル野郎に誘拐される
……という散々な目に遭ってしまった。ご愁傷さま…

エイジの恩人である赤樹宗一郎とは、元彼だった立花響介を通じて友人だったことがある。
作中二回もイメチェンした。むしろイメチェンの度に若返っているような気もする。むしろ初期はちょっとケバうわなにするやめ(ry
エロい恰好をするくせしてリアクションはかなりウブい。処女疑惑アリ。
エイジとははぐらかしながらもなかなかにいい感じ。あと一度裸を見られている。

『EIJI』最終話でやっと警部に昇進出来た。ドラマ第2期では最初から警部。

ちなみに第1期の演者は後に沢木の演者と再婚し、第2期の演者は2期SP終了の3か月後エイジのリアル先輩とゴールインした。


  • 葛西裕介(かさい ゆうすけ)
演:小原裕貴、CV:岩田光央
エイジの親友で優等生眼鏡くん。童顔茶髪の美少年。心理学者志望との事。
エイジとは正反対の性格だが、エイジが小学生時代に下町から転校した時からの親友で、サイコメトリー能力の事も知っている。
エイジにとっては数少ない気の許せる親友の一人で、章吉から「あんなハンパ野郎とは縁切れ」と言われた時はガチギレしている。*10
トオルとも一時期は険悪だったが、ある事件で友情が芽生え、その後は友達になった。
恵美に恋心を寄せているが、向こうには気づかれていない。
優等生ではあるが、髪を茶髪にしたり勢いでお酒を飲んだりするなど、そこはやはり年頃の悪ガキ少年と言ったところ。

事件の時は非戦闘要員だが、エイジのサイコメトリーした映像等を推理し、サポートするワトソン的な存在であり、エイジの良き相棒。
志摩がいるからいらないとか言うな。「時計じかけのリンゴ」「ユダ」「カンナビス」など、実際に彼の推理がなくては詰んでいた事件も多い。

バンドマンとしても活動しており、キーボードと作曲を担当している。
手違いがきっかけでヘビメタバンドに入れられそうになった事も…。*11


  • 江川透流(えがわ とおる)
CV:うえだゆうじ
エイジの親友で超絶イケメンの女たらし。腰まで伸ばした長髪が特徴的で、左利き。中盤からの準主役で、事実上の3人目の主人公に昇格した。エイジ「時々オレよか目立ちやがってよ〜!」
後に大物政治家・牧原宗光(ドラマ版:牧原剣之介(演:森次晃嗣))の愛人の子供で、ヤンキー達による自警団『リーグ』(ドラマ版では『城北レーヴェル』)のヘッドという設定が付いた。

中学生の頃からエイジとは殴りあってきた仲であり、二人で同じ敵と戦ってきたこともある。幼少期から空手の達人でもある父に鍛えられたからか、戦闘能力はエイジと互角レベル。
100人近くいる池袋のコギャングを文字通り全員“ミナゴロシ(ホントは重傷で病院送り)”にしたり、麻薬をばら撒くマフィアまがいのドラッガーチームを壊滅させたりと、二人のコンビは不良界では伝説となっている(微妙に尾ヒレも付いてるが )
加えてイタリア料理店のオーナーシェフである母・瞳の店の手伝いをしてる影響で料理の腕もプロ級という、主夫としても高い技量を持つハイスペック男子。
頭も悪くはないのだが、勉強の成績はエイジや章吉よりはマシ、と言ったところ。*12
父の正妻との子であり兄の一馬とは微妙な関係だったが、下記の「カンナビス」の事件以降は和解し、兄弟としてかなり距離が縮まった。
本人は(一馬への遠慮もあるだろうが)父の跡を継ぐ気はないようだが、父としては一馬とトオルの二人とも政治家にしたいと考えているようである。

女の子には高校でファンクラブまで作られる程非常にモテるが、トオルの方が本気で好きになった女の子は必ず不幸な目に遭い、命まで奪われてしまうという悲しいジンクスがある*13*14
ブチ切れた時の行動力は凄まじく、ジュンを殺した犯人から拳銃を奪って突きつけ、躊躇なく発砲したことも*15
舞の事件では犯人達に「自分のやった事のバカさ加減を思い知って、生きて後悔させてやる」と言っていた。*16
どちらもトオルがもうほんの少し力になっていれば助けてやれたであろう命だった為、責任感が強すぎる、不器用な優しさを持った少年と言えるだろう。
女好きとは言っても実際は来る者拒まずと言った感じだったようで、ジュンの死が相当堪えてしまったのか、それ以降女遊びは(エイジ達のために合コンをセッティングしてやる程度で)ぷっつりとやめている。

幾島との関係もあり、エイジのサイコメトリー能力には気づいていたが、「言いたくない気持ちも何となくわかるしな」と、後半まで知らない振りで通していた。*17
事件の際は第三勢力といった感じ*18であったが、「カンナビス」の事件以後はリーグの情報網を駆使して志摩に協力するなど、正式に捜査でも仲間に加わった。

ちなみに一年留年しているので、エイジと同学年だが一つ年上。
初期の頃は前髪が触覚のように動いていたのは黒歴史

ドラマ版では未登場だが、設定は下記の田宮章吉に統合された。


  • 田宮章吉(たみや しょうきち)
演:井ノ原快彦
エイジのダチその①。序盤の準主役。*19
お馬鹿でかなり悪く言うとボンクラ。愛すべきバカ。
実家はエリートの名家らしいが、素行の悪さからほとんど勘当同然の扱いをされている。
エイジにとっては大切なダチの一人ではあるが、エイジは章吉にだけはサイコメトリー能力を知られたくないらしい。*20

ケンカは弱い方だが、カッコつけるためとはいえ、女に絡んできた池袋のコギャングをぶん殴ったり*21
付き合っていた初体験のお相手でもある彼女のキオミが沢木のテロによって腕だけ残して爆死したことにより涙を流す一面も。
この件に限らず、彼が事件に関わると酷い目に遭う。(中には、小学生時代の理不尽かつ苛烈な苛めを笑いながら思い出話で語る悪辣さもあり、自業自得な件もある。そのイジメた相手には、時を経て報復される事となったが。)
準レギュラー落ちしてからは、沢木扮するネカマに騙されたり、ネズミ講詐欺に引っかかりそうになったりするなど、バカキャラが強調されていた。

女の子にはそこそこモテ、その後も彼女はちょくちょくできているようだが飽きっぽいのか、キオミの事が忘れられないのか、あまり長続きしていない模様。(だが2番目の彼女は章吉の為にノートパソコン代を立て替えてくれたり(章吉は代金は後で返すと言っている)、そのパソコンの使い方を教えてくれたりと、なかなか出来た彼女である模様。)

ドラマ版では少々ヘタレ気味な性格の少年というキャラになっていた。エイジのサイコメトリーの事も知っており、原作では犬猿だった裕介とも親友。
ドラマ2期では演者の井ノ原快彦氏の演技力の向上や、トオルの設定が流用されてメチャクチャかっこよくなっており、作者自身も原作後半で活躍を激減させてしまったのを後悔したほど


  • 近藤テツヤ(こんどう -)
エイジのダチその②のおっぱい星人。
友達思いで気のいいやつなのだが、ケンカがからっきしで主役になったエピソードが無い事から、イマイチ影が薄い。
(  ゜∀゜)o彡°おっぱい!おっぱい!


  • 明日真恵美(あすま えみ)
演:松本恵(現・松本莉緒)(第1期)→後藤理沙(第2期)→酒井彩名(スペシャル)、CV:本多知恵子
もう一人のヒロイン。ちょっぴりロリ系でかわいい。

エイジのかなりブラコン気味な妹…
だが実はエイジの父の再婚相手が連れていた娘。その為血の繋がりはない義理の妹。かわいい。

何故か怪しい男にいつも目をつけられ、二回ほど命の危険に晒されている
義理の兄であるエイジに恋心を寄せるが、同級生の深海に対しても案外まんざらでもなさそう。
だが、裕介の思いには全く気付いていない。
志摩の事は尊敬はしつつも恋敵として認識している。
女子力はかなり高い。っていうか負けてるのはプロポーションだけで、その他の女子力はほぼ全て志摩に勝っている。かわいい。

ドラマ1期ではエイジとは義理でなく実の妹になっており、劇中でサイコメトリー能力が覚醒。沢木に洗脳されて*22暴走してしまう……!


  • ジュンペー
トオルの舎弟その①。
トオルの側近のような存在で、誰よりも強い忠誠心を持っている。
実は中学生の頃のエイジに最初に殴られた相手。
あんまり出番がないが、「テロリスト」の事件では重要な活躍を見せた。


  • 飯島タカシ(いいじま -)
演:三浦勉(第1期)
トオルとエイジの舎弟その②。
姉がアイドルだったり、『サイコメトラー』で祖父が過激派という過去が付いたりと色々忙しいやつ。

姉の清水晶子は事件の発端だった「人気のあったリエが(事務所から売られる形で)ライバル社所属の男性アイドルグループにレイプされて、それを知った朝美といずみが脅してセンターを奪っていた
というゲスな件に唯一関わっていなかったにもかかわらず殺された可哀想な人。*23
姉と名字が違うのは、両親が離婚して別々に引き取られたため(清水は父の姓、飯島は母の姓)。

彼女のメグはそんな亡くなった姉に心なしか似ており、中学生にしては芯が強く出来た彼女である。
…のだが、『サイコメトラー』では存在を抹消された。なんでだ。(恐らく作者が忘れていた為?)

ドラマ1期では(原作のままでは救いが無さすぎると判断されたのか)赤樹リエの弟に変更されており、名字が「赤樹」になっている。


  • シンジ
トオルの舎弟その③。
トオルが中学の時から可愛がっていた弟分だったが、バカ先輩にそそのかされてタカシを殴ってカノジョのメグをレイプする手助けをしてしまう。(レイプは未遂)
その後自分を信じたトオルとエイジの大乱闘にまで発展してしまうが、二人の誇り高い姿を見て涙ながらにトオルとタカシに謝罪した。
(※なお、バカ先輩どもはトオル達に制裁されました)
この出来事をきっかけにトオルは名乗る程度だった『リーグ』を正式に立ち上げる事となり、ある意味では重要な人物である。

次のエピソードでは犯人に大怪我を負わされてしまうが、犯人の顔を目撃し、決定的な証拠を示す大ファインプレーを見せた。

その後はメグにも謝罪・和解し、タカシとは良き親友となっている。


  • 深海龍彦(ふかみ たつひこ)
演:生田斗真(第2期)
恵美のクラスメートの美少年。

だがその正体は霊を見て、その声を聞く事ができるという霊能力者で、エイジとは別ベクトルのサイコメトラーとも言うべき存在。
彼自身に戦闘能力は無いので、あくまでもアドバイザー的な役割だが、エイジの命を二度も救ったり、デス野郎に殺された(ガチで)裕介を降霊術で蘇らせたりと重要な活躍をしている。

彼が言うには、自分とエイジ、恵美は250年前(江戸時代後期頃)に深く関わっていたとの事だが…


作中屈指の癒し系キャラ。
本業は健康器具の訪問販売員。19歳。
警察マニアでコスプレ趣味(婦警、ナースも含む)のおデブちゃん。愛称はみっちゃん。

性格は温厚かつ気弱で、押しに弱い。基本的にはいい人。
コスプレをしている時に様々な事件に巻き込まれ、その度に志摩の捜査を助けることになる(ただしほぼ全てが偶然や幸運によるもの)。
一度目に「男性警官」に扮した際は正体が露見して逮捕されたが、殺人犯逮捕に協力した功績で、お咎めなし(不起訴処分)で釈放された(なお、居合わせたエイジがマスコミの取材に「いやーアレ(オモチャの銃)には犯人も目がテンになってたねー」と応じてたりする)。

その後は「婦人警官・福島ミツコ」に扮するようになり、女装時はエイジにも志摩にも最後まで正体がバレることはなかった。(それどころか『行く先々で事件を解決するスーパー婦人警官』として尊敬すらされている)
…エイジとの女装時の初対面時は正体バレてるようにも見えなくもないが、その後のエイジの対応からどうやら単に彼がレイプされかけたときの悲惨な形相を見て我を忘れただけだった模様。
(事実、この後エイジが何度か触れてもサイコメトリーが発動していない。)

最初はいかにもなキモヲタ系の容姿だったが、段々と愛嬌のあるゆるキャラっぽい感じになった。
何故か女装時は(デブ専やブスフェチなど)その筋の方を中心に異様に慕われる。(本人も「女に生まれるべきだったのかな?」と思ってしまうほど。)
ちなみにこいつも一度だけ志摩の裸を見た事がある。

当該項目も参照。


  • 武藤国光(むとう くにみつ)
エイジの下町時代のダチ。下町の蕎麦屋の息子。
子供の頃より髪の毛に剃り込みを入れており、行動は無鉄砲だが愛すべきバカ。
町を乗っ取ろうと企む不動産屋の雇った地上げ屋に殺害された……と思いきや、驚異的な生命力で回復。
その後に友人・能条蓮治が起こした爆弾テロ事件に関わった事で政治に興味を持ち、後にトオルの父(代議士)に見初められて秘書見習いとして弟子入りする。

その後は、スピンオフ作品である「クニミツの政」の主人公となり、「平成の田中角栄」と称されるまでになる。

なお、「クニミツの政」はドラマ化されたが、本作と違ってフジテレビ系の放送のため、本作とのつながりは描かれていない。演じたのは押尾学のため、再放送は絶望的(DVD化はされている)。


  • 羽根山末吉(はねやま すえきち)
演:永澤俊矢(第1期)→加藤茶(第2期)、CV:壌晴彦
警視庁捜査一課の警部。志摩の上司…だったが、現在は階級を追いつかれて同格となった。

原作漫画・ドラマ1期・ドラマ2期で大きくキャラクターが異なる。
原作漫画ではキャリア組が気に入らない事なかれ主義のイヤミなヅラオヤジ。顔がソックリな反抗期真っ盛りの息子さんがいる。
ドラマ1期みたいに警察官としての有能な面もあれば良かったのだが、実際は刑事としても無能なのが救いようがない。ガソリンもないのに、ライターのショボイ火で人体を火だるまに出来るわけないのは子供でもわかるだろフツー

ドラマ1期では心の底では志摩の成長を願い、悪を憎む正義の警察官で、志摩の師匠的存在だったが、最終エピソードで沢木によって洗脳されて妻を殺させられた挙句、沢木に殺害されてしまった……。

第2期では小心者のカトちゃん。でも大人として聡明な面もあり、最終回での言葉は深い。階級は捜査一課長(警視)で、何気に原作より偉い。


●犯罪者

本作の犯罪者は基本的に何かしらの強烈なこだわりに由来する殺人を行う*24
それに伴い、死体は極めて特徴的な異常性を持った状態であることが多く、不可能殺人か否かという観点を除けばChaos;HEADかよと言いたくなるレベル。
同時に犯人の表面的な印象からは遠く、基本的な捜査やプロファイリングだけでは犯人に到達することが不可能となっている。

酷い時は、
    • 過去の虐待が原因で二重人格になってしまい、あるきっかけで暴走した悪の人格に乗っ取られて殺人鬼に豹変してしまった(「サイレント・ストーカー」)*25
    • いじめと自分を虐待していた母親を殺してしまった事を苦に自殺しようと思って食べた毒キノコで、魔術師のような超能力に覚醒してしまい、同じ毒キノコを食べさせた被害者を操って自殺に近い状況で殺していた(「笑う死体」)
    • 桜の木に宿っていた大昔の殺人力士の悪霊に取り憑かれて殺人を犯していた(「蒼ざめた手」)
    • 一流大学の推薦入学の枠をエサに、魔改造した発火装置付きの携帯電話を勉強小僧達に持たせて彼らを殺し合わせる(「サバイバル・ゲーム」)
……なんて場合もある。

よって、犯人を見つけるためには複数の殺人時の共通項や計画完遂を間近にした意識のゆるみなどを待つ必要があり、大体においては逮捕時点で結構な人数が死んでいる。だってマガジンだもの。
その過程で、殺人者たちの奇妙な言動が挟まれることがあり、それもある意味見所の一つ。

  • 沢木晃(さわき あきら)/アップル
演:田辺誠一(第1期)、CV:関智一
志摩の大学生時代の同期。志摩に淡い好意を持っている。
表向きはヘタレな好青年だが、本性は実の父親に捨てられた不遇な少年時代から人格が破綻している凶悪なサイコパス
時計じかけのリンゴ」という無差別爆弾テログループのリーダーとして
元傭兵で恐らく脱走兵のレッド、爆弾製造のプロであるゴールド、パシリ力自慢の労働担当のグリーンを手駒にして完全犯罪を実行しようとした。*26

逮捕後は暫くは留置所で過ごしていたが、殺人鬼ユダと、自身のシンパである実相寺碧の協力でまんまと脱獄。複数の猟奇殺人を殺人者達を通じて実行させる。
「金田一少年」における高遠遙一のようなポジションと言えるが、
上記の通り彼が関わった事件の被害者達は一部例外を除いて何の落ち度もない善良な人間であることがほとんどであるため、
その悪質さは高遠以上といえる。

特に「サバイバル・ゲーム」の時の外道っぷりは異常。だが章吉を嵌める為にネカマを装ってたのは黒歴史。

実は親に捨てられたという境遇はエイジと似通っており、互いのifの姿であったとも言える。



ドラマ1期では「ユダ」と「ポイズン」の設定が一部流用され、他人をマインドコントロールして操るある種の超能力者として覚醒。
まんまと脱獄しラスボスとしてエイジと志摩を苦しめたが、最終的には反撃に遭って惨死の憂き目に遭った。

ちなみに第1期の演者はその後、何と志摩の演者と本当に結婚している。


  • 幾島丈治(いくしま じょうじ)/カルロス(ドラマ版)
演:真木蔵人(第2期)
中学の頃のトオル(ドラマ版では章吉)の知り合いの青年。年齢は恐らく20代半ばくらい。
最初は渋谷に戻ってきた安岡辰巳という狂犬ヤンキーとの戦いの援軍であるかのように現れたが、
実は彼こそが安岡を裏で操っていた麻薬密売の黒幕であり、エイジとトオルとの戦いの末に姿を消した…

その正体はエイジと同じサイコメトラー
能力はエイジよりもはるかに強力で、相手に触れなくても読み取ることが出来るというとんでもないチート。(しかも、回数制限もない模様)
その能力を駆使して、麻薬密売では渋谷界隈の不良達を意のままに操った他、闇社会でサイコメトリーの能力を使った情報屋として台頭し世界を転々とする。
闇社会では一目置かれた存在で、沢木でさえも「手強い」と危惧している。
だが単なる悪人とも言い切れない一面もあり、一種のダークヒーローとなっている。
マザーグースの詩(「My Mother Has Killed Me(ぼくを殺したのはお母さん)」)をよく口ずさんでいる。
エイジにこの歌をメトリーされた際はブチギレて我を忘れかけた事から、家族に関しては相当に凄絶な過去を秘めている模様。

なお、トオルはサイコメトリーを以てしても意のままに出来なかったため、逆に思い入れが深かった模様。
二度目に来日した際は、トオルの腹違いの兄である牧原一馬の狂言誘拐に便乗して、カンナビスをけしかけて一馬を謀殺しようとした(一馬が死ねば父親の後釜はトオルしかいなくなる為)が、一馬が必死に「弟」であるトオルを庇った姿を見て考え改め、カンナビスを止める事となった。
エイジも一度は抹殺しようとしたが、“ここでこいつを殺したらまたひとりぼっち(サイコメトラーは自分だけ)になってしまう”と心の中でブレーキが掛かったようで、命は助けている。*28

ドラマ2期では名前の漢字が「丈二」となっており、下記の「カンナビス」と「サイレント・ボマー」の設定が一部流用され、ゲリラだった過去がある。
弟の幾島タケル(本物のカルロス)と山で遭難した時彼の「兄さんが死ねば、食糧を独り占めできる」という考えをサイコメトリーしてしまい、絶望のあまり彼を射殺。
世の中は弱肉強食」という考えに囚われ、弟になりかわってカルロスと名乗り、日本でテロを起こそうとしていた。
最終的にエイジのサイコメトリーによって弟の真意*29を思い出し、エイジを助けて爆弾ごと夜の海に消えることになる……。*30
エイジがサイコメトリーする手は左手だったのに対し、幾島は右手。発動時のオーラもエイジが青で、幾島は赤となっている。


  • 轟省吾(とどろき しょうご)/テロリスト
演:夏八木勲(第2期)
志摩の元上司。現在は少年課勤務。
見た目は定年前の温和そうなおじさんだが…実は天才的なスナイパー。
かつては『ミスター捜査一課』とまで謳われ、オリンピックの銀メダリストであり、格闘技の達人
立てこもり事件をたった一人で解決し、FBIの指導員として招聘された経歴もあるという怪物。
劇中ではトカレフとドラグノフ狙撃銃を操り、その腕前は、トリックで窓を開けさせ、ビル二軒越しに防弾チョッキを着た標的の頭を狙撃するほど。
基本怖いもの知らずなエイジでさえも「オレは帰る!民間人には危険が大きすぎる!!」「ったくよー……とんでもねー化け物じゃねーか」と言わしめ、心底ビビらせた。

志摩に虚勢を張ってモデルガンを突きつけた強盗の少年を射殺してしまったことから捜査一課を辞めたが、
ある日、孫娘である加藤舞が5人組の少年(ドラマ版では不良チーム『西京警備隊』のメンバー)にレイプされて自殺。しかも加害者達が保護観察処分という名ばかりの罰で済むという最悪の悲劇に見舞われる。
自殺しようとトカレフを入手してフラフラと街を歩いていた中、彼らの一人、ヒロケンをたまたま発見。
せめてものあてつけに彼の目の前で頭を撃ち抜こうと思うが……
そいつは携帯で反省の言葉を口にするどころか、なんと


「ま、(あんなガキ死のうが)いーんじゃないの?」

ほら、俺ら鬼 畜 系 だ し


鬼 畜 系 だ し


鬼 畜 系 だ し …

という完全に孫娘の全てを侮辱した発言を自慢げにしていた。
その一言で轟は司法と自分自身の無力さに完全に絶望。孫娘を犯した目の前の鬼畜生を射殺してしまう。
そして他の連中も反省などしていないと確信した轟は、正義の法の番人から冷徹な復讐の鬼へと豹変し、レイプ犯の皆殺しを決意。
同じくレイプを行ったマモル、アツシ、大貫吉男の3人も容赦なく射殺。*31*32
最後に生き残ったリーダー格の山本勝昭も追い詰めるが、
志摩とエイジに追跡されて銃撃戦となり、最終的に機動隊(SAT)のスナイパー達に射殺されてしまう……!
そして死に際にエイジに“遺言”をメトリーしてもらい、安らかな顔で息を引き取った……。*33

変態揃いの犯人の中、「金田一少年」の犯人に匹敵するくらい悲しい境遇を背負った復讐者であり、
またカツアキ達も舞以外に多数の女性をレイプしていることと、ヤクにも手を出していた事が複数の描写で明らかになっていることから、
野放しにしておいたらトオルにシメられていたどうなるかはたやすく想像できるため、
幾島と同様のダークヒーローとして人気のある悪役である。
(後に「金田一少年」でも「このような事件」で同様のテーマを扱っている)
なお、このレイプ事件を扱った週刊誌にトオルの舎弟の一人が「すげぇムカつく。ぜってぇ許せねぇ」「限度ってモンを知らなさ過ぎっスよ!」とインタビューに怒りを込めて応えており、この時点でリーグを敵に回した事が示唆されており、いずれにしてもこの鬼畜どもに未来は無かっただろう。
ぶっちゃけこの事件は志摩が「トオル(ドラマでは章吉)が犯人」と頭ごなしに決めつけていた為、2番目の犠牲者のマモルの時点でエイジにサイコメトリーして貰えばもっと早く轟に辿り着けたのは内緒。*34


  • カンナビス
世界を股に掛ける、プロの犯罪請負人。
端正な容姿の美青年だが、普段は美しい女性の姿に化けている。
これは自身の凶暴性と殺人願望を封印する為のものであり、男の娘と呼べるかどうかは…微妙。
細い体に似合わず鋼のような肉体と常人離れした腕力を持ち、改造した携帯電話に仕込んだワイヤーで人間をくびり殺す事ができる化け物。

実は日本人で本名は宏明(ひろあき)。(姓は不明)
商社マンの息子だったが、コロンビアに滞在中、セスナ機の事故で偶然ゲリラ側の地域に墜落してしまい、両親は目の前で射殺され、妹とも引き離され、「カンナビス」と名付けられゲリラとして育てられた。「カンナビス」は大麻を意味する英語。
しかし、両親を殺された復讐を忘れていなかったカンナビスは18歳の誕生日にゲリラを皆殺しに。
ボゴダのモルグ街*35の住人となり犯罪請負人となった。
なお、ゲリラ殲滅の際に自分の妹を火炎放射器で焼き殺してしまった*36ため、炎に対して異常なまでの恐怖心を持っている。

誘拐、要人暗殺など何でもこなすが、依頼人の「殺人はするな」というリクエストを守るなど、仕事に関しては誇りを持っている。
だがその分依頼人のウソには容赦せず、そのことが原因で暴走することに…

幾島とはとある依頼でコンビを組んだことがあり、親友ともいえる間柄となっている。

依頼を完遂した後で、実はその依頼が狂言である事を知り、「愚弄された」として暴走。
エイジとトオルのタッグでもまともに太刀打ちできない凄まじい強さで暴れ回ったが、エイジのサイコメトリーで家族を殺されたトラウマを抉られて発狂。
幾島に射殺された…。


と、思われたが、実は幾島は彼を沈静化させるために敢えて銃撃したらしく、一命は取り留めていたらしい。
今も元気なようで、依頼を受けている姿が見られた。

余りの強さからトオルは半ばこの人の存在がトラウマになったらしく、あるエピソードでエイジとセットで何者かに狙われた際、相手の正体候補としてエイジが名前を挙げた時に、
「依頼抜きで殺しに来る」みたいなことを言って否定するなど、トオルは彼の再来日を非常に恐れている。
…正直気持ちはよくわかる。

なお、彼との仲介役の人物は日本でラーメンの屋台を営んでいるが、トオルやエイジが常連になって使っている食材を絶賛するほどの腕前
職業選択誤ったんじゃなかろうか。*37


  • 能条蓮治(のうじょう れんじ)/サイレント・ボマー
エイジが墨田川町にいたころの友人で、17歳の天才花火師。

住んでいた町が悪質な地上げの被害に遭い、それが原因で花火師の祖父が亡くなり、復讐を決意した。

特攻隊志願者の祖父からは、半ばマインドコントロールに近い左翼思想まがいの教育を受け続けており、戦後の世の恨み辛みを聞きながら育てられてきた。*38

花火の技術を応用した爆弾でヤクザ・会社役員・悪徳政治家など地上げに関わっていた者を次々と爆殺。
その際には、ターゲットを綿密に調べ他人を巻き込ませなかったり、スモークで凄惨な死体を見せないようにしたりと細かい配慮を行った。
その為、当初は志摩に軍事のプロと勘違いされており、17歳の少年が犯人だったと知った際には絶句していた。

その後、エイジに正体がバレ、彼の口から志摩や国光にもその事実が知られる*39も地上げの黒幕を皆殺しにして復讐を完遂し、一旦はエイジ・志摩に捕まるも自身の左手を焼き切って逃走。
遂には国会議事堂に潜み、「日本を腐らせたのは全て政治家であり、この世から政治家さえいなくなれば日本は良くなる」として『革命』と称して自身の命もろとも日本の政治家たちを一人残らず皆殺しにし、日本を無政府状態にしようとするという、狂気の沙汰としか言えない国家転覆計画を実行しようとするが、国会議事堂に駆けつけて立てこもった国光達の必死の説得によって出頭・自首した。
なお、この思想は父親が政治家であるトオルに「国会議事堂には政治と何の関係もない人も大勢いる」「百歩譲って悪党が減ったとしても、別の悪党が蔓延る(そして日本を良く思わない外国がこの機に乗じて攻め込んでくる)」と完全否定されており、そのトオルの考えを聞いた上でエイジ達も「真面目に日本を何とかしようとしている政治家もいるはず」と否定している。*40
能条は「一度何も無い真っ暗闇に戻してやれば、きっと誰かが美しい花火を上げてくれる」と言っているが、
聞こえはいいが、その後確実に起こるであろう他国からの侵略や、悪党どもの跳梁跋扈の事もまるで考えておらず、結局その後の事を丸投げしているに過ぎない。
この事は後に登場するクーデター勢力の首謀者からも「志は悪くはなかったが、やり方が幼稚過ぎた」と評されている。

その後は少年とは言え殺害人数の多さから、死刑こそ免れたものの無期懲役の判決が下ったそうだが、刑務所の中で特別に花火の制作が許されたそうである。*41

余談だが、空き家となってしまった能条の家には、この世の恨みを残して死んだ祖父の怨念が溢れかえっており、能条の行方を探ろうと仏壇をメトリーしたエイジも、その恨みの激しさに一瞬発狂しかけてしまった程。
最早「屍桜」レベルの完全な怨霊と化してしまっており、「まともに見えて狂っている」思想に取り憑かれてた能条は、自分でも気づかないうちに、怨霊と化した祖父に呪われて操られていたのかもしれない……。

ある意味ではこの祖父の怨霊こそが「サイレント・ボマー」事件の本当の真犯人であるとも言えなくもない。孫がこんな事しでかしたのは全くの想定外だろうけど


追記・修正は過去の記憶や映像を見ながらお願いします


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最終更新:2026年08月17日 10:03

*1 単行本のおまけコーナーでは本人曰く「ただのファッション」との事。

*2 これは荒んだ中学時代が影響してしまっており、エイジ自身も身から出た錆と納得はしている。

*3 小学生の下町に住んでいた頃は能力もあまり気にならなかったらしく、その時の友人には慕われている

*4 その時は数年前に自殺した少年の悪霊に取り憑かれそうになっていたが、エイジが小学生を救った姿を見て成仏したようである。

*5 担任に侮辱された事や、裕介との友情をコケにされた事で腹を立ててカンニングメトリーをした事はあった。

*6 だいたい一日10回前後が限界らしい

*7 後に裕介は、劇中でイカれた殺人鬼達の「悪意」をメトリーしまくってしまったせいなのでは、と推理している。というかいちエピソードで半ば暴走状態にまで追い込んだ「ポイズン」と「屍桜」はどんだけ悪意てんこ盛りだったんだよと。

*8 ただ、覚えたての為か、その一回で体力を使い果たしてダウンしてしまった。

*9 ちなみに、エイジがサイコメトラーである事を知っている、あるいは気付いている人間は味方側では志摩、裕介、恵美、エイジの両親(義母は除く)、トオル、明絵、赤樹。(クニミツも何となく察してると思わしき描写もある)ヴィラン側では沢木、三浦、轟、能条、幾島。…結構多いが、どれも口を漏らすタイプではない事が救いか。

*10 逆に裕介の方も、担任から同じような事を言われた時は本気で怒っている。

*11 だがそのヘビメタバンド女子(全員濃ゆい顔)とは結構ウマが合ったようで、時々ライブの助っ人をしたりプライベートでも友達になってるらしい。

*12 これは単に勉強に興味が無い、というのが大きい。東大生の兄の事を考えれば、その気になれば東大は無理にしてもそこそこの大学に入れるぐらいの知能はあるのだろう。

*13 バイトの同僚だったジュンは騙されてAV出演した過去から男性不信気味になっており、トオルと仲良くなった矢先にAV出演が原因で性的倒錯者の殺人鬼「ジャスティス」に殺され、たまたま助けた舞は、その後ヤンキーかぶれのようなDQNのクズ共に遊び半分で輪姦されて絶望のあまり自殺してしまう。

*14 なお、ジュンの件はワイドショーの評論家のオヤジが無理矢理出演させられたAV片手に背後関係をろくに調べもせず「こんないかがわしいものに出演する方が悪い(要約)」と晒し者にするという、死者の冒涜&尊厳破壊も同然の、評論家の風上にも置けないとんでもない暴言を吐いている。(しかもジュンはまだハタチにもなってない未成年である)ぶっちゃけジュンの遺族はコイツを名誉毀損で訴えていいレベル。真犯人「ジャスティス」が本当に殺すべきだった悪党である。

*15 空砲だったので犯人は死なずに済んだが、恐怖のあまり失神してしまった。ただ射殺してたとしても、助けてもらったメグとエイジの証言で正当防衛が成立する可能性が高かったと思われる。

*16 舞に対しての感情は、恋愛感情と言うよりは可愛い妹分に近いものではあったが。ドラマ版では、レイプ犯に奪われた金のコインのネックレスを取り返し、舞の遺族の元に返す事も目的となっていた。

*17 どうやら確信したのは「殺人シェフ」の時の騒動である模様。読み返すと、トオルがエイジの能力の事に勘付いていると思わしき伏線が度々設けられている。

*18 志摩もトオルのことを“自分のルールで殺人も辞さない人物”と誤解し、危険視していたが、後にその誤解は改めている。

*19 とは言っても、章吉がメインになったのは序盤の「殺人鬼メビウス」、「時計じかけのリンゴ」、そして「サバイバル・ゲーム」の3回だけ。

*20 絶対ナンパやエロい事に悪用されるであろうことが分かりきってる為。

*21 その後余計なことを言ったせいで、コギャング達とトオルのグループの抗争が始まってしまうなどややミソがつく結果になるが

*22 沢木の行った殺人を、サイコメトリーで刷り込まれて自分がやったと思い込まされてしまった。

*23 ちなみに犯人(二重人格)の善の人格は巻き込んでしまった事を大いに反省していたが、悪の人格はどの道全員皆殺しにするつもりだった。まさに外道。

*24 死体に服を前後逆に着せる、舌を切り取る、大量の食事を行わせる、など。

*25 原作では二重人格は匂わせる程度だったが、ドラマ版では明確化されている。

*26 全員リンゴの色がコードネームの由来。ドラマ版では更に二人の下っ端がいる。

*27 貝江田が殺された理由は草壁のように友達を陥れた訳でもない、章吉のように主犯の大清水を昔イジメた訳でもない。ただ「灰島や大清水より成績が良かったのと、ダメ元で推薦入学を申し込んだだけ」という理不尽極まりないものである。恨むどころか化けて出て当然である……!

*28 もしかしたら、劇中語られてないだけで赤樹宗一郎とも会ったことがあるのかもしれない。

*29 兄に食料をやる為に、ワザと心にもない事を思ってメトリーさせた。もしかしたら双子の弟であるカルロスもまた、サイコメトラーだったのかもしれない…。

*30 死亡したかどうかはハッキリ明示されておらず、原作同様に生存説も囁かれている。

*31 唯一、5人の中で大貫だけは「オレが悪かった」と心から反省していた様子を見せていたが、うっかり不用意な言葉を言ったせいで「あんたたちのせいでね!女のコがひとり自殺してんのよ!?」と志摩をマジギレさせたり、恐怖でクスリに手を出したりと言動はあまり褒められたものではない。それにコイツも、今回の事件が起きなければ反省していたかは大いに怪しいだろう。

*32 そして逆に山本は「来るなら来てみろ。殺してやるぜ」と嘯いたり、「なんでオレがこんな目に遭わなきゃならねーんだよ?」と言ったり、挙句の果てに何も知らない彼女に匿ってもらいながら「他の女ともやりてー」とまでのたまうなど、反省の色ゼロ。……コイツ先に殺して、大貫だけは生きて償わせても良かったんじゃないですかね?轟さん…。

*33 その映像は、舞の相談の手紙を、自宅の積もりに積もった新聞の束の中から見つけた映像だった。ドラマ版ではエイジは「あのオッサンが本当に裁きたかったのは、舞ちゃんを自殺から救えなかった自分自身だったんじゃねぇかな…」と推理している。

*34 まぁ、トオルも動機とみなされてもおかしくない出来事があった上に、たまたま手に入れた拳銃で一切躊躇せずに犯人に発砲した(一発目が空砲だったが、トオルはそれを知らなかった)前科があるので疑われた事自体は仕方ないっちゃ仕方ない。

*35 年中マフィアが抗争して死体がそこら中に転がってるような、メキシコやアフガン並の世界屈指の危険地帯。

*36 ちなみにその妹は明らかに兵士として育てられてはいない事から、兵たちの慰み者として奴隷や家畜同然の扱いを受けていたのでは…という説もある。

*37 ちなみに、その仲介役のオヤジはエイジに一度ボコられてるが、そのエイジが幾島にボコらされたのを見て気が済んだのか、その後は別に恨んだりもしてなく、チャーシューをオマケしてくれたりもしている。ぐう聖では?

*38 その為、ニュース番組でコメンテーターが左翼やら宗教やら当てずっぽうを言っていたらしいが、微妙に間違ってなかったとも言えなくもない。

*39 エイジはサイコメトリーで犯人が能条と確信しても穏便に事を収めようと志摩には当初その事実を伏せて単身で能条の説得に行っており、説得に失敗してから志摩と国光に能条が事件の犯人である事を伝えている。

*40 トオルは国光から父親が何かあくどい事をしているのかと聞かれた際に「もしかしたら自分の知らないところであくどい事をしているのかもしれない」とした上で「親父は真面目に日本を何とかしようとしていると信じている」と告げている。

*41 なお、焼き切ってしまった左手首は、志摩が冷凍保存しておいてくれた為、接合手術で何とかくっついた。