パワーレンジャー・ダイノフューリー

登録日:2021/04/19 (月曜日) 17:59:13
更新日:2021/04/30 Fri 16:37:26
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アメリカの特撮テレビドラマ『パワーレンジャーシリーズ』の第28シーズンで、同シリーズの第21作に当たる。
動物戦隊ジュウオウジャー』~『怪盗戦隊ルパンレンジャーVSパトレンジャー』の3作品を飛ばして2019年の『騎士竜戦隊リュウソウジャー』をベースとしている。
前作『パワーレンジャー・ビーストモーファーズ』が日本の過去作を遡って選ばれただけに、
近場の2019年に日本で放映されたリュウソウジャーが選択されたことは日米のファンを驚かせた。


撮影時期にニュージーランドでは新型コロナウイルス感染症の影響でロックダウンが行われていたが、
演者及びスタッフは厳正な予防策を課されたうえで特別に入国が認められていたという。


あらすじ

6500万年前、惑星ラフコンは突如出現した怪物「スポリックス」により滅亡した。
生き残ったラフコンの戦士達は、スポリックスが次の標的に定めた地球に向かい、古代生物と共闘しながらその討伐に協力した。
倒してもより強く成長して復活するスポリックスに苦戦を強いられた戦士達だったが、
モーフィン・マスターにより「パワーレンジャー」の力を与えられた戦士達は、リーダー格だったゼイト以外全員戦死するという多大な犠牲を出しながらも、
辛くもスポリックス達に勝利することができた。
しかし、スポリックスの元となる「スポリックス・エッグ」だけはどうしても破壊することができず、
ゼイトはスポリックス災害が再び起きた場合に備えてコールドスリープすることを選択した。

そして、時は移り21世紀。
突如襲撃してきたヴォイド・ナイトによ保管されていたスポリックス・エッグが強奪されてしまった。
目覚めたゼイトはクロマフュールセイバーがパワーレンジャーの後継者として選んだ地球人達と共に、スポリックスを巡る戦いに身を投じることになる。


登場キャラクター

パワーレンジャー

  • ゼイト /ダイノフューリー ・レッドレンジャー(リュウソウレッド)
ダイノフューリーレンジャーのリーダーであるラフコン人。
パワーレンジャーでは珍しい異星人のレッドである。
母星を滅ぼしたスポリックス・エッグを追って太古の地球を訪れて、現地の恐竜と共にスポリックス・ビーストに立ち向かい、
仲間達全員の殉職と引き換えにスポリックス・ビーストを処分したが、スポリックス・エッグだけは破壊できず、
スポリックス・エッグを根絶する手段が確立されるまでコールドスリープ状態で眠っていたが、
ヴォイドナイトによるスポリックス・エッグ強奪の際に再び覚醒し、再度スポリックス災害に立ち向かうことになる。
ラフコン人と特徴として頭部に触角があるが、任意で引っ込めることができる。
名乗りは「T-rex Fury Red Ranger!!」。


  • オリー・アカナ/ダイノフューリー・ブルーレンジャー(リュウソウブルー)
勇敢な性格で、空手歴3年、フェンシング歴6年というかなりの武闘派。
「ダイノヘンジ」なる謎の紀元前の恐竜の石像の調査に向かった際に、
地下基地を襲撃していたヴォイド・ナイトと出くわし、
止めようと戦っている最中にクロマフュールセイバーに選ばれ、パワーレンジャーとなる。
名乗りは「Tricera Fury Blue Ranger!!」。


  • アメリア・ジョーンズ / ダイノフューリー・ピンクレンジャー(リュウソウピンク)
メディア会社「バズブラスト」で働くオカルトマニアなジャーナリスト。
「ダイノヘンジ」を調査していたオリー達を取材していた際、同じくヴォイド・ナイトと出くわし、
止めようと戦っている最中にクロマフュールセイバーに選ばれ、パワーレンジャーとなる。
名乗りは「Ankylo Fury Pink Ranger!!」。


  • イザベラ・ガルシア / ダイノフューリー・グリーンレンジャー(リュウソウグリーン)
男勝りな性格のアスリートで、ハビーの義理の妹。愛称は「イジー」。
シリーズでは初の女性グリーン戦士であるが、スカート嫌いのため変身後にスカートを剥ぐという、
パワレン史上前代未聞の行為を行っている(原典では男性だった為)。
なお、原作で男性戦士だったキャラが女性戦士になるのは「パワーレンジャー・ワイルドフォース」以来のこと。久々に四男一女の構成だったからだろう。
名乗りは「Tiger Fury Green Ranger!!」。


  • ハビエル・ガルシア / ダイノフユーリー・ブラックレンジャー(リュウソウブラック)
冷静なフリーミュージシャンで、愛称は「ハビー」(英語の綴りは「Javier」だが、「ハビエル」と発音する )。
イジーの義理の兄で、博物館に展示している緑の球体を破壊したことでダイノフューリーに変身する資格を得た。
原点ではグリーンとブラックは実の兄弟だったが、こちらでは大人の事情で義理の兄妹になっている。
名乗りは「Stego Fury Black Ranger!!」。


  • アイヨン / ダイノフューリー・ゴールドレンジャー(リュウソウゴールド)
追加戦士。
ゼイトの回想では詳細が映らないように描写されているものの、彼が大戦に参加していたことが明かされている。


協力者

  • ソロン
原典には存在しないオリジナルキャラクターで、ソロノサウルス(架空の恐竜)のサイボーグ。
ゼイト達と共にスポリックス大戦を生き延びた恐竜で、
コールドスリープ中のザイトと封印していたスポリックス・エッグを管理していた。
武装した恐竜をそのまま人間の体型にしたようなゴツい見た目だが、性別は女性。

彼女以外にも6体の古代生物がスポリックス大戦でラフコン人と共闘していたが、
いずれもゼイトを含むラフコン人達がパワーレンジャーへ変身できるように、
モーフィン・グリッドに身をささげてゾード化している。


  • モーフィン・マスター
ザイト達にパワーレンジャーの力を与えた存在。
モーフィン・グリッドと密接なかかわりを持つ謎の集団。
デザインは「ブーム!スタジオ」のコミック版から流用されている。

マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』のパワーエッグ争奪戦のころから存在は示唆されていたが、
本作において映像作品で明確に登場することになった。


  • 先代パワーレンジャー
回想に登場。
レッドとゴールドを除いた4名は過去のスポリックス大戦で戦死している。



パワーレンジャーの親族・友人

  • ラニ・アカナ
オリーの母で考古学者。


  • カルロス保安官
イジーとハビーの養父。


  • ジェーン
「バズブラスト」のチーフで、アメリアの上司。
社交的だが、天然


  • Jボーグ
「バズブラスト」で製作されたアンドロイド。


スポリックス・アーミー

ドルイドン」を原典としているが、宇宙人と突然変異の怪物の混成組織であり、
その目的も地球征服ではなく、スポリックス・エッグから出るエネルギーの採取となっている。

  • ヴォイド・ナイト
原典はガイソーグだが、本作の黒幕的存在。
スポリックス・エッグを変異させたスポリックス・ビーストを暴れさせて、
それで生まれるエネルギーを使ってある目的を果たそうとしている。
ゼイトとは過去に面識があるようだが……。


  • ミューカス
原典はクレオン
ヴォイド・ナイトが最初に生み出したスポリックス・ビーストの1体。
再生能力はあるが戦闘能力は高くなく、
もっぱらスポリックス・ビーストが倒されて元に戻ったスポリックス・エッグの回収を担当している。


  • ブームタワー
原典はタンクジョウ
ヴォイド・ナイトが作ったスポリックス・ビースト。


  • スポリックス・ビースト
原典はマイナソー。
スポリックス・エッグから誕生する怪物。


  • ヘンジメン
原典はドルン兵
本来はラフコン人がスポリックス・ビーストに対抗するために用意した機械兵だが、
制御キーをヴォイド・ナイトに奪われたため、敵の戦力となってしまう。


  • サンタウラ
ヒューマノイドタイプの女性。何らかの理由で死亡しており、彼女を蘇生させるのがヴォイド・ナイトの目的である。



装備

  • ダイノフューリーモーファー(リュウソウチェンジャー)
変身アイテム。


  • クロマフュールセイバー
初期装備。


  • ダイノフューリーキー(リュウソウル)
主要アイテム。原典と同じくモーファーやセイバーに装填することで効果を発揮する。



用語

  • ラフコン
ゼイトの故郷である惑星。スポリックス災害により滅亡しており、
残された戦士達は第二の故郷を生まないためにスポリックス・エッグが新たな標的とした地球に移住し、
当時の地球の現住人だった古代生物たちに協力してスポリックス・ビーストと戦った。


  • スポリックス・エッグ
本作の中核をなす物体。
普段は手のひらに収まる程度のゲル状の物質だが、生物の感情などのエネルギーを吸収し、
怪物「スポリックス・ビースト」と化す性質を備えている。
さらにスポリックス・ビーストを倒してもスポリックス・エッグの状態に戻るだけで存在を根絶できず、
(実際、ゼイトがエッグの状態のときにありとあらゆる方法で破壊を試みたが無理だったと語っている)
おまけにスポリックス・エッグは過去にスポリックス・ビーストの状態で戦った経験や情報を蓄積してエネルギーに転換し、
回復すればより強いスポリックス・ビーストとなる性質を備えており、過去に戦ったラフコン人はそれを知らずビーストを倒し続け、
気づいた時には、絶〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ対に負けない程に成長したスポリックス・ビーストが、
即座にスポリックス・エッグから誕生するような状態にまで戦局が悪化していたという。
このため、スポリックスを相手に戦うには無力化したスポリックス・エッグの状態のときに即時封印するしか手はない。



追記&修正 Dino Fury Power !!

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最終更新:2021年04月30日 16:37