狭間綺羅々

登録日:2020/10/21 Wed 05:23:50
更新日:2024/08/08 Thu 21:07:11
所要時間:約 6 分で読めます





「ついたあだ名がミス肝試し日本代表よ」


狭間(はざま)綺羅々(きらら)は『暗殺教室』の登場人物。

CV:斎藤楓子
演:大熊杏実


【プロフィール】

コードネーム:E組の闇
座席:前から4列目、廊下側から2番目
出席番号:E-18
誕生日: 5月6日
身長:157cm
体重:40kg
カップ:A
血液型:A型
得意科目:国語
苦手科目:体育
所属部活(過去):文芸部
宝物:独自にいじったブライス人形
趣味、特技:読書、クモ飼育
好きな食べ物:イモリの佃煮
将来の目標:司書
大好物:人間の闇
倉橋と長時間過ごすと:闇が蒸発して体重が減る
選挙ポスター:トイレのはざまさん

【概要】

椚ヶ丘中学校3年E組の女子生徒。
不気味な魔女のもじゃもじゃヘアーをした、痩せぎすなオカルト系女子。固有スキルは「呪いの罵倒」。
作中序盤はなかなか不気味な感じで描かれており、
夏休み肝試しでは「ミス肝試し日本代表」なるあだ名と不気味メイクを披露していたが、
最近は目がぱっちりしたり髪型のもじゃもじゃ具合が緩和されたりと、見ようによってはオカルト系美少女にも。
胸もAカップしかなく体重も40kgとかなり痩せているが、「キャラが立つ」との理由で気に入っている模様。
しかし、以前森の中の倒木の端に乗っていた時に自分と正反対の体型を持つ原が反対側に乗ったせいで5m近くの距離を吹っ飛ばされてしまったことがある。

本とオカルトが大好きであり、文章の読解・構成並びに言葉から人の感情を理解するのが得意だが、
専らその能力を暗い感情の増幅と皮肉に使っており、カルマと並んで悪口達者2トップ。
自分と同じネガティブな気質を纏う竹林と交互に発言することでクラスの空気を「やるせなさ」で満たしてしまうこともあるらしい。
故に何でも言葉で考える彼女にとって理屈が通用しない幼児期の子供は天敵でもある。

【人物】

「きらら」という名前に反して超が付く程の毒舌家で根暗。
どれくらい凄いかというと、触手の力に執着しているイトナに対して名作復讐小説「モンテ・クリスト伯」を読んで、シロへの復讐心の増幅を促している。
これには寺坂も「小難しい上に暗いんだよ!!」と仰天したが、狭間は「心の闇は大事にしなきゃ」と返答した。


しかし、彼女の本質は滅多な事では動じない冷静さ。
実際に、伏魔島でウィルスに侵された時や偽死神との戦いに一度敗北してクラスごと囚われた時は決して取り乱さず、
平静を保って熟考しつつ再起の機会をうかがっていた。
とはいえ、自宅にてペットで飼っていたタランチュラが子どもを大量に産んだ時はパニックになったようで、自身とは真逆のゆるふわほんわかな倉橋にヘルプに来てもらった事があるのだとか。


名前とは反対なカンジのその性格は母親の影響を受けており、
メルヘン脳らしいがすぐヒスを起こすアカン母親の元で育った為に、メルヘンとは程遠い性格になった模様。
当然のことながらそんな母親への反発はあるようで、白基調が特徴の家の中で彼女の部屋だけを黒基調で塗り固められているとのこと。

【技能】

暗殺者としては運動能力はクラスの中でも低い方だが、
射撃ランキングで女子3位を誇る高い腕前に加え、ピンチの時でも冷静に状況を分析する切れ者の一面と本で仕入れた知識を活かして、女性陣における参謀として後方から皆を支える役割に徹している。

そして何より最大の武器は言語でカルマと共にクラス1位を誇る口達者の才覚であり、それを活かして相手の突かれたくない恥部を的確に見抜いて毒舌で責めることに長けている。
カルマは挑発で、彼女はめげさせるタイプ。
ドラクエモンスターズで例えるならカルマが「ちょうはつ」で彼女は「わるぐち」だろう。
烏間先生曰く「下手な銃弾よりダメージが大きい」とのこと。
暗殺においてもナイーブな殺せんせーの触れられたくない恥部を責めることでメンタル面で苦しめた。

また、呪術の本もいくつか所有しているらしく、呪いで殺せんせーに髪を生やしたことをある。

【来歴】

E組に落ちてからは寺坂グループの一員として彼等と行動する。
寺坂を主導とするバカな行為の一連をある意味面白く感じておりグループに入っているらしく、
彼らと出会う前は今まで以上に本の世界に閉じこもっていたことから、自分を現実に繋ぎ止めてくれている寺坂達の存在は既に彼女の中で掛け替えのない物となっている。
寺坂、村松、吉田と共にアンチ殺せんせー派だったが、プール授業に参加するなど彼ら程は反発しておらず、
寺坂たちが考えを改めた後はグループの皆と一緒に殺せんせーを精神的に煽るなど暗殺に積極的に参加するようになった。そして、「おもしろサーカス団の調教師」を自称するようになった。

演劇発表会の『桃太郎』では率先して殺せんせー主役の脚本を書き上げる。
だが内容は、人間の心の闇をふんだんに描写したえげつないほど重い物だった。

暗殺サバイバルでは意外な実力を発揮。
細身を活かして相手陣地の奥深くに強引に潜入し、杉野と不破を不意打ちで撃破する。
通称「毒蜘蛛インヴェーション」。
この時完全に闇に同化していた。
相手チームに気づかれた後は磯貝に狙撃され脱落。
ちなみに、この時の捨て台詞は「私を捨て石にしたんだから…後で呪うわよ カルマ」
この一連のシーンは、アニメでは恐怖度が倍増している。

そんな彼女にも何だかんだで寺坂グループへの感謝の気持ちがあったのか、バレンタインデーでは手作りチョコを彼等4人にモジモジしながら渡している。
込めたのは想いじゃなくて呪いだけどな!

ちなみに、下記のような愛の手紙も添えたようだ。

♡チェックリスト♡
①先祖の霊が見えた
②誰かの声が聞こえる
③心臓がもたれる
④親族に不幸があった
⑤生肉を食べたくなった
⑥誰でもいいから刺したくなった
⑦女より男に惹かれるようになった
⑧人に迷惑がかからぬよう自分が考えられる最大限の遺体の発見されない自殺の仕方だけを考えるようになった

どう考えても呪いの確認表だろう。
なお、おまけページではある漫画パロディーを行った。

椚ヶ丘中学校卒業から7年後は、念願の図書館に勤務。
顔つきは中学時代とは比べ物にならないほど穏やかになっており、アニメでは以前は苦手だった子供と話している描写もある。
近所の子供達からは魔女の司書として人気?者だとか。

【余談】

コードネームは「E組の闇」。考案者は不破
「代々受け継がれた魔術師の家系で素性を隠して何かの封印を解こうとしてるのよ!寺坂君は使役のゴーレムで間違いなし!!」という漫画好きらしい不破の微笑ましい妄想なのだが、
プロフィールに明記されている通り倉橋と長時間過ごすと闇が浄化されて体重が減る(上記の時にそうなったのだろうか…)ので、100%妄想とは言い切れないかもしれない……。
わかばパークの子供たちに付けられたあだ名は「まじょ」。そのもじゃもじゃヘアーと不気味な雰囲気から付けられたお子様らしい安直なニックネームである。

E組生徒の中では登場回数は少ない方で、『名簿の時間』によると115話までの登場回数は最下位だった。



「クックックッ 追記・修正はね爪痕残してナンボなのよ」

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最終更新:2024年08月08日 21:07