登録日:2021/04/20 Tue 23:48:41
更新日:2024/11/30 Sat 13:49:02
所要時間:約 30 分で読めます
【概要】
『六道の悪女たち』とは
週刊少年チャンピオンにて2016年~2021年にかけて連載していた
漫画作品である。
作者は中村勇志、コミックは全26巻。
ストーリーは簡単に言えば、主人公の冴えない少年がひょんなことから特別な力を手にし、それによって日常が大きく変わるというもの。
しかしチート能力で無双したりハーレムを築くという訳ではなく、特別な力を通して主人公・六道桃助が多くの人々と出会い、仲間たちと困難や危険に立ち向かうことで成長していく姿が描かれている。
連載終了から約2年後の2023年1月に突如
アニメ化が発表され、同年4月から放送が開始された。制作会社はサテライト。
プロローグから幼田編、姫野編、鬼島連合編までが収録されている。尺の都合で一部エピソードはカットされている。
【ストーリー】
亞森高校に通う気弱な少年、六道桃助は町や学校に蔓延る不良に怯えながら生活していた。
クラスの不良、飯沼たちに毎日いじめられ、その鬱憤をいじめられっ子仲間たちと共に
トイレの個室でぶちまけるという情けない日々を送っていた。
そんなある日、彼の元に何年も前に亡くなったはずの祖父から荷物が届く。
荷物の中身は謎の巻物と一通の手紙。手紙には六道に危険が迫っていること、巻物を使えば助けてもらえることが記されていた。
彼が巻物を手に取ったそのとき、巻物は一瞬光を放ち、そして六道の額には謎の五芒星が浮かび上がった。
身体には特に変化を感じられない六道。しかし外へ出てみると、六道が何故か悪女にやたら優しくされるという現象に見舞われる。
そして祖父から授かった術の正体が「悪い女に無条件で惚れられる」というものであることがわかった。
状況が飲み込めずに困惑する六道だったが、そんなとき偶然にも(返り血を浴びて)全身血まみれになっていた最強最悪の悪女に出会ってしまう。
この出会いを切っ掛けに、今までは想像もつかなかったような様々な事件に巻き込まれる六道。
はたして彼の運命や如何に…
【用語】
▼陰陽術
六道が祖父から授かったと思しき謎の術。その正体は悪女に無条件で惚れられるというものであった。
対象はあくまで悪女限定で、特にワルじゃない女性には効果が無い様子。
また悪女が六道のことを好きになるレベルが、基本的にその「悪さ」に比例している。
▼六人の悪女
この漫画のヒロインは漏れなく悪女。
悪女ヒロインが新たに登場したときには、そのエピソードのラストに「○人目・(ヒロイン名)」と書かれるのがお約束。
向日葵乱奈、幼田小百合、姫野莇美、山吹ミナミ、鈴蘭、桜沙知代が該当。
それ以外の悪女はあくまでサブキャラクターとして扱われている為、〇人目の表記は無い。
乱奈以外の5人は初登場時の長編においてもう一人の主人公として描かれ、物語は進められる。
▼亞森高校
六道たちが通う高校。不良が蔓延っていることからも察しがつく通り、並みの学力がある人ならば余裕で入れるレベルのアホ高校。
六道たちのクラスの担任はほぼ職務を放棄しているなど、非常に退廃した学校である。
▼針蔵高校
亞森高校の近辺にある不良高校。昔から亞森と対立している。
昔は亞森と互角の力関係だったが、幼田や飯沼などの強者が亞森に入学したことでパワーバランスが偏ってしまったらしい。
▼竜宮
隣町のレディースチーム。少し前までは名の通ったワルだったが今ではメンバーのほぼ全員が更生し、ツーリングと女子会を主な活動としている。
一時期は乱奈もこのチームに所属していた。
▼鬼島連合
六道の住む町で最大規模の不良グループ。2年前にある人物によって壊滅させられたが、最近になって松ヶ宮童子という男が新たな頭となって組織を復活させた。
総長の童子の下にNo.1~5のナンバーを与えられた6人の幹部がおり、それぞれチームを所有している。そして更にその下に多数の不良チームが連なっている。
▼サクラクレジット
桜金融の下部組織の闇金融業者。
金を借りようものなら十日で三割という法外な利息を要求してくる上に、返済しなければありとあらゆる手段を用いて返済を要求してくる。
▼桜金融
裏社会に広く勢力を伸ばしている暴力団「桜一家」の主な生業となっている闇金。
桜一家組長の桜紗知子が金主を務めており、多数の闇金業者を傘下に連ねている。
▼愚連無輪
陰陽術が込められた特殊な数珠。掛軸が複数所持しているが、その製造方法等は一切不明。
これに触れた者の悪の心を静める効果を持つが、あまりに悪の心が強い者が長時間身に付けていると破損してしまう。
▼クロムサム
亞森・針蔵高校近辺で活動している大規模な不良グループ。
謎の多いグループで針蔵高校の生徒を度々襲撃している以外の情報はほぼ無い。
ちなみにchromosomeは「染色体」の意。
【登場人物】
◆亞森高校
▼六道 桃助 (ろくどう とうすけ)
CV:佐藤元
主人公。
亞森高校1年の気弱な少年。毎日同じクラスの飯沼たちにいじめられ、平和で楽しい学園生活を送ることを夢見ていた。
だが祖父から陰陽術を授かったことを切っ掛けに多くの事を経験し、ただの弱虫から漢へと成長していく。
顔立ちも最初はパッとしなかったが、少しずつキリッとした爽やかな男の顔に変わっていった。
性格は優しく誠実であり、そして義理堅い。
誰であろうと酷い仕打ちを受けようとも少しでも更生の余地や義理があれば友好的に振舞える。
また、ここぞというときの根性は誰よりも強く、心の底には絶対に折れない意志を持っている。
それ故に意外と頑固で意地っ張りな一面もある。
突如手に入れてしまった陰陽術に対しては疎ましく思っており、余程の事情がない限り都合良く利用することは無い。
初期はまともに喧嘩もできず戦闘能力は皆無だったが、鈴蘭との修行でカンフーを会得し、単独でもそこそこ戦えるくらいの力を身に付けた。
▼向日葵 乱奈 (ひまわり らんな)
メインヒロイン。そして
一人目。
金髪ロングの髪にロングスカートの
セーラー服という一昔前のスケバンスタイルの悪女だが、モデルのように整った顔立ちとバツグンのスタイルの持ち主。得物は木刀。
感情に乏しく暴れていない時は無口でムスッとしたポーカーフェイスをしている。童子曰く「感情に鍵がかかっている」。
作中でもダントツの最強格の人物で、
5歳にして中高生の不良グループ相手に無双するほどの強さを持っていた。
また人間離れした怪力を持っており、作中では
「えいっ☆」と腰の入ってないザコパンチで学校の外壁を粉々に砕く、高速で走るバイクの前輪を素手の握力だけで止める、飴玉を指弾で飛ばして人間の頭にめり込ませるなどやりたい放題。
怪力だけでなく運転技術も一級品てあり、
5歳で軽トラを乗り回し16歳の現在ではタクシーやハーレーでカーチェイスができるくらいの運転技術を身につけている。
年齢からどう考えても無免許運転だけど
族やヤクザを一人で壊滅させたという噂話なども相まって、その正体は殺し屋だの
未来からやって来た殺人マシンだのと囁かれている。
ただし強いといっても、怪力と野生のカンに全振りした戦闘スタイルなので、相手の動きをよく観察して的確なカウンターを仕掛けてくる相手だと相性が悪い。
そして「強さ」だけでなく「悪さ」においてもぶっちぎりの最強レベル。
常識や法律を全く鑑みずただただ感情のままに暴力を振るう悪女であり、ただムシャクシャしていたという理由で、その辺でたむろっていただけの全く無関係な不良グループを全員病院送りにした。
また、他者を虫ケラ以下としか認識していない。自身の邪魔をする者はたとえ顔見知りだろうとぶっ飛ばす。
怒りが頂点に達してキレるか暴力に夢中になると我を忘れて暴走する。そうなると誰も手が付けられなくなり、何らかのきっかけで本人が冷静にならない限り暴れ続けてしまう。
このぶっちぎりの悪さから六道の術に掛かり、彼を心酔しているかのように深く愛している。六道と話すときだけめちゃくちゃ可愛くなる。
術にかかってからは六道のしつけ交流により、少しずつではあるが人間らしい振る舞いができるようになってくる。
彼女のみモノローグや心の声の描写が一切なく、彼女の予想のつかないの心理や行動が物語に影響を及ぼしていく。
▼火野本 勝 (ひのもと まさる)
通称「
大佐」。六道のいじめられっ子仲間で、六道・課長と共にトイレの個室で愚痴大会を開くのが日常となっていた。
筋金入りのミリタリー
オタクで、常にベレー帽を被って迷彩服を着ている。
それだけに限らず、彼の道具は水筒から
バイクのヘルメットまで全てミリタリー仕様にしている。
観察力に優れており、六道の術のメカニズムにもいち早く気づいた。
以降は六道達のブレーン的な役割を担っていく。
六道同様性根が優しい良い人。
▼木嶋 耕太 (きじま こうた)
通称「課長」。大佐と同じいじめられっ子仲間。
七三分けの髪型にぽっちゃりした体型で、メガネをかけている。
実家は町工場を経営しており、両親も彼と瓜二つ。
臆病な性格だが、要所要所で「課長パンチ」を繰り出し、男気を見せることも。
六道同様性根が優しい良い人。
▼飯沼 波瑠也 (いいぬま はるや)
CV:石谷春貴
六道と同じクラスの不良で、亞森高校外の不良たちにも名の通った強者。ザコな奴が大嫌い。
不良のチーム事情に詳しいものの、他の誰にも靡かず、いわゆる派閥に属さない孤高の存在である。その理由は自身の過去の経験からある様子。
日頃から六道たちをいじめていたが、ある事を切っ掛けに彼らの強さを認め、いじめを止めて彼らと友好関係を築く。
そして完全に和解してからは六道たちの親しい仲間の一人となり、六道にとって良き兄貴分のような頼れる存在となる。
ギャグシーンではボケとツッコミのどちらもこなす、シリアスなシーンではカッコ良くキメる、バトルシーンでは花形として活躍するなどメタ的にも万能なキャラになる。
ラーメンを食べに行くことと自分で改造を施した
バイクを乗り回すことが趣味
だが、バイクの改造のセンスはダサいというレベルを通り越してある種の芸術家の領域に達している。
本人は大して気にも留めてないがかなりの
イケメン。
気まぐれに立ち上げたSNSで顔出ししたとたん女子からのフォロワーが激増したり、六道の術の研究の為に一般女子に六道達の中で誰が一番タイプであるかというアンケートを取ったら圧勝できるほど。
▼椿 (つばき)
CV:松岡美里
飯沼の彼女で「つっぴい」という芸名で読者モデルの活動をしている。
飯沼のいじめに加担する、口が悪いなど不良の面があるので六道の術に掛かったが、六道のことは友人として好きというレベルの好意を持っている。
一時期は六道の写真を携帯の待ち受け画面にしていたが。
いじめていた六道たちと和解してからは、飯沼以外にも大佐と絡むことが多くなった。
とても気が強く誰が相手だろうと気に入らない事には悪態をつく。またその気の強さから予想外の行動を起こすことも。
事件が起きたときなどは基本的にケンカには参加せず、裏方役として様々なアシストを行うことが多い。
▼露草 水絵 (つゆくさ みずえ)
CV:関根瞳
六道のクラスメイトの女子生徒。主に日常パートで登場する。
本作では珍しく一切悪女の要素を持たない女性キャラで、六道たちいじめられっ子三人組からは清楚な容姿や優しい性格から女神のように思われていた。
しかし作中では六道と関わる前の幼田や椿にブス呼ばわりされるなど可哀そうな扱いが目立つ。
ヤンキー漫画の委員長キャラだから仕方ないのだろうか
倒れた花瓶を直していた六道を見て優しい人だと思っていたが、陰陽術を得てから不良たちと絡むようになった彼の姿を見てグレてしまったと勘違いしている。
ちなみに品行方正で勉強も良くできるのに不良が蔓延る亞森高校に通っている理由は、家が物凄く貧乏で、唯一徒歩で通える範囲にある亞森高校に進学せざるを得なかったため。
▼幼田 小百合 (おさなだ さゆり)
亞森高校の番長。フードの付いた黒い
マントを羽織っている大男。
…というのは仮の姿で、本当は
小柄な悪女。長身に見えたのは、ただ側近のヒロに肩車してもらっていただけ。
二人目。その名の通り見た目は
幼女そのもので、精神的にも幼さが残っているが中身は不良。
幼女扱いされることを嫌い、彼女を幼女だと勘違いして近づいてきたロリコンのオッサンを瞬く間に再起不能にするほどの凶暴性と怪力を秘めている。
また番長と呼ばれていることからも分かるように、その強さは亞森高校の中でも最強格であり、人間放れした怪力と小柄な身体を活かした素早い動きを兼ね備えている。
六道と同じ一年生だが、実は2回留年していて彼らよりも2つ歳上である。
亞森高校の用具室の一つを自室に改造しており、そこに住んでいると思われる。
亞森高校の害になるとして六道たちを排除しようとしたが、彼らと接する内に少しずつ更生していく。
六道達と接していくうちに本来の純真な性格と元々の屈強さに番長としての責任が合わさり、幼女、漢女、母性と多属性を持つキャラになる。
▼黒方 (くろかた)
幼田の側近。眉無しでモヒカン頭。
亞森高校の事実上のNo.2であり、幼田からも頼りにされている。
だが黒方自身は幼田のことなどただの自分の武器としか見ておらず、彼女の力を利用してのし上がろうと企んでいた。
六道と関わったことで更生しつつあった幼田を再び悪の道に戻すために策略を巡らせる。
▼ヒロ
幼田の側近。顎髭を蓄えてサングラスをかけた大男。
無口な性格なのか作中で一言も喋らない。
▼香島&真純 (かしま&ますみ)
亞森高校の不良コンビ。二重アゴの太っちょが香島、ツーブロックヘアの細い方が真純。
中学の頃から
ライバル同士だったらしく、今でもお互いを敵視して競い合っている問題児。
でも出てくるときは大体二人一セット
暴れ出すと手が付けられないと言われている事や、針蔵高校にも名前が知られている事から、亞森高校の不良の中でも実力は高いと思われる。
◆六道たちの関係者
▼姫野 莇美 (ひめの あざみ)
CV:夜道雪
三人目。柚子が丘女学院というお嬢様高校の1年生。「ぎりぎり」が口癖。
白馬の王子様に憧れるお姫様のような少女だが、自前の警官服に身を包み、自前の白バイに乗って勝手に白バイ警官をやっている危ない娘。
過去のある出来事から暴走族を心底憎んでおり、族車に乗っている者は無差別に粉砕するという、憎悪に染まった悪女。
バイクの運転技術は相当なもので、チェイスは当たり前のようにこなし、階段や建物内での操縦、果ては
バイクでケンカをする事もできる。
漏れなく六道の術にかかり六道の専属運転手を名乗り出る。
六道の介入により自身の因縁に決着をつけた後は、更生して真っ当な生活に戻ると思われたが、危険運転上等のスピード狂であったり、元々の世間知らずから危なっかしい行動するやべーやつである事が発覚。
乱奈や幼田とはまた別ベクトルの悪女であった。
▼乙姫 恵梨香 (おとひめ えりか)
レディースチーム「竜宮」の総長。昔はケンカの強いワルだったが更生し、今では心優しい姉御肌の女性となっている。
かつて竜宮に所属していた乱奈のことを、今でも大切な友達だと思っている。
美人だがヤンキー気質が抜け切れてないこともあり、未だに全然モテない様子。
◆針蔵高校
▼岡森 譲也 (おかもり じょうや)
針蔵高校3年の番長。亞森高校の生徒を襲撃し、栓抜きで指を楽しそうにヘシ折るなど極悪非道の男。
しかし鬼島連合の襲撃を受けて以降は、あらゆるものにビビりまくる慎重すぎる小心者になってしまった。
他の生徒たちにもお節介を焼くようになり、彼らからは内心ウザがられている。
なおアニメでの岡森のエピソードは尺の都合だったのか、それともコンプラ的にNGだったのか丸々カットされてしまっている。
鬼島連合編ではぽっと出の小悪党程度の扱いだったが、クロムサム編ではスポットがあてられ、実質メインキャラと言ってもいい活躍をしている。
◆鬼島連合
▼松ヶ宮 童子 (まつがみや どうじ)
CV:山下大輝
鬼島連合の現総長。
以前鬼島連合が壊滅したときはまだ名も無き下っ端だったが、二年間で再び鬼島連合を作り上げた。勝負服は
King of POP。
旧鬼島連合を滅ぼした乱奈に恐怖を抱きつつも執着している。理由は「味方じゃない事が怖くて仕方ない」との事。
臆病な性格をしており、物事は完璧に準備を整えてから実行する慎重派。この性格のお陰で他者の心情を読みとる能力を身に付けた。
狡猾でもあり、亞森高校に編入し六道を孤立させ乱奈を連合に引き入れる工作もしている。
知能派で自らは戦わないかと思いきや、腕っぷしの強さも持ち合わせており、その強さは消耗している飯沼&幼田とその他数名を一人で相手にして優勢を保つほど。
カリスマ性もあり、鬼島連合でも彼を慕う者は多い。
▼椰子谷 唯 (やしや ゆい)
CV:風間万裕子
完璧でたくましい貴方が ぼろぼろのグシャグシャになって
まるで見る影もないクソ虫になった時 はじめて愛は目に見える
鬼島連合のナンバー1の幹部で、童子が鬼島連合を再興する際に最初にメンバーに加わった。
前髪で片目を隠した無口・無表情な女。鬼島連合のナンバー1なだけあり、作中最強格の乱奈と同レベルの実力と胸の大きさを誇る。
だがそれ以上に恐ろしいのはその本性。普段は無表情だが強い男を見ると目を輝かせ、痛めつけずにはいられないというサディスト。
気に入った強い男を捕まえるとSM女王様のような服装になり、数々の拷問器具や鞭を使用して苛烈なプレイを行う。
鬼島連合については「出会い系」としか思ってておらず他の幹部と違い連合や童子に対しての思い入れは無い。
その為鬼島連合が亞森に敗北した後はあっさり連合を抜け、しばらくしてから野玄雄一郎の立ち上げたチーム「クロムサム」の実質トップとして六道と再会する事になる。
▼朱井 公平 (あかい こうへい)
CV:高橋伸也
鬼島連合のナンバー2の幹部。
浅黒い肌にサングラス、チェーンのアクセサリーとストリートでラップやってそうな風貌のチャラい男。
根っからのワルで中学すら中退したらしい。
他人を「○○ちゃん」と呼び、ヘラヘラした喋り方をするが、マジギレすると冷静に喋り、更にスイッチが入るとヒャッハー!になる。
元は「バッドスモーク」という族の頭だったが、童子にスカウトされて鬼島連合に加わった。
卑劣な手段を使うだけで、本人の強さは大したこと無いと思われていたが、飯沼を一方的にボコボコにできるほどの実力を持つ。
▼布留川 葵 (ふるかわ あおい)
CV:七海ひろき
もっと僕を追ってこいよ… 死の淵まで追ってこいよ!!
鬼島連合のナンバー3の幹部。
普段は温厚な大人しい男だが、本性はスリルと刺激を求めて
バイクに乗る暴走族。
バイクの運転技術はずば抜けており、まるで自分の手足のように扱う。
かつて彼を追っていた白バイ警官は二度と
バイクに乗れない身体にされたという。
両腕にはびっしりとタトゥーが入れてあり、姫野とは浅からぬ因縁がある。
▼般東 若之介 (はんどう わかのすけ)
鬼島連合のナンバー4の幹部。
いかつい大男だが根は物凄く
真面目。
でもちょっとバカ。
喰らった相手が一回転してから倒れるほどの威力を持つパンチを放つなど見た目通りのパワーファイターである。
かつては周囲の人間から虐げられ、自分の存在価値を見出せなくなっていたいじめられっ子だった。
だが童子と出会い、自分の身体能力を認められたことで自身の存在価値を見出すことができた。
この経緯から自分を必要としてくれた童子に忠誠を誓っている。
▼菫 雷乃 (すみれ らいの)
鬼島連合のナンバー5で菫兄妹の双子の兄。切れ長の目が特徴的な
イケメン。
妹の風乃と共に今まで強盗・傷害・放火などの犯罪に手を染めてきた悪党。
蹴り技を得意としており、何故か六道の事を気に入っている様子。
+
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六道を気に入る理由 |
私たち姉弟はちょっと変わってて… 見た目が男女逆なのよ
実は男装しているだけで本当は女。菫兄妹はメイクも得意であり男装女装もお手の物である。
最初は術の影響で六道に惚れ、重要要素と思われた男装の事をあっさり六道と読者(視聴者)にバラす。
彼と関わっていくにつれて少しずつ心境に変化が起き、本当の意味で六道のことを好きになっていく。
当初はあくまでサブキャラであったため「〇人目」の表記は無いが、彼女が登場する長編はメインヒロインよりもヒロインしている。
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▼菫 風乃 (すみれ かぜの)
菫兄妹の双子の妹で兄と同じく鬼島連合のナンバー5。兄と2人セットでナンバー5を担当する。
アイドルのような可愛らしい見た目の少女だが兄と共に数多くの罪を犯してきた悪党。
れっきとした悪女のはずだが、何故か六道の術にかからなかった。
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術が効かない理由 |
てめぇらカス男子は 黙ってこの可愛い俺を遠くから拝んでりゃいいんだよ
実は女装しているだけで本当は男。雷乃と親しくなっていく六道達を警戒していたが、雷乃の心意気を聞き、彼らに協力的になっていく。
しかし六道が雷乃との秘密を守る為に、女装をした風乃に堂々とセクハラをした六道の事は変態と認識しており、男としての六道は信用していない。
兄妹の中でも貧乏くじを引きがちであり、厄介ごとに巻き込まれることが多い。
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そしてもう一人 |
▼菫 天乃 (すみれ あまの)
雷乃と風乃の兄。つまり本当は三つ子の菫三兄弟。彼らに蹴り技とメイク術を仕込み、ワルの道へと引きずり込んだ張本人。
雷乃・風乃の2人と全く同じような容姿と声をしており、メイクによって男にも女にも、雷乃にも風乃にも変化する。
「逆に」が口癖の天邪鬼で、ワルになったのも「普通が嫌だから」。
次々と常識を覆す天乃に、雷乃と風乃にとって憧れの存在であったが、雷乃が六道に協力する事になった為に対立する事になる。
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◆サクラクレジット
▼山吹 ミナミ (やまぶき ―)
四人目。闇金融業者を営む少女。関西弁で喋る。
貧血で
コウモリのように上下逆さまにぶら下がっていることや、黒ずくめの服装から闇金
コウモリと恐れられている。
幼い頃親が借金漬けで更に育児放棄した為に死にかけた経験から
「金は血液」という持論を持ち、人の血(=金)を吸うことを生きがいとしている金の亡者。
自分の金を他者に渡さないという考えから、金を守る金庫以外は常にありとあらゆるものを徹底して節約している。
課長の両親が経営している町工場の土地を狙っていたが、六道と出会ってしまったことで運命が狂い始める。
武闘派揃いのこの作品の中で珍しい知能派の人物であり、彼女の物語は知略を巡らす一風変わった展開となっている。
知略一本でのし上がってきた為ケンカできるような腕っぷしは無く、荒事は名残に任せている。
日常パートでは関西弁という特徴と圧倒的ツッコミ要員不足からツッコミの鬼と化す。
▼仁 (じん)
ミナミの闇金仲間で
イケメンな容姿の男。主に借金の取り立てを担当している。
一文無しで放浪していたところでミナミに出会い、「必ず働いて稼いでやる」と約束して仲間となった。
冷静な判断力を持つサクラクレジットのブレインだが、リアルファイトの実力はあまり高くない様子。
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仁の正体 |
正体は巷で「闇金ハンター」と呼ばれている闇金業者専門の詐欺師。
桜金融に潜入した際に構成員に捕まり、桜紗知子に耳をそぎ落とされ、奪った金1000万の返済を10日で1割100万円の金利付きで要求された。
この借金を返済するためにミナミに近づき、最初から彼女の金を横取りすることを目的として仲間になったのであった。
ミナミ達が課長の工場の土地を狙ったのは、桜紗知子から借金の帳消しをエサに仁に注文した為である。
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▼名残 (なごり)
タンクトップと短パンを身に付けて常に裸足の
野生児のような見た目の少年。
単純でぼんやりした人柄だが、それ故に純真すぎる性格をしている。
野生的なのは見た目だけでなく、臭いで人を感知したり獣のように強靭な顎で噛みつくといった芸当も可能。
サクラクレジットの戦闘要員で主に実力行使をする際に活躍する。
行く当ても無く裏路地で倒れていたところをミナミに拾われ、彼女の仲間になった。
ミナミをミーちゃんと呼んで慕っており、彼女に危害を加える者には容赦しない。
◆刈茅山
▼鈴蘭 (リンラン)
カンフーは私たちの生活に寄り添う最も身近な武術です
刈茅山の寺に住む
チャイナ娘。天女のように優しく穏やかな性格で、得意とするカンフーは生活に寄り添う武術であると説く。
寺の他の面々にもカンフーを指南しており、彼らはそれぞれ自分に合ったカンフーを会得している。
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天女様が持つ裏の顔 |
五人目。天女のような性格は愚連無輪の効果で悪の心が抑えられているだけであり、彼女の本性は暴力を好み、カンフーも他人をブチのめすための凶器だと豪語する悪女。
チンピラそのものでありガラが悪く、未成年なのに煙草も嗜む。口癖は「バカヤロウ」「コノヤロウ」。
天女のときは六道に対して恋愛感情を持っていなかったが、グレムリンを外して悪女の本性を現した途端に六道に一目惚れしてしまい、彼に対してはわかりやすい ツンデレと化す。
悪女に戻ってからは六道の要望に応じ、彼に自身のカンフーの技術を叩き込むこととなる。
戦闘力はカンフーの達人だけあってかなりのものではあるが、ボスキャラの戦闘力の演出としてかませ犬にされることが多く、作中の戦績はあまりよくない不憫な娘である。
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▼掛軸 (かけじく)
刈茅山の寺の住職。陰陽術の数珠・愚連無輪を用いて不良の更生をしてきた。
ただし愚連無輪はあくまできっかけであり、悪の心を静めている間に善の心を学ばせるという方法で更生を促してきた。
警察からも頼られており、警察や寺の面々からは掛軸先生と呼ばれている。
過去には幼少期の乱奈にも愚連無輪を付けさせて更生を促したが、愚連無輪では乱奈の悪の心を抑えきれずに失敗。
彼女に半殺しにされたことが
トラウマになっており、名前を聞いただけで飛び上がってビビりまくるほど。
現在は鈴蘭たちの面倒を見つつ彼女らを更生させようとしている。
▼タテシマ
刈茅山で更生中の鈴蘭のカンフー仲間。穏やかな口調の大人しい青年。
カンフーに関しては健康に良い初歩的なものを学んだだけとのことで、六道たちに修業はつけなかった。
かつては暴力団の構成員だったらしい。
+
|
素顔のタテシマ |
あるとき偶然にも愚連無輪が外れてしまい、悪の心を取り戻していた。
それ以降は偽の愚連無輪を自作して身に付け、鈴蘭からカンフーを学ぶためだけに悪の心が抑えられているフリをし続けていたのであった。
そして鈴蘭から学んだカンフーと愚連無輪を利用して裏社会の頂点に立つことを企んでいた。
カンフーに関しては健康的なものだけ学んだと言っていたが、本当は人体の点穴を突いて動きを封じる擒拿術という技を会得している。
所属していた暴力団とカンフーを取得しようとするきっかけの出来事は後に判明する事になる。
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▼カケル
刈茅山で更生中の鈴蘭のカンフー仲間。バンダナと逆立てた髪が特徴的。
鈴蘭から猴拳という猿の動きを模したカンフーを学び、飯沼に修業をつけることになった。
かつて日本中に悪名を轟かせた暴走族「災幽鬼」の総長だったが、警察に逮捕されたのちに更生のため掛軸の元へと送られた。
▼エリモ
刈茅山で更生中の鈴蘭のカンフー仲間。色黒で人見知りな少女。
写実的な絵を描く事が得意で、大佐に太極拳の修業をつける。
元は「SIBUYAギャルーブル」という山姥ギャルの不良アーティスト集団の一員で、
鎌倉の大仏などを勝手に前衛的すぎる芸術作品に仕立て上げるといった器物損壊を繰り返し行っていた。
芸術性の発露の暴走と言う動機は、ぶっちゃけ
岩本版X3の
フローズン・バッファリオのそれと同類と言って差し支えない。
▼ラム
刈茅山で更生中の鈴蘭のカンフー仲間。ムッチリした体格の大男。
力を最大限に発揮する八極拳の使い手で、課長に修業をつける。
かつては食べ物を求めて見境無く暴れ回るバーサーカーであり、その凶暴性や30人ほどの警察官をまとめて再起不能にする強さから全国で重要指名手配されていた。
過去には悲しい過去があったようだが……
◆クロムサム
▼野玄 雄一郎 (やげん ゆういちろう)
クロムサムの頭を張っている男。
口ひげを蓄えて革ジャンを着こなす渋い男前で、鬼島連合の幹部たちに匹敵する腕っぷしも持ち合わせているが
実はドM。
元は針蔵高校の番長であり、卒業直前に亞森高校と話し合いで決着を付けようとした夜に何者かに襲撃されて再起不能にされてしまい、卒業式に出席することも無く姿を消したという過去がある。
+
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解放される野玄 |
彼は針蔵高校の全盛期を築いたとされる番長だったが、毎日のように不良どもに番長と持ち上げられて纏わりつかれる日々に内心嫌気がさしていた。
そして卒業直前のある日、鬼島連合の椰子谷にボコボコにやられて痛めつけられた際にマゾに目覚め、番長としての重圧からの解放感を得た。
それからは椰子谷にベタ惚れで彼女にアプローチを繰り返し、最終的に椰子谷の指示で鬼島連合の傘下としてチームクロムサムを結成した。
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◆桜金融
▼桜 沙知代 (さくら さちよ)
六人目。六道たちが二年生になった年に入学してきた新入生の女子生徒。周囲の人々には
“ちよ”と呼ばせている。
「眼を見た人間の未来を見る」という
予知能力を持っており、桜金融の悪事が警察にバレないように紗知子に助言する役割を担っていた。
母の紗知子のことを尊敬しており、彼女のような立派な悪女になることが夢だと語る。
ケンカはド素人だが、
予知能力を用いることで鈴蘭を戦闘不能にさせるほどの実力を発揮する。
生徒たちを闇金に引きずり込んで借金まみれにするという目的のために亞森高校に入学したが、六道に出会って陰陽術の効果で彼に惚れたことで
予知能力を喪失。
これによってすぐにつまづいて転ぶ、体操服を前後ろ逆に着るなど予知能力とあまり関係なさそうなところでもお構い無しに
ドジをやらかすようになってしまう。
▼桜 紗知子 (さくら さちこ)
金ってのは信用の事を言うのさ 一度崩れたら…そこで終わり
ちよの母にして桜金融の金主。和服を着た
大和撫子風の美人だが、金を返さない者には般若のような恐ろしい表情を見せる。
普段は和包丁を得物としているが、ステゴロの戦闘能力もかなり高い。
若いころから実力で裏社会を生き延びてきた強者であり、更にちよの
予知能力を用いて一大勢力を築いた今では警察からもかなりの大物として名が知られている。
たまたま町で見かけた六道に対し、42歳にして初めて一目惚れしてしまった。
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紗知子の告白 |
娘のちよとは血が繋がっておらず、彼女の実の両親は桜金融からの借金で首が回らなくなった結果、当時三歳だった彼女を捨てて蒸発してしまった。
そしてちよに予知能力があることを見抜いたことから養子として拾い、以降はその能力を使わせて闇金の片棒を担がせていた。
しかし、ただ予知能力を利用するためだけに拾ったちよに対し、次第に親としての本物の愛情が芽生え始めてしまった。
そして娘は表の世界で生きるほうが良いという考えを持つようになったが、幹部たちがちよの予知能力を手放すことを許すはずもなかった。
そこで幹部たちに気づかれないようにちよが惚れている六道と接触し、彼に娘を更生させるように頼み込む。
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▼天道 朱鷺貞 (てんどう ときさだ)
桜金融の取締役を務める幹部。クールな二枚目で紗知子から頭脳的にも身体的にも優れていると高く評価されている。
人前で笑うことはなく、笑いそうになると口を手で押さえる癖がある。また、笑いのツボがおかしい。
昔はサーカス団でピエロをやっていたらしく、手品のミスディレクションの技術を戦いにも利用している。
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面白い話 |
亞森高校に関わるようになってから紗知子の様子が変わったことや、ちよの予知能力が無くなっていることをいち早く察知。
そしてちよを更生させて裏社会から足を洗わせるという紗知子の「裏切り」に気づき、幹部たちを全員味方に付けて反逆の計画を立てる。
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笑わぬピエロ |
表向きは冷静沈着だが内心は常に危険を求める反面、死を人一倍恐がり、生きることに執着している異常者。
恐怖や危険を感じていなければ、自らを危険に晒していなければ生きていられない性を抑えるため、サーカス団のピエロとなって危険なパフォーマンスを繰り返していた。
だがそれでも満足できなかった彼は、より多くの恐怖と危険を求めてついに裏社会の人間となった。
そして自らの危険も厭わない働きぶりから頭角を現し、桜金融の幹部の座に就くまでに至る。
そして自身の欲求を満たすために世界を廃墟のようにしたいと願うような危険な思想を抱えている。
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▼安良垣・プリムラポリアンサ・恭子 (あらがき ― きょうこ)
桜金融の管理役。統率された部下を自分の手足のように操る。
また高級ジムで週20時間ほど格闘技の訓練を積んでおり、本人の戦闘能力も高い。
高級品をたくさん身に付けて一流であることに執着し、ガキを異常なほどに嫌悪している。
▼寺國 福郎 (てらくに ふくろう)
桜金融の幹部で
会計係。幹部の中では恐らく最古参。
名前の通りフクロウのような顔をしており、喋る途中に度々「ホー」と呟く癖がある。
半径50m以内の範囲ならば現金や
クレジットカード、果ては電子マネーに至るまで、金の存在を感知できる能力を持っている。
単純な戦闘能力は幹部の中で最弱なので“力仕事”は大悟という側近にやらせている。
▼紫由良 芳閃 (しゆら ほうせん)
桜金融の幹部にして用心棒。紗知子や他の幹部の護衛役を担う。
ムエタイの使い手で戦闘能力は幹部の中で最強格の実力者。
鈴蘭とタテシマの二人にそれぞれ因縁がある。
▼竹松 庄司 (たけまつ しょうじ)
桜金融の
工作員。闇金融の構成員と現役の白バイ警官という2つの顔を持つ。
表と裏の両方の世界で成功したいと語り、両方の世界に通じている自分の立場を守ることに躍起になっている。
警察官でありながら悪事に手を染められたのも沙知代の
予知能力に頼り過ぎている部分が大きく、自分の立場が危うくなると精神的に追い詰められてしまう。
そして追い詰められると制御できずにキレるタイプで、天道からは「こうなると最も恐ろしい奴」と評されている。
▼若槻 ヒューマ (わかつき ―)
お前のような最低ランクの人間が 俺に意見すんじゃねぇ!!
亞森高校に新一年生として沙知代と共に入学してきた少年。左目には「人」の字の形をした傷がついている。
陽気でおっちょこちょいな面のある普通の少年のようだが、正体は桜金融の幹部。組織の集客係を務めている。
他者を本能的に観察・分析する能力を持ち、自分基準で勝手にランク付けする。
そしてランクが高い(=自分より優れていると認めた)人間の良いところを自分の一部として吸収したがり、逆に自分より劣ると感じた人間は徹底的に見下す傾向がある。
小学校時代は六道の同級生であり、彼を仲間たちと共にいじめていた。
六道のことは当時から根性無しのダメダメ人間と見下している。
劇中で本格的に登場するのは第168話からだが、実は物語序盤の六道が初恋について語る
回想シーンで、六道の初恋の相手を奪ったヤンキーとしてさりげなく登場していた。
【余談】
作者の中村先生はこの「六道の悪女たち」で連載デビューした。
また中村先生曰くキャラクターの名前にはこだわりがあるようで、六道たちは
桃太郎から、ヒロインは花の名前から、鬼島連合の幹部は鬼の名前から取っているとのこと。
特に女性キャラの名前には、それぞれのキャラクターに合った花言葉を持った花が用いられている。
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名前と花言葉 |
「私は貴方だけを見つめる」「崇拝」「愛慕」
「控えめな愛」「申し分のない魅力」
「懐かしい関係」「恋の心変わり」
「純粋」「無垢」「威厳」
「高貴」「善行」「報復」
「優しい思い」「和やかな愛情」
「勝利」「守護」
「誠実」「小さな幸せ」「慎ましい喜び」
「金運」
「謙虚」「幸福の再来」
「警戒」「危険」「威厳」
「美麗」「ごまかし」「気まぐれ」
「善良な教育」「優美な女性」
「青春の始まりと悲しみ」「富の誇り」
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追記・修正は悪女にモテる方にお願いします。
- 乱奈だけ同雑誌の刃牙の最上位勢クラス並に強かったな。彼女を抜きにしても、ヤンキー漫画の伝統で不良だらけの治安悪い地域だから絶対住みたくねぇw -- 名無しさん (2021-04-21 01:36:48)
- カンフー編が転機だった気がする ぐいっと面白くなった -- 名無しさん (2021-04-21 14:16:36)
- ↑1 クライマックスに向けた展開のためであろう…最終盤はカンフー編のお陰で桃助も戦い抜く事が出来た訳だし。 -- 名無しさん (2021-08-03 13:41:01)
- 葵と白バイの警官との件で不覚にもウルっとしたわ -- 名無しさん (2021-08-21 11:05:11)
- ↑4 まぁそれでも、ハカイジュウすら逃げ出す魔窟である戸亜留市とその近辺に比べれば幾らかマシだろう…流石に。 -- 名無しさん (2021-08-21 11:32:41)
- 無料だから読んだが大当たりだったな。作者が目に見えて上手くなってるのを感じたし目の付け所自体もセンスがあったしほんといい漫画だった。 -- 名無しさん (2021-08-24 07:36:27)
- 悪女に惚れられる術の巻物を送ってきた「亡くなったはずの六道の祖父」は結局詳しく触れられ無かったな -- 名無しさん (2021-11-01 14:34:52)
- アニメ化したら六道は新谷良子さん、乱奈さんは日髙のり子さんにやってほしい。 -- 名無しさん (2022-02-19 18:06:52)
- ↑来たぞアニメ化! -- 名無しさん (2023-01-18 21:52:28)
- まさかのアニメ化。原作が終わった後でこういう事ってあるんだな。いやぁ嬉しい嬉しい。 -- 名無しさん (2023-02-02 00:12:50)
- 主人公は悪用も復讐もしないところがすき -- 名無しさん (2023-06-06 16:56:25)
- いいぬまくんやどうじはいじめうけてた過去あるし、主人公のなりえた可能性ある姿だよね -- 名無しさん (2023-06-06 16:56:58)
- 意外と最近 -- 名無しさん (2023-07-17 00:44:10)
- 主人公がヘタレから漢に変わる過程が面白かったな -- 名無しさん (2024-10-09 17:41:56)
最終更新:2024年11月30日 13:49