混沌幻魔アーミタイル

登録日:2021/09/25 Sat 10:26:35
更新日:2021/09/28 Tue 10:48:04
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混沌幻魔(こんとんげんま)アーミタイルは『遊戯王OCG』のカード。

☆12/闇属性/悪魔族/ ATK 0 / DEF 0
「神炎皇ウリア」+「降雷皇ハモン」+「幻魔皇ラビエル」
自分フィールドの上記カードを除外した場合のみ、
EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードの攻撃力は自分ターンの間10000アップする。
(2):このカードは戦闘では破壊されない。

【概要】

「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」の三幻魔を除外して特殊召喚するカード。
三幻魔が合体したような文字通り混沌とした外見。

最大の特徴は攻撃力。
遊戯王OCGにおいて、攻撃力の基準は、デメリットのない下級モンスターが2000以下、エース級とされる大型の上級・最上級モンスターで3000前後、特別なデッキでしか使用されない超重量級モンスターであっても元々の攻撃力は5000が最大値。
アーミタイルの元々の攻撃力はそれに遠く及ばない0なのだが、自ターン限定で

10000

を誇る。

F・G・Dや究極竜騎士涙目。
「攻撃力いちむぁんだとぉッ!?」(CV:田村淳)

遊戯王OCGでは、プレーヤーはそれぞれ8000のライフポイント(持ち点)を持ってゲームを開始する。
つまり合計8000以上の攻撃を浴びると敗北してしまうのだが、10000の攻撃力を持つアーミタイルは一度でも直接攻撃を浴びれば即敗北、エース級モンスターを盾にしてもライフポイントの大部分を持っていかれる

しかも、戦闘破壊されないのだからやってられない。
だが効果耐性は全く無く、出した瞬間に「強制脱出装置」を使われたり、「エネミーコントローラー」で守備表示にされたり「スキルドレイン」で効果そのものを無効化されたりしたら素直に泣くしかない。
当然、この手の出すのが難しいモンスターの天敵「壊獣」にも無力。

プチモスの進化形態と比べると、三体のモンスターを並べれば良いのでまだマシとはいえ素材の一体一体が3枚コストを要求し、しかも種類がバラバラ。無茶言いなさる。

まともに召喚するのはハードルが死ぬ程高いのでプリズマーファンカスで代用するのが基本。それでも難しいが。

やり方としてはファンカスは何らかの方法で三幻魔を全て墓地へ送った後にファンカスを何らかの方法で特殊召喚させ、
地獄の暴走召喚によって3体にした後墓地の三幻魔をコピーする。

プリズマーの場合は増援やエマコを駆使して手札に3枚集めヒーローズボンドで場に3枚出しその後効果で名前をコピーする。
またはコピー・ナイトでプリズマーをコピーし、それに対して地獄の暴走召喚を使い三体並べコピーする。

あるいはペンデュラム召喚で並べてもいい。

ちなみに、装備カード状態の三幻魔も素材とできるステキ仕様。欠点は使い道がない事。

出した後はその圧倒的攻撃力で除去されるまえにケリをつけてしまおう。
専用のウリアデッキの方が攻撃力が高いとか言わない。
貫通も除去もできないため守備モンスター1体いるだけで止まるとかも言わない。

意外と知られていないが、上記の召喚条件は「エクストラデッキから特殊召喚する時のみ」適用されるので、融合前の幻魔達と違って一度正規召喚してしまえば蘇生・帰還が可能
その正規召喚が大変なんだけどね。

正規召喚したら除去られて、相手に死者蘇生されても泣かない。

ちなみにVジャンプでは「どんなピンチでも大逆転できるカードだぞ!!」と紹介されていたが、
はたして大ピンチな時までこのカードを温存していて三幻魔を三体も揃える事ができるのか……

とはいえ使い道がない訳ではない。
プリズマーで三幻魔を落とせるのはこのカードのみである。
特にラビエルはプリズマーで落とせるダークガイアの素材としては最高の攻撃力を持ち、プリズマーと共にカオスのコストになれるため落とす価値がある。
また、『融合準備』や『融合徴兵』の登場でこのカードをエクストラに入れておけば素材の幻魔をサーチ可能になる。
ただの見せ要員とか禁句

攻撃力が効果で一万上がるのでゲールドグラやおろかな重葬などでエクストラから直接墓地に送り、覇王眷竜スターヴヴェノムで効果をコピーすればスターヴの効果で貫通が付与されるので攻撃力が一万上がった貫通持ちが爆誕する。
やっぱり見せ要員じゃないか

【アニメでの活躍】

加納マルタン(ユベル)及びヨハン・アンデルセン(ユベル)が使用。
テキストは以下の通りだった

融合・効果モンスター 星12/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードは「次元融合殺」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカードは戦闘では破壊されない。
1ターンに1度、相手モンスター1体に10000ポイントの戦闘ダメージを与える事ができる。
自分のメインフェイズに、 このターンのエンドフェイズまでこのカードのコントロールを相手に移す事ができる。 エンドフェイズ時に、このカードを除くフィールド上の全てのモンスターをゲームから除外する。

通常魔法カード「次元融合殺」の効果でのみ特殊召喚されるモンスターだった他、ダメージを与える効果は「全土滅殺 転生波」と呼ばれ、「虚無幻影羅生悶(きょむげんえいらしょうもん)」と呼ばれる除外効果もあった。

「虚無幻影羅生悶」はアモン戦にて、ヨハンが「究極封印神エクゾディオス」を突破する為に使用。
相手(ヨハン)のカードの効果を受けないというエクゾディオスの耐性の穴を突き、アーミタイルのコントロールをアモンに移すことで、自分(アモン)のカードの効果として発動され、エクゾディオスを除外した。
その後、弱点の効果無効を持つ「霧の王」に戦闘破壊された。

【ロマンカードからの脱却】

登場から長らく、出す事が召喚チャレンジの領域、しかも苦労に見合った強さを持つカードではないという評価が主流で、究極完全態・グレート・モスの様なネタレベルのモンスターだった。

その後、「失楽園」のOCG化で耐性は付いたものの、出しにくいことに変わりはなかった。

しかし、強化された「次元融合殺」の登場で出しやすさが大幅に改善され、その圧倒的な攻撃力を生かしやすくなった。
さらに、アニメには無かった戦闘ダメージを0にする効果*1で、相手ターンにサンドバッグにされることもなくなった。
ちなみに次元融合殺の効果は以下。

通常魔法
(1):自分の手札・フィールド・墓地から、「幻魔」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
自分フィールドに「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれかが存在する場合、このカードの発動に対して相手は効果を発動できない。

現在はアナコンダとカオス・コアを駆使すれば2枚で出す事が可能。
相変わらず効果耐性はないものの、条件を整えれば次元融合殺1枚で攻撃力10000のモンスターがポンと出てくるので奇襲にはもってこい。
流石にこの攻撃力ともなると相手の効果耐性持ちのエースアタッカーだろうが上から殴り潰すというとんでもない脳筋戦法が強み。
ついでにいまいち使い所の無かった《幻魔帝トリロジーグ》も救済された。




そして…

混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶

☆12/闇属性/悪魔族/ ATK 0 / DEF 0
「神炎皇ウリア」+「降雷皇ハモン」+「幻魔皇ラビエル」
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
カード名を「混沌幻魔アーミタイル」として扱う。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのコントロールを相手に移す。
(3):このカードのコントロールが移ったターンのエンドフェイズに発動する。
自分フィールドのカードを全て除外する。
その後、このカードの元々の持ち主は自身のEXデッキから
「混沌幻魔アーミタイル」1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる。

『PHANTOM RAGE』で登場した闇属性・悪魔族の融合モンスター。
アーミタイルがOCG化される際に削除された「虚無幻影羅生悶」の効果を疑似的に再現したカードとなっている。
「次元融合殺」で特殊召喚→相手フィールドに送りつけて除外→アーミタイル特殊召喚が主な流れ。


追記・修正はアーミタイルで勝利してからお願いします。

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最終更新:2021年09月28日 10:48

*1 「次元融合殺」で特殊召喚した場合に限る。