登録日:2018/05/27 Sun 10:05:03
更新日:2025/01/31 Fri 14:45:09
所要時間:約 8 分で読めるぜ!
人物
動物型(豚型)地球人。
ペンギン村にいたメガネブタではない。
エイジ740年9月23日生まれ。初登場時の年齢は9歳で
悟空より3歳年下。
身長121cmで体重は32kg。
血液型はA型。
変身能力を持つブタ人間で登場当初は人民服のような服を着用していた。
好きなものは美女で嫌いなものは男とブス。
アニメ版ではブタ人間が多く住む八角村出身という設定がつけられた。
亀仙人とタメをはれるほどの
スケベ。しかし本人は亀仙人よりはマシだと思っている。
小心者かつ皮肉屋、おまけに臆病な性格であり、めんどくさい事を嫌う。
戦いに巻き込まれるのが嫌な性分なので、
ピラフ一味に光線銃を突きつけられると大人しく投降したり、
レッドリボン軍の本部に殴りこみに行こうとした時には仮病を使って逃れようとしていた。
悟空達と違って戦闘する事がないので、強敵が現れるに連れて出番が減っていった。
割と勘が鋭いところがあり、頭の回転も早い。
ピラフ一味が
ドラゴンボールで
世界征服を成し遂げようとした時には咄嗟に記事冒頭の台詞を先に
神龍に言って野望を阻止し、
サイヤ人の襲来が迫っていた時にドラゴンボールを使った際には
「ドラゴンボールでサイヤ人をやっつけた後で悟空を
生き返らせればいいのでは」と閃いたりしている(後者は
神の力を超える願いだったので叶わなかった)。
第23回天下一武道会の際には、匿名希望で出場していた少女の正体が
チチである事に真っ先に気づいている。フライパン山についても「教科書に載っているくらい」としてかなり詳しい知識を持っており、後述の通り
幼稚園を中退しながらも意外にも学校に通っていたらしい。
他にも作品初期に言った何気ない一言が後に的中していたり、本当の事になったり、実際に存在したりしている(
伏線の再利用かは不明)。
●例
「それにしてもいったいこいつなんなんだろうな……宇宙人じゃねえのか?」
→サイヤ人編で惑星ベジータ出身のサイヤ人・カカロットである事が判明。
ギャグ漫画『
転生したらヤムチャだった件』でも主人公の少年が「この時のウーロンするどいよなあ サイヤ人ですよ」と(心中で)発言している。
「お おまえろくな死にかたせんぞ」
→
魔人ブウ編でブウにお菓子にされて食べられる。
(ウーロン自身も同じ死にかたをする羽目になったが…)
「宇宙にでも飛んでいったんじゃねーのか?」
→『GT』で宇宙にまで飛んでいく究極ドラゴンボールが登場。
以前は南部変身幼稚園に通っていたが、女の先生の
パンツを盗んだ事で幼稚園を追い出される。
プーアルとは
幼稚園の頃からの付き合いだが、幼稚園に通っていた時によくいじめていたのでプーアルからは嫌われていた。
技
南部変身幼稚園で習った術。
様々なものに変身できるが、ウーロンは幼稚園を途中で追い出されているため、きちんと卒園したプーアルと比べると変身能力は遥かに低い。
例として、姿形はそっくりになっても能力は変わらない(強そうな姿になっても筋力などがパワーアップすることはない)。
しかも5分間の制限時間があり、変身を解いた後は1分間の休憩を要する。
一応魚に変身時は川を素早く泳いだり、
ミサイルや
蝙蝠に変身時は
空を飛ぶ事は出来る。
活躍
とある村で化け物に変身しては村人を脅し、そこら中から
金を巻き上げて豪邸を作ったりかわいい女の子を何人も誘拐したりなどの悪さを行なう。
遂には気に入った娘と結婚しようと企むが、そこにドラゴンボールを求めてやってきた悟空とブルマが現れる。
猛牛やウーロンロボなどに化けて悟空を怖がらせようとするが全く効果がなく、本当は弱い事もばれてしまう。
弱い事がばれると蝙蝠やミサイルに化けて
逃げるがその間に制限時間の5分が経ってしまい、元の姿に戻ったところで悟空に捕まった。
捕まった後は素直に村人に謝り、誘拐した娘達がいる自宅へと案内する。
実は誘拐した娘達はウーロンの自宅で贅沢な生活を送っており、ウーロン自身も手を焼いている有様だった。
なので村人を自宅に案内した後は「たのむから連れて帰ってくれ」と泣きながら頼んでいた。
悟空にこらしめられた後は悪さから足を洗うが、ブルマに変身能力を見込まれて無理やり仲間にされる。
次の目的地が
牛魔王のいるフライパン山であったので何度も逃亡を図ろうとするが、魚に化けて逃げた時にはブルマの下着で
文字通り釣られ、
その後はブルマに貰ったPPキャンディーの効果で逃げられなくなってしまう。
フライパン山では、悟空が勝手に亀仙人と約束した「山の
火を消したらブルマのオッパイをつつかせてあげる」という約束を果たすため、渋々身代わりとしてブルマに変身。
ここで調子に乗ったウーロンは亀仙人を
「ぱふぱふのほうがいいんじゃない?」と誘惑し、「ぱふぱふ」を行なって骨抜きにした。
余談だがこの時、悟空はすり替わりに気づいておらず、魔人ブウ編での問題発言の原因の一つはこれではないかという説もあるとかないとか……
ピラフ一味にドラゴンボールを奪われ、彼らの世界征服の願いが実現されようとした際には「奴らより先に願い事を言えばいいんじゃないか」と閃き、
彼らが願い事を言い終わる前に
「ギャルのパンティおくれ―――っ!!!!!」と叫びながら乱入。
その願いが叶えられた事により、世界はピラフ一味の魔の手から救われたのだった。
ちなみにこの事は最終巻までコミックスの
あらすじで「つまらない願いを叶えた」といじられる事となるが、中盤あたりから簡略化されていった。
パンティをゲットした後は大人しくピラフ一味に捕まるが、悟空が
月を見て大猿に変身したおかげで何とか助かる。
ドラゴンボールが飛んでいったのでこれ以上悟空達といる理由は特になかったが、ブルマから「都には女の子が沢山いる」と聞き、ブルマ達と一緒に西の都へと行った。
以降はカプセルコーポレーションに居候する事となり、ブルマの母親曰く学校にも通っているらしい。
武道会に出場する
ヤムチャを応援するためにブルマ達と武道会場へ行き、そこで悟空と再会する。
その後は観客席で悟空達の試合を観戦していた。
ヤムチャがブルマと電話をしていた時に嫌な予感がよぎり、こそこそ逃げようとするが、悟空が一人でレッドリボン軍本部へ乗り込む気でいる事が判明したので、
嫌々戦いに参加する事となる。
本部近くに着いた時も「腹が痛い」と仮病を使って悪あがきをするが、その前に悟空が軍を壊滅させたので戦わずに済んだ。
ちなみにこの頃にはヤムチャやプーアルと同様に学校へ真面目に通っている模様。
前回の時と同様に、悟空達の応援を行なうために観客席で試合を観戦していた。
武道会終了後に
クリリンが何者かに殺される事件が発生。
この事件がピッコロ大魔王の仕業だと判明し、彼の目的が名のある武道家の抹殺だと考えられた時には
「オレは武道家じゃないから殺される心配はないや」と呑気な事を言っていた(ピッコロ大魔王に世界を支配されたらどの道命は危ないのだが)。
また、ドラゴンボールはクリリン達の蘇生よりも先にピッコロ大魔王を
消滅させるのに使うべきだという話題になった際には
「それだとクリリンの死体が腐ってしまい、生き返ってもお先真っ暗じゃないのか」という疑問を口にしたが、
ブルマが「私が専用の冷凍装置を作るので心配ない。ウーロンも入れてあげようか?」と上記の呑気な発言の意趣返しか、死んでもないのに凍らされそうになった。
その後は悟空や亀仙人、
餃子が次々とピッコロ大魔王に倒されたうえに神龍までも殺されてしまったので「もうダメだ…」と頭を抱えるが、
まだドラゴンボールは使えると信じて亀仙人達の遺体の回収に向かった。
今回も例によって観客席で悟空達を応援。
「匿名希望」名義で出場していた女性の正体を独特のしゃべり方だけで見抜き、彼女が「チチ」だと正体を明かした時には「そういうこと」と得意げになっていた。
後に
マジュニアの正体がピッコロ大魔王の生まれ変わりだと分かっても、
珍しく逃げ出そうとせずに仲間達と一緒に悟空とピッコロの戦いの行く末を最後まで見届けた。
ベジータと
ナッパが
地球に襲来する前日に、悟空を生き返らせるためにドラゴンボールを使う。
その際に「神龍にサイヤ人をやっつけてもらえばいいんじゃないか」と提案するが、それは神の力を超える願いだったので、当初の予定通り悟空が生き返る事となった。
悟空が
フリーザを撃破後、ナメック星のドラゴンボールを使ってヤムチャ達を順番に生き返らせる。
そしてバーベキューをしている時にフリーザが襲来するが、皆が現地に向かう中で彼はカプセルコーポレーションに留まっていた。
悟飯達が武道会に出場するため、彼らの応援をするために一行に着いていく。
この日は
セルとの戦いで命を落とした悟空が1日だけこの世に戻ってくる日だったので、久々に彼の姿を見た時には涙を浮かべて再会を喜んだ。
ブウの
復活後は皆と天界へ避難するが、そこにやってきたブウにお菓子にされて食べられてしまう。
後にドラゴンボールで生き返り、悟空の
元気玉に協力した。
アニメ版の活躍
原作ではあまり出番のなかったセル編やブウ編等では
オリジナルシーンでよく登場している。
ブルマの誕生パーティに参加していた時に
ビルスと出会い、ビルスを怒らせたブウと同種族だと勘違いされ、地球の命運をかけて彼と
じゃんけん勝負をする事に。
2回あいこになるものの3回目で負けてしまった。
またお色気でビルスを誘惑しようとしていたブルマに「年増じゃ逆効果だ」と突っ込む場面も。
ベビー編で地球が爆発する直前にツフル星に避難する。
ベビー撃破後に開かれたパーティにも参加していた。
戦いが激化していく『Z』以降の作品にもいくつか出演しているが、戦闘要員ではないので『Z』以降の作品では活躍は控え目。
同じスケベキャラの亀仙人とともにコメディリリーフ的立ち位置になる事がほとんどだが、『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』では亀仙人へのツッコミ役となっていた。
非戦闘要員でありながら劇場版作品に度々出演しているのは、龍田氏は劇場版に脇役として出演する機会が多いため、出番が少なくても気軽に出せるのではないかと言われている。
「追記・修正しておくれ―――っ!!!!!」
- ドラゴンボールではよく見られる「見た目と年齢が一致しない」人物。お前一般人なのに初登場時からGTラストまで何で見た目変わってないんだよ!! -- 名無しさん (2018-05-27 17:36:08)
- 中盤どころか最終巻の42巻のあらすじまでずーっと「つまらない願いを先にかなえてもらう」の記述が残ってたよ -- 名無しさん (2018-05-27 21:31:32)
- クウラといいブロリーといい、なんか劇場版ではやたらとプッシュされてた印象。その割に中盤からセリフが減る。スタッフはいったいどうしたかったんだろうと常々思う。 -- 名無しさん (2018-05-27 22:05:38)
- おかしをください。 -- 名無しさん (2018-05-27 23:22:08)
- 年食っても外見に変化がないのは動物型地球人の特徴なのかも -- 名無しさん (2018-05-28 01:37:20)
- ↑3龍田さんは実は兼役が多いからモブの声もやってて(ブロリーのタコ科学者とか)出番が少なくても気軽に出せるキャラなんだと思う -- 名無しさん (2018-05-28 01:38:46)
- 使いようによってはかなり有用なキャラだと思うがなぁ…気を感じ取れない相手限定だけど分身したように見せるとか本人がその場にいないときの時間稼ぎさせるとか。残像拳と違って本人そっくりの声でしゃべれるって利点もある -- 名無しさん (2018-05-28 10:32:40)
- ↑2 そうか、その発想はなかった……やっと分かった気がする。サンクス! いやホント、落ちなかった腑にストンと落ちたよ! -- 名無しさん (2018-05-28 10:44:20)
- 要所要所で意味深なことを言ったのがのちの本当になったりとか、もはや愛すべきバカどころじゃないや。 -- 名無しさん (2018-05-28 11:01:28)
- ↑3 老界王神への約束はやっぱりウーロンにブルマに変身してもらって果たしたんだろうか……とか考えてたなあ当時 -- 名無しさん (2018-05-28 20:53:47)
- ↑ゲームのカカロットだと老界王神の約束の果たし方がその解釈通りだったな。寸前で時間切れになって替え玉とバレるけど。 -- 名無しさん (2022-02-06 11:10:05)
- 叶えてもらったギャルのパンティの願いが後にあんな形で具現化するとは誰が予想できようか… -- 名無しさん (2022-02-06 11:49:58)
- ↑6ブレイカーズで見事にこの要素が盛り込まれたな -- 名無しさん (2022-11-27 22:19:10)
- SDでは初期のヤムチャに襲われたときに、「なんでもいいからあいつを倒せそうなものに変化!」でサイバイマンに変化したウーロン。 -- 名無しさん (2022-12-18 01:52:26)
- ↑さらに言うとその前には正体発覚前にザーボンにも変身するという(しかも悟空が男だと知るとスーパーザーボンにもなる)何故に知っている -- 名無しさん (2024-08-22 22:05:40)
最終更新:2025年01月31日 14:45