プラントアンデッド(仮面ライダー剣)

登録日:2020/08/09 Sun 09:22:05
更新日:2020/09/05 Sat 09:29:24
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なんて事を……。何故、こんな……!


プラントアンデッドとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダー剣』に登場する怪人である。




【データ】

身長 205cm
体重 120kg
種族 アンデッド
生物モチーフ 毒蔦植物
スート ハート
カテゴリー 7
カード名 バイオプラント
声優 福山弘幸(第2話)
大村亨(第36話)
クリーチャーデザイン 韮沢靖
初登場回 『剣』第2話「謎のライダー」


【概要】

現代において解放されたアンデッドの一体で、ハートスートのカテゴリー7に属する。 
毒蔦植物の祖たる不死生物だが、植物モチーフのアンデッドはこのアンデッドと、同じスートに属する吉永みゆき/オーキッドアンデッドのみ。
腹部から背中にかけて巻き付いている蔓と、3つに分かれた蔦のような右手が特徴。

地中に張り巡らせた根で獲物を素早く感知し、背中や左手の先端から繰り出す蔓で絡めとった後、その体液を養分として啜り出す
また、逆に捕らえた獲物に対し、毒液を注入する事も出来る。
他にもかなりの怪力の持ち主でもあり、背中と左手から繰り出す蔓や、蔦のように伸ばした右手で相手の首を絞めたり、蔓をのように振り回したりする荒々しい戦い方を好む。

ラウズカードとしての能力は、触手を発生させて敵を捕らえる「プラントバイオ」。
カリスも第6話でのセンチピードアンデッド戦で♥3・CHOPと共に使用し、そのままヘッドチョップの一撃に繋げている。
また、『仮面ライダーディケイド』では四条ハジメが変身したカリスも第9話で使用。
菱形サクヤが変身した仮面ライダーギャレンの首を絞めると、そのまま自身のところまで引き寄せてギャレンバックルを強奪している。



【劇中での活躍】

広瀬義人の手でカードから解放されるも、バトルファイトには然程興味が無かったのか、人間を襲う事ばかりに執着していた。
最初は天文台に出現し、多くの観光客を殺害したが、駆け付けた剣崎一真/仮面ライダーブレイドと交戦。
背中から放つ蔦での攻撃で苦しめるも、ブレイラウザーで斬り付けられると即座に逃走。
今度は近くに隠れていた栗原天音を襲撃しようとするが、栗原遥と彼女の友人の会話を偶然にも立ち聞きした事で天音の危機を察知し、駆け付けた相川始仮面ライダーカリスが割って入った事で失敗。
そのまま戦闘に突入するも、カリスアローから放たれたフォースアローの連射で怯んだ隙に天音を連れたカリスに逃げられ、決着はつかず仕舞いに。

その後、今度は標的を剣崎に変更して襲撃。
初戦同様、蔦で首を絞められながらもどうにかブレイドに変身して戦う剣崎だったが、当時はカードを4枚しか所持していなかった*1所為もあってか苦戦を強いられ、
その場に居合わせていた白井虎太郎からも逃げるよう促されてしまう。


ダメだよ、全然勝負になんないじゃん…!剣崎君、ダメだ!逃げよう!

目の前に苦しめられてる人達がいんのよ!その人達を救う為に戦うしかないでしょ!!それがライダーの仕事じゃないの!?

どうしたんだよ!?無理だって!!

これが俺の仕事だぁッ!!

誰一人として、助けてこれなかった……!助けてこれなかった俺の……!!

大切な人を、助ける事が出来なかった俺の!!今やらなくては……!いけない仕事だ!!

だが、ブレイドはそんな状況にも拘わらず、広瀬栞の叱咤と、火災により目の前で両親を喪った過去を思い出し、自分自身を奮い立たせながら必死に目の前の敵に食らいついていく。
そこへ自らの闘争本能に突き動かされたカリスが参戦し、一方的にプラントアンデッドに攻撃を仕掛けた事で戦況が一変。
カリスアローの斬撃を執拗に受け続けた挙句、苦し紛れに放った右手の蔓もカリスが繰り出したホークトルネードの一撃で打ち破られると同時に止めを刺され、アンデッドバックルが展開。
すかさずカリスが投げ込んだプロパーブランク・♥7に封印され、♥7・BIOのカードと化したのだった。

以後は長らく封印状態にあったが、第36話で仮面ライダーレンゲルのテイピアリモートにより、ドラゴンフライアンデッド、シェルアンデッド、モスアンデッド、センチピードアンデッド共々復活
遊園地に出現すると人間を襲いつつ、ジョーカーの捜索に当たるが、人間を襲うのに夢中になりすぎて、ジョーカーの接近に気付かぬまま一撃で再封印されるという、少々お間抜けな形で退場してしまった。

映画『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE』ではアルビノジョーカーの手で再解放されたアンデッドの一体として、序盤から他のアンデッドと共に登場。
物語中盤において廃工場らしき場所で仮面ライダーランスと戦っていたが、高所から叩き落とされて以降はそのままフェードアウト。
その後どうなったかは描かれていないが、恐らくはそのままランスに再封印されたものと思われる。



【余談】

デザインモチーフとなったのは、ショッカー怪人サラセニアンで、スーツは後に登場するティターンに改造された。

ちなみに天文台での戦いの際、「アンデッド語/古代語」というアンデッド独自の言語でカリスと会話しているが、
劇中ではこの言語について特に説明される事は無かったので、放送当時の視聴者は「2体が意味不明な事を言っている」としか思わなかっただろう。
その中でカリスが発した「オゥ林田!」という空耳が同エピソード終盤でブレイドが発した「ダリナンダアンタイッタイ」共々、オンドゥル語の一種としてしばしばネタにされているが、これもれっきとしたアンデッド語である。

しかし、程なくして伊坂/ピーコックアンデッドを筆頭に日本語を話す上級アンデッドが次々と姿を現した結果、劇中でアンデッド語を披露したのはこの2体だけに留まっている。
また、下級アンデッドでもドラゴンフライアンデッドのように日本語を話す事が出来る者も存在する。
他にも、映画『MISSING ACE』ではビートルアンデッドとスパイダーアンデッド、及び同作のディレクターズカット版では仮面ライダーグレイブギラファアンデッドが古代語で会話する一幕もある。

ちなみに本編でのアンデッド語は始役の森本亮治氏による関西弁での罵倒*2を逆再生して、エフェクトを掛けたもの。
その為、グロンギ語とは異なり、翻訳表は用意されていない。



待ってくれ!ダリナンダアンタイッタイ…!?(誰なんだ、アンタ一体…!?)

……味方なんだよな?俺と、一緒に追記・修正してくれるんだ―――ウェェ!!


全てが俺の敵だ、貴様もな!



この項目が面白かったなら……\バイオ!/

最終更新:2020年09月05日 09:29