ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!

登録日:2014/10/02 Thu 19:13:34
更新日:2023/02/25 Sat 17:16:06
所要時間:約 8 分で読めます





【概要】
1991年にバンダイから発売されたゲーム
ファミコンドラゴンボールのゲームとしては5作目にあたり、ドラゴンボールZととしては2作目になる。
原作のナメック星編を題材にしているが、原作で死亡しているキャラも同行する。
戦闘システムは前作「強襲!サイヤ人」と同じカードバトルで、
それに加えてオートバトルやカードの流派を合わせる事による強化攻撃ができるようになっている。

モードはストーリーモードと、バックアップやパスワードを使用できる天下一武道会の2種類。
天下一武道会ではフリーザやギニュー特戦隊といった敵キャラもエントリーされる。
特殊なパスワードを入力すると、ネイルやベジータ、フリーザのほかウーロンやドラゴンレーダーなどの隠しキャラを使用できる。


Z戦士
味方プレイヤーキャラ。原作で死亡しているヤムチャ・天津飯・餃子は台詞が一切ない。*1
悟空・悟飯・べジータは瀕死の状態から全回復させるとレベルが上がる特性を持っている。各キャラのBP(戦闘力)は初期の値。

◆ゴクウ(孫悟空)
BP:10000
主人公だが、原作通り合流するのは後半になってから。流石の強さを誇り、フリーザとまともに戦えるほとんど唯一の存在。
原作再現とは言えまともにシナリオに関わらないのは流石にマズいと思われたのか、カナッサ星を救うイベントが挿入され、
バーダックを初めとするサイヤ人達の罪をその目で見る事になるという、超サイヤ人になった際の「あの台詞」への伏線が張られてるけど、そこに行く前にゲームが終わってしまう
なお、原作との最大の違いとしてギニューとの戦いで負傷して一時離脱することがない。
お陰で悟空がいる状態で合流する事になるピッコロの立ち位置が微妙になっている気がしなくもない。
●エネルギーは
●かめはめは
●かいおうけん
●かいおうけん・かめはめは
●かいおうけん3ばい
●かいおうけん3ばい・かめはめは
●かいおうけん10ばい
●かいおうけん10ばい・かめはめは
●かいおうけん20ばい・かめはめは
●げんきだま
●ちょうげんきだま

ピッコロ
BP:2000
最強のナメック星人。合流するのは悟空よりも遅いフリーザ戦からなので出番は少なめ。ネイルとの同化イベントもある。
●まこうほう
●れんぞくまこうほう
●クチからかいこうせん
●ばくれつまこうほう
●まかんこうさっぽう

◆ゴハン(孫悟飯)
BP:1700
初期メンバーの中ではBPが高いが、正直あまり強くない。
「ませんこう」の威力補正も低く、使い勝手は悪い。
●エネルギーは
●ませんこう

クリリン
地球人最強の呼び声もある男。味方で唯一の全体攻撃である拡散エネルギー波が便利。
単独行動シナリオの存在もあって存在感は高め。
BP:1500
●かめはめは
●きえんざん
●かくさんエネルギーは
●たいようけん

ヤムチャ
BP:1300
地味に大幅パワーアップした。
「かめはめは」の威力が全キャラ中最強、そうきだんは前作同様必ず命中の上、威力が「4しんのけん・きこうほう」と同威力かつ低燃費と言うとんでもないものになっている。
●かめはめは
●そうきだん

◆テンシンハン(天津飯)
BP:1800
BPの初期値が悟飯を上回っており、必殺技も強力なので前半は主力として活躍できる。
ただ必殺技が威力に反して燃費が悪いのがネック。
●エネルギーは
●きこうほう
●4しんのけん
●4しんのけん・きこうほう
●たいようけん

◆チャオズ(餃子)
BP:1100
弱い。前作のように超能力が相手の防御を下げる効果があれば良かったのだが。
…とは言え特戦隊クラスまでなら動きを止められるのでやはりボス戦では貴重な戦力となる。
また、瀕死状態でもたまに戦線復帰するという能力がある。
天下一武道会では、超能力は使用できない。
●どどんぱ
●ちょうのうりょく

ベジータ
BP:18000
最初は敵対するが、途中から味方として同行する。ただし、NPCなので操作できない。
LVMAXになればピッコロよりも強くなるが大抵は3番手の強さに落ち着く。
●エネルギーは
●れんぞくエネルギーは
●ばくはつは
●ギャリックほう

◆ネイル
BP:42000
イベント戦で使用できる。
●エネルギーは

◆わかもの
BP:1300
お助けカードの「わかもの」を使うと(例え小惑星であっても)助けに来てくれるほか、イベント戦でも使用できる。
能力はヤムチャと連動している(最大BPは37000)。
たとえ小惑星であろうが偽ナメック星やカナッサ星であろうが助けに来てくれる助っ人の鏡。
●エネルギーは

【フリーザ軍】
本作の敵キャラ。敵のBPは通常は見えないが、お助けカードの「スカウター」を使うと見えるようになる。

フリーザ
BP:530000(第一形態)
宇宙最強の男。洒落にならない強さを持っているくせに中盤あたりからマップをうろつく危険なキャラ。
倒すと原作通りに変身し、最終形態になると最高レベルでも簡単に倒されてしまうほどの強さになる。
ちなみに、BPは第二形態からはスカウターの数値が振り切れて壊れてしまうため、見る事ができない。
●エネルギーは
●スーパーエネルギーは(第一形態のみ)
●ばくはつは

ギニュー特戦隊
フリーザ軍の精鋭5人組。一人ずつ戦うかまとめて戦うか選択でき、選択によってストーリーが変化する。登場シーンがイベントで再現されている。

ギニュー
BP:160000
ギニュー特戦隊の隊長。隊長らしく能力が頭一つ抜けている。
合流前はばくはつはを多用し、Z戦士を窮地に陥れる。
悟空合流後は原作通りボディチェンジを仕掛けてくるが、対象がランダムなのでチェンジされたキャラによってはかえってこちらが強くなることもある。
天下一武道会で登場した時には、ボディチェンジを使ってフリーザや悟空を簡単に退ける最強の敵になる。
●エネルギーは
●スーパーエネルギーは
●ばくはつは
●ボディチェンジ

ジース
BP:64000
サブリーダー。能力的にはあまり強くない。
それでも悟空合流前のZ戦士にとっては十分に脅威ではあるが…
●エネルギーは
●クラッシャーボール

リクーム
BP:71000
ギニューに次ぐ強さを持つ強敵。
●エネルギーは
●れんぞくエネルギーは
●イレイザーガン

バータ
BP:68000
宇宙一のスピードを持つ男。丁度中間の能力を持つ。
●エネルギーは
●スピードアタック

グルド
BP:19000
弱い。タイムストップを食らうと動けなくなるが、対象が一人だけなので大した事はない。
●エネルギーは
●タイムストップ

ザーボン
BP:22000
BP:55000(変身後)
フリーザの側近。最初はそれほど強くないが、倒すと変身してとんでもない強さで襲い掛かってくる。
最初の戦いで消耗していると瞬殺されてしまうほど。HPが増えてないことと全体攻撃をしてこないことが救い。
●エネルギーは
●スーパーエネルギーは
●ばくはつは(変身前のみ)

◆ドドリア
BP:23000
フリーザの側近。HPがギニュー特戦隊なみに高く、タフ。
●エネルギーは
●クチからかいこうせん
●ばくはつは

キュイ
BP:19000
べジータのライバル。ボスの中では一番弱いが、登場時期が早いので強敵。
●エネルギーは
●れんぞくエネルギーは
●ばくはつは

【ザコキャラ】
通常エンカウントで現れる敵。

■アプール型
必殺技は全てエネルギーは。
◆ナバナ
BP:1200
◆ロベリー
BP:3500
◆アプール
BP:6000

■ナップル型
必殺技は全てエネルギーは。
◆ロンメ
BP:1100
◆クランボ
BP:3200
偽ナメック星でのイベントバトルではリーダー格の強敵として登場する。
◆ナップル
BP:5800

■ラーズベリ型
必殺技は全てビームガン。何故かラーズベリ本人は登場しない。
◆ネイブル
BP:1100
◆モンレー
BP:3700
◆グプレー
BP:6200

■キュイ型
必殺技は全てエネルギーは。
◆ゴンマー
BP:8000
◆パイヤー
BP:10000

■ザーボン型
必殺技はエネルギーは。
◆ユーズ
BP:15000
カナッサ星でのイベントバトルかボスのお供としてしか登場しない。

■ドドリア型
必殺技はエネルギーは。
◆カーボス
BP:17000
カナッサ星でのイベントバトルかボスのお供としてしか登場しない。


【運命の選択】
かいおうさま「さあうんめいのせんたくじゃ!!カードをめくればなにかがおこるぞよ!!」
このゲームでは、敵味方双方ともに移動後にカードをめくってその内容によって様々な事が起こるイベントがある。
カードをめくったキャラによって特徴的な台詞が用意されている。お助けカードのスカウターを使えば敵とのエンカウントを避けることが可能。

◆フリーザカード:敵が出現して戦闘になる。
かいおうさま「おお!フリーザカードじゃ!!テキとであってしまったようじゃ!」

◆ベジータカード:小惑星や太陽が突っ込んでくる。

◆じいちゃん:好きな敵を一回休みにできる。敵が引いた場合は引いた敵が一回休みになる。
フリーザ「ほっほっほ・・・・。じいちゃんカードがでましたね!!なんということでしょう!!わたくしじしんが1回やすみになってしまいました!!」
ベジータ「チッ!くそったれが!このオレさまが1かいやすみになっちまうとはな!!」

◆キュイカード:手持ちのカードを一枚攻防最低の数値にされてしまう。
フリーザ「ほっほっほ・・・・。キュイカードがでましたね!!あなたがたにふさわしいカードを1まいこうかんしてさしあげましょう!」
ベジータ「キサマらのようなクズヤロウどもにはこのクズカードがにあいだぜ!!」

◆ギニューカード:お助けカードを一枚奪われる。
フリーザ「ほっほっほ・・・・。ギニューカードがでましたね!!おたすけカードの〇〇などあなたがたにはぜいたくですよ!おとなしくわたしによこしなさい!」
ベジータ「キサマらのお助けカードの〇〇はオレさまがいただいてやるぜ!!」

◆バータカード:敵の移動力が上がる。
フリーザ「ほっほっほ・・・・。バータカードがでましたね!!わたくしがつぎのときはいどうりょくがあがりますよ!ほっほっほっ・・・・」
ベジータ「ほう・・・・。バータカードがでやがったぜ!ふっ・・・・。このつぎ、オレはとばしていくぜ!!」

◆グルドカード:味方が一回休みになる。
フリーザ「ほっほっほ・・・・。グルドカードがでましたね!!ほっほっほ・・・・。あなたがたは1回やすみになりましたよ!」
ベジータ「ザマアミロ!!キサマら1回やすみになったぞ!!」

【ゲームの特徴】
ただレベルを上げてボス戦を倒すだけだった前作と比べマップ上のイベント等の増加でストーリー進行にメリハリが付き、
戦闘不能の復帰可能や最初から全員行動、全体攻撃の追加や1ターン1回限定だが使用回数無限の回復カードなど問題点もある程度改善されている。
また前半ではフリーザ軍をやり過ごしてボールを入手するのがセオリーだが、
しっかりレベルを上げておけばこの時点で返り討ちにすることも不可能ではないという絶妙なバランスでシナリオ上の制約と自由度を両立させている。
ギニュー特選隊を倒すまでのナメック星での展開は自由度はかなり高いといえる*2
BGMの出来も良く、敵を攻撃するときのSEも前作は「カカカッ」と軽い物に対し、今作は「ガスガスドスドス」と重く、戦闘力のアップした戦いを実感できる…
が、残念ながら戦闘時のBGMが1つだけ*3
戦闘時のアニメーションもバリエーションが少し減ってたりすることから
一部では退化したと評される事もある。
また、アニメオリジナルの要素や描写も盛り込んでおり、プレイすると放映当時の雰囲気を思い出すことができるだろう。*4


追記・修正は太陽を破壊してからお願いします。

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最終更新:2023年02月25日 17:16

*1 先頭にしているキャラが喋る場面では彼らを先頭にすれば発言する。

*2 但し序盤鍛えまくってマップ上の敵を一度に全部倒すと話が進まなくなるバグ等もある

*3 最終決戦であっても

*4 偽ナメック星、宇宙を放浪する子供達、バーダックの名前が出てくる等