レオンガルフ

登録日:2022/04/07 (木) 00:12:50
更新日:2025/01/31 Fri 18:56:43
所要時間:約 15 分で読めます







!!注意!!


この項目はゲーム『星のカービィ ディスカバリー』の重大なネタバレが含まれています!!

こうかいしませんね?



それでは ご覧ください!



















美しい であろう…
ピンクの まねかれざる者よ。

だが、このお方は まだ
完全な おすがた ではない…。
かたわれを うしなって おられるのだ。





概要

最終エリア「ラボ・ディスカバール」のボスであり、本作の敵勢力「 ビースト軍団 」を率いるリーダー。
異名は「 獣王 」。

見た目は二足歩行するライオンそのもので、ゴルルムンバの次に大きな体と鋭い爪を持ち、両手首に黒い腕輪をはめている。
普段はマントを装着しているが、戦闘時は脱ぎ捨てる。

そしてなんと 喋る。
王の風格を漂わせた厳かな口調。
他のビースト軍団幹部がまったく台詞を発さない中で、こいつだけはペラペラと人語を口にすることができる。

……実は、彼「だけ」が喋れることにも重要な意味がある。詳しくは後述。


ラボ・ディスカバールに封印された生命体、 ID-F86 を「このお方」と崇めており、過去の事故で片割れを失ったことを知っている。
その片割れこそが、カービィに助けられたエフィリンそのもの。
ID-F86を完全な姿に戻すべく、手配書を作ってまでエフィリンを捕まえんとしており、
更にエネルギーを供給するために食べ物をかき集め、ワドルディ達を捕らえ、ラボの発電装置でおびただしい数を強制労働させていた*1


過去作の敵勢力の首領(一部除く)の例に漏れず、終盤まで一切姿を現さない。
が、ワドルディを捕らえている檻にライオンのモチーフが取り入れられているため、勘のいいプレイヤーは早い段階で「軍団のボスはライオンか?」と察したとか。
比較的序盤に入手可能なゴルルムンバのフィギュアでも、説明文中に「軍団のボス」という表記で早くから存在が示唆されている、


本編での活躍

新世界に迷い込んだワドルディ達を捕らえるようビースト軍団に指示し、自身はレッドガル禁足地の最奥にあるラボの最上階で待ち構える。
洗脳されてエフィリンをさらってきたデデデ大王には、怪しい仮面を渡してカービィの迎撃を任せた。

その後、正気に戻ったデデデの犠牲によってラボ最上階に辿り着いたカービィ
エターナルカプセルで眠るID-F86を背に、レオンガルフは玉座に腰かけた姿で現れる。


かつて、この地に 住んでいた者たちは
このお方から キセキの力を さずかり…

その力で かなた 夢の大地へと
飛び立って いったのだ。

このお方が 完全な
おすがたに もどられれば…

この 忘れられし大地に 残された われらにも、
キセキの力を おあたえ くださるだろう。

そして…
ついに その時が来たのだ!


彼の目的は、かつてID-F86から惑星間ワープ技術を手に入れた先住民に倣い、自分達もその力を手に入れることだった。
カービィはエターナルカプセルの隣に囚われているエフィリンを見つけ、再会を喜ぶのも程々にレオンガルフへ敵意を向ける。


そうだ、この 小さき者こそ…
うしなわれた、かたわれ なのだ!

ようやく…
ひとつの 完全な おすがたに もどられる。

その 積年の悲がんを
はばむのならば、今ここで…


野獣(ビースト)どもの えじきとなれぃ!!



邪魔者のカービィに差し向けられるビースト軍団。
全滅させる、あるいはレオンガルフに接近するか攻撃を与えることによって、呆れたように唸るレオンガルフは自らカービィに戦いを挑む。


ボスとして


獣王(じゅうおう)

レオンガルフ



ビースト軍団を たばねる強き者、レオンガルフ。
宇宙からの侵略種の 手ごまとなり、エネルギーげん
として、食べ物や ワドルディたちを 集め続ける。
中でも 最大のミッションは、ゆくえ不明となった
ID-F87… フェクト・エフィリンの ほかくであった。
──フィギュアVol.4『獣王 レオンガルフ』


まず、レオンガルフ以降のボス戦にはミッションが一切設けられていない。
それ故にタイムや被弾、特殊条件を気にする必要はなく、落ち着いて挑める。

戦闘BGMは「隆隆(りゅうりゅう)たる獅子叢(ししむら)(たけ)り」。
最初はフルでは流れず、パターン移行する手前の体力にまで減った時点から間奏が始まる。そして移行時に間奏が終わり、以降は最後まで流れるようになる。

前半は獣らしく、爪で引っかいたり飛びかかったりとオーソドックスな肉弾戦が主軸となる。
だが後半になると……


  • ジャンプ
何の変哲もないジャンプ。
他のボスみたいに距離を調整する目的で使う基本行動で、多くはカービィと間合いを詰めるために使う。
が、至近距離に飛んでくるため、こっちの立ち位置がズレるとほぼ踏み潰されるので見たら念のために離れること。
これを中心に移動する関係で、普通に歩くモーションは戦闘開始直後しかまともに見られず、他のタイミングで歩くことは稀。

  • かぎ爪
爪を振りかぶって1~2回切り裂く。
キャロラインと似たような攻撃だが、2回切り裂いた後に下記の叩きつけ衝撃波へ繋げるコンボも存在する。

  • 痛撃(衝撃波)
両手(前足)を組んで振りかぶり、床に叩きつけて円形の衝撃波を飛ばす。
タメる最中に体をの線が移動するので、攻撃タイミングが分かりやすい。

  • パンゲアを裂く爪(爪振り上げ)
主にカービィと距離が開いている時に使用。
両手の爪を床に突き立て、そのまま引きずりながらカービィまで接近、勢いに任せて両腕を振り上げる。
名前の由来は地球上の大陸が1つだった太古の時代に呼ばれた超大陸パンゲア。

  • 強襲のネメアー(飛びかかり)
急に四足歩行の体勢に移り、間を空けてから飛びかかってくる。
どんなに離れた場所からでも一瞬で詰める。
ネメアーとはギリシャ神話に登場した獅子の名前で、後の獅子座になったとされている。

体力を減らしていくと、突如苦しむレオンガルフから紫色の怪しいオーラがほとばしり、白目を剥いた姿に変貌。
ここから後半戦に突入して、人、もとい獣が変わったような攻撃の数々を繰り出してくる。

以後はジャンプ以外、前半戦で使っていた技を封印する。そのジャンプも完全に間合いを取る目的で行うため、前半戦のように攻撃じみた形で使うことは無い。
ただ、パターン移行のタイミング次第では、移行直後に前半戦の行動を一回だけ取ることもごくまれにある。

更に後半戦ではひそかに防御力が上昇しており、星型弾などで比べると露骨に被ダメージが低下しているのがよくわかる。
残り半分も無いはずの体力ゲージが急に重く感じられるのはこれが原因。しばしば突進や近づきづらい広範囲攻撃を繰り出すことから、初見での戦闘は意外と長引きやすい。

  • サイコクロッシングレオン(斬撃波)
後半戦開幕時の確定行動。
両手にオーラを纏わせ、交差して切り裂くたびにX字またはV字の斬撃を発射する。これを3セット行う。
かなりの速度があり、当たり判定が大きいのか、発射前に懐へ飛び込んでも避けられない。
確定で使った後もカービィと距離が開いている時に行うが、連続では使わず他の行動を幾らか挟む。

後半戦の厄介な行動。
歯をガチガチ鳴らした後、四足歩行で走りながら嚙みついてくる完全にティガレックス
追尾がきつい上に繰り返し行ってくるため、安全に避けたいなら緊急回避は必須。ジャスト回避しながらカウンターで対抗しよう。
たまに予備動作で歯を鳴らさない時があり、突進スピードが速くなる代わりに小回りがきかない。
突進が終わった後は疲れて隙をさらし、速い版はさらに長く疲れる。

  • サイコハウリング砲(ビーム)
定期的に使用する大技。
口から紫色の炎を漏らし、直後に極太のビームを放射。ゲロビーム言うな。地面から天井に向けてなぎ払う。
ビームを振り上げるまでカービィに軸を合わせ続けるので、立ち止まるのは厳禁。
この攻撃後に距離が開いていた場合、思考ルーチンの関係でそのまま×字斬撃に移行するケースも多い。


撃破後

敗北したレオンガルフは吹き飛んだ勢いでガラス窓を突き破り、エターナルカプセルの前で倒れ込む。
カービィも無事にエフィリンを解放し、勝利のカービィダンスが終わった矢先に再び目覚める。だが……

おのれェ…
あれは一体、なんダ…?

あまたの 空間カラ
つかエルモノを 引きヨセタガ…
あんな ジャマモノガ まざってイタトハ…

まるで誰かの操り人形であるかのように喋るレオンガルフ。
未だに白目を剥いたままの彼は、戦闘中に苦しみだした時から様子がおかしい。

マァ ヨィ…
モハヤ… サクを ネルノモ メンドウダ…


スベテ 喰ロウテ クレヨウ…!

カプセルの中で不気味に目を見開くID-F86。そう、レオンガルフは本当に操られていたのだ。
直後にカプセルを破壊したID-F86は、ドロドロに溶ける体でレオンガルフとビースト軍団を取り込み、おぞましい異形の獣と化してカービィに襲いかかる。


その後、完全復活を果たしたID-F86とカービィの最終決戦が始まったり壮大なスケールの危機が迫ったりする中、
レオンガルフの存在は影も形も無いまま遂にエンディングを迎えてしまう。


しかし、エンディングの最後に 球体の中で眠るレオンガルフ という意味深な光景が映し出され、まだ見ぬ冒険を示唆して物語はいったん幕を閉じる……。


To be continued…








!!ここから先はクリア後のネタバレです!!

















ソウル散る絶島の冒険

あの絶島にただよう レオンガルフの たましい。
一度 カービィにやぶれ 体をうしなった ID-F86は、
思念のみ 絶島のはてに のがし、よりしろ として
レオンガルフを ゆうへい。その体に自らの思念を
そそぐべく、かれのソウルを うちすてたのだ。
──フィギュアVol.4『レオンのソウル』

最終決戦で滅びたと思われたID-F86は、思念だけとなって生き延びていた。
反撃のために自らの思念で生み出した世界「絶島ドリーミー・フォルガ」に引きこもると、ひそかに奪っていたレオンガルフの肉体を依り代に復活を果たそうとしていた。
その際、肉体に残っていた魂……ソウルが邪魔になった為、ID-F86の手によって打ち捨てられてしまい、絶島中に散り散りとなった。
そこへ偶然迷い込んだカービィ達は、元部下でエフィリンを助けてくれたキャロラインがレオンガルフを捜索していたこともあり、彼女のためにレオンのソウルを集めながら最深部を目指すことになる。


要するにこのソウル、''前作の『アナザーディメンションヒーローズ』におけるフレンズハートと同じ立ち位置の収集アイテム''である。
各ステージの各エリアごとに決まった数が配置され、1個だけ、または3個セットで手に入る。最奥で待ち受けるボスのみ5個も手に入る。
野ざらしで浮かんでいることもあるが基本的には隠されており、用心深く探さないと見つけるのは困難。
と言っても、本編でワドルディをしっかり見つけられる観察眼があるなら極端に難しいものではない。
そのエリアで全部集めるとエフィリンのアナウンスがある他、取り逃した状態でステージに再チャレンジした場合、まだソウルが残っているエリアでこれまたエフィリンが残り数を教えてくれる。

絶島全体で集めたソウルが規定数を超えていれば、レオンガルフの肉体が残る真の最終ステージ「フォルガトゥン・ランド」への道が開かれる。


不気味なアナウンスが残響するラボ・ディスカバールのような通路を駆け抜け、カービィとエフィリンが辿り着いたのはID-F86が眠っていたあの部屋と同じ空間。
眠り続けるレオンガルフにこれまで集めたソウルを注ぎ込むと、球体から解放されて復活を遂げる。
カービィとエフィリンはそれを見て喜びのダンスを踊る。レオンガルフは最初はどこか戸惑った様子でそれを目で追うが、最後は一緒に決めポーズをしてくれる。かわいい。

しかし喜びも束の間……突如苦しみ始めたレオンガルフ。
ID-F86の思念によって肉体を乗っ取られてしまい、「 レオン・フォルガ 」としてカービィに襲いかかってくる。


哀しき再戦


憑依獣(ひょういじゅう)

レオン・フォルガ



ソウルとなった ID-F86は、ドリーミー・フォルガの
はてから 反げきすべく、思念のビーストたちを
生み出し、自身は レオンガルフの体に とりつく。
ただ、かれの 中に残るソウルは ていこうを続け、
カービィの こうげきにより 正体が あらわになった。
──フィギュアVol.4『憑依獣 レオン・フォルガ』


ボス前通路に何も無かったこともあってか、戦闘開始直後にエフィリンがマキシムトマトとコピーのもと2種を支給してくれる。
時間が経つと消えてしまうためキープは不可能。しばらくはレオン・フォルガも攻撃してこないので、素早く態勢を整えよう。

最初は通常版の後半戦がベースとなっており、特に代わり映えはしない。
が、ただでさえ全身当たり判定の塊となって走り回り、強力な飛び道具を駆使する敵の体力ゲージ1本を丸々削らないといけないため、厄介な四肢の牙音に付き合わされる時間も長い。

体力をゼロにすると勝利……と思いきや、レオンガルフの体からフェクト・フォルガ(幼体)の姿をした思念が出現。
再び取りつくと更にレオンガルフが苦しみ、頭部が闇に覆われた不気味な姿の第二形態に突入する。

第二形態は通常版の前半戦がベースとなるが、先程までと打って変わって多くの技が強化されている。


  • かぎ爪
炎を纏っており、最大3回まで引っかくようになった。
2回目を避けても絶対に油断しないように。

  • 憑獣の痛撃
第二形態開始後の確定行動。その後も普通に使用。
3連続で行う上、衝撃波に複数もの雷が追加されている。緊急回避でかわすのが無難。
しかも3発目は雷の本数が一気に増える。
実は衝撃波のスピード自体は通常版より遅くなっている一方、雷の付属によって厄介さは段違い。

  • パンゲアを裂く爪
地面を引きずった跡に炎が残り、触れるとダメージを受けてしまう。

  • 強襲のネメアー
3連続で行うパターンが登場。

  • 憑獣のサイコハウリング砲
第一形態から引き継いだ行動。
天井まで振り上げる速度が上昇しただけでなく、天井に向けて振り回した後に大量の瓦礫が落ちてくる。
瓦礫が落ちる場所に影ができるため、ビームを避けるだけでなく足元にも注意を払おう。



そして、更に体力を半分まで減らすことでフォルガの思念が分離、後半戦に突入する。
ここからが本当の地獄だ……。


  • 豹変のサイコドリーミーガルフ/ソウルクラッシュ
後半戦開幕時の確定行動にして、 レオン・フォルガの最大技。
X字斬撃を放った後、爪振り上げで柱状の斬撃を2本放ち、更に横向きの斬撃を2回飛ばし、トドメに高速化した極太ビームを繰り出す(瓦礫は落ちない)。
初手のX字斬撃後がそれまで見せなかったパターンのため初見殺し性能が高い。

ビームまで出し切った後は激しく疲れてダウンし、長大な隙をさらすのだが、ここで深追いしてはならない。
直後に思念がワープし、 広範囲に拡大する黒いドーム状の衝撃波「ソウルクラッシュ」を放ってくる。 ひとたび食らうと、そのまま多段ヒットにより体力をごっそり持っていかれる。
衝撃波が及ばない範囲外まで逃げればいいだけの話ではあるが、ワープ位置が非固定につき、場合によってはフィールドの隅に追い詰められて為す術なく被弾……という可能性もある。
また、この技だけレオン・フォルガと思念の行動が独立しているため、アイス能力でレオン・フォルガを遅くする、ないし氷漬けにしても思念の衝撃波まで遅らせることは不可能。


後半戦は上記の連続コンボが解禁されたことに加え、 思念もレオン・フォルガの行動に混じって妨害を仕掛けてくる のが非常に厄介。
連続コンボ以外における思念はワープして光球「ソウルキャノンボール」を放ち、着弾地点から衝撃波を生み出す。これを繰り返すだけ。
たったそれだけの技が レオン・フォルガの苛烈な攻撃と組み合わさり、やたらめったら避けづらくなる ため被弾を抑えるのが非常に難しくなる。
光球のタイミングは「ジャンプを除く攻撃技の前後いずれかに確率で」と決まっているのだが、問題は攻撃技の「後」。
前半戦なら反撃チャンスであった隙も無慈悲に潰され、叩くどころではなくなる可能性も……。
それでいて 思念そのものは無敵で排除不可 なのが腹立たしい。

この後にも強力なボスが控えており、レオン・フォルガ戦冒頭のように回復アイテムが出るという甘えも存在しないため、
後半戦に突入したら連続コンボ後のダウンで一気に畳みかけ、早期決着を目指そう。
思念の邪魔が入りまくることを考え、スリップダメージが優秀なファイア系統を持ち込むと攻められない時間も無駄にならない。
連続コンボで本体が隙を晒すタイミングに合わせ、思念のドーム衝撃波でジャスト回避からの大技を狙うのも一手。


撃破後、思念と分離したレオンガルフは玉座に叩きつけられ、そのまま座った格好で動かなくなる。
そして肉体から切り離された思念獣 ソウル・フォルガ は触手を展開し、いよいよカービィとの決戦が始まる……。



キャロラインとの関係


2匹は名コンビで、アニマルたちのリーダーだった。
ある日 レオンは ID-F86を発見し、レオンガルフと
名乗りはじめる。ニャゥ~としか 言えないキャロル
には りかいできない 言語を 話し出し、ビースト軍団を
けっせいする。それでもキャロルは、かれを信じた。
──フィギュアVol.4『レオン&キャロル』

そもそも新世界には、初めからビースト軍団という組織が存在していたわけではない。
ましてやレオンガルフ、もといレオンも御大層な野望を掲げていなかった。
彼とキャロライン……キャロルの二匹は新世界を生きるアニマル達のリーダーで、良きコンビでもあった。

ところが、ある日レオンがID-F86を発見した時から全ては変わってしまった。

ID-F86の思念波にあてられたであろうレオンは自らを「レオンガルフ」と名乗り、謎の言語で話し始めるようになる。それは獣の言葉しか話せないキャロルにとって理解できないものだった。
やがてキャロルの知らぬうちに、アニマル達も思念波によって少しずつコントロールされていき、ID-F86完全復活のための手駒……「 ビースト軍団 」を結成。
アニマル達はいつの間にか、略奪を主とする集団に変わり果ててしまった。

それでも、キャロルは彼を信じることにした。
幹部の一匹、キャロラインとしてレオンガルフとの連絡役を担い、果たして何を思いながら活動していたのだろうか……。





余談

  • 普通に戦っている分には気付きにくいが、実はレオンガルフにはスタミナの概念が存在する。
    戦闘が長引くとその影響は四肢の牙音に強く表れ、最初はひっきりなしに噛みついていたのが徐々にバテては再開を繰り返すようになる。溜めパターンに至っては露骨に隙だらけの時間が増す。
    • これはレオンガルフに限った話ではなく、過去作にも目を広げれば特定技の攻撃回数が減るミスター・フロスティDX(TDX)など、少数ながら前例もいるにはいる。

  • 前述の通りフォルガトゥン・ランドの戦闘前ムービーでは目覚めて早々、カービィ達による突然のお祝いカービィダンスに戸惑いつつも
    途中からノリノリになって自身も決めポーズする というお茶目っぷりを見せてくれる。まさか表向きの元黒幕が伝統のダンスに加わると思わなかったプレイヤーもいたことだろう。
    • 思わず笑ってしまう迷シーンなだけに、その直後の展開の無情さが余計に引き立つところではあるが……。



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冥殿の 手ごまとなり、生きがい
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中でも 最大のミッションは、最近できたばかりとなった
最新作の記事… 『星のカービィ ディスカバリー』の 充実であった。

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最終更新:2025年01月31日 18:56

*1 それもハムスターの回し車みたいな原始的構造の装置で、休みなく走らされ続けている。……となると、先住民がいた頃って誰が発電していたのだろうか……?

*2 例として、この作品のエフィリンとワドルディ達の台詞は両者ともフォントの書体が同じだが、レオンガルフの書体と違う物を使っている。

*3 仮にID-F86の影響下にある場合のみ喋れると仮定した場合、新世界に帰還した後も言葉を話せる必要性がない。メタな考察としては重要人物のレオンが全く喋れないと通訳のエフィリンの負担が重くなり、話のテンポが悪くなるから、という作劇上の都合もあると思われる。