四賢神/ロード・オブ・ワイズ

登録日:2021/08/22 Sun 02:56:00
更新日:2025/01/08 Wed 01:19:19
所要時間:約 10 分で読めます






【注意!】この項目は『仮面ライダーセイバー』の重大なネタバレを含みます。







問題は『あのお方』とは誰なのか…。普通に考えれば───

マスターロゴス。

いや、そうとも限らない。

組織には『賢神』と呼ばれる最高位が存在する。

強力な決定権を持つ4人の賢者がいて、組織の方針は彼らの合議により決定される。


四賢神(よんけんじん)とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーセイバー』に登場するキャラクター達である。



【概要】

世界の均衡を守る組織「ソードオブロゴス」の最高幹部ともいうべき4人の賢者達で、劇中では賢神(けんじん)とも呼ばれている。
黒いローブを被って椅子に座す4人組という事以外、素顔を含めた一切の情報が出ておらず、演者に関しても東映公式サイトで「???」扱いされているため、最終章を迎えた現在でも不明のままとなっている。

現在のソードオブロゴス全体の方針は彼らの合議制によって決定されており、組織全体に対する実質的な運営者として強い権限を持つ。
東映公式サイトの「第44章あとがき」によれば「マスターロゴスを上回る権力を持ち、剣士たちの尊敬を集め、ソードオブロゴスの方針を四名の合議により決定してきた最高位たる存在」とされる。


【劇中での活躍】

第28章にて大秦寺哲雄の口からその存在が明かされ、当初は彼らが上條大地の語った「ソードオブロゴスを歪めた存在」の候補の一つと目されていた。
だが、実際はご意見番兼マスターロゴスのストッパーだったようで、世界を守る剣士らしい高潔な思想集団だった様子。
続く第29章にて当代のマスターロゴスであるイザクから「頭の固い老いぼれ達」と吐き捨てられた挙句、既に彼によって始末されてしまっていた事が判明。


世界は私が正しく導く。私にはその資格がある。

賢神達も、それを承知しているのですか?

……フハハハハハッ! 頭の固い老いぼれ達には消えてもらいました。

……なんて事を……!


……このように大層な肩書のまま舞台裏であっさり始末され、物語から退場する出オチにすら満たない扱いを受けた悲劇の集団みたいな扱いであったが、第44章にて事態は急転。
グリモワールワンダーライドブックを得たストリウスにより、サウザンベース地下の墓所から意志を持たない傀儡として蘇生を果たし、全盛期以上の力に熟練の技を併せ持った恐るべき強敵「ロード・オブ・ワイズ」として顕現した。
逆を言えばマスターロゴスは彼らを亡き者にしておきながら、わざわざ律儀に埋葬していたという事になるが……


何!? 同じ攻撃で返された…!?

当然だ! 剣技は全て、賢神達が作ったものだ!


この時明かされた四賢神達の正体は、現在のソードオブロゴスの剣士達が用いている剣技を作り上げた功労者の剣士達。
「賢神」という肩書から知識層に位置する者達と思いきや、その実態はバリバリの武闘派集団であり、最高位に位置付けられるに相応しい叩き上げの戦士達だった*1
そして四賢神達は「数多の戦いの中で一致団結した剣士達の前に立ち塞がり、未来を阻む最大の壁」として、その恐ろしいまでの戦闘力を存分に発揮して彼らを追い込んでいく事となる。


【ロード・オブ・ワイズ】


OPEN THE STORY OF THE END!


あっ…! まさか、四賢神!?

とんでもねえ奴呼び出しやがって…! 冗談じゃねえぞ!

マスターロゴスに排除されたようですが、全盛期以上の力を以て蘇らせました。

あなた達の相手に相応しい、究極の剣士達です!


ストリウスがグリモワールワンダーライドブックの力を利用し、全盛期以上の力を与えて蘇生させた四賢神が変身する怪人達。
それぞれ得物と特性が異なり、全員が赤い複眼を持った仮面に金の装飾が入った黒い鎧を身に纏い、6枚の羽のような装飾を持つが、生前からこの姿を持っていたかどうかは不明。
なお、テレビ朝日公式サイトでは剣士ではなく、メギド枠として分類されている。

単刀直入に言えばRPGなどでラスボス戦前に出てくる前座の四天王枠……なのだが、最大の特徴はポジション的にはラスボスの前座でありながら全員が異常なまでに強い事。
ストリウスが得意気に「全盛期以上の力を以て蘇らせました」と語る実力は伊達でも誇張でもなく、長年培った剣の技も現代の剣士達を軒並み遥かに上回っており、最強格のクオンに至ってはタイマン勝負では仮面ライダークロスセイバーですら全く太刀打ちできなかった程。

これはクオン以外の個体も例外ではなく、スパルタンを除いた全員が特殊能力系の技に対するカウンターを備えている為、特殊能力頼りの剣士に対する露骨なメタを張ってくる点も特性として挙げられる。
総じて全員が本気の剣士達2人を1人で相手取り、終始圧倒し続けた化け物剣士であり、劇中では最初から最後まで誰一人としてタイマンでは賢神に勝てていないという色んな意味で前代未聞の前座達であった。
そもそも剣士達としても勝利したわけでは断じてなく、賢神1人に対して剣士2人が死力を尽くし、命を捨てて、その上で一瞬のチャンスを生かしてようやくギリギリで相打ちに持ち込んだという有様なので、
初登場時の集団戦であれば成す術無く全滅させられていた可能性が高い。

共通の欠点と言えるのは、彼らが無双を誇るのは剣士達の技の考案者としての知識と記憶によるところが大きく、4人が生んだ技に頼らない攻撃や手段に対しては対応力が大幅に落ちるという事。
逆を言えばそれ以外に欠点らしい欠点が存在しない。
強いて言えばどれほど強化されても分類的には「剣士」である為、使用武器を封じられると多少弱体化してしまう事か。

変身アイテムの類は一切無いが、経歴だけを踏まえれば「『セイバー』の世界における仮面ライダーのプロトタイプ、あるいは疑似ライダー」とも解釈できる。

後に『仮面ライダーセイバー ファイナルステージ』では、ダークワールドでの戦いにおいて再現された存在として力量そのままに再生されるが、
この時はストリウス達メギド3幹部が剣士達に加勢していた上、剣士達も本編の激闘を経て大きく成長していたため、打って変わって互角の勝負を展開していた。

メンバーの名前は恐らく実在する出版社が元ネタになっていると思われる。


ロード・オブ・ワイズ スパルタン


カァーッ!フン!フン!

身長:210.5cm
体重:138.6kg
特色 / 力:パワー / 防御力 / 戦斧 / 大剣

「大剣と斧の技を極めし者」。
クオンと似た姿だが、違いは両肩の装甲が青く、丸みを帯びている事。
人間態は青と緑を基調としたストラを首にかけた長身の人物で、戦いの場では荒々しい叫び声を上げて斬りかかるのが特徴。
生前は「正々堂々とした力のぶつかり合いこそが戦いの本質である」という考えの持ち主だった。

武器は大型の蛮刀「メガスマチェーテ」と片刃の戦斧「ズィナミアックス」二刀流
パワーと防御力に優れた剛健なボディを持ち、重量もロード・オブ・ワイズ最重量。
大剣に斧という扱い辛く、癖の強い重量級武器の二刀流を軽々と振り回す剛力で敵を真正面から圧倒していく典型的なパワーファイター
そしてパワーのみならず仮面ライダーブレイズ タテガミ氷獣戦記の一撃が直撃してもびくともせず、大抵の攻撃ならノーガードで受け止めても怯まず攻撃を続けられる強固な防御力を備えている。
さらに音銃剣錫音の銃撃を簡単に捌いて全弾仮面ライダースラッシュ目掛けて跳ね返す技巧と斬撃速度に、武器を失っても仮面ライダーを一撃で変身解除に追い込む威力の打撃技も併せ持つため、
他の四賢神相手では有効打に成り得た武装解除もスパルタンの前ではあまり意味を成さない。

後述のクオンやディアゴのような特別な能力やハイランダーのような属性攻撃は持たない分純粋なフィジカル面が極まっており、肉体性能でいえば恐らく四賢神中トップクラス。
ポジション的には一応ロード・オブ・ワイズ最弱だったらしいが、だからと言って現代の剣士達でも簡単に勝てる相手ではなかった恐るべき強者。
正々堂々とした力のぶつかり合いでどんな相手にも真っ向から死力を尽くして勇猛果敢に攻め立てるそのスタイルから、土の剣士・バスターの技の基礎だと考えられる。戦法が明らかに脳筋なのは禁句

第45章では仮面ライダー剣斬・スラッシュの2人とマッチング。
2人を終始圧倒したが、2人の捨て身の変則連携で武器を失ったところに、デザストアルターライドブックと無銘剣虚無によるアレンジを加える形で発動した「剣斬オリジナルのカラミティ・ストライクの前に対応し切れず、全身を切り刻まれて爆散。
ロード・オブ・ワイズの中では最初に倒された。

恐らくズィナミアックスが新造、メガスマチェーテはポーラベアーファンガイアからの流用。
名前の由来は恐らく「すばる舎」から。


ロード・オブ・ワイズ ハイランダー


ハアァーッ!

身長:210.5cm
体重:112.1kg
特色 / 力:特殊能力 / 大鎌

「大鎌の技を極めし者」。
左肩に丸みを帯びた真紅の装甲を装備し、そこから真紅のマントを翻している。
人間態は真紅と白を基調とした腰布を巻いた人物だが、4人の中では生前のエピソードが明らかにされていない。

剣士であるにもかかわらず、何故かではなく無数の目の紋様が描かれた禍々しい大鎌「プロビデンスサイズ」を得物とし、それに秘められた様々な特殊能力と、バリエーション豊富な技に裏打ちされた変幻自在の戦闘スタイルの持ち主。
そのプロビデンスサイズは様々な特殊能力を有しており、受け止めた相手の攻撃の属性を瞬時に別の属性に変えて跳ね返す事が可能。
エネルギー攻撃を属性問わず大鎌の刃で受け止め、攻撃を受け流しながら斬撃のカウンターを見舞うなど、防御を固めて対象を翻弄しつつ常に優位性を保つような戦い方を好む。

なお、防御の要であるカウンター自体も大鎌の刃で直接受け止めなければならないといったような制約は特に見受けられず、クオン同様に鎌の前方に膜のようなバリアを展開し、そこで属性攻撃を受け止めて跳ね返すといった手段でもカウンターは可能となっている。
そのスタイルから音の剣士・スラッシュや風の剣士・剣斬の技の基礎だと考えられる。

最終決戦の当初はブレイズ タテガミ氷獣戦記と仮面ライダーバスターを相手取っていたが、バスターが殿を務めるようにブレイズを送り出した事でタイマン勝負に。
第46章ではバスター渾身の剛剣を軽くいなしながら追い詰め、スパルタンを倒して死力を振り絞って駆け付けたスラッシュの射撃やジャッ君と土豆の木ワンダーライドブックによるツタの範囲攻撃を受けても意に介さない実力を見せつけるも、
最期は2人の捨て身の戦いによって大鎌の鉄壁の守りをこじ開けられた生じた隙を狙ったバスターに羽交い締めされた末、そのままスラッシュの「ビート・ロリポッパー」でバスター諸共腹部を貫かれて爆散した。

プロビデンスサイズは恐らくVシネマ『帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ』に登場した大魔王アザゼルからの流用。
名前の由来は恐らく「ハイランド*2」から。


ロード・オブ・ワイズ ディアゴ


ハハハハハハハ!

身長:210.5cm
体重:80.3kg
特色 / 力:超スピード / ツインレイピア

「刺突剣の技を極めし者」。
右肩に丸みを帯びた金色の装甲を装備し、そこから金色のマントを翻している。
事あるごとに戦闘狂じみた高笑いを上げながら戦うテンションの高さに加えてやけに戦法や攻撃手段がサディスティックと、意思持たぬ傀儡故に自己主張が皆無なロード・オブ・ワイズ達の中では妙にキャラが濃い。
人間態は金と茶色を基調とした腰布を巻いた人物。

武器は刃の根本が青く、金色をベースにした流麗なデザインの二振りのツインレイピア「ビスビエント」の二刀流。
ロード・オブ・ワイズの中でも最軽量である事を活かした身のこなしと高速の剣技を得意とし、あまりの素早さ故に相手が認識するよりも早く決着が付く事も珍しくなかった模様。
劇中でも実際に瞬間移動透明化としか思えぬ超高速移動の奇襲によって仮面ライダー達に攻撃を仕掛けている。
加えて技巧面でも仮面ライダーデュランダルの時間抹消による奇襲や仮面ライダーサーベラの「永煙の一刺し」による奇襲攻撃を悉くあっさり見切って即座に対処・反撃を喰らわせる凄まじい域に達していた。
その名称はセイバーが駆るバイクディアゴスピーディー」にも使われるなど、もはや伝説的な存在となっている。

さらにはビスビエントの能力により、相手の属性攻撃を即座にコピーして操る事が可能。
劇中初戦では仮面ライダーエスパーダの技を一目見ただけで模倣して電気のオーラを纏った高速移動を行い、それを利用して空中をも足場とした三次元機動でエスパーダを翻弄。
最終決戦ではデュランダルの時間抹消攻撃とサーベラの「ショットインセクト」をあっさり見切り、その上で見たばかりの神代兄妹の技を全て完璧に模倣し、さらには兄妹の技を組み合わせて使いこなす魔技*3を披露。
しれっと本来聖剣固有の能力であるデュランダルの時間抹消攻撃まで完全コピーした辺りにその凶悪さがうかがえ、自前の超高速の剣技・見切り・高速移動を以て神代兄妹2人を単騎で相手取って終始完全に圧倒してみせた。
そのスタイルから雷の剣士・エスパーダ、煙の剣士・サーベラ、時の剣士・デュランダルの技の基礎だと考えられる。

最終決戦では終始神代兄妹2人とマッチング。
上述の通り2人の技をことごとく一蹴して追いつめながら、サーベラを後ろから抉るように突き刺し、激昂したデュランダルの時国剣界時を容易くへし折った上でビスビエントの高速突きで滅多刺しにしてから串刺しにする残虐ファイトで両者に致命傷を負わせる。
だが、最期は死力を尽くして凌牙が身体を貫いたビスビエントを抑え込んだ隙を突いて煙叡剣狼煙と切断された時国剣界時の切っ先を手にした玲花の剣技もへったくれもない死に物狂いの特攻を受け、壁に縫い付けられる形で敗北。
喜悦の哄笑ともとれる不気味な断末魔の叫びを上げて爆発四散した。

ビスビエントは恐らく映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』にてアクマイザー達が使用した「ジャンケル」の流用。
名前の由来は恐らく『週刊仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』などでもお馴染みの「デアゴスティーニ」から。


ロード・オブ・ワイズ クオン


ハァァ……!

身長:210.5cm
体重:98.7kg
特色 / 力:カウンター / 二刀流

「二刀の剣技を極めし者」。
スパルタンと似た姿をしているが、こちらは両肩の装甲が黒く角ばっている……というよりはアガスティアベースの衛兵そのまま。
他のロード・オブ・ワイズの中でもあまり雄叫びを発さないため、比較的無口な印象を受ける存在。
人間態は黒いローブ以外何も装飾を身につけていない老人のような人物で、人間態だけ見ればダントツの最年長。
生前はソードオブロゴスの歴史上“最強”と謳われたソードマスターであり、彼が持ち込んだ技術を取り入れた結果、後世に伝わる剣技が完成したという。

武器は飾り気の無いシンプルな形状の片刃の双剣(いん)(よう)の二刀流で、2本をかざす事でエネルギーの膜のようなものを展開し、膜に触れた相手の攻撃を倍化させて跳ね返すカウンターを可能にする。
何より初見のはずのクロスセイバーの攻撃に対し、とんでもない規模のカウンターをいとも容易く決められる、冷静でありながら怪物じみた技量が最大の武器。
しかも上述の通り「無効化→倍化→反撃」のプロセスをほぼ一瞬で踏むため、迂闊に攻撃すると最強フォームのクロスセイバーですら呆気なく返り討ちに遭い、変身解除に追い込まれる。
これはクロスセイバーの力はあくまで「聖剣の集合体」であり、それを振るうための技量は神山飛羽真自身に要求されるため、技量で圧倒的上を行かれると劣勢になるのは自明の理と言える。

このため、相手の力を喰らって自身の力に変換するカリュブディス同様、クロスセイバーにとっては相性最悪の相手といっても過言ではなく、そのスタイルから炎の剣士・セイバーや水の剣士・ブレイズの技の基礎だと考えられる。

最終決戦では当初はクロスセイバーとエスパーダを1人で相手取り、持前のカウンター技で2人を圧倒し、変身解除にまで追い込む。
だが、エスパーダが殿を務めるようにクロスセイバーをストリウスの下に送り出し、さらにスパルタンを倒して駆け付けた剣斬との2対1にもつれ込んだ。
続く最終章でも得意のカウンターで満身創痍の2人を一方的に追い込んでいくが、競り合いになった隙を突いた2人が変身用のワンダーライドブックを交換した事で戦況が一変。
黄金の風を纏った「トルエノ・デル・ヴィエント」と緑色の雷を帯びた「疾風剣舞 雷二連」による怒涛の連続攻撃を四方八方から叩き込まれ、止めに真正面からのゴリ押しに討ち負けて撃破されるという最期を迎えた。

尺的にはアバンタイトルパートで爆散したクオンであるが、よく見るとこの怒涛の連撃を食らっている間も容赦なくエスパーダと剣斬にカウンターを叩き込んでおり、辛勝どころか決着としては相打ちに近い。
しかも賢人は絶命寸前まで傷付き、挙句蓮に至ってはクオンとの死闘の末に落命するという事態に。
直後、最後の力を振り絞って駆け付けたユーリが彼ら2人を蘇生させたものの、その代償として力を使い果たし、再度消滅する事態になった。
最終章で呆気なく倒されたように見えたクオンであるが、総合的なキルスコアは仮面ライダー2名と、「ロード・オブ・ワイズ最強」の肩書きに相応しい強豪だったと言えよう。

陰と陽は恐らく映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』に登場したアスモデウスからの流用。
『ファイナルステージ』で再登場した際にはアスモデウスと共闘する関係で別のプロップを使用しており、こちらは『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイサーベルから流用したと思われる。
名前の由来は恐らく「クオン出版社」から。


【余談】


  • ロード・オブ・ワイズ達の撮影用のスーツは映画『スーパーヒーロー戦記』に登場したアガスティアベースの衛兵達の流用だが、正確には衛兵のスーツ自体が元々本編での流用を前提とした作りになっている。
    これについて東映公式サイトの「第44章あとがき」によれば、登場以前から「ストリウスを護る四天王ポジションの敵」の登場を想定しており、このスーツはそのために作られたものだったのだが、そこに「脚本制作の段階で四賢神の設定が丁度いい具合に当てはまった結果、ロード・オブ・ワイズとして登場させる」という企画チームも想定外の形になったという。
    また、同あとがきでは「それぞれが偉大な剣士だったはずの賢神は共通マスクの無個性な怪人へと改造され、かつての仲間に刃を向けるという、さながら初代仮面ライダーショッカー怪人に近しい存在となりました。そう思うとメギドよりもよっぽど恐ろしい敵なのかもしれません。」とも解説されている。

  • 書籍『仮面ライダーセイバー公式完全読本』によると、スーツのモチーフはインド神話の神鳥ガルーダ。角ばった造形のために目立たなくなっているが、マスクを横から見ると鳥の頭を象ったものとなっている。
    また、額部分は開いた本の背表紙をイメージしたとのこと。



どうです? 堪能していただけましたか?

私からも一つ、追記・修正して差し上げましょう!


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 仮面ライダーセイバー
  • ソードオブロゴス
  • 最高幹部
  • 賢者
  • 賢神
  • 仮面ライダーストリウス
  • ロード・オブ・ワイズ
  • 四天王
  • 武闘派
  • 四賢神
  • 死者蘇生
  • ご意見番
  • カウンター
  • ゾンビ
  • 黒い本棚
  • 剣士
  • お前らのような前座がいるか
  • 傀儡
  • 4人組
  • 仮面ライダー
  • 令和ライダー
  • 高性能じいちゃん
  • 究極の剣士達(誇張抜き)
  • 作中最強候補
  • 前座
  • ネタバレ項目
  • 怪人
  • ライダー怪人
  • 幹部怪人
  • 疑似ライダ―
  • プロトタイプ
  • 悪堕ち
  • 強敵
  • 強キャラ
  • 実力者
  • 叩き上げ
  • 強豪揃い
  • 強豪
  • 剣豪
  • ガルーダ
  • チート集団
  • お前のような1ボスがいるか
最終更新:2025年01月08日 01:19

*1 イザクの口振りから、彼に抹殺された際は老化による衰弱でまともに戦えなかった、あるいはタッセルに対して行われたように『全知全能の書』の欠片たる本からの光で不意討ちされたものと思われる。

*2 現在は存在しない。

*3 時間抹消攻撃で回避し蜘蛛の巣で天井に張り付き→頭上から「ショットインセクト+一時一閃」の同時併用により頭上から2人を同時に攻撃……というムーブ。