登録日:2023/08/21 Mon 10:16:43
更新日:2025/06/11 Wed 21:00:29
所要時間:約 10 分で読めます
データ
身長:70m
体重:8万t
出身地:モンスター銀河
6体の
魔王獣の頂点たる"
大魔王獣 "。
6体の魔王獣の封印が解かれると姿を現し、惑星そのものを食べ尽くして成長することでその星を死の星へ変えていくと言われている恐ろしい存在で、モンスター銀河から地球に飛来、その際は
ゾフィーと玉響姫によって卵の状態で封印されていたが
ジャグラス ジャグラーの手で復活した。
大魔王獣に相応しい凄まじい戦闘力を持ち、口から放つマガ迅雷や長い尻尾を相手に巻きつけての攻撃を得意としており、オーブとの初戦では全く寄せ付けなかったほど。
大変!ママが来た!
銭湯でナオミから自分の恋人になって欲しい、と依頼される
クレナイ ガイ。
ナオミは母の圭子と会うことになり、圭子をなんとかしてやり過ごそうとしていたのだった。
高級レストランにて談話が開始され、ガイは初対面の圭子に対し弁護士を目指していてナオミとの結婚は
司法試験に受かってから、とぎこちないながらも誤魔化そうする中、前回
ナックル星人ナグスに銃撃されて眼前で死亡したはずの
ジャグラス ジャグラーが登場。
ジャグラーは
ベムスターの
フュージョンカードを用いてナグスの銃撃を防いでおり、意趣返しと言わんばかりに
メフィラス星人ドン・ノストラとナグスを撃破して
ベリアルのフュージョンカードを奪取していた。
ガイはジャグラーが生きていたことに驚きを隠せず、ナオミと圭子の元から引き離そうと試みるも、圭子がそんなことはお構いなしに写真を撮るなどして2人のペースを乱してしまう。
圭子の態度に困惑を隠せない2人だが、ジャグラー曰く魔王獣を倒したといい気になっているかもしれないがそれは俺のためだった、と語る。
そして再び圭子の乱入でペースを乱されてしまう
ガイにジャグラーは6体の魔王獣のフュージョンカードに加えてベリアルのフュージョンカードを見せ、
三度圭子のせいでペースを乱されながらも食事を始めようとした中、
巨大化した玉響姫がこちらを覗いていた。
だから、それを俺が言おうと思ってたんだよ…!(イライラしながらステーキにかぶりつく)
SSPの事務所ではシンが玉響姫について調べていた。
大きな災いとはなんだろう、と言うナオミにシンは伝説を語る。
玉響姫は太古の霊能力者だったんですが、絶世の美女で、その美貌に魅せられたオロチに拐われてしまった。すると1人の勇者がオロチを封印し、玉響姫を助けた。助けられた玉響姫はオロチが復活しないように勇者の力を借りて結界を張り、入らずの森を守り続けていますとさ…。
これを聞いたジェッタは「
悪魔はふたたび…」と呟き、シンは玉響姫の結界が崩壊する恐れがあると懸念、これを聞いたガイは入らずの森へ向かっていき、SSPの3人も向かおうとするのだが圭子に見つかり説教されてしまう。
一方、入らずの森へ辿り着いたガイはジャグラーと対峙。
見ろ…いかなる星をも喰い尽くす大魔王獣 マガオロチだ!
街に迫るマガオロチを食い止めるべくガイは
オーブ スペシウムゼペリオンに変身、マガオロチへ立ち向かう。
だが戦闘開始と同時にマガ迅雷で大きく吹き飛ばされてしまい、
スペリオン光線で反撃するも全く効かず、首を掴まれて投げ飛ばされた上に尻尾を巻きつけられて再び放たれたマガ迅雷に苦しめられる。
スペリオン光線不遇伝説の始まり
次は
ハリケーンスラッシュに変身、オーブランサーシュートを背後から放って仰け反らせた上で接近戦に持ち込むも、オーブスラッガーランスを弾き落とされてしまう。
なんとかオーブスラッガーランスを拾い上げ、必殺のトライデントスラッシュを放つも、受け止められてしまい効き目が全くない。
トライデントスラッシュもここから不遇伝説が始まる
カラータイマーが点滅を始め、窮地に陥ったオーブは
力をお借りしているジャックとゼロがウルトラ幽体離脱する中でバーンマイトへ変身。
これまでの戦闘で決まり手として多用してきたストビュームダイナマイトを放ち、マガオロチを炭化させた…が全く効いてなく、お返しと言わんばかりに放たれたマガ迅雷をストビュームディフェンダーで防ごうとするがあっさり破られてしまい、敗北。
その圧倒的な力の前に変身が解けたガイは気を失ってしまい、ジャグラーはガイの腰のカードホルダーを奪って狂気の笑みを浮かべながら去っていく。
そして自身の邪魔をする者がいなくなった街をマガオロチは蹂躙、街は火の海へと化すのであった……。
黒き王の祝福
街を一通り破壊し尽くした後、エネルギーを回復させる為に一旦活動を停止。
この様子をジェッタは「
怪獣無法地帯」と称している。
気を失っていたガイはナオミに救われていてSSPの事務所に匿われていた。
3人と圭子が外へ出た後に自身も外へ出てマガオロチに立ち向かおうとするガイだが、フュージョンカードホルダーがないことに気づく。
カードホルダーを所持するジャグラーと遭遇し等身大で戦うも、ホルダーを奪い返すことは出来なかった上にマガオロチが再び活動を始めようとしていた。
一方、SSPの3人と圭子は入らずの森の石碑から玉響姫を復活させよう画策。
上手く行かない中、圭子が地面に水を与えるとそこから若葉が芽生え、玉響姫が復活した。
そしてカードがないガイの前に玉響姫が現れ、マガオロチを封印していたゾフィーとマガオロチの封印を破ったベリアルのカードをガイへ託す。
光あるところ、必ず闇があります。しかし、その力はあまりにも強大。強すぎる力は、災いを齎すこともあります。
ガイは意を決して2枚のカードで変身を試みる。
だがベリアルのカードが強大な闇の力によりリードが出来ない。
なんとかしてベリアルのカードをリードしようと奮闘するガイだが、玉響姫はマガオロチの強大な力の前に結界を破られてしまい、消滅してしまう。
その時、ついに爆発したガイのマガオロチ・ジャグラー・そして
無力な自分への怒り(田口監督曰く「殺意」)に呼応するかのようにベリアルのカードをリード、
ウルトラマンオーブ
サンダーブレスターが
周囲のビルを薙ぎ倒しての鮮烈な登場を果たした。
サンダーブレスターは眼前のマガオロチへ向かっていき、頭部を掴んでビルへ叩きつけてから何度も殴りつける。
容赦ない連続攻撃で前回の3タイプを相手に難なく撃破したマガオロチも光の力と闇の力を併せ持つ形態の前には魔王獣の頂点と言える強さが嘘だったかのように全く反撃できず、近くにあったビルを引っこ抜いて投げつけるという
レッドマン顔負けの残虐な戦い方を皮切りに一方的に痛めつけられる。
バカヤロー!
その戦い方に圭子は
「なんか乱暴な人ね…」、ジェッタは
「ちょっと怖いな…」と評してる。
攻撃はなおも続き、尻尾を掴んでビルへ叩きつけるのみならず、
ゼットシウム光輪で尻尾を切断、更に切断した尻尾で殴りつけた上、マガ迅雷さえも盾にされてしまい、更には片腕だけで軽々とマガオロチを持ち上げて投げつけたことで、戦闘能力を完全に失ってしまう。
この様子に
なんでだよガイ!? 何なんだよ!? 一度ぐらい俺に勝たせろよコノヤロォォ―――――ッ!!!
とジャグラーは青柳尊哉氏の喉が潰れないかと心配になるレベルの狂気めいた叫びを見せるも、最後はゼットシウム光線を放ち、マガオロチは大爆発を起こして消滅し、こうしてマガオロチの脅威は去ったのであった……
戦闘を終え、ガイは切り札を撃破されて放心状態のジャグラーと遭遇する。
俺を笑いに来たのか…。かっこよかったよ、お前。全てを破壊し尽くすお前の姿、惚れ惚れしたなぁ…
フュージョンカードホルダーを返却するのだが同時に
楽しかっただろ?強大な力を得て全てを破壊するのは…
と挑発。
忘れられない場所〜復活の聖剣
サンダーブレスターに切断された尻尾はジャグラーが密かに回収しており、
合体魔王獣 ゼッパンドンの誕生へ利用する。
ルサールカの初戦では
ギャラクトロンの一件で精神的に傷ついたガイを容赦なく攻撃して敗走に追い込むが、次の戦いでは迷いを振り切ってサンダーブレスターに変身したガイがビートル隊に攻撃されながらもゼッパンドン撃炎弾からSSPを守り抜き、「己を信じる勇気」により夢の中でナオミに託されたブランクのカードがオーブオリジンのカードへと変化。
これをオーブリングで読み込むとゼッパンドンの尻尾=マガオロチの尻尾から失われたオーブカリバーが出現し、ガイは
オーブオリジンへ変身。
オーブオリジンの前には流石のゼッパンドンも敵わず、オーブスプリームカリバーで撃破されたのだった。
逆襲の超大魔王獣〜さすらいの太陽
12話で休息していた際に新たな命を宿していたことが判明。
かなりのロリママであることもついでに判明。
ビートル隊の新兵器・スパイナーR1で攻撃され倒されたと思いきや地底から
超大魔王獣 マガタノオロチが出現、作品の
ラスボスとしてオーブの前に立ちはだかるのだった。
登場以降のジンクス?
『ウルトラマンオーブ』では、マガオロチが初登場した回にてナオミのママがやってきた(後にマガオロチがマガタノオロチという新たな命を宿していたことが判明するため「ママ」とは二重の意味だった)が、
この後の作品では
主人公の
パパが中ボスとしてやってきている。
更に
その次では
主人公たちのママが
ラスボスの話題を引っ提げて異次元からやってきた。
マックスと
リブットが惑星ミカリトを調査していた中、マガオロチの卵を発見。
だが卵を守るかのようにヘルべロスが出現し2人は応戦するも、
マックスのストーカースラン星人まで乱入、スラン星人は
ゴーデス細胞をマックスに打ち込んで活動不能にまで追いやってしまい、捕らえられてしまう。
ヒカリの解析によると
「マックスは全ての光エネルギーを体内に集中させてゴーデス細胞に対抗している」とのこと。
しかしながらマックスのエネルギー量とゴーデス細胞の侵食速度を考慮するともって3日だという。
ヒカリはソラと共にゴーデス細胞への抗体を作り始め、リブットは
タロウの提案でK76星へ向かうことになり、そこでは
グレートと
パワードが待っていた。
グレート曰く手荒な特訓が開始されるが、リブットは2人に手も足も出ない。
パワードによると
「孵化したマガオロチがマックスの中で育ったゴーデス細胞を吸収したらマガタノオロチにまで一気に成長する、そうすれば惑星ミカリトは食い尽くされて滅ぶ」とのことであり、
マガタノオロチの着ぐるみはゲネガーグに改造されていたためその心配はないのだが、リブットはマックスを救うために躍起する。
心を無にすることで遂にグレートとパワードの特訓を乗り越え、2人からスプレッダーロッドとリブットブロッカーを託されたのだった。
リブットはソラからゴーデス細胞への抗体を預かった上でマックスの元へ駆けつけ、これにグレートとパワードも同行することに。
だがマックスの体にはゴーデス細胞が全身に拡散されており、リブットは救出に向かうも、スラン星人・ヘルべロスも乱入する大乱戦に発展。
リブットはマックスに攻撃されながらも抗体を打ち込むことに成功したのだが、マガオロチの卵が孵化、それもゴーデス細胞で強化された
邪悪大魔王獣 ゴーデスマガオロチが誕生したのだった。
ただでさえゴーデス細胞に侵されていた影響でパワータイマーが赤のマックス。
だがそんなマックスの元にマックスギャラクシーが装填され、エネルギーが回復される。
更に2人の元に
ウルトラマンゼノンも駆けつけ、ゴーデスマガオロチを迎え撃つ。
3VS1でも簡単に勝てる相手ではなかったが、最後はゼノニウムカノンを喰らった後に放たれたギャラクシーカノンとスプレッダーロッドの光線の同時発射で撃破した。
同時にグレートはスラン星人を、パワードはヘルべロスを撃破し、事件は解決。
この一件を経てリブットは
ギャラクシーレスキューフォースの一員になるのだった。
余談
- DX及びULTRA REPLICAのダークリングでは6枚の魔王獣のフュージョンカード+ベリアルのフュージョンカードをリードすることでマガオロチを召喚可能。
- ベリアルの闇の力が強大なために初めて変身する際には中々変身出来ない、というシチュエーションはオーブ以降の作品の後輩も度々経験する。
見ろ…いかなる項目をも削除する大魔王獣 マガオロチだ!
フフフフフ…!追記・修正出来るものならやってみろ!
- 最終話から振り返ると、マジで「大変なママ」が来たっていうね… -- 名無しさん (2023-08-21 10:49:23)
- ロリママ? -- 名無しさん (2023-08-21 12:55:54)
- Zでジャグラーがマガオロチだけ「さん付け」で呼ばなかったのは自分の後に登場した、いわば後輩だからか? -- 名無しさん (2023-08-21 13:02:47)
- 相棒感覚だったか、親しみの呼び捨てだかなんだかってインタビューで言われてた覚えがある -- 名無しさん (2023-08-21 16:07:34)
- ガイ変身する直前に小さく「殺す」って聞こえるように呟いてるんだよな。 -- 名無しさん (2023-08-21 17:59:14)
- ↑×3 後輩ってか同期では -- 名無しさん (2023-08-21 23:49:58)
- マガタノはともかくコイツより素材のゼットンやガタノのが強そうな気がする -- 名無しさん (2023-08-22 00:10:12)
- ルーゴサイトは数日かかったし、スラン星人やヘルベロスもかなり粘ったのに、こいつはマガタノオロチに進化する間も無く速攻で撃破されたのは相手が悪すぎただけだろう -- 名無しさん (2023-08-23 22:32:36)
- マガタノオロチと言い、モンスター銀河にはああいうのがゴロゴロいるのかな…? -- 名無しさん (2024-01-13 22:40:49)
- ホントにこのザ•怪獣なフォルム含めて大好きな怪獣 -- 名無しさん (2024-07-02 21:40:27)
最終更新:2025年06月11日 21:00