タイガーレンジャー／ボーイ

登録日：2022/05/04 Wed 23:08:15
更新日：2023/01/25 Wed 23:13:49
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ダイム族ナイト！

希望の戦士、ボーイ！

ボーイとは、スーパー戦隊シリーズ第16作目『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の登場人物。
本項目では彼が変身するタイガーレンジャーについても記載する。

演じたのは橋本巧氏。
子役時代に同じ東映特撮作品『世界忍者戦ジライヤ』に出演経験があり、そこから数年学業に専念してからの俳優復帰となった。*1
後に『電磁戦隊メガレンジャー』でもサブキャラとして出演している。
また、『超力戦隊オーレンジャー』でも、26話に限りキングレンジャー／リキの声を担当している。

【人物】

古代恐竜人類の五大部族「ダイム族」のナイトである。15歳の少年であり、ジュウレンジャーの最年少メンバーでもある。
性格は他のメンバーに負けず真面目でしっかりしており、危機感に欠けるダンに注意する場面も見られる。
その一方で精神的に未熟なのか弱音を吐く事もあるが、最後まで希望を捨てずに戦い続ける。

何故かやたらと体を張る事が多く、大食いの試練でメンバー4人が途中でダウンする中テーブルいっぱいの料理を最後まで食べ続け、しかも最後に苦手な人参を出されたり*2、脚が止まらなくなったせいで延々と走り続けたりと、中々の苦労人である。
料理は苦手なようで、得意だと言うチンジャオロースを振る舞っても「冗談じゃねぇよぉ……！」「なんだ？この味は……！」「ノーサンキューだ」「やっぱり男の子って料理はダメね」などと大ブーイングを食らってしまった事もある。

年上ながら目が離せないと思っているのか、ダンと行動を共にする事が多い。

小柄な体格を活かした俊敏な動きを得意としており、スピーディーな動きで相手を撹乱する。演者の橋本氏は体操経験者であるため、生身状態でのアクションシーンではバック転や飛び込み前転などの派手な動作を吹き替えなしでこなしていた。OPで披露されたバク宙が印象深い人も多いだろう。

最終回では仲間達と共に雲に乗って旅立っていった。
しかし後述の通り何度か地上に帰還をしている為、彼もまた、必要とあれば仲間と共に地上に駆けつけて、正義のために戦いを続けているようだ。

【タイガーレンジャー】

ダイノ、バックラー！

タイガーレンジャー、ボーイ！！

SA:石垣広文

ボーイがダイノバックラーにメダルをセットして変身した姿。
壁やゴーレム兵の上を身軽に動き回るトリッキーな戦い方を多用する。OPで披露されたアクションシーンが印象ry

【装備・技】

レンジャースティック(レンジャーガン／レンジャーソード)

ジュウレンジャーの共通装備。
変形させる事によって、銃と剣を使い分けられる。

サンダースリンガー／レンジャースリンガー

ゲキとブライが神秘の沼で手に入れた、新たな共通装備。

バベルアタック

5人がやぐらを組み、レンジャースティックを合わせて衝撃波を放つ必殺技。
小柄なボーイは右上を担当。

忍術

第35話「忍者戦士ボーイ」にて、戸村流忍法道場で会得。
タイガー分身の術、葉隠の術、蜘蛛の糸など多彩な忍術を身につけている。

サーベルダガー

ボーイの使う伝説の武器。~~「守護獣はサーベルタイガーだが武器はダガー」という寒いギャグは言ってはいけない~~
普段はただの2本の短剣で、変身の際に武器も変化する。
刃の根元には可動式の爪もあり、相手の攻撃を受け止めるのに使用。
分身の術で相手を翻弄し、ダガーを投げつける「タイガーバイト」が必殺技。
トリケランスと同様柄尻が砲口になっており、ハウリングキャノン合体時にはトリケランスの外側に装着されてガイアトロンエネルギーを放つ。

サイドザウラー2

ジュウレンジャーの駈るサイドカー付き高速バイク。
操縦はゴウシが行い、ボーイは車体左に取り付けられたサイドカーに乗り込む。

【守護獣サーベルタイガー】

ダイム族を守る守護獣。
モチーフはその名の通りサーベルタイガー。
「恐竜じゃないじゃん」と言われるのはお約束だが、生息時代からして違うので「サーベルタイガーのような恐竜」なのだろう。
4足歩行でぴょこぴょこ動く。可愛い。脚からタイヤが生えてるのは気にするな！
尻尾の「サーベルガン」は一瞬で東京タワーを蒸発させる恐ろしい威力を持っている。
また、自慢の牙を使った噛みつきも得意。

ダイノタンカー、および大獣神では右脚を担当。
守護獣ドラゴンシーザーが剛龍神となった際にも、同じく右脚を担当する。
大獣神から分かれた一体でありながらサーベルタイガー自身にも意思はあるらしく、まだ若く弱音を見せたボーイを励ました事もある。
ちなみにその時の声は寺杣昌記(現：てらそままさき)氏であり、大獣神の丸山詠二氏とは別となっている。