登録日:2009/07/09 (木) 19:43:07
更新日:2025/04/18 Fri 03:20:45
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遊戯王で「ガエル」や「カエル」と名の付く、文字通り蛙モンスターによるデッキ。
カテゴリ名としては「ガエル」なので厳密な区別は必須なのだが、発音の不自然さ・一応「カエル」モンスターが存在することから、こう呼んでいる人もいる。
単純なステータスは非常に低く、ほとんどが攻撃力500以下なのだがその分効果が強力。また全体として手札を増やしやすいため、いろいろと戦略が広がる。
なお、所属する殆どのモンスターの名前は洒落になっている。
以下主なガエルと愉快な仲間たち
特記無ければ
水属性・
水族。
■黄泉ガエル(蘇る)
効果モンスター
星1/水属性/水族/攻 100/守 100
(1):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「黄泉ガエル」が存在しない場合、
自分スタンバイフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果は自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動と処理ができる。
スタンバイフェイズに場に自分の魔法、罠がない場合に蘇生できる。
ただしガエルデッキとは特別相性は良くない(ロックパーツと噛み合わない)。
かつては帝デッキにリリース要員として組まれ大暴れした。
しかし時代の流れで制限緩和されることに。
■イレカエル(入れ替える)
効果モンスター
星1/水属性/水族/攻 100/守2000
自分フィールド上に存在するモンスター1体を生け贄に捧げる。
自分のデッキから「ガエル」と名のついたモンスター1体を選択し、
自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
「ガエル」と名のついたモンスターは戦闘によっては破壊されない。
自分フィールド上のモンスターをリリースすることによって「ガエル」をデッキから特殊召喚する。端的に言えばぶっ壊れカード。
とにかく何か消費する用のモンスターを用意すればそれを「ガエル」に変換できる。このコストには《イレカエル》自身をあてがってもOK。しかも効果回数に制限が無いため、ひとたび「ガエル」とこいつが並べば高速でデッキを圧縮できる。
デッキ内の「ガエル」を一匹残らず墓地に叩き込めるので墓地肥やしとしてもグッド。
しかし、呼び出せるのはあくまで「ガエル」でこいつ自身は《イレカエル》なので、同じ《イレカエル》は呼び出せない。
「ガエル」に戦闘破壊耐性を与える効果も持つが、こいつは「カエル」なので以下略。
シンクロ登場時に星数調整で好評になり、《フィッシュボーグ―ガンナー》(後述するが星1のチューナー)1キルにも使われる。
だが、2010年9月1日からの制限改訂により禁止カードになってしまった。後述のコンボはどれもこのカードを無くてはできないものなので、これでカエルの猛威は止まった。
エラッタされない限り制限復帰はまず無いだろう。
■サシカエル(差し替える)
効果モンスター
星1/水属性/水族/攻 100/守2000
自分フィールド上に存在する水族モンスター1体をリリースし、
自分の墓地に存在する「ガエル」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
水族モンスターをリリースして墓地のガエルを特殊召喚する。
調整版《イレカエル》。コストが水族に制限、デッキからではなく墓地から特殊召喚、1ターン1回の制限がついた。
効果は便利だが、《イレカエル》同様自身はガエルではない。
■鬼ガエル(着替える)
効果モンスター
星2/水属性/水族/攻1000/守 500
(1):このカードは手札からこのカード以外の水属性モンスター1体を捨てて、
手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキ及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
レベル2以下の水族・水属性モンスター1体を選んで墓地へ送る。
(3):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。
このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに「鬼ガエル」以外の「ガエル」モンスター1体を召喚できる。
手札の水属性モンスター1体を捨て、手札から特殊召喚する事ができる黄色いカエル。
召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキ・フィールド上から水族・水属性・☆2以下のモンスター1体を墓地へ送る事ができ、
自分フィールド上のモンスターを戻して他のガエルの召喚権を増やす効果を持つ。
ガエルの主軸となるキーカード。
場に出た後手札に戻せばもう1回特殊召喚効果を使える。
《湿地草原》下では攻撃力2200となり貫ガエルと共にアタッカー候補となる。
…しかし、後述する【スプライト】との混合構築にて猛威を奮ったため2022/10/1に
制限カード指定を受け、本家【ガエル】も大きなダメージを受ける事となった。
続く23/01/01に準制限、23/04/01には無制限カードに戻された。
■裏ガエル(裏返る)
効果モンスター
星2/水属性/水族/攻 500/守 200
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードがリバースした時、自分フィールド上の
「ガエル」と名のついたモンスターの数まで、
相手フィールド上のモンスターを選んで持ち主の手札に戻す事ができる。
名前の通り何度も裏返るサイクルリバースモンスター。リバース時自分フィールド上のガエルの分だけモンスターをバウンスする。
「対象をとらない」「破壊もしない」、この二つを満たすのが《裏ガエル》のスゴい所だが、リバース故に遅いのできちんとロックして守る必要がある。
■貫ガエル(考える)
効果モンスター
星2/水属性/水族/攻 400/守 400
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
自分フィールド上に「貫ガエル」以外の
「ガエル」と名のついたモンスターが存在する場合、
相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊できる。
ダイレクトアタッカー。且つ、これでダメージを与えたなら条件付きで魔法罠を破壊する。
一見地味だが、発動タイミングがダメステなので、破壊効果に対してフリーチェーンさせない。
ムダにするまいと破壊されそうな《サイクロン》を放つとかは不可能である。
ただいかんせん攻撃力が低いので、その攻撃力を底上げする魔法《湿地草原》との併用がほしい。
ちなみに、《湿地草原》下では攻1600となる。
■引きガエル(ヒキガエル)
効果モンスター
星2/水属性/水族/攻 100/守 100
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが墓地へ送られた時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。
フィールドから表側で墓地に送られた時1枚ドロー。
「時」の「任意効果」なので、アドバンス召喚やS素材、L素材として墓地へ送られた場合はタイミングを逃し、ドローできなくなる。無念。
■未知ガエル(見違える)
効果モンスター
星2/水属性/水族/攻1200/守 600
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
貫通能力を持つ海外出身のカエル。
こっちが「貫ガエル」でよかったんじゃ?とか言わない。
《湿地草原》があると、帝と同等の攻撃力になるガエルの暴担当。
骨格がまんまカエルだった他のガエルと違い、こいつだけ
けろけろけろっぴのような二頭身の人型をしている。
■魔知ガエル(間違える)
効果モンスター
星2/水属性/水族/攻 100/守2000
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
カード名を「デスガエル」として扱う。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた時に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「魔知ガエル」以外の「ガエル」モンスター1体を選んで手札に加える。
攻撃対象を自身に限定し、倒されれば「ガエル」のサーチ・サルベージを行う。
また、フィールドでは《デスガエル》扱いとなる。
こいつも《鬼ガエル》と並ぶガエルの要。2体揃えばロックがかかり、効果も有用。一旦表守備にするとウザいことこの上ない。
■粋カエル(生き返る)
効果モンスター
星2/水属性/水族/攻 100/守2000
このカードはS素材にできない。
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
カード名を「デスガエル」として扱う。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地から「ガエル」モンスター1体を除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
墓地からガエルを除外して、自身を蘇生する粋カエル……否、粋なカエル。S素材にはできない。
フィールド上では《デスガエル》扱いになるが、それ以外ではガエルではない。
このため、墓地から除外するときのコストに《粋カエル》自身は使えないようになっている。
■悪魔ガエル(アマガエル)
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1200/守 800
このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する
「悪魂邪苦止」の枚数×300ポイントアップする。
《引きガエル》同様、実在のカエルをモチーフにした「ガエル」。
効果は墓地の《悪魂邪苦止》の数×300だけ攻撃力を上げること。
《湿地草原》に対応しない☆3であるのが大変惜しく、《悪魂邪苦止》を3枚揃えても《未知ガエル》に攻撃力で勝てない。
ぶっちゃけ《未知ガエル》を使ったほうが早い。
■デスガエル
効果モンスター
星5/水属性/水族/攻1900/守 0
このカードの生け贄召喚に成功した時、
自分の墓地に存在する「悪魂邪苦止」の枚数分まで、
「デスガエル」を手札またはデッキから特殊召喚する事ができる。
生け贄召喚(アドバンス召喚)時、墓地の《悪魂邪苦止》の数だけ《デスガエル》をデッキから特殊召喚できる。
そのステータスから普通の利用は難しく、正直シンクロにしか使われなかった。だが、筆頭チューナーの《
フィッシュボーグ・ガンナー》すら禁止になってしまう。
《死の合唱》の発動条件となるが、《デスガエル》扱いとなる下級も登場してさらに肩身が狭くなった。
一応、水属性☆5を揃えられるのでエクシーズの素材として使うことはできる。
こいつ自身はぱっとしない性能だが、《ガエル・サンデス》の融合素材であるので《融合派兵》でリクルートすることが可能。
■悪魂邪苦止(オタマジャクシ)
効果モンスター
星1/水属性/水族/攻 0/守 0
自分フィールド上に存在するこのカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから「悪魂邪苦止」を手札に加える事ができる。
その後デッキをシャッフルする。
戦闘で破壊されると同名カードをデッキからサーチ。
《デスガエル》の前提となるカードだが、使い勝手は微妙。
■ガエル・サンデス
融合・効果モンスター
星8/水属性/水族/攻2500/守2000
「デスガエル」+「デスガエル」+「デスガエル」
このモンスターの融合召喚は、上記のカードでしか行えない。
このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する
「黄泉ガエル」の枚数×500ポイントアップする。
《デスガエル》3体の融合体となる巨大なガエル。カエルさんです。
墓地に特定の「ガエル」がいれば攻撃力が×500上がる……のだが、その対象は《黄泉ガエル》。
《デスガエル》だったらもうちょっとなんとかなったかもしれないのだが……。
ガエルデッキ自体と《黄泉ガエル》との相性が微妙なため、融合サポートで《デスガエル》の展開補助としての方が使い道はあるか。
また、地味に《
烙印の気炎》に対応している唯一の水族モンスターなので、《烙印融合》を採用した型の【
ティアラメンツ】においてコスト兼融合素材として採用される事も。
ただし後に《ティアラメンツ・ルルカロス》が登場したためお役御免になる。
エクシーズ・効果モンスター
ランク2/水属性/水族/攻2200/守 0
水族レベル2モンスター×2
(1):お互いのスタンバイフェイズにこのカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「ガエル」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時、
自分の手札・フィールドの水族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、破壊したカードを自分フィールドにセットできる。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
9期になって急に登場したカエルのエクシーズ。
レベル2水族x2というきつめな縛りながら、その効果は強力無比。
X素材を使ってデッキからガエルをリクルート、
自身を含めた水族をコストに相手の効果をX素材も使わずに
無効化、
更に無効化したカードを自分のフィールドにセット、
おまけに自身が墓地に送られたらタイミングを逃さずに水属性を手札に回収、
……とめっちゃくっちゃ盛りだくさんな効果を持つ。
相手のカードを持ち帰り、墓地の水属性も持ち帰る。
ちなみに《
バハムート・シャーク》からも出せるので、場合によってはランク4から出てくることも。
あまりの強さと使い勝手の良さから様々なデッキで使われて制限カード指定を受け、《バハムート・シャーク》との併用が困難になった新マスタールール下では一時期無制限へとなったが次のルール改訂時には再び制限へと戻される、とかなり警戒されており、
2022/7/1には【スプライト】での大暴れがトドメとなり遂に
禁止カードとなる。
詳しいこと(歴史とか使われ方とか)は項目参照。
■寝ガエル(寝返る)
効果モンスター
星2/水属性/水族/攻 100/守2000
このカードは融合・S・X・リンク召喚の素材にできない。
(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。
このカードを守備表示にする。
(2):1ターンに1度、相手のメインモンスターゾーンのモンスター1体を対象として発動できる。
守備表示のこのカードを対象の相手モンスターの隣のモンスターゾーンへコントロールを移す。
その後、相手のメインモンスターゾーンの「寝ガエル」が2体のみの場合、
その2体の間に存在する全てのモンスターのコントロールを得る。
10期で登場した「ガエル」。
自分自身を相手に献上する、まさに「寝返る」ガエル。
寝っ転がって鼻をほじる、いかにも不真面目そうなイラストが特徴的。
ただし移動先にすでに《寝ガエル》がいた場合、その2匹の間にいるモンスターを全員乗っ取る、オセロのような効果を持つ。
このコントロール奪取効果は対象を取らず破壊もせずかつ永続的な奪取なので、手間こそかかるが強力なモンスターを奪いやすい。
各種召喚の素材にできないイヤ~な誓約効果もあるので、相手からすれば足元で寝っ転がるコイツが疫病神に見えてくるだろう。
ただ、その2匹を放置しておくと次の相手ターンで相手が《寝ガエル》を使って奪われたモンスターを取り返しにくるので、奪ったターンの間に必ず一匹は始末しておく必要がある。
ガエルサポート
フィールド魔法
☆2以下 水属性 水族 のモンスターの攻撃力を1200上げる。
カエルや氷結界コンビを強化させる【湿地草原】の核となるフィールド魔法カード。
元となる攻撃力は貧弱とはいえ、この強化値が全体にかかるのは破格。
通常魔法
フィールドに《デスガエル》3体がいる時に発動でき、相手フィールドのカードを全て破壊する。
条件が面倒なものの、決まれば爽快なカード。ここに総攻撃でダイレクトアタックすれば
ゲームエンドは目前。
発動条件は通常の《デスガエル》を使うか、《魔知ガエル》と《粋カエル》で代用するかに分かれる。
通常罠
ガエルが攻撃対象にされた時発動できるミラーフォース。
現在はミラーフォース互換も沢山あるのでわざわざ使う必要は少ない。
以下相性の良いカード
☆1 水/魚 チューナー 100/200
略称「FBG」
手札1枚をコストに自己蘇生効果を持つ。
《ワン・フォー・ワン》とこいつが先攻で手札にあれば九分九厘勝ち。
《イレカエル》との相性が抜群で「同じ水属性」「《ワン・フォー・ワン》が共有できる」「チューナー&高レベル補充要員」……と、挙げればキリがない。
ガエルシンクロのチューナーの定番……だったのだが禁止になってしまったため、実質ガエルシンクロは機能停止状態にある。
☆2 1300/0
☆2 1200/600
二体とも名前・ステータス・運用法が近く、《湿地草原》で上級モンスター並の攻撃力を誇る。
召喚時に墓地の☆2以下を蘇生させるチューナーと、
S召喚時にフィールドの☆2以下の攻撃力分アップするシンクロモンスター。
《湿地草原》型のカガエルデッキでは化け物級の攻撃力となる
通常魔法
手札のモンスターをコストに手札、デッキから☆1モンスターを特殊召喚する。
通称「141」
《イレカエル》を早く呼び出すのに使われる。
手札コストも《サルベージ》や《魔知ガエル》の存在から、あまり気にならない。
通常魔法
墓地の水族モンスター2枚を手札に加える。
墓地を肥やすのは得意なので非常に便利。
通常魔法
手札の水属性モンスター2体をデッキに戻してシャッフルした後、デッキからカードを3枚ドローする
手札交換カードだが、序盤に来ないと事故要因にもなる。
永続魔法
本来はアクアアクトレスのカードだが水属性もサポートしてくれる。
ガエル達が水属性以外との戦闘では破壊されなくなる。《魔知ガエル》は強固な壁になり《裏ガエル》は戦闘破壊されないのでリバースした時の効果を使いやすくなる。
永続魔法
墓地の種族が1種類のみなら、攻撃力を800上げる。
カエルたちの打点を急上昇させる。《湿地草原》と合わせれば超強化できる。
また使いやすさに定評のある《氷帝メビウス》も水族なので、デッキをほとんど歪めず結束できる。
シンクロやエクシーズが使いにくくなるのが難点。
永続魔法
永続罠
レベル4以上の攻撃を防ぐ永続カード。
レベル2以下が主軸のガエルなら自分は素通りできる。
だがエクシーズには突破されるので過信は禁物
……主なガエルデッキ……
【死の合唱型】
「《デスガエル》が三枚ある場合、相手場のカードを全て破壊」という魔法カード、《死の合唱》を使う。
我らが《
D-HERO ダイヤモンドガイ》を混ぜる型もある。
《死の合唱》や《ワン・フォー・ワン》の条件を踏み倒したり、《
E・HERO アブソルートZERO》に融合するのも良い。
《死の合唱》→《デスガエル》で5700ダメージ→超融合《ガエル・サンデス》は
ロマンながら理想の流れ。
下記の《湿地草原》型に組み合わせる事も可能。
【湿地草原型】
《未知ガエル》《裏ガエル》・先の氷結界達をアタッカーとして運用する。
《湿地草原》と《一族の結束》で攻撃力を底上げするもの。
ロックパーツも邪魔にならず、ガエルデッキでは比較的安定している。
【FBG1キル】
《イレカエル》と《フィッシュボーグ―ガンナー》による1キル。【イレカエル1キル】とも。
《
氷結界の虎王ドゥローレン》と継承の印とでループを形成し、《ダーク・ダイブ・ボンバー》で射出する。
1キル率はかなりの物だが、値段が高いせいであんまり流行らず。
制限改訂により《ダーク・ダイブ・ボンバー》は禁止、《ワン・フォー・ワン》は制限、《氷結界の虎王ドゥローレン》は準制限と完全に消滅した
はずだった。
まさかの2/20の新弾にて再びワンキルが可能に、しかも値段が安い。
【マスドラガエル】
動きはシンプル、《イレカエル》で大量のガエルを墓地に送り、《粋カエル》を蘇生してマスドライバーで連打するだけ。
【ガエル帝】
上記マスドラ型と同時期に流行ったタイプ。
元より【帝コントロール】に《黄泉ガエル》は定番だったが、
《鬼ガエル》の登場で能動的に《黄泉ガエル》を墓地に送れるようになったため、
帝を積んだのがこのタイプ。
《粋カエル》もリソース確保や帝をバウンスし再利用にと優秀。
さらにそれだけでなく、《フィッシュボーグ―ガンナー》を利用した柔軟なS召喚も可能とし、
さらには《
フォーミュラ・シンクロン》によりディスアドバンテージの補填も容易という強力なデッキとなった。
【餅カエル軸】
チート新規の《餅カエル》を連打することに特化させたデッキ。
ガエルの他に
などが投入される。
【ガエルスプライト】
《餅カエル》軸の亜種でレベル2・ランク2・リンク2モンスターの展開に特化した
スプライトとの混合デッキ。
レベル2を何でも呼べる《ギガンティック・スプライト》で《鬼ガエル》を呼んで《粋カエル》を落とす
→レベル2を釣り上げる《スプライト・エルフ》をL召喚して《鬼ガエル》を蘇生させてガエルを落として《粋カエル》を蘇生させる
→《鬼ガエル》と《粋カエル》で《餅カエル》を《スプライト・エルフ》のリンク先にX召喚し、《餅カエル》で《魔知ガエル》をリクルート
と《餅カエル》に対象耐性を付与しつつ攻撃からも逸らす布陣が出来上がる。
《ギガンティック・スプライト》のリクルートの制約でソリティアの天敵《
原始生命態ニビル》から守りつつ展開し、《スプライト・エルフ》が条件付きで《餅カエル》を釣り上げられるので《餅カエル》のカウンターが複数回狙えるのが強み。
あまりの強さに2022/7/1に《餅カエル》が禁止、同年10/1には《鬼ガエル》が制限になる程の暴れっぷりを見せつけた。
2010年9月の制限改定でガエルは死滅…
したかと思われたが、2011年に《イレカエル》の後継者サシカエルが登場した。
と思ったら《フィッシュボーグ―ガンナー》が死んだ。
それから長い間環境に姿を見せることは無かったが2016年7月に《餅カエル》が登場した事で状況は一変。
上記の《餅カエル》型やバージェストマメインの型にガエルシリーズを出張させた型が入賞し始めている。
しかし、【ガエルスプライト】規制の一環で切り札の《餅カエル》が使用不可、展開の要の《鬼ガエル》が制限と手痛い規制を受け逆風にさらされている。
歴史もあれば環境へのインパクトも割ともたらしてきたテーマなのだが、残念ながら漫画・アニメでは不遇傾向。
アニメ『
GX』でプリンセス・ローズというゲストキャラが使った程度で、そのエースガエル《両生類天使-ミ・ガエル》も未だにOCG化されていない。(当時はOCGでの「ガエル」カテゴリ誕生以前だった。)
追記修正よろしく頼むケロ
- こいつらの所為でメンタルマスターが恐ろしく霞んで見える、素敵! -- 名無しさん (2014-01-20 21:48:10)
- ゲームによってはミガエルがいるからさらに凶悪。FBGなしでもループコンボができちゃうぜ! -- 名無しさん (2014-01-20 22:46:25)
- 1killのページを個別に建てたので、こちらも書きカエルことにしました。ついでにガエル帝についても記述追加。 -- 名無しさん (2014-08-30 23:54:02)
- また悪さしそうな予感…新規の餅カエルがアホみてぇな効果してやがる -- 名無しさん (2016-07-10 23:43:45)
- 素直に水族ランク2の切り札でいれば良かったものを、バハシャから出るのがなんとも -- 名無しさん (2016-07-11 02:45:59)
- 何気に打点も悪くないという -- 名無しさん (2016-07-11 05:08:47)
- ヒックリカエル……は今のところ関係ないんだよね。相性は悪くないんだけど -- 名無しさん (2017-05-01 17:40:52)
- リバーシモチーフの「寝ガエル」というニューフェイスが来たぞい -- 名無しさん (2018-04-20 14:53:38)
- 同名ターン1が付こうが強いって言われるイレカエル、改めてイカれた性能だなと -- 名無しさん (2022-04-06 22:36:40)
- 海外ではイレカエルがエラッタなしで制限復帰だと・・・?粋カエルもフィッシュBガンナーもいないとはいえ大丈夫なのか・・・? -- 名無しさん (2022-09-27 12:09:52)
- うちは一族 -- 名無しさん (2022-10-16 11:38:25)
最終更新:2025年04月18日 03:20