伸びる腕

登録日:2019/08/19 Mon 00:14:43
更新日:2019/08/24 Sat 16:47:59
所要時間:約 4 分で読めます




伸びる腕とは、伸縮自在の腕で攻撃する戦闘スタイルのこと。

ロケットパンチとは似ている部分もあるがやや異なる。

概要

腕を飛び道具にするという意味ではロケットパンチと似ているが、こちらは体に繋がったままの腕を伸ばして攻撃する。
伸ばした後元に戻すことで近距離戦にも対応できる。
また、ロケットパンチと違い、生身の人間でもあまり違和感なく使わせることができる。生身の人間の腕が伸びる時点で何かおかしいのだが……
もちろんロボットでも装備されていることは多い。
生身の肉体の場合、主に以下の様な原理で伸びる。

ゴムの様に体が柔軟

柔軟性を強化していたり、体質で柔らかくなっているタイプ。
体質なので、腕だけでなく足なども伸ばして攻撃できるものもいる。

肥大化させている

伸びているのではなく、サイズを大きくしているタイプ。
手のひらもサイズアップするといった作用がある。

魔法や特殊能力で伸ばしている

一時的に伸ばしたり、分離させる。

主な伸びる腕使いのキャラクター


  • 河童(伝承)
左右の腕が体の中で繋がっているため、片方の腕を縮めるともう片方の腕が伸びる……らしい。
ちなみにさらに引っ張り続けるとそのまま 腕が抜ける
なお、腕が伸びて何をするのかというと特に語られていないことが多い。
河童の由来話に、元は働く藁人形だったという説があるので、それ故ではないかと思われる。
一般的な河童のイメージと噛み合わないためかあまり登場しない。触れられているのは『地獄先生ぬ~べ~』、東方Project河城 にとり、等
あと『ながされて藍蘭島』の戦う河童、ワイルド女子遠野さんが利き腕を伸ばした突き河童羅拳打(かっぱらぱんち)を使用する。

仙術で腕を自在に伸ばすことが可能。

  • プラスチックマン(プラスチックマン)
本名イール・オブライマン。
サングラスがトレードマークのヒーローで、化学薬品を浴びた影響で手のみならず全身が伸びる。
アメコミ界のゴム人間の代表的キャラの一人。
DCの代表格が彼で、マーベルはMr.ファンタスティック。

本名リード・リチャーズ。またの名を宇宙忍者ゴームズ
ファンタスティックフォーのリーダーであり、アメコミ界のゴム人間の代表的キャラの一人。
謎の宇宙線を浴びてゴムの体になった天才科学者。
伸縮自在のボディで敵を攻撃する。

  • ミズ・マーベル/カマラ・カーン(MARVEL)
初代ミズ・マーベル兼現キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースに憧れるムスリム系移民二世の女子高生。
テリジェン・ミストを浴びた影響でインヒューマンズに変化、変身能力と全身の巨大化縮小化能力を手に入れた。
攻撃する際には手足を巨大化させて殴る蹴るのが基本。
そんな彼女の趣味はアベンジャーズの夢小説を書くこと。推しの組み合わせはスパイダーマン×キャプテン・マーベル。

  • エロンゲイテッドマン(DCコミック)
本名ランドルフ・ウィリアム・ディブニー。
曲芸師にあこがれており、彼らがよく飲むドリンクの原材料の木の実を食べて伸縮自在の能力を得た。
上記の2人の次に有名なアメコミ界のゴム人間の代表的キャラの一人。
奥さんのスーとはラブラブ。

  • その他のアメコミヒーローキャラ
ラバーマン、アメコミ初のゴム人間と言われるシンマンなど。

  • ベラボーマン(超絶倫人ベラボーマン)
腕や足だけでなく首まで伸びるヒーロー。
恐らく「伸びる腕」を武器にする最初期のゲームキャラ。ライバルはブラックベラボー。

ヨガパワーで腕を伸ばして攻撃するインド人。
原理は不明だが、元ネタは後述のズームパンチのため*1、もしかしたら波紋の代わりにヨガパワーで間接を外した痛みを和らげているのかもしれない。
インドとヨガに関する誤解を広めた張本人

「餓狼伝説3」で初登場。沖縄から金の匂いを嗅ぎつけてサウスタウンに渡ってきた危険なブローカー。
我流喧嘩空手で獰猛に戦うが、彼を代表する技が「蛇使い」。「餓狼伝説」シリーズでは腕の関節を外して繰り出す所謂「見えないパンチ」だったが、
KOFシリーズ」ではオロチ八傑衆の一人というオリジナル設定が付加されたのか繰り出す際に蛇のような動きになっている。

  • ダルシム枠の格ゲーキャラ
ストリートファイターIIIシリーズから改造人間・ネクロをはじめ、「ワールドヒーローズ」シリーズからドイツ代表のサイボーグ軍人・ブロッケン、「スカルガールズ」から生体兵器により全身をつなぎ留められた孤児・ピーコックなど、世界中のお国からびっくり人間が大集合している。基本的に男性。

ベガ代替ボディ候補として用意した人造人間だが、自律行動してラスボスを務めている。
あらゆる格闘家のデータを収集し再現しているため、その一環としてダルシム同様のズームパンチが使える。
ちなみにヨガテレポートも使用可能。

怪物ランドの王子様。複数ある超能力の一つ。

第1部では、腕の関節を外して腕を伸ばして攻撃する「ズームパンチ」という技を使える。
腕の痛みは波紋の力で強引に誤魔化す。
そもそも関節外しても腕は伸びねーだろ、というツッコミはご愛敬。
なお、この設定からすると痛みさえ我慢できるなら波紋使いでなくてもズームパンチ自体は使えるらしい……。

  • スティッキーフィンガーズ(同上)
第5部に登場するブローノ・ブチャラティのスタンド。
腕にジッパーを付けて包帯のようにすることで、無理矢理パンチの射程を伸ばす技が使える。
元々は敵対していた時のジョルノ・ジョバァーナの咄嗟の機転をパクった技である。

超人(パラミシア)悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べたゴム人間。
Mr.ファンタスティックとは異なり、主にゴムの弾力を生かして勢いを増した格闘技で戦う。
単に伸縮自在というだけでなく、天然ゴムそのものの性質を得ているため「弾性を持つ絶縁体」の肉体になっており銃撃と打撃と電撃が無効。

麦わら一味の船大工にしてサイボーグ。
「ストロングライト」という武装が右手に仕込まれており、鎖で繋がった右手パンチを飛ばして攻撃できる。

悪魔の実「バネバネの実」を食べたバネ人間。
弾力を生かした戦闘スタイルはルフィ同様だが、初期は主に足をバネ化することでの高速機動がメインだった。
修行を積んだ2年後の新世界編ではそれだけでは通用しないと思ってか、腕をバネにしての遠距離攻撃を習得している。

機動六課襲撃事件の際に、チンク、ノーヴェ、ウェンディに敗北し、左腕を喪失の上拉致されてしまう。
その後スカリエッティによる改造・調整および洗脳を受け、『ナンバーズ13』としてスバルらと対立することとなる。
改造を受けた際、失った左腕を伸縮および回転可能な「リボルバーギムレット」に改造されており、スバルを苦しめることとなる。
スバルに敗れ、時空管理局に保護された後は左腕を再生し、通常の腕に戻した模様。

  • 上田次郎(TRICK 劇場版2)
オカルトを否定する物理学者だが、作中では格闘戦を行った相手ともども、半端なオカルトが裸足で逃げ出すゴム人間の能力を披露している。
腕を伸ばして殴る際に「悪魔の実か……」だの「ゴムゴムの……!」とか言ってるので元ネタは上述の海賊王さんで疑いない。
……特筆すべきことに、この段階ではただのパロディだったが、後に本当にゴム人間になる話阿部寛が演じる羽目になるとは一体誰が想像できただろうか?

腕を一時的に伸ばして遠くの相手を捕まえるマジュニアマジックが使える。
全身を肥大化させる技の応用の様で、一時的に手も大きくなる。

部分倍化の術で腕を肥大化させ、遠距離からつかみ掛かる事が可能。

二足歩行の恐竜のようなデザインのくさ/かくとうのポケモン。
普段は両腕は非常に短く格闘戦をこなせそうにないが、戦闘時は自在に伸びて敵を攻撃する。

オランウータンのコングファミリー。
ゴムのような体をしており、腕を自在に伸ばせる他、身体を風船のようにすることも可能。
他のキャラクターよりも射程がやや長め。

四乃森蒼紫率いる御庭番集の忍者。その名が示す通り般若の面を被っており、両腕に鉤爪を装備した格闘戦がファイトスタイル。
「伸腕の術」という腕がほんのわずかに伸びる不可思議な術を使うが……。
実は本当に腕が伸びているわけではなく、両腕に入れた横縞模様の刺青が目の錯覚を引き起こしているだけ。とはいえ達人同士の戦いではそのわずかな錯覚が致命的な差を生むのも事実だが。

ワイヤーで繋がれた腕部を射出し、ロングレンジ&オールレンジ攻撃が可能。
ニュータイプ能力が必要か、オールドタイプでも使用可能かは機体によるが、並のパイロットは1人では使いこなせないのは共通している。

腕に仕込まれた格闘用クロー「ドラゴンハング」は、先端から火を吹くだけでなく長い腕を折りたたんでおり、必要に応じて伸ばすことができる。

肘から先が物理的に伸びる「ニアクラッシャー」、さらにビーム式ワイヤーで腕を伸ばす「ディスタントクラッシャー」という武装が存在する。
これにさらにマスタークロスを乗せることが可能なので、通常格闘攻撃の射程だけでもかなりの間合いとなる。

こちらは伸ばす分の腕部を肩アーマー部に折り畳んでいて伸ばす際に引き出すという延伸腕機構の物。
シェンロン、アルトロンは手首部分に龍の頭を模した火炎放射器付きモジュール、ヴァサーゴの方は関節可動式鉤爪の付いたビーム砲付きクローユニットを備える。

この項目で紹介しているキャラクターの中でもとりわけぶっ飛んだ長さを誇り、 地球から月面の距離38万キロ まで伸ばせる。
「無限パンチ」の名に偽りなしの必殺技である。

33話で強化改造され、右腕を自在に伸ばせるメッツラーアームストレッチが使用できるようになった。

両腕がレッドラダーのはしご部分になっており、戦闘時にも伸ばして攻撃する。
離れた敵に連続でパンチを繰り出す連続ラダーボンバーの他、伸ばしたラダーアームで敵を捉え放り投げるラダーホイールクラッシュ等の技がある。

右腕右足を伸ばして攻撃することができるようになるメモリ。
また、後に劇場版で登場した「ルナ・ドーパント」も同様に腕を伸ばす(どちらかというと触手っぽいイメージ)能力を持っている。

  • トライアシックバトライザー(パワーレンジャー・ダイノサンダー)
米国版アバレンジャーにおいて、レッドレンジャー(アバレッド)が纏うバトライザー。
装備すると両腕を自由自在に伸縮可能となり、トリッキーかつ強力な攻撃を与えられるようになる。
なお最強技は肩に装備されたビーム砲……腕関係無え!

腕を伸ばす術、アムロンで拘束で腕を伸ばせる。
しかし作中で最初に披露した時にはスカートめくりに使った。

  • ARMSの登場キャラ全般
ニンテンドースイッチの格闘ゲーム「ARMS」は登場キャラ全てが伸びる腕で戦う格ゲー。
全員が伸縮パンチを標準搭載というなかなか異色な設定になっている。腕の部分は換装可能で、ファイター+右手左手をそれぞれに設定して戦う。
なお、ほとんどのキャラクターはバネタイプでゴムタイプの腕を使うキャラはほぼいない。

頭を分離できたり尻からカプセルを出せる等の能力で地球人を驚かせまくる彼だが、その中でも伸縮自在な腕や足は頻繁に使われる。
この手の能力ではめずらしく回数制限が存在し、最終回では最後の1回を親友であるタカシのピンチを救うため発動した。

主人公コロッケの仲間の一人である、名前の通り全身モチで出来た謎の生物にして作中屈指のツッコミ役。
伸縮自在の身体であり、必殺技は腕を伸ばして相手を殴りつける伸々弾。
弾力のある肉体とは裏腹に、猛スピードで伸ばす拳は非常に強力で岩すら砕く威力を誇る。
また、腕を伸ばして海に落とされた仲間を助けたり、仲間の乗ったトラックが崖を渡るために自ら橋になったりと戦い以外でも多様に渡って活躍している。

米軍が開発した試作人型戦闘ロボット。
手足が三倍に伸び、その威力は3トンを超え作中最強の武道家や強化人間も瞬殺できる。
格闘マンガっスよねこれ…?

ばいきんまんが日常的に使用している乗り物兼兵器。機体下部から無数の腕を繰り出すことが可能。若干の伸縮性もある。
それぞれの腕でアンパンマンを捕まえようとして、こんがらがったりするのはもはやお約束。

右腕をどこまでも伸ばせる能力を持つが、最後はそれが仇になって倒された。

追記・修正は伸びる腕でお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/