桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~

登録日:2020/11/27 Fri 21:36:01
更新日:2021/01/28 Thu 11:41:09NEW!
所要時間:約 7 分で読めます




『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』とは、2020年11月19日にコナミデジタルエンタテインメントから発売された桃太郎電鉄シリーズの作品である。
対応機種は、Nintendo Switch

概要

3DSで発売された『2017』からカウントすれば4年ぶり、据え置き機としては『2010』からおよそ 11年ぶり となる桃鉄の新作。
本作において情報発表時から最も話題になったのは、キャラクターデザインの刷新だろう。
これまでのシリーズでキャラデザを担当していた土井孝幸氏に代わり、『スーパーボンバーマンR』などのキャラデザを手掛けた竹浪英行氏が新たなキャラデザ担当になっているのだ。
そのため、キャラクターの名前こそ同じだが、外見はほとんど別人レベルに様変わりしている。
シュッとしたイケメン風になった桃太郎、いかにもな美少女になった夜叉姫など令和の時代に合わせた時代相応のデザインに変貌しているのが特徴。
特にキングボンビーは今までの作品にあったどことなく間の抜けた感じが一切なくなり、仁王像のような完全なる恐怖の象徴というデザインになっている。



本作の特徴

歴代最多の駅数を誇り、時代に合わせて原宿のタピオカティー屋などの流行の物件も多数登場しているのが特徴。
増資システムは引き続き廃止されているが、正直本作の物件数だといちいち増資して回っている余裕がない、というのが実情に近いのでこの辺りは仕方ないか。
空路が大幅に拡充し、北海道と九州が飛行機で一気に移動できるようになるなど、移動関連はかなり改善されているが、なぜか四国と九州をつなぐフェリーが廃止されたため、四国から九州への移動にかなり手間取るようになった(実質瀬戸内海ルートでしか四国に行けないので、四国が孤島のような扱いになってしまっている)。
ただし、生口島が追加されたため、一応広島から四国に渡れるようにはなっている。

ゲームモードとしては、いつもの桃鉄にオンライン対戦が追加されたのが最大の特徴。
ただしフレンド対戦のみで野良対戦は不可。対戦で使えるスタンプは後述の10年トライアルで増えていく。
通信はやや不安定な面もあるが、抜けてもCOMが代わりにやってくれる上、通信が復旧した時点で「つづきから」を選んで復帰可能という救済措置もある。

また一人プレイ用の「10年トライアル」もあり、こちらはエンマとようきひ相手に10年間で資産を増やしていくモード。
ネットランキングもあり、全国のライバルと総資産を競える。


本作の貧乏神は以下の6種類。

  • 貧乏神
前述の通りキャラデザは大きく変更されたが、やることはあまり変わっていない。
「猿みたい」とよく言われるが、それは発売前のメインビジュアルが口を大きく開けたデザインだったためで作中ではあまり猿っぽくはない。
オレンジ色の着物を着て腹を出し、大きながま口を背負ったひょうきんな姿。

  • ミニボンビー
あまりキャラデザは変わっていない。相変わらずの癒し枠。

非常に恐ろしい姿になった恐怖の象徴。左手で常に黒いサイコロをいじっているのが怖い。
相変わらずの恐ろしい悪行の数々だが、「〇○へ行けフルセット」「デビルプレゼント」などの直後に「カード全捨て」で救済してくれるなどのお間抜けな面もある(逆の順番だと悪夢だが)。

  • キングボンビーJr.ポコン
キングボンビーの息子という小さなボンビー。ミニボンビーみたいな姿だが、やることは過去作のハリケーンボンビーと同じという凶悪な貧乏神。
ただし、1度目、2度目の変身では手心を加えてくれるので吹き飛ばす規模は小さめ。3度目の変身からは本気出してすさまじい数を吹き飛ばしてくる。

  • ビッグボンビー
サンタクロースのような姿の新ボンビー。
借金を背負っている時のみという特殊な条件で出現し、毎ターンサイコロを振って借金を倍プッシュしてくる。
1の目さえ出れば大丈夫だが、6の目が連続で出ると一気に36倍の借金を背負う羽目になる。
ただ、借金さえなければ被害は皆無で、借金をなくすか借金を負っていない社長になすりつければ即座に元に戻るなど、有情な面もありポコンよりは被害は少なめ。
ぶっちゃけ物件やカードをいじってこないので、徳政令カード1枚持っておけばいつでも復帰できる以上甘い方ではある。

  • デストロイ号
本作における最強ボンビー。キングボンビーの顔をした凶悪な列車そのものであり、コイツに憑りつかれると通常のサイコロの後、デストロイ号が追加で 3個 サイコロを振り、勝手に移動してしまう。
そして、 通過した場所及びその周辺の物件を全て破壊し尽くす
歴代ボンビーでも珍しく、憑りつかれた本人ではなくマップそのものに影響をもたらすため、 憑りつかれた奴から逃げても被害を軽減できない という特徴を持つ。
というよりも、独占している物件が多いトップ層ほど被害が甚大になるため、むしろ下位プレイヤーにとってはコイツに憑りつかれるのはチャンスと言え、珍しく憑りつかれた人に有益な面の強いボンビー。
もっとも、行動を完全にコントロールできない以上、利用するのもなかなか困難なのだが。
対処としては「屯田兵カード」や「最果てカード」でとにかく遠いどこかに吹っ飛んでいてもらうのが一番。
高額物件の多い関東や近畿で暴れられると被害の桁がヤバいことになる。
なお、32年目以降は出現しないので、100年プレイで物件コンプリートを目指す場合も安心。


ゲームバランスとしては、歴代でもかなり「攻め」のバランスになっており、非常に目的地に到着しやすく、逆転要素も多くなっている。
  • 移動系カードが大盤振る舞い 。普通のカード駅でも急行カードや特急カードがバンバン出る。ナイスカード駅などに止まれば周遊カードもかなり出る。
  • 8年目に新カード売り場の高輪ゲートウェイ駅開業。値段こそ高いが非常にレアなカードをいくらでも購入可能。
  • 目的地に到着してなお最下位の場合、特典としてスペシャルカードなどのカードももらえる。
  • 好きな物件を一つタダで買える「シンデレラカード」などの強力なカードも多数追加(ただしシンデレラなので12月になると消えてしまう。使い時が重要)
  • ダビングカードが購入可能になった。
と、プレイヤーに有利な要素が多くなった一方で、
  • 最強ボンビーのデストロイ号の存在 。これによりどれだけ物件を買い占めても崩される危険がある。
  • 豪速球カードが強化され、一気に相手の手札をすべて割れることも増えた。
  • モモトラマンやメカボンビーは廃止されたまま。一応以前から「金のある人だけが有利なイベント」と言われていたので、バランス調整としては妥当か。ただやはり伝統的な要素だったので新作に登場しなかったのを寂しく思う声も多い。
など、割と理不尽な要素も多めで、盤石な資産を作っても崩されやすくなっている。


追記・修正は10年トライアルで1兆円を達成してからお願いします。

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最終更新:2021年01月28日 11:41