◆第1話『夕陽の風来坊』
スペリオン光輪で翼を攻撃したスペシウムゼペリオンが、スカイタイプの能力を使ってマガバッサーを地上に叩き落とした後、
カラータイマーが点滅。
立ち上がったマガバッサーに向けて放ち、トドメをさした。
◆第2話『土塊の魔王』
マガグランドキングの硬い装甲と強大なパワーに怯まずスペリオン光線を放つが、呆気なく弾き返されてしまう。
その様は戦いを録画していた
SSPの早見ジェッタをして
「なんて頑丈な装甲なんだ!」と
実況解説のごとく称してしまう程で、胸部から放つマガ穿孔に圧倒されてしまう。
しかし、マガ穿孔が
田口清隆監督特有のミラービルのように鏡面に反射する特性を見抜いたスペシウムゼペリオンは、
スペリオンシールドを張り、渾身の力でこれを跳ね返して大打撃を与える。
「中国に登場する矛と盾、これぞ『矛盾』!」(BySSPの松戸シン)
そしてマガグランドキングのどてっ腹にできたダメージ部に向けて2発目を発射。
身体を異常に膨れ上がらせながらマガグランドキングは粉々に粉砕されたのだった。
◆第4話『真夏の空に火の用心』
オーブ水流でも消しきれず、特大スペリオン光輪を焼き消す火球状のバリアに対し、スカイタイプの能力を使って高速移動。
とにかく回ればなんとかなる戦法で分身を生成し火球の周囲を取り囲む形でスペリオン光線を放つが、全く効果がなかった。
その後、ナオミの言葉からヒントを得た
クレナイ ガイは
バーンマイトとなり、ストビュームバーストでバリアを消し飛ばし、燃える闘志でマガパンドンを打ちのめす。
そして豪快に投げ飛ばしてから再びスペシウムゼペリオンとなり、着地しながらスペリオン光線で撃破した。
スペシウムゼペリオンの一人称視点でスペリオン光線を受けながらゆっくりと歩き続けるマガパンドンのカットは中々緊張感のある場面である。
◆第7話『霧の中の明日』
ハルカの予知夢を振り払うかのようにホーの不意打ちを回避したバーンマイトはスペシウムゼペリオンにタイプチェンジ。
活動を停止したホーをスペリオン光線で
消滅させた。
ちなみに、ティガも
イーヴィルティガをマサキ・ケイゴの姿に戻すため、破壊光線以外の用途でゼペリオン光線を放っている。
思えばこれが『オーブ』本編におけるスペリオン光線最後の輝きだったのかもしれない……。
◆第11話『大変!ママが来た!』
スペリオン光線不遇の始まりである大魔王獣
マガオロチ戦で使用。
6体の魔王獣の力を宿した怪獣カードにより
封印が破られ、
復活したマガオロチはスペシウムゼペリオンの攻撃をことごとく跳ね返していく。
必殺のスペリオン光線すらも弾かれてしまい、オーブはやむなく
ハリケーンスラッシュにタイプチェンジするが……。
◆第14話『暴走する正義』
ナオミがギャラクトロンの体内に捕らえられているせいもあって、防戦一方に陥るスペシウムゼペリオン。
動きを止めるために足元を狙ってスペリオン光線を放つものの、魔法陣状のバリアーで阻まれてしまった。
◆第16話『忘れられない場所』
自身を見つめ直すために訪れたロシアのルサールカ地方で、ガイは朋友にして宿敵である
ジャグラス ジャグラーと遭遇。
ゼッパンドンを召還したジャグラーにスペリオン光輪を
美味しく粉々に噛み砕かれ、ゼッパンドンシールドでスペリオン光線も弾かれてしまった。
◆第18話『ハードボイルドリバー』
…したのはいいものの、ベムラーの角に吸収された上にハイパーペイル光線による反撃を受ける羽目になってしまう。
……かと思いきや!
「2対1なんてズルいよぉ~!僕も楽しませてくれよぉ~!」
その後、2対2の戦いに仕切り直し。
オーブはサデスを迎え撃つため、
サンダーブレスターに姿を変えた。
スペリオン光線、ここにきて遂に初の発射キャンセルに見舞われてしまった事例である。
前番組主役との同時攻撃もキャンセルされてしまったため、余計にスペリオン光線の肩身が狭くなってしまった。
◆ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!
レイバトスが再生した怪獣軍団を
ルナミラクルゼロに任せ、
スペシウムゼペリオンは宇宙空間に飛びレイバトスを追跡。
月面で追い詰めてスペリオン光線を放つが、放射状のバリアで完全に防がれ、レイバトスシュートの反撃を受けてしまった。
『ウルトラファイトオーブ』本編に登場したフュージョンアップ形態では唯一敵を倒していないため、余計不遇っぷりに拍車が……。
今回はいつにも増して気合を入れた技名叫びと共に発射。その甲斐あってか、バリアを貫通してダメージを与える事に成功している。
その後のゼットシウム光線と
レッキングバーストの同時発射は
サンブレのジンクスのおかげか防がれてしまっており、久しぶりの活躍となった。
辛うじてロッソ グランドが彼らを救ったものの、結局ホロボロスの猛スピード攻撃の前に敗北。
オーブリングNEOは再びチェレーザの手に渡ってしまった。
◆
ウルトラマンR/B第12話『俺たちの守るべきもの』
謎の女性・
美剣サキが謎のジャイロで召喚したホロボロスにより、チェレーザこと
ウルトラマンオーブダークが倒された後、オーブリングNEOはアサヒの手に渡る。
ロッソとブルの正体が2人の兄だという事を知ったアサヒの「カツ兄!イサ兄!私は2人を信じてます!!だから……負けないで下さい!!」という叫びに応えるかの如く、オーブリングNEOは2人のウルトラマンの元へ渡った。
この時、スペリオン光線はイサミ/ブル アクアが使用。
この後バトンを渡す形でカツミ/ロッソ フレイムに手渡し、ゼットシウム光線とトドメのトリプルオリジウム光線の発射に繋げている。
※
ウルトラマンR/B第14話『お前は誰だ』
アイゼンテック社の社長室におけるチェレーザのオーブごっこ内でオーブ(になりきるチェレーザ)が使用。
敵相手にスペシウムゼペリオンにフュージョンアップしてスペリオン光線を撃ち込んだものの、
防がれて全く効果がなく、
カラータイマーも鳴り始めたのでオーブオリジンに変身して倒す…という流れ。
「駄目だ、効かない…!」
……どうやらチェレーザからもスペシウムゼペリオン及びスペリオン光線は前座として認識されているようだ。
この時、チェレーザ役の深水元基氏のガイさんの声真似が非常に似ていると視聴者側から評判を得たとか……。