プリミティブドラゴン/エレメンタルプリミティブドラゴン(仮面ライダーセイバー)

登録日:2021/05/10 Sun 22:44:00
更新日:2024/02/13 Tue 18:04:43
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プリミティブドラゴンエレメンタルプリミティブドラゴンとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーセイバー』に登場する仮面ライダーセイバーの強化形態である。



【プリミティブドラゴン】



プリミティブドラゴン!

アッ、アァ……。ウゥ……。


プリミティブドラゴン!

ブレイブドラゴン!

ゲット!


アァ……変身。


烈火抜刀!


バキッ!ボキッ!ボーン!ガキッ!ゴキッ!ボーン!

プーリーミーティーブ!……ドラゴーン!!


グォオオオオーーーッ!!ウウッ……!ハァァ……グァァッ!!


スペック

身長:217cm
体重:122.6kg
パンチ力:38.4t
キック力:66.1t
ジャンプ力:ひと跳び67.9m
走力:100mを2.1秒


概要

各種ワンダーライドブックをセットしたプリミティブドラゴンワンダーライドブックをライトシェルフに装填して変身する、セイバーの超強化形態。
「掴む」事に特別な執着を持つ、(いにしえ)から伝わる禁忌の神獣「プリミティブドラゴン」の力を宿した形態であり、フォルムは剣士や騎士の趣が強かったこれまでの形態から一転、
骨だけのドラゴン……さながら「屍と化したブレイブドラゴン」とでもいうべき不気味な造形に変貌している。

力の大本であるプリミティブドラゴンワンダーライドブックは記されている伝承が一部判読不能に陥っており、引き出される力は不完全なものでしかない。
そのため、他のワンダーライドブックを装填して欠けた部分の伝承を無理矢理補填する形で、プリミティブドラゴンの力を引き出す事を可能としている。この都合上、変身後に流れる形態名の朗読が存在しない。
基本はブレイブドラゴンワンダーライドブックをセットする事で変身を可能としており、このためか変身時には一旦ブレイブドラゴンの姿が重なった後、背後から出現した神獣プリミティブドラゴンが抱え込む事で装甲に変化するというプロセスを踏む。

第二期平成仮面ライダーシリーズ以降、ちょくちょく登場するようになった所謂「暴走フォーム」に該当する形態で、
不完全でありながらその戦闘力はこれまでのセイバーを大きく上回る絶大なものであり、必殺技の余波だけで幹部メギドや剣士達を変身解除に追い込む程。
このワンダーライドブック自体が元々サウザンベースで秘匿されていた「禁書」である上、表紙の「スペルバインディング」には「プリミティブドラゴン」の意識が宿っており、
ワンダーライドブックを手にした時点で変身者である神山飛羽真の意識がプリミティブドラゴンに乗っ取られ、その本能のままに限界を迎えるまで暴れ続ける事になる。
この影響か、戦闘の際には腰を低く落とした体勢で猛獣のような唸り声を上げつつ、火炎剣烈火の刀身を掴んで振り回すなど、まるで人から野生の獣に退化したかのような剣術も何もない力と勢い任せで攻撃を仕掛ける。

総じて、この形態になるとプリミティブドラゴンが主導権を握っている状態となり、飛羽真が意識を取り戻すのは変身が解除された場合となる。
更に別の場所に保管していても飛羽真の元へ飛来して彼の意識を乗っ取り、強制変身させてしまう事例も見受けられた。

前述の通り「暴走フォーム」の一つであり、「アイテム側に変身者の意識が乗っ取られる」という点では仮面ライダーW ファングジョーカー仮面ライダーオーズ プトティラコンボ仮面ライダービルドハザードフォームに近く、
特に「変身者の意思に関係なく強制変身させる」辺りはプトティラコンボ、「装填するアイテムで見た目と能力が変化する」辺りはハザードフォームの要素が強い。
ただしプリミティブドラゴンの場合、飛羽真が手にしたのは(マスターロゴスの思惑も絡んではいたが)完全な偶然である*1


性能

左肩から胸部にかけては「トラディションバインド」が存在しており、ここには判読不能の部分を補う各種ワンダーライドブックの表紙が浮かび上がる。
さらにその胸部を覆う巨大な手のような肋骨「ボイドタロン」は、相手のどんな攻撃も払い除けるなど、これ自体がマニピュレーターとして機能する。
右肩には神獣プリミティブドラゴンの頭部を模した装甲「プリミティブドラゴンボールド」を備えており、そこから生み出される力は甲冑「ソードローブ」を始め、
外骨格が露わになった腕部及び脚部「バーサークアーム」と「バーサークレッグ」、ブーツ部「プリミティブフット」、グローブ部「プリミティブハンド」に供給される事により、
制御が利かなくなるまでに過剰に研ぎ澄まされ、最悪自壊すら誘発しかねない程の強烈な腕力や脚力などを発揮する。
特にプリミティブハンドは神獣プリミティブドラゴンの習性が色濃く反映された結果、そのままでも火炎剣烈火にプリミティブドラゴンの力を逆流させて切れ味などを高める程の握力を持つ。
右腰のローブを始めとした全身を構成する外骨格「クラッキングボーンスケイル」は自己修復能力を持ち、砕けたとしても瞬時に再生し、更にその強度を増加する。加えて衝撃吸収能力に優れているため、損傷させる事自体が困難である。

頭部「セイバーヘルム プリミティブドラゴン」は複眼部が目の前の相手を全て敵とみなす「ボーンバイザー」に変化し、
過剰なまでに敵意に反応するアンテナ「バーサークセンス」や、牙を備えた強烈な破壊衝動を秘めるマスク「プリミティブジョウ」が追加された結果、全体的に凶悪な面構えとなっている。
一方で頭頂部から伸びる剣士の証「ソードクラウン」は、プリミティブドラゴン側の干渉により、本来備えている聖剣と剣士とのパワーバランス調整の機能を喪失している。


プリミティブドラゴンワンダーライドブック(Primitive Dragon)


古の大いなる竜が、本の力を掴み取る!

力を奪うは、勇気の竜……!

掴ませよ!新たなる力!

戦う獅子をも奪い取る……!

I wanna get the force!

Can not control me.

悲しみの涙は、何を待つ……?

太古の竜の手の先に、炎を纏う竜が現れる……!

神獣「プリミティブドラゴン」の伝承を内包したワンダーライドブックで、ベースカラーは黒と白・アイスブルー。
ストリウスがサウザンベースの禁書庫から盗み出した1冊の禁書が飛羽真の手に渡ると同時に『Wonder Story』と共鳴し、変化する形で誕生した。

表紙「スペルバインディング」及びストーリーページにはブラックホール状の空間を右手で掴み取る神獣プリミティブドラゴンの姿が描かれているが、
内包された伝承の大部分(特に後半部)が失われた事で判読が出来ず、なおかつ「ライドスペル」の読み上げも限定的な状態となっている。
そのため、力を発揮するにはストーリーページに備えられたスロット「ゲットシェルフ」に別のワンダーライドブックをセットしてソードライバーに装填後、
抜刀する事でセットされたワンダーライドブックの力を無理矢理引き出して伝承の空白を強引に補完する必要がある。
この時、白骨化した右手を象った「プリミティブハンド」が展開すると共にセイバー プリミティブドラゴンの上半身を象った彫刻「バーサークカーヴィング」が露出する事で、
「自らの右手でワンダーライドブックを抑え込むように掴み取るセイバー プリミティブドラゴン」の姿が出来上がる形となる。

ただしその力は不完全かつ、ワンダーライドブック自体にプリミティブドラゴンの意志が宿る関係上、変身者の意識が乗っ取られて本能の赴くままに暴れ回る狂剣士(バーサーカー)と化すという性質を備え、
さらに戦闘時にはワンダーライドブックから神獣プリミティブドラゴンの腕が伸びて、目にしたものを掴んで自らの下へ引き寄せるという現象も発生するなど、
元々が「長きにわたって封印されてきた禁書」なだけあって、非常に危険な代物と化している。
なお、ストリウスは自分が禁書の力を使いこなせなかった場合、カリュブディスの餌にでもするつもりだった事をズオスに明かしている。

ノーザンベースの資料では「全てに滅びを望む神獣の伝承」とされていたが、その実態は……(後述)

ちなみにプリミティブハンドの裏面には他のワンダーライドブック同様、「この本がページを捲られる時~」と記載されている。


必殺技

  • クラッシュ必殺斬り


グラップ必殺読破!

烈火抜刀!

クラッシュ必殺斬り!

火炎剣烈火を一度バックルに納め、プリミティブドラゴンワンダーライドブックのページを押し込んだ後、再度抜刀して発動。
装填したワンダーライドブックによって攻撃パターンが変化する。

ブレイブドラゴン
スペルバインディングから神獣プリミティブドラゴンの左腕を召喚して敵を掴み、引き寄せたところを逆手持ちの火炎剣烈火を振るい、竜の爪の如き三つの斬撃で広範囲を巻き込みながら切り裂く。
初使用時には直接受けたレジエルはもちろんのこと、間合いが離れていたストリウスや様子を見に来ていたズオスを巻き込み、異変に気付いて駆け付けたブレイズ剣斬最光をも余波だけで一斉に変身解除に追い込んだ。

ライオン戦記
闇色に染まった生物ライオンセンキを召喚し、攻撃させる。

  • クラッシュ必殺撃


グラップ必殺読破!

クラッシュ必殺撃!

プリミティブドラゴンワンダーライドブックのページを2回押し込んで発動。
最終章にてプリミティブハンドと自身の回し蹴りで仮面ライダーストリウスの攻撃を弾いた後、そのままプリミティブハンドでストリウスを掴んで振り回しつつ、壁面に叩き付けた。
ゲーム『仮面ライダーバトル ガンバライジング』では骸龍相蹴撃(がいりゅうそうしゅうげき)という名称のライダーキックとして使用。
火炎剣烈火と神獣プリミティブドラゴンによる猛攻撃を仕掛けた後、吹き飛ばした相手に突撃しつつ飛び蹴りを放つ。


【暴走の真実】

変身する度に飛羽真の脳裏に雨が降りしきる森の中で悲しげに佇む少年という謎のヴィジョンが浮かんでおり、
第26章では悲嘆に暮れ涙する飛羽真に歩み寄り手を差し出すも、彼がそれを掴めずにいると再び悲しげな表情を見せ、背を向けて消えていった。
そのせいか、この回では変身こそしてしまったものの、暴走して無差別に暴れ回るという事態にはならず、すぐに変身解除された。
そして第27章にて、この少年の正体がプリミティブドラゴンの心が具現化した存在という事が判明。
雨の降りしきる森というのもプリミティブドラゴンの悲しみを表現して作り出された精神世界であり、そこで明かされたのは、
「かつてプリミティブドラゴンには沢山の仲間がおり、人間達と共にワンダーワールドの平和を守っていたが、次第にその力を恐れた人間達によって仲間達が狩り尽くされ、その後は悠久の時をいなくなった仲間を探しながら孤独に過ごしてきた」
……という、ソードオブロゴスに伝わる物語とは全く異なる物語であった。
「一人ぼっちの悲しみ」がページの欠けた……否、本当は元から無かった『未完』の原因だと気付いた飛羽真は何度もプリミティブドラゴンから拒絶されながらも真正面から向き合い説得を試み、
遂にプリミティブドラゴンを優しく抱きしめると何と自分の考えた物語の続きを読み聞かせ、止まってしまっていたプリミティブドラゴンの悲しい物語に続編を付けるという形でページを補い、その心を開かせた。
そして……


【エレメンタルプリミティブドラゴン】



一緒に戦ってくれ……


エレメンタルドラゴン!

そして、太古の力と手を結び、全てを救う神獣となる!


プリミティブドラゴン!

エレメンタルドラゴン!

ゲット!


烈火抜刀!

フン…!うおおおっ……! 変身!!
ハァァッ!!


バキッ!ボキッ!ボーン!メラ!メラ!バーン!

シェイクハーンズ!


エ・レ・メン・タル!ドラ・ゴーン!!


エレメントマシマシ!キズナ、カタメ!


スペック(エレメンタルプリミティブドラゴン)

身長:217cm
体重:130.4kg
パンチ力:45.3t
キック力:83t
ジャンプ力:ひと跳び85.3m
走力:100mを1.5秒

概要(エレメンタルプリミティブドラゴン)

エレメンタルドラゴンワンダーライドブックをセットしたプリミティブドラゴンワンダーライドブックをライトシェルフに装填して変身する、セイバーの新たな超強化形態。
プリミティブドラゴンの派生形態の一つでもあるが、大自然を構成する四大元素の力を持つ調和の元素竜「エレメンタルドラゴン」の力が新たに加わった事でバランスが齎され、更に2体のドラゴンの伝承が一つになった事で「全てを救う新たなる神獣」の力を宿している。

第27章において、プリミティブドラゴンの孤独に触れた飛羽真が創作した「哀しみの物語の続編」が新たな伝承となり、そこに登場した「大自然の化身のドラゴン」の力がエレメンタルドラゴンワンダーライドブックとして顕現。
その伝承がプリミティブドラゴンワンダーライドブックの伝承の失われた後半部を補填し、飛羽真自身もプリミティブドラゴンとの友情を結び、孤独から救い出した事で暴走が停止。
その結果、プリミティブドラゴン由来の高い物理的スペックはそのままに、「エレメンタルドラゴン」の力による炎を初めとする四大元素を用いた能力を飛羽真の意志でコントロール可能になった。


性能(エレメンタルプリミティブドラゴン)

外見はプリミティブドラゴンの上から神獣エレメンタルドラゴン由来の赤い追加装甲を装着したような姿で、シルエットはブレイブドラゴンに近いが、
頭部「セイバーヘルム エレメンタルプリミティブドラゴン」には複眼「エレメンタルバイザー」に炎を模った感覚器「アトミックセンス」が追加され、この世の理との調和を保つ機能が備わっている他、
頭頂部のソードクラウンも赤く染まった「ハイソードクラウン」に進化し、聖剣と剣士、自然界の三者のバランスを保てるようになった。
同様に口部装甲も、「エレメンタルドラゴン」の力で火炎剣烈火との一体感を高める「エレメンタルプリミティブマスク」に変化している。

「ソードローブ」から進化した全身を覆う甲冑「エレメンタルローブ」は火・四大元素力を備え
外骨格「プリミティブボーン」に元素の力を加えた装甲「エレメンタルスケイル」の機能と合わせ、相手の攻撃に合わせた属性に変化する事でダメージを大きく減殺する。
右肩の「プリミティブドラゴンボールド」は基本的な機能は変わっていないが、左肩の「エレメンタルドラゴンボールド」による調和の力を受けて伝承が新たな章へと突入しており、より研ぎ澄まされた力を発揮するようになった。

胸部に備えられた神獣プリミティブドラゴンの手「ボイドタロン」は、神獣エレメンタルドラゴンの手と合わさった「タイズブレスト」となり、両肩の装甲と合わせて「固い絆で結ばれた2体のドラゴンが手を取り合う」形を取り、何者にも分かてない強固な防御力を発揮する。

セイバー自体が炎の剣士であるため、操る能力は基本的には炎を主体としたものとなっているが、水・土・風の元素の力もしっかり備わっており、レジエル・フォビドゥンとの戦いではそれらを用いた変幻自在の機動力を見せている。


エレメンタルドラゴンワンダーライドブック(Elemental Dragon)


そして、太古の力と手を結び、全てを救う神獣となる!

手を取れ!太古の竜と交わる時!

赤く光る聖剣が、2匹の竜の力を増す……!

解き放て!二つの力を発揮する!

重なりし竜が、世界を救う物語を紡ぐ……!

竜を宿した炎の剣は、水の剣をも呼び覚ます……!

繋ぎ止めろ!全ての剣と想い!

It's time to マシマシ!

増しメンタル!マシマシ!

神獣「エレメンタルドラゴン」の伝承を宿した公式アンソロジー本ワンダーライドブック。
ベースカラーはクリアレッドで、プリミティブドラゴンの心に寄り添い、その孤独を理解した飛羽真が綴った「哀しみの物語の続編」が新たな伝承となり、その中に登場する「大自然の化身のドラゴン」の力が顕現する形で誕生した。

表紙「エレメンタルバインディング」及びストーリーページには、左手で自然のエネルギーを掴む元素竜・エレメンタルドラゴンの姿が描かれており、
表紙裏側には「序文 強大なエネルギーを持つ聖なる神獣が創りし力を、巨大な手で剣士に与える大いなる伝説」と記載されている。
内包された伝承は上記の通り、飛羽真が語ったプリミティブドラゴンワンダーライドブックの伝承の続編に位置付けられ、
その失われた後半部を補い一つの物語として完結させるものとなっており、ライドスペルも「そして~」と前半部の存在を示唆する内容となっている。

このワンダーライドブックをプリミティブドラゴンワンダーライドブックの「ゲットシェルフ」に装填する事で、ページ内部にあるセイバー エレメンタルプリミティブドラゴンの頭部を模った彫刻「オーセントカーヴィング」が展開し、
プリミティブドラゴンワンダーライドブックの「バーサークカーヴィング」に重なると同時に伝承の空白部分にエレメンタルドラゴンの伝承が挿入され、「全てを救う神獣」の新たな伝承を完成させる。
変身ページは小説と同じ右開きで、こちらには右手を差し延ばす神獣エレメンタルドラゴンの姿が描かれ、左側には「燃え盛るドラゴンが聖剣と交わり身に宿る」と記載されており、
これがプリミティブハンドと重なる事で「手を取り合うエレメンタルドラゴンとセイバー エレメンタルプリミティブドラゴン」の姿が出来上がる形となる。

このワンダーライドブックの誕生と飛羽真の尽力でプリミティブドラゴンが孤独から解放された結果、暴走を克服すると同時にその能力を安定した形で行使出来るようになった。

加えて基本形態用のワンダーライドブックと交換した場合、各々の剣士が持つ属性をさらに強化して発現させる特殊形態「エレメンタルマシマシ」となる。
第29章ではブレイズ ライオン戦記が使用し、ファンタスティックライオンに変身せずとも自身の身体を液状化出来る程に水の力が強化された。


必殺技(エレメンタルプリミティブドラゴン)


  • 森羅(しんらばんしょうざん)


必殺読破マシマシ!

烈火抜刀!

エレメンタル合冊斬り!

火炎剣烈火を一度バックルに納め、プリミティブドラゴンワンダーライドブックのページを押し込んだ後、再度抜刀して発動。
水・雷・風・土の属性と共に七色に輝くオーラを纏った炎の斬撃を飛ばし、相手を斬り裂く。
第31章では斬撃を飛ばさず、ブレイズ キングライオン大戦記の「ライオネル・ハイドロ・ストリーム」と共に突進して直接斬り裂くパターンを披露した。
『ガンバライジング』では赤・青・緑の3色の斬撃を放った後に飛び上がり、相手の頭上目掛けてドリルの如く回転して貫くパターンと、
赤・青・黄・緑の4色の球体を生み出すと共にそのエネルギーを火炎剣烈火の刀身に纏わせ、その勢いのまま相手を貫くパターンの2種類が存在する。

  • 五大元素(エレメント)(しゅうげきは)


必殺読破マシマシ!

エレメンタル合冊撃!

火炎剣烈火をバックルに納め、プリミティブドラゴンワンダーライドブックのページを2回押し込んで発動。
右足に赤・青・黄・緑に輝くエネルギーを漲らせつつ、火・水・風・雷といった様々な属性を纏った跳び蹴りを叩き込んで敵を吹き飛ばす。

+ そして、太古の竜と手を結び
上位フォームとして上述のエレメンタルプリミティブドラゴン、最強フォームとして仮面ライダークロスセイバーが登場した事で、プリミティブドラゴン単体での出番はもうない……
ほとんどの視聴者がそう思って迎えた『セイバー』最終章。

ロード・オブ・ワイズを仲間達に任せ、単身ストリウスの下に辿り着いた飛羽真はクロスセイバーに変身して立ち向かうも、再び圧倒された末に変身解除に追い込まれ、嘲笑と共に奈落に叩き落されてしまうが……


プリミティブドラゴン!


僕…お兄ちゃんのお話、もっと聞きたい!


プーリーミーティーブ!ドラゴーン!!


かつて悲しみに暮れ、暴れるだけしか無かった頃のように飛羽真の身体を一時的に操り、自身であるプリミティブドラゴンワンダーライドブックを掴ませる形で引っ張り上げると呼び掛け、そのまま変身。
その力をフルに活用してストリウスに一矢報いるが、世界の崩壊に伴うワンダーライドブックの消失現象からは逃れる事は出来なかった。

それでも猛威を振るった仮面ライダーストリウスに一矢報いる事が出来たのは飛羽真が語った「物語を創る事が無意味でも、それを読んだ人の心が動いたならそれでいい」という信念の元からの行動に心を救われたが故であり、
それが飛羽真自身を救い、そして現実世界とワンダーワールドの双方をも救う切っ掛けとなったのは間違いないだろう。
また、第23章にてワンダーライドブックとなる前の禁書の時点でストリウスが自らのものにしようとして結局は果たせずじまいとなった事も踏まえると、その力は最後の最後までストリウスの手に余る代物だったと言えよう。


【余談】

  • 中間フォーム兼強化フォームに当たるが、『仮面ライダー鎧武』以降の作品で慣例的に定着していた中間パワーアップフォーム専用の武器は追加されていない。



追記・修正は未完の物語を独自に完結させてからお願いします。


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最終更新:2024年02月13日 18:04

*1 ただ、終盤で明かされた『セイバー』の世界の真実を踏まえると、そもそも「偶然、飛羽真の手に禁書が渡る」という事象自体が既定路線だった可能性も考えられる。