DAEMON X MACHINA

登録日:2019/10/27 Sun 02:58:30
更新日:2025/04/03 Thu 14:09:11
所要時間:約 20 分で読めます





画像出典:DAEMON X MACHINA©2019 Marvelous Inc. ALL RIGHTS RESERVED.


血通う鋼鉄 (アーセナル)に宿るは、 悪魔 か。

What resides in the flesh of a machine? God. or demon?


DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)とは、2019年9月13日にマーベラスから発売された、Nintendo Switch用アクションゲーム。ジャンルはメカアクション。
後にXSeed gamesからSteam版もリリースされた。遅れてEpic Gamesでも配信開始。
※下記の画像は別記なければ無料体験版のデータを撮影したもの。DAEMON X MACHINA Prologue版 2019/9/5配信 開発&販売Marvelous Inc.



【概要】

プレイヤーは一人の傭兵として、戦闘用機動兵器アーセナルを駆り戦場を縦横無尽に駆け巡るアクションTPS。
課せられたミッションを一つずつこなしていく、ストーリーモードに該当する『オファーオーダー』、何度でも受注でき、武器や装備を手に入れられる『フリーオーダー』の他、複数人でのプレイにも対応。

プロデューサーに佃健一郎氏、メカニックデザイナーに河森正治氏というアーマードコアシリーズを手がけたタッグを筆頭に、キャラデザインに『ファイアーエムブレム覚醒』などのコザキユースケ氏、
楽曲に『エースコンバット5』の中鶴潤一氏といった豪華なメンバーが手がけており、ネット上では『アーマードコアの新作』と呼ぶ者も少なくない。

戦闘中に撃墜したアーセナルからパーツを1つ回収して自分の物にできるハクスラ要素がある。ちなみに、破壊された部位だったり空いている武器枠など、換装が可能な場合はそのまま装備できる。
ハンガーで自分の愛機を愛でることもできる上に、入手武器は後方の壁に飾られる。

この手のハクスラゲーとしては珍しく取得した 武具に当たるパーツが上下関係になっていることはほとんど無い
ステータスの方向性が異なるだけでどう組み合わせて戦うかの選択肢が増えるだけで
ストーリー序盤で得た銃とオンライン終盤の共闘ボスで得られる銃もどちらも使い方次第という差しかない。
DLCで追加されたものは強いとされるが、それも汎用性が高くて状況を選ばず使い やすい という強さだ。
ただし武具にはランダムで0〜3のスロット穴が開くことがあり、その分だけ強化パーツを付与できるので
同じパーツでもスロットが多い方が明確に強いのでそれを狙って戦い続けるハクスラの楽しさはある。

オンライン要素があり、高難易度ミッションを他プレイヤーと挑むことができる。
ミッション内容は大型イモータルの撃破と旅団メンバーとの戦闘。それぞれ、数段階難易度で分けられている場合が多い。
複数人で挑むことを前提としているため難易度が高いが、戦い方次第ではソロでもクリア可能。
特に、大型イモータルは複数回倒してデータを集めて設計図をドロップさせないと入手できない武器などがある。

一応他プレイヤーとの対戦モードもあるが、もともとPvEのロボハクスラゲーに要望に応じて後付けした対人なので
バランスが完璧に取れているとは言いがたい。PvEのおまけの対人モードと思えば遊べる出来ではある。

【用語】

  • 目覚めの日 THE FIRST DAY
月が崩壊し、半分が地上に落下してしまった厄災。
万華鏡のように輝く赤い光が人々を照らしたという。
ノベルによれば月の破片の落下自体が人類が滅亡確定する大災害だったようだがとある人物の活躍で食い止めた。
しかし文明は半壊し既存の資源やエネルギーも大部分が使用不能になり、
新たな資源としてフェムトを見出した時点で次の災厄が始まる。

  • アーセナル ARSENAL
戦闘用に開発された外部装甲/アウターギアの総称。つまり、パワードスーツの一種。あのサイズで。
量子物質「フェムト」を動力源としており、アウターの特殊な力を併せることで高速での移動および飛行を可能とする。
両手・両肩・背中に様々な武装を装備することができ、状況に応じて柔軟に切り替えるか、一つの武器を極めるかはプレイヤー次第。
積載重量に当たる要素は胴体部によって上限が決まる「メモリ」であり、空き容量が多いとロックオン速度がわずかに上がる。
オーヴァルの海は月の落下時に大量のフェムト物質の影響で、フェムトエネルギーを吸収する性質を持ってしまい、万が一アーセナルごと落ちてしまうと推力が減衰し、海底まで沈んでしまう。
原理的には通常の人間でも起動できるのだがアウターが使う前提の兵器なので常人ではろくに性能を引き出すことはできない。

  • アウター OUTER
フェムト粒子の影響を受け、特別な力を身につけた新人類達の総称。
多くは傭兵に身をやつしており、アーセナルを稼働できる貴重な存在である。
ゲーム的には今作は搭乗者であるアウターが機体を降りて自由に活動ができるため
アウターによる行動モードをそう呼ぶこともある。

アーセナルの胸部を開いて飛び出すアウター。

このまま降りての活動もできる上に協力プレイ中なら他プレイヤーと機体を交換したり勝手にパクることもできる。


  • フェムト FEMTO
月の落下に伴い、地球に発生した粒子物質。
巨大な富を生む希少な材料として注目されているが、その反面、新たな戦争を引き起こす引き金と化してしまう。
ヒトがフェムトに接触するとアウター症候群を発症し、
稀に適合してアウターとなる者もいるが適応できなければ 100%死ぬ
もちろん現在も研究を続けているが治療法も不明で確実にアウターになる方法も見つかっていない。
このためオーヴァルを壁で囲んで外に持ち出すフェムトの量と取り扱いを厳重にしているが
それでも 壁の外の人類に発症者が出続けている
つまりフェムトは貴重なエネルギーだが、それ自体が人類を滅ぼしかねない激毒である。*1
ゲーム的にはMPに相当するパラメータで、特殊な行動をする際に消費するが使わないでいると自動回復する。

  • オーヴァル OVAL
月の欠片による変化を防ぐと共に、フェムトを巡る戦争から世界の崩壊を避けるため軍事行動が許可されているエリアの名称。通称『直径2000kmの壁に囲まれた地獄』。
この領域内では権力者達の代理戦争として、アーセナルによる戦闘が繰り広げられている。
とはいえ、表立った対立は認められておらず、各共同体はイモータルの殲滅と自衛を目的としたオーダーを主としている。

  • 共同体 NATION
オーヴァル内でフェムトの採掘などを目的とする組織群。ホライゾン、スカイユニオン、ゼンの3つが存在し、それぞれ個別に目的や理念がある。
お互い裏で色々やっているが、表向きは規約を設けて個々の権利を侵害しないようにしている。
傭兵たちに対しても理解を求めるような物腰で接することが多く、少なくとも頭ごなしに命令するようなことはない。

  • イモータル/AI Arms of Immortal
自己進化を遂げた攻性兵器。
当初は壊れた世界の修復を目的としたAI搭載ロボットであったが、突如として人間を襲う存在と化した。
+ ストーリー上に現れる一部を紹介
  • ストライ
共同体配下の無人アーセナルが汚染され、イモータルと化したもの。
ドローンや固定砲台とは比べ物にならない戦力かつ、小部隊の指揮官役(=オーダーの撃破目標)であることも多い。
というか、大抵のオーダーにはストライが登場し、撃破して装備を剥ぎ取る形で戦力強化ないし収入を上乗せすることになる。
最初から残骸として配置された、宝箱扱いのオーダーまであり出番は多い。
アップデートで追加された協力プレイ要素『探査オーダー』では亜種が登場し、ステージラストでは解放旅団リーダーらを模した機体まで現れる。

  • リベリオン
最初に遭遇する大型イモータル。いちおうチュートリアルの最中だというのにコレである。
やや寸詰まりな体型をした巨大人型兵器。右手にレーザー剣、左手に盾を持ち、肩からはミサイルを発射する。剣は右肘の破壊で落とさせることが可能で、拾って投げつけると大ダメージのチャンス。
見た目通り挙動は重く、方向転換の際にはバーチャロイドばりに小ジャンプする。
自力撃破は終盤まで持ち越されるのだが、序盤のフリーオーダーでコレに乗る機会があったりする。乗っていることよりも、だんだん引いていくジョニーの反応の方が面白い
亜種も含めて狩っていくと、これを模したアーマー『リベレイター』を生産できる。物凄い横幅。

  • ガンフォート
超巨大四脚イモータル。どこかで見たような、そうでもないようなよそおい。そして吠える。
元は重機だったらしいが、高速で飛んで来たりぴょんぴょん跳ねたりと巨体に反してやたら動く。
名に反して、亜種でないとガンらしきものはついていない。その亜種は先行体験版『Prototype Orders』から登場する古参。

  • ナイトメア
航空機型イモータル。元は輸送機で、その名残なのかコンテナ(小型イモータル入り)を搭載している。
高速で飛び回っての体当たりが主体だが、急速上昇してエリア外からの走査レーザー乱射という遅延行為大技も持つ。
追いかけていると息切れから水没する危険が付きまとうため、ステージ自体を味方につけている節もある。
亜種からはVOBもとい超高速ブースターや走査レーザー砲を作れるが、特に後者は大型狩りに威力を発揮する逸品。

  • ヴォルト
航空機型イモータル。ダメージが重なると輸送機型から蛇のような姿に変形し、身体をうねらせながら多方向へ砲撃する。
かなりの高速で飛んでいるのだが、大きすぎてそれを感じられないほど。飛行速度が低い機体だと振り切られるか轢かれる。
ヒレ状のスタビライザーを破壊でき、剥がれ落ちたソレを投げつけて別のスタビライザーを破壊……というループが可能。うまくするとそれで終わるとか。
ゼンの新型輸送機という触れ込みだったのだが、あっさり乗っ取られてしまったようだ。

  • ドレッドノート
見たまんまのドリル芋虫元シールドマシン。当然地面に潜る。めっちゃフラストレーション
攻撃方法もおおよそ見たままでドリル突進。ただしコイツも跳ぶ地中から飛び出してくる。さらにドリル中心からの極太ビームまで持つ芸達者。
ドリルへの集中砲火で潜れなくなるほか、背中だけ出した時に攻撃を受けると飛び出してしまう弱点がある。

  • オービタル ORBITAL
オーヴァル内の秩序を保つ目的で設立された中立組織。
傭兵たちはまず、このオービタルに名前を登録することで活動が認められる。
傭兵たちを対イモータルの重要な資源と捉えており、それを無暗に浪費することを良しとしない。
その為、共同体からのオーダーは傭兵同士が対立しないようなものしか許可せず、基本的に共同体もその指針に口出しすることはできない。
また、理由を挙げて要求を具申することで融通を利かせてくれるなど、元レイヴン&元リンクスからはホワイト企業とか言われている。*2

  • アイスクリームパーラー
拠点にある施設。ここに入るとアーセナルや武器が並ぶ重厚な拠点から一転、クマのマスコットキャラクターかお出迎えするポップな画面になる。ここではコーンやカップ等の容器とアイスのフレーバーを2〜3種選んで食べることで、次回戦闘時に様々なバフを得られる。なんかヤバいもの入ってるんじゃないか?
倒すのが難しいボス戦などに利用しよう。


【ストーリー】

その日、 は落下した。
「目覚めの日/THE   FIRST   DAY」
人々は、壊れた を見上げ、目を背ける。

突如が半分砕けて落下し、地球に大被害が出る。
その影響で空は常時 赤い色 に変貌し、落下した周辺の大地が様変わりしてしまう。
しかしがもたらしたのは破壊と死だけではない。
落下した範囲内にフェムトと名付けた未知の粒子物質が発見されるようになった。
フェムト粒子は既存のものを上回るエネルギー資源となるが人体には 有害 フェムトに接触した人間は高確率で 死ぬ
稀にフェムトに適応する例もあるが、常人を越える能力を持つ新たな人類 アウター となる。
そして人類は環境を復興させるために大量の無人機を放ったがの落下地点に向かったAI無人機が暴走し人類に牙を剥く。
そのArtificial Intelligence(人工知能)は独自の意思を持った新たな生命 イモータル (Arms of Immortal)と名付けられた。
イモータル は自分達を複製しつつ人類側のAI兵器を乗っ取って戦力化し新たな人類の脅威となっていった。

人々はフェムト粒子から、そして イモータル から世界を守るためにの落下地点を囲む範囲“オーヴァル”を壁で隔離した。
フェムト粒子は兵器利用しても従来の兵器を越える性能を出し、すでに イモータル 側は使ってきている。
対抗するためにはこちらもフェムト兵器を活用し、そして イモータル に乗っ取られないように有人操作が望ましい。
そのためフェムトに適応したアウターが武装を搭載した外部装甲アーセナルをまとって戦いに身を投じるのだが
イモータルのみならず人類同士の争いも同時に発生していた。

戦闘は依然として継続中。

【登場人物】


【解放旅団】

ほとんどがアウターで形成された傭兵集団。
目的や志は旅団毎に異なり、傭兵という職業柄、昨日の友が今日の敵、またはその逆が起きることもある。

  • 主人公(ルーキー)
今作の主人公。
入団したばかりの新入りなため、他メンバーからは「ルーキー」と呼ばれている。*3
新入りにもかかわらず、めきめきと頭角を現し、他の旅団メンバーから一目置かれていく存在となる。それでも最後までルーキーである。
この手のキャラにしては珍しく、選択肢による会話等が一切存在せず、はたから見たら周りが勝手に話を進めているという状況に見えてしまうこともしばしば。

アバター形式を採用しており、ゲーム開始時に性別や容姿をキャラメイクするが、後に整形手術で変更が可能。
また、改造手術を施すことで自身の身体能力やアーセナルの能力をパワーアップする。
最初は 薬品を投与する 程度 のソフトなものだが
眼球を機械の目に交換 し、 人工神経を走る光が皮膚の下から透ける ようになり
手足の先端部を機械化 し、 果ては脊椎以外全て機械に変える こともできる。
※この画像出典は体験版でなく本編。スイッチ版 2019/9/15 ver1.3.1 開発&販売Marvelous Inc.
そして金を積めば自在に 生体組織を全て復元する こともできる。
人体改造するデメリットは外見が 人間で無くなっていく以外に存在しない
開発側も人体改造によって徐々に人外になっていくというプロセスについては並々ならぬこだわりがあったらしく、外見を変えるか変えないかを選択できないのもそれが理由のひとつだとか。
そんな事をして喜ぶか、変態共が!


声に関しては、あらかじめ用意されているデフォルトのボイスに加え、オーダー中に出てくる旅団メンバーを倒せばそのキャラの声に変更できる。
このような生態から一部では「妖怪声帯おいてけ」と言われてるとかいないとか。

  • フォー CV:甲斐田裕子
正式名称「Face of user radiate」
オービタルがナビゲーション用に開発した高性能人工知能。
アウター達にミッションの説明や戦闘中の通信といった任務サポートから最新の漫画の表示までなんでもやってくれる。
頼めばエロ動画もやってくれるんだろうな
AI故にジョークや皮肉は通用しないが、本人(?)が意図せずにジョークや失言を放ち、メンバーからツッコミをくらうことも。
ゲーム中の描写ではわかりにくい*4が各傭兵に貸与される携帯端末内にインストールされており傭兵達は 自分のフォー とやり取りしている。
フォー同士での通信も不可で端末はバックアップも取れない仕様になっている。
これは前線に出たフォーがイモータルに乗っ取られてもその端末だけの被害で済ませるため。

バレットワークス


武人

歴戦の勇士である「准将」が率いる、最強の呼び声が高い解放旅団。
メンバーのほとんどが准将の元部下、軍隊出身者で占められた軍事色の強い大規模集団。
メンバー同士はそれぞれ階級で呼び合う。



テラーズ


支配

オービタルが旅団制度を導入した時からの古参であり、傭兵というよりもオービタル直属のチームという側面が強い旅団。
「全てに成功したいなら、彼らの名を呼べ」と言われるほど、伝説にして最強の存在である。
その性質上、滅多にオーダーに参加することはない。



装甲の王冠(パンツァークラウン)


魔女

メンバー全員が女性という異色の傭兵軍団。
実力は他の傭兵団にも引けを取らない。



西の7人(ウェストセブン)


罪罰

メンバー全員が実に100年以上の実刑判決を受けている犯罪者である傭兵集団。
刑期短縮を報酬にどんなオーダーでも請け負い、達成のためなら手段を厭わない。
ただ、シンデレラの「ちょっとやそっとじゃ返しきれる年数ではない」という言葉から察するに、その実態は「いつでも替えが利く使い捨て集団」といえる。
そんな一風変わった体制のため、メンバーは我の強すぎる者が多い。


SHELL


血統

貴族ヴァランタイン家によって構成され、全て私財で賄われている旅団。
正義にこだわるスタンスから関わった任務がことごとく泥沼化してしまうため、他の旅団からはメンバーが5人である事から頭文字の「S」を「5」にもじって「地獄の5人」(5HELL、ファイブヘルズ)と恐れられている。


鋼鉄の騎士(スティールナイト)


騎士

デヴァとゾアの二人の兄弟で構成された旅団。
両者共に、自らを傭兵ではなく世界平和のために戦う正義の味方と名乗っている。
困った人がいれば、利益度外視でそちらを助けに行く。



不死隊(イノセンス)


無垢

メンバー全員が兄弟で構成された旅団。
どんな困難も生還率100%を誇ることから「不死隊」と呼ばれるに至った。
どのような深手を負っても次の日には無傷で任務に就くため、メンバー全員が不死及び超回復能力を持っているのではと噂されており、「いつ死ぬか」を賭けの対象とされている。
生還率は高いものの、達成率は低く、大所帯なうえにアーセナルの修繕費も加わって、家計は常に火の車という苦労人集団。





その他余談やおまけ


タイトルの DAEMON   X   MACHINA のうち
D AE MONとは悪魔を意味するDemonやDeamonの同義と思われることもあるが
原義的には神が直接携わるほどではない雑務を行う下位神や使い魔、
神と人の間を繋ぐ中間の存在を指し、少なくともそれ自体は邪悪を意味しない。*9
冒頭のキャッチフレーズ「アーセナルに宿るは神か悪魔か」の海外版では''GOD or DEMON?''と訳されており
ちゃんとDAEMONとDEMONを区別している。*10
タイトルの意味は是非ともゲームをプレイして確認してほしい。

今作に登場する機体の一つ『レディアントグリーム』は作中で強制的に乗る面があったりスマブラSPのスピリットになったりとメイン機体のような扱いを受けているが
我らがコトブキヤがこの機体をプラモデル化する旨の発表をしている。
2019年の発表から続報がないがまあ時間かかるのはしょうがないかな…。

2023年5月26日に開催されたデジタルイベント「MARVELOUS GAME SHOWCASE 2023」にて、続編の「DAEMON X MACHINA TITANIC SCION」が発表された。ただし、ゲーム画面等具体的な詳細や発売日は2025年2月時点で未だ不明。

  • アニメーション『Order Zero』
Youtubeで公開されている、プロローグ的なアニメーション動画。
後のテラーズと思われる面々*11が、プロトタイプのアーセナルで死闘を繰り広げる様が描かれている。
アニメはマーベラスのお家芸だけあって上質で、多くの謎を残す刺激的な作品になっている。
登場するアーセナル・アウタースーツ*12ミラーボール大型イモータルはDLCや隠しボスとしてゲーム中でも見ることができる。


  • ノベル版『星の解放者』 Star Reclaimer
公式サイトで連載されている、金欠新人アウター・セイリオスを主人公とする小説。オリジナル展開を交えつつ、大筋はゲーム本編をなぞっているが多い作品だが、序盤はゲーム本編をなぞる部分も多かった。
月の破片が地球に落下した際の状況(と被害がさほど大きくない原因)や各キャラクターの過去・事情・嗜好など、ゲームでは描かれない部分にも踏み込んでいる。
また、ネームレスにコーヒーをごちそうされてガチガチに緊張するジョニーや、服を買いに行く服も金もなくて途方に暮れるセイリオスなど愉快な場面もちょくちょくあり、硬軟織り交ぜた内容となっている。オファーDランク相当の時点で早々に『硬』に偏っていくが
さらに小ネタだが、主人公のコールサイン『セイリオス』は恒星シリウスの語源、ギリシア語で焼き焦がすもの(Scorcher)を意味する。


  • DAEMON X MACHINA 設定資料集
発売からおよそ1年後の2020年12月21日に発売された設定資料集。武器、アーセナル、小道具などの設定画が掲載されている。キャラクターのバックボーンや本編では描ききれなかった事象についても多く書かれている。ちなみにボーン・ボックスには一切追加の設定が書かれていない。やっぱり空気。



-Area accept.

作戦区域に到達しました。

-Scanning Field.

フェムト粒子の分布は軽微、短距離レーダーへの影響はありません。
当項目の 追記・修正 をしてください。
オーダーを開始します。


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最終更新:2025年04月03日 14:09

*1 アウター同士が子供を作ると生まれながらのアウターが生まれることもあれば普通の人間のこともあり条件がわかっていない。

*2 あまりにホワイトすぎてもはや困惑するレベル。ACシリーズでは裏切りや騙し討ちといった俗に言う「騙して悪いが」が横行している故の悲しい性と言えよう

*3 キャラネームを空欄で確定しようとすると「ルーキーにするが良いか?」と聞いてくるので事実上のデフォルトネームと言える。

*4 チャット風の画面で複数人がフォーを交えて会話している際に画面左右にフォーが現れる、など。本当にわかりにくい

*5 正確にはエンプレスが敵との交戦途中にクイーンが便乗した形でエンプレスを狙ったことにより三つ巴戦となっていた。

*6 曰く「機械の声が聞こえる」

*7 アイルは危険から遠ざかろうとするが、シヴは逆に危機を求めて近づいてしまう

*8 グルーミーではなく彼を伴っている辺りに、相当な緊急性がうかがえる

*9 コンピュータ用語で操作者が直接携わらなくても良い処理をさせるプログラムの名前にも使われる。

*10 宗教的に厳しい欧米圏では創作作品の架空の神はGodsにしたりしているところをちゃんとGodにしていており「攻めてる」と言える。

*11 少なくともグリーフは名が出ているため、恐らく本人

*12 ルーキーの身体改造のくだりにある画像がそれ