ガエル(遊戯王)

登録日:2009/07/09 (木) 19:43:07
更新日:2021/01/20 Wed 23:01:29
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ケロケロケロケロ……


遊戯王で「ガエル」や「カエル」と名の付く、文字通り蛙モンスターによるデッキ。カテゴリ名としては「ガエル」なのだが、発音の不自然さ・一応「カエル」モンスターが存在することから、こう呼んでいる人もいる。
単純なステータスは非常に低く、ほとんどが攻撃力500以下なのだがその分効果が強力。また全体として手札を増やしやすいため、いろいろと戦略が広がる。

なお、所属する殆どのモンスターの名前は洒落になっている。

以下主なガエルと愉快な仲間たち
特記無ければ水属性・水族。



  • 黄泉ガエル(蘇る)
☆1 100/100
スタンバイフェイズに場に自分の魔法、罠がない場合に蘇生できる。

ただしガエルデッキとは特別相性は良くない(ロックパーツと噛み合わない)。
かつては帝デッキにリリース要員として組まれ大暴れした。
しかし時代の流れで制限緩和されることに。


  • イレカエル(入れ替える)
☆1 100/2000
自分フィールド上のモンスターをリリースすることによって「ガエル」をデッキから特殊召喚する。

ぶっ壊れカード。ガエルをデッキから呼び出すが自身はガエルではなく「カエル」。効果回数に制限が無いため、高速でデッキを圧縮できる。
シンクロ登場時に星数調整で好評になり、FBG(後述するが星1のチューナー)1キルにも使われる。
だが、2010年9月1日からの制限改訂により禁止カードになってしまった。後述のコンボはどれもこのカードを無くてはできないものなので、これでカエルの猛威は止まった。
エラッタされない限り制限復帰はまず無いだろう。


  • サシカエル(差し替える)
☆1 100/2000
水族モンスターをリリースして墓地のガエルを特殊召喚する。

調整版イレカエル?。コストが水族に制限、デッキからではなく墓地から特殊召喚、1ターン1回の制限がついた。
効果は便利だが、イレカエル同様自身はガエルではない。


  • 鬼ガエル(着替える)
☆2 1000/500
手札の水属性モンスター1体を捨て、手札から特殊召喚する事ができる黄色いカエル。
召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキ・フィールド上から水族・水属性・☆2以下のモンスター1体を墓地へ送る事ができ、
自分フィールド上のモンスターを戻して他のガエルの召喚権を増やす効果を持つ。

ガエルの主軸となるキーカード。
場に出た後手札に戻せばもう1回特殊召喚効果を使える。
湿地草原下では攻撃力2200となり貫ガエルと共にアタッカー候補となる。


  • 裏ガエル(裏返る)
☆2 500/200
サイクルリバースモンスター。リバース時自分フィールド上のガエルの分だけモンスターをバウンスする。

「対象をとらない」「破壊もしない」、この二つを満たすのが裏ガエルのスゴい所だが、リバース故に遅いのできちんとロックして守る必要がある。


  • 貫ガエル(考える)
☆2 400/400
ダイレクトアタッカー 条件付きで魔法罠破壊

ダメステなので破壊効果にフリーチェーンできず、湿地草原下では攻1600となかなか強力。


  • 引きガエル(ヒキガエル)
☆2 100/100
フィールドから表側で墓地に送られた時1枚ドロー。
アドバンス召喚やシンクロ素材、リンク素材として墓地へ送られた場合はタイミングを逃すためドローできない点には注意。


  • 未知ガエル(見違える)
☆2 1200/600
貫通能力を持つ海外出身のカエル。

湿地草原があると、帝と同等の攻撃力を持つ。
他のガエルと違い、蛙というよりは二頭身の人型である。
「コイツの方が貫ガエルじゃん」と言ってはいけない。


  • 魔知ガエル(間違える)
☆2 100/2000
「ガエル」のサーチ・サルベージ、さらに攻撃対象を自身に限定する。
フィールドでは「デスガエル」扱いとなる。

こちらもガエルの要。2体揃えばロックがかかり、効果も有用。一旦表守備にするとウザいことこの上ない。


  • 粋カエル(生き返る)
☆2 100/2000
墓地からガエルを除外して、自身を蘇生する粋なカエル。シンクロ素材にはできない。
フィールド上では「デスガエル」扱いになるが、それ以外ではガエルではない。


  • 悪魔ガエル(雨ガエル)
☆3 1200/800
墓地の「悪魂邪苦止」の数×300攻撃力を上げる。
下級とはいえ、悪魂邪苦止がいないとバニラな上、湿地草原非対応なため☆2以下を使った方が早い。


  • デスガエル
☆5 1900/0
生け贄召喚(アドバンス召喚)時、墓地の「悪魂邪苦止」の数だけ「デスガエル」をデッキから特殊召喚できる。

そのステータスから普通の利用は難しく、正直シンクロにしか使われなかった。だが、筆頭チューナーのFBGすら禁止になってしまう。
死の合唱の発動条件となるが、デスガエル扱いとなる下級も登場してさらに肩身が狭くなった。
一応、水属性☆5を揃えられるのでエクシーズの素材として使うことはできる。


  • 悪魂邪苦止(オタマジャクシ)
☆1 0/0
戦闘で破壊されると同名カードをデッキからサーチ。

デスガエルの前提となるカードだが、使い勝手は微妙。


  • ガエル・サンデス
融合 ☆8 2500/2000
デスガエル3体の融合体となる巨大なガエル。
墓地の「黄泉ガエル」の数×500攻撃力を上げる。

ガエルデッキ自体と黄泉ガエルとの相性が微妙なため、融合サポートでデスガエルの展開補助としての方が使い道はあるか。

エクシーズ ☆2 2200/0
9期になって急に登場したカエルのエクシーズ。
レベル2水族x2というきつめな縛りながら、その効果は強力無比。
X素材を使ってデッキからガエルをリクルート、
自身を含めた水族をコストに相手の効果をX素材も使わずに無効化、
更に無効化したカードを自分のフィールドにセット、
おまけに自身が墓地に送られたらタイミングを逃さずに水属性を手札に回収、
……とめっちゃくっちゃ盛りだくさんな効果を持つ。

相手のカードを持ち帰り、墓地の水属性も持ち帰る。
ちなみにバハムート・シャークからも出せるので、場合によってはランク4から出てくることも。

ガエルサポート

  • 湿地草原
フィールド魔法
☆2以下 水属性 水族 のモンスターの攻撃力を1200上げる。
カエルや氷結界コンビを強化させる【湿地草原】の核となるフィールド魔法カード。
元となる攻撃力は貧弱とはいえ、この強化値が全体にかかるのは破格。


  • 死の合唱
通常魔法
フィールドに「デスガエル」3体がいる時に発動でき、相手フィールドのカードを全て破壊する。
条件が面倒なものの、決まれば爽快なカード。ここに総攻撃でダイレクトアタックすればゲームエンドは目前。
発動条件は通常のデスガエルを使うか、魔知ガエルと粋カエルで代用するかに分かれる。


  • フロッグ・バリア
通常罠
ガエルが攻撃対象にされた時発動できるミラーフォース。
現在はミラーフォース互換も沢山あるのでわざわざ使う必要は少ない。



以下相性の良いカード

  • フィッシュボーグ―ガンナー
☆1 水/魚 チューナー 100/200
略称「FBG」
手札1枚をコストに自己蘇生効果を持つ。

141(ワン・フォー・ワン)とこいつが先攻で手札にあれば九分九厘勝ち。
イレカエルとの相性が抜群で「同じ水属性」「141が共有できる」「チューナー&高レベル補充要員」……と、挙げればキリがない。
ガエルシンクロのチューナーの定番……だったのだが禁止になってしまったため、実質ガエルシンクロは機能停止状態にある。


  • 氷結界の術者
☆2 1300/0
  • 氷結界の水影
☆2 1200/600
二体とも名前・ステータス・運用法が近く、湿地草原で上級モンスター並の攻撃力を誇る。


召喚時に墓地の☆2以下を蘇生させるチューナーと、
シンクロ召喚時にフィールドの☆2以下の攻撃力分アップするシンクロモンスター。
湿地草原型のカガエルデッキでは化け物級の攻撃力となる


  • ワン・フォー・ワン
通常魔法
手札のモンスターをコストに手札、デッキから☆1モンスターを特殊召喚する。
通称「141」
イレカエルを早く呼び出すのに使われる。
手札コストもサルベージや魔知ガエルの存在から、あまり気にならない。


  • サルベージ
通常魔法
墓地の水族モンスター2枚を手札に加える。
墓地を肥やすのは得意なので非常に便利。

  • 強欲なウツボ
通常魔法
手札の水属性モンスター2体をデッキに戻してシャッフルした後、デッキからカードを3枚ドローする
手札交換カードだが、序盤に来ないと事故要因にもなる。

  • 水舞台
永続魔法
本来はアクアアクトレスのカードだが水属性もサポートしてくれる。
ガエル達が水属性以外との戦闘では破壊されなくなる。魔知ガエルは強固な壁になり裏ガエルは戦闘破壊されないのでリバースした時の効果を使いやすくなる。


永続魔法
墓地の種族が1種類のみなら、攻撃力を800上げる。
カエルたちの打点を急上昇させる。湿地草原と合わせれば超強化できる。
また使いやすさに定評のある氷帝メビウスも水族なので、デッキをほとんど歪めず結束できる。
シンクロやエクシーズが使いにくくなるのが難点。


  • レベル制限B地区
永続魔法
  • グラヴィティ・バインド-超重力の網-
永続罠
レベル4以上の攻撃を防ぐ永続カード。
レベル2以下が主軸のガエルなら自分は素通りできる。
だがエクシーズには突破されるので過信は禁物



……主なガエルデッキ……
【死の合唱型】
「デスガエルが三枚ある場合、相手場のカードを全て破壊」という魔法カード、死の合唱を使う。
我らがD-HEROダイヤモンドガイを混ぜる型もある。
合唱や141の条件を踏み倒したり、E・HEROアブソルートZEROに融合するのも良い。
合唱→デスガエルで5700ダメージ→超融合「ガエルサンデス」はロマンながら理想の流れ。

下記の湿地草原型に組み合わせる事も可能。


【湿地草原型】
未知ガエル・裏ガエル・先の氷結界達をアタッカーとして運用する。
湿地草原と一族の結束で攻撃力を底上げするもの。
ロックパーツも邪魔にならず、ガエルデッキでは比較的安定している。


【FBG1キル】
イレカエルとFBGによる1キル。【イレカエル1キル】とも。

氷結界の虎王ドゥローレンと継承の印とでループを形成し、ダーク・ダイブ・ボンバーで射出する。
1キル率はかなりの物だが、値段が高いせいであんまり流行らず。
制限改訂によりDDBは禁止、141は制限、ドゥロは準制限と完全に消滅した

はずだった。

まさかの2/20の新弾にて再びワンキルが可能に、しかも値段が安い。

【マスドラガエル】
動きはシンプル、イレカエルで大量のガエルを墓地に送り、粋カエルを蘇生してマスドライバーで連打するだけ。

上記1キルについてはガエル1キル(遊戯王OCG)のページも参照してほしい。


【ガエル帝】
上記マスドラ型と同時期に流行ったタイプ。

元より【帝コントロール】に黄泉ガエルは定番だったが、
鬼ガエルの登場で能動的に黄泉ガエルを墓地に送れるようになったため、を積んだのがこのタイプ。
粋カエルもリソース確保や帝をバウンスし再利用にと優秀。
さらにそれだけでなく、FBGを利用した柔軟なシンクロ召喚も可能とし、
さらにはフォーミュラ・シンクロンによりディスアドバンテージの補填も容易という強力なデッキとなった。

【餅カエル軸】
チート新規の餅カエルを連打することに特化させたデッキ。
ガエルの他に
などが投入される。

2010年9月の制限改定でガエルは死滅…
したかと思われたが、2011年にイレカエルの後継者サシカエルが登場した。
と思ったらFBGが死んだ。

それから長い間環境に姿を見せることは無かったが2016年7月に餅カエルが登場した事で状況は一変。
上記の餅カエル型やバージェストマメインの型にガエルシリーズを出張させた型が入賞し始めている。

追記修正よろしく頼むケロ

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最終更新:2021年01月20日 23:01