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更新日:2025/04/04 Fri 19:43:43
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ヒースクリフ。人をぶっ壊すのがオレの専門分野だ。もちろん、オレの気が向いた時だけな。
概要
『
Limbus Company』に登場する囚人の一人。囚人番号7番。
問題児その3。
日焼けした肌を持つ男性。
暴力的で短気、考えていることなどがすぐ感情や行動に現れる脳筋。
我慢がきかず勢いに任せて暴れる厄介な人物。
…ではあるが、単に育ちが悪い以上の物ではなく、根は結構まともで良識的。
実際、起こすトラブルと言っても、同僚との喧嘩や悪気の無い失態ぐらい。
その1その2のように自発的に問題行動を起こす場面はそこまでなかったりする。
トラブルを起こした後もばつが悪そうな態度を見せるなど、感性もだいぶ真っ当。
それどころか、ストーリーが進むにつれ仲間との付き合い方を真面目に学んでいるようで
「仲間の話をちゃんと聞いた上で大人しく応対する」「相手の性格を理解して適切な対応を探す」等
人の良さが漏れ出る場面も多くなってきている。あざとい。
なので他の囚人が更なる奇行や暴挙に走ると協力的な態度、もといツッコミ役になりがち。
というか、ヨゴレ役を押し付けられる割合が最も高い。
学がない反面、喧嘩慣れしているためか危機察知能力はイシュメール、ウーティスと並んで非常に優れており、とっさの判断で他の囚人を救う場面も。
とは言えあくまで「意外と性格はまとも」というだけで、浅慮や短気がトラブルを呼び込む率が高い問題児ではある。
それでうっかり全滅しかけたり、うっかり戦力ロストしかける事も何度もあったり…。
なのでヴェルギリウスの「面談」もしっかり食らっており、だいぶ
トラウマになっている様子。
囚人時の使用武器はデカいバット。「REVENGE」と彫られている。
固有EGOは「死体袋」
元ネタは
イギリスのエミリー・ブロンテの小説『
嵐が丘』の主人公「ヒースクリフ」。
原典では「ある出来事」を切っ掛けに、脳筋から一転し愛憎に狂う闇の復讐者と化すのだが……。
来歴
20区(T社)の裏路地出身。幼い頃、当時のワザリング・ハイツ主人であるアーンショウに拾われそこで生活する事に。
アーンショウの息子であるヒンドリーや彼の指示を受けたバトラー達にいじめられるなど鬱屈とした生活を送りながら、
同じくアーンショウの娘であるキャサリンとは交流を深め、互いに特別な存在と見做していた。
しかし二人の関係は徐々にこじれていく。とある出来事をきっかけに彼の中では劣等感が膨れ上がり、
遂にはキャサリンの零した『ある言葉』を聞いたことで爆発、邸宅を飛び出してしまった。
互いの心がすれ違ったままワザリング・ハイツを飛び出した後は、20区のギャング組織であるデッドラビッツに加わり荒んだ生活を送る。
それでもキャサリンを愛し続けていた彼は、いつかは彼女が自分の下に戻ってくる希望を抱いていた。
原典の要素を盛り込みながらもアレンジを加えることの多いこのゲームの中でも、特に原典に沿った経歴の持ち主である。
関係者
キャサリン
ヒースクリフの意中の人。アーンショウの娘であり、現在ではワザリング・ハイツの当主でもある。
夫であるリントンにワザリング・ハイツの所有権を譲り、彼女自身はヒースクリフに戻ってくるよう手紙を送る。
ヒースクリフとは互いに心を通わせ合っていたが、彼女がネリーとの会話で漏らしたとある言葉を彼が盗み聞きしてしまったことが原因で、二人の関係は終わってしまう。
ヒースクリフは「久しぶりに会うキャサリンにみっともない姿は見せられない」としきりに服屋を探したり
ヘアクーポンを盗んで末兄にボコボコにされたり他の囚人の助けを借りて着飾ったが、
ワザリング・ハイツに招かれた彼に告げられたのは彼女がリントンと結婚していたという事実と、キャサリンは既に死亡しているという現実だった。
ネリー
褐色肌とポニーテールが特徴の女性。ワザリング・ハイツのチーフバトラーであり、アーンショウ家に属するバトラーでもある。
ヒースクリフとキャサリンが子供のころから面倒を見ている、いわゆる保母の役割を担っていた。
長い月日が経った現在でもアーンショウ家に属していることは変わらず、キャサリンと黄金の枝を求めてワザリング・ハイツを進む囚人一行のサポートを行う。
Project Moon作品ではよくあることだが二人が子供のころから見た目が変わっていない。
『バトラー』とはこれまでのシリーズでも出てきたフィクサーのような存在ではあるが、
事務所や協会に属するフィクサーと違ってその就労形態は個人、あるいは邸宅や土地と契約してのものとなる。
特定の期間を満了する、条件を満たすなどしてバトラーとしての勤務を終えることで望む物を手に入れるらしいが、
後者のように土地などの大きな契約先に縛られたバトラーの中には数代に渡り仕事を引き継ぐこともあるらしい。
ネリーの場合はアーンショウ家と契約をしているため、その一員であるヒースクリフと囚人達に協力してくれるが、
作中ではワザリング・ハイツと契約したバトラー、リントンと契約したバトラーなどが登場し立場の違いから戦う事となる。
ヒンドリー
アーンショウの息子であり、キャサリンの兄。かつてはワザリング・ハイツの元当主であったが、現在は酒とギャンブルに溺れて落ちぶれてしまっている。
ヒースクリフが訪れた時から彼にキツく接しており、彼の閉塞感、劣等感を形成していった。
ただ彼の方もやられっぱなしではなかったらしく、虐待を受けながらもヒンドリーにとって痛いところを突いたりしていたようだ。
かつてヒースクリフが属していたギャング、デッドラビッツと手を組みワザリング・ハイツに訪れ、邸宅や財産を取り戻そうとしていた。
しかし、現当主であるキャサリンから遺された物はM社の矯正室の登録と、M社行きの
ワープ列車利用券のみだった。
リントン
エドガー家継承者であり、キャサリンの夫。幼いころにキャサリンと会った時から一目惚れしていたようだ。
病弱であり咳き込みが絶えないが、愛した妻であるキャサリンの意思を尊重し叶えようとしている。
ヒンドリーがギャンブルで身を持ち崩した際にワザリング・ハイツの権利をキャサリンと共に手に入れたため、彼からは恨まれていた。
マシュー
デッドラビッツの兄貴分であり、現在はワザリング・ハイツを取り戻そうとするヒンドリーに雇われている。
昔はウサギのスカーフをつけていたらしいが、現在はウサギを模したマスクで顔を隠している。
雇い主であり粗暴な性格でもあるヒンドリーに対しても物怖じしない肝の太さと、
荒っぽい性格のヒースクリフとも軽く接する気さくな性格の持ち主であり、ヒースクリフは彼との再会を喜んでいた。
魔王ヒースクリフ
正体はヒースクリフの別の人格。復讐に狂った別の世界の人格がとある人物に『被せられ』実体を得たものであった。
復讐対象は彼を苦しめた者、彼に屈辱を与えた者、そして愛するキャサリンを死なせた者…つまり全てのヒースクリフである。
自分が去ったことで不幸になり、遂には死なせてしまったキャサリンへの贖罪のため、
同じような経歴を経ながらも別々の可能性を開花させていった様々な世界のヒースクリフを殺して回り、姿が見えないが確かに感じるキャサリンの気配に吼える。
その有様をダンテは「ヒースクリフとそっくりだが、彼より更に惨めで気が狂ったように見える」と称した。
全てのキャサリン
魔王ヒースクリフが追い求めていたキャサリンの正体。本編世界のキャサリンが鏡技術で観測してしまった、ヒースクリフを自らが原因で死なせてしまう最悪の結末を辿った世界のキャサリン。
そのため、魔王と同じように愛するヒースクリフを死なせた者…つまりは全てのキャサリンを殺すべく行動している。
黄金の枝の力を使うことで本編世界のキャサリンの肉体に被せられることで顕現。
章題通りの心のすれ違いによって相手のために自分を殺そうとする二人が邂逅してしまい、誰一人として救われないことになりかねない事態へと陥ってしまうが…。
キャラ性能
アタッカータイプであることが多い囚人。
ただし「乱暴者だが意外と繊細」という性格を反映してなのか「使いこなせば強いが使い方にコツが居る」という人格が多め。特に星3。
よく扱う罪悪属性は嫉妬。E.G.Oも人格もほとんどに嫉妬資源が含まれている一方、暴食と怠惰はあまり使わない。
[LCB囚人]
ヒースクリフ。人をぶっ潰すのがオレの専門分野だ。もちろん、オレの気が向いたときだけな。
0
全人格でも何気に貴重な中速耐久アタッカー。
若干遅めの速度で火力・マッチ力・耐久力を高いレベルで両立していて、初期EGOの必要資源も自力で大部分賄える。
ホンル等と同様に打撃攻撃メインかつ打撃耐性・貫通等倍で3章にも強い。
サポートパッシブも「最大HPが一番低い味方の打撃与ダメージが+10%」とあって困らない効果。
[シ協会5課]
公平に死を…チッ。なんつったっけ、とにかく全員ぶっ潰しに来た。
00
暗殺を専門とするシ協会からの人格。
シ協会人格の例に漏れずHPを危険域まで削られてバフがかかってから本番の過労シ仕様…なのだが
ヒースクリフだけバフ条件がHP25%以下とやたらキツイわ、そのくせバフはスキル威力+2だけで割に合わないわ、
コインはスキル1と2で1枚、スキル3で2枚ぽっちなので基礎威力+2程度じゃ全然火力にならないわ、
威力の大半をコイン表の加算に頼ってるタイプなのでHP25%以下でマッチするリスクも高すぎるわ等々、
ぶっちゃけ活かそうとすると過労シ以前に普通に死ぬ。
同期化IVでついに魔改造され、体力50%以下でフルパワーを出せるようになった。ただ結局のところ条件達成が困難&スキル3以外での火力不足感は否めない。
追加された呼吸バフも殆どEGOギフト前提の申し訳程度の性能。
シーズン4の鏡
ダンジョンにて「決意」というEGOギフトが追加。体力最大値を半減させる上に被ダメ75%カットという無茶苦茶な強化がされた。
積極的に編成するほどではないが、鏡
ダンジョンではそこそこ遊べるように。
[N社小鎚]
はい、わ、わたくしは…。あっ、先輩じゃねぇのかよ…なんだよ?
00
狂信者が目立つN社人格の中で一際異彩の、「普通の」新人社員。
故郷から出てきたばかりの、ちょっとチンピラっぽい普通の兄ちゃんである。今はまだ。
そのためかN社専用デバフ「釘」はスキル1で一つだけしか付与できず、
N社専用バフたる「狂信」に至っては上司人格から押し付けない限り取得できない。
ただしマッチには強く、この人格自体は癖のない星2のアタッカーとしてそれなりに纏まっている。
プレイヤー側ではとても珍しい加算コイン弱化のデバフ付与ができたり、
サポートパッシブでN社ファウストが事前準備無く大火力出せるようになったりはするが、N社パーティでなければ積極的に採用する理由は無い。
[南部セブン協会4課]
現場資料を見るに今回の事件に関する結論は…あぁ、考えといたってのに!ちょっと待てよ。
00
頭を働かせる楽しさに目覚めたまさかの人格。…でもやっぱり最後はカン。
分かりやすいほどの「破裂」特化人格で、攻撃からパッシブまで全てのスキルが破裂まみれ。
シーズン3現時点では、破裂「回数」付与を持つ中で憤怒資源を供給できる唯一の人格である。
普段使いなら下記の
ウサギ人格のほうが使い勝手はいいが、破裂パーティを組む際は欲しい人材。
星2人格にしてはマッチ威力なども優秀。
[マルチクラック事務所 フィクサー]
00
6.5章イベントのひとつ「ワープ特急殺人事件」で配布された星2人格。
裕福で羽振りのいい事務所、家族のように助け合ってくれる同僚、傷ついても部品交換ですぐに直る便利で強靭な肉体。
客観的に見て十分に成功者の仲間入りを果たし、遠征先がたまたまかつての「家」の近くだったので顔を出してみようかと考えたが……
…「あの家に帰る理由なんてない」と思い直し、なんだか妙に退屈で感情も失せてきた日常に戻っていった。
スキル2とスキル3の最後のコインで付与できる固有デバフ「光電」によって後続のキャラクターに間接的に充電回数を配る。
「他の充電人格のサポート」を主な役割とするヒースクリフらしからぬ人格で、上司で星3のマルチファウストはこのマルチヒースとの連携を前提にしている所がある。
「光電」は1ターン限りだがターン内であれば何回使っても消えない。ヒースクリフが味方より先に動けさえすればよく、自身のE.G.O『死体袋』や『AEDD』と相性抜群。
さらに充電威力を獲得するとパッシブによってクイックやスキル3と「光電」の強化が得られるため特に長期戦でのポテンシャルが高く、
両方揃うと他人をサポートするまでもなく単独で殲滅力を発揮しだすヒースクリフらしさ全開の人格でもある。
区分:シーズン4(イベント)
実装日:23/08/08
[R社第4群ウサギチーム]
ぴょんぴょん…飛びながら…ウサギが来た。全部ぶっ潰しにな!
000
前作、前々作から引き続き登場する傭兵派遣会社に属する人格。
弾丸を用い、自身の攻撃性と速度バフによる圧倒的な爆発力を発揮する超攻撃型スタイル。
弾丸が切れると明確に火力こそ落ちるものの、コインの数の多さでマッチの強さは据え置き。
例によって脆い弱点はあるが、マッチの強さから潰される心配はほとんどないまさに「殺られる前に殺る」戦法の体現者。
あまりに強すぎたのか、同期化4は全人格共通の守備スキル強化以外は弾数が13発→16発になるだけというノータッチに等しい内容だった。(弾丸が増えるだけでも有用ではあるが)
同期化3の時点でやたら強いため、むしろ無理に同期化4にする必要のないキャラというポジティブな見方も可能。
サービス開始からしばらくはヒースクリフの人格=
ウサギと言っていいほどの強人格だったが、他に強い人格が実装されたり、長期戦になるステージが増えたことで一強では無くなった。
[ロボトミーE.G.O::狐雨]
000
まさかのEGO装備人格。ロボトミー社の技術を復元し幻想体から「装備」として抽出されたレインコートを着ている。
握らんとする者シンクレアに続く2人目の、自分の精神力をすり減らして減算コインで殴る構成…なのだが
自分自身に沈潜デバフ(被ダメージ時に精神力が減る効果)を付与して殴られる事で精神力を減らすというクソ面倒クセの強い仕様である。
多コインかつ減算コインの特性から火力はめっぽう高いが、スキル威力自体は低いため減算コイン特有のマッチの強さは無い。
また敵に付与するデバフもと色々持ってはいるが、他のデバフ特化系のメンバーと連携が取れるかというとそれも微妙。
スキル1と反撃スキルだけでは積極的に沈潜を付与する目的では使いづらく、付与した破裂は自分で消費するのが前提のようなスキル構成なので味方に回しづらい。
一応、沈潜PTに組み込んだ場合は憤怒と嫉妬資源を手軽に供給できる数少ない人格である。
破裂PTに組み込んだ場合、グレゴールの
「AEDD」さえあれば破裂回数を稼ぐことも可能。…しかし使いやすい破裂人格である自身の
セブン協会
が
ライバル。
アプデでキツネヒースだけマッチ敗北で精神力が減少するようになったり、同期化IVで大きめの強化が入ったりはしたものの
ヒース人格としては
ウサギヒースに、減算コイン持ちとしては
握シンクレアに、殴れるタンクとしては
DHロージャにと
キツネヒースが持つあらゆる要素が他のぶっこわれ人格と被り日の目が当たらない哀しい立ち位置に居た。
原作再現かもしれない
しかしシーズン3では一変、
「今まで
ダンジョン深部に居たようなボスに精神0資源0から戦う紐採光Lv40」
「長期戦が多く、マッチ・回避・防御いずれも不可能な反撃ギミック持ちも出てくる5章ストーリー」等の機会増加により
弾丸に縛られず、かつ減算コインで精神力に囚われず、かつ高耐久で反撃やマッチ敗北も恐れない…キツネヒースが再評価されることなった。
と言っても扱いの難しさは据え置きで、適当に使っても「特に活躍もしないが生存能力は高い」という強いんだか弱いんだか良く分からない状況に陥りがち。
攻略wikiでもこの人格だけ丁寧に詳細な取り扱い説明が書かれていたりと、とにかく扱う上で理解が必要なキャラとなっている。
[ピークォド号銛使い]
000
5章に登場したある人物の人格。
本人格のスキル効果を盛れば盛るだけとんでもない威力になるスキル3が最大の武器。
最大まで盛ってしまえば本作トップのクソ火力、
握シンクレアを上回る事だって夢ではない。…理論上は。
しかしフルスペックの発揮は少々大変。
まず呼吸バフが重要なのに、呼吸威力を得るのが苦手。
その解消には出血が必要だが、それもこの人格だけでは確保が難しい。
なのでチームとしてメンバー同士のシナジーを考え、お互い補佐できるような編成を頑張って組まなければならない。
特に要となるのが
嫉妬共鳴。「中指」から足を洗いたがっている人格のはずだが、この点において
中指ドンキとは明らかに相性抜群。
中指からは逃げられない
他にも
- 本作初となる「複数のスキルの罪悪属性が同じ」なキャラなので、嫉妬共鳴は狙いやすい一方、E.G.O資源が偏りまくる。
- 特に本人格を最大限活かす場合、チームごと嫉妬特化にするので…
- 挑発値や混乱区画の都合でピンチに陥りやすいが、現HPに反比例して火力が上がる性能なので武器にもなる。
…と、とにかく一長一短な特徴を多く持ち、「強いが癖は強い」タイプの人格。
同期化IVまで進める事で最大火力が狙えるようになるので、
ロマンが狙いたいなら強化しよう。
普段適当に使うだけならIII止めでも特に問題ない。先述したようなチーム編成だとか、難しく考えなくても十分使っていける。
[南部ウーフィ協会3課]
じゃあ、これから相互立会い下での契約検討を進行するぞ。余計なことはお互いナシだ、分かってるな。
000
シーズン3最後の実装となった人格。
本人格で初登場となる「ウーフィ協会」。どうやら契約の強制力として
仲介人を担う協会らしい。
どっかの立会人みたいなもん。
つまりは「契約に淡々と従い、破った者が居れば圧倒的暴力によるペナルティ」という分かりやすい仕事で、ヒースクリフの性にも合っているようだ。
キャラ性能的にも、本作初登場となる「
振動-崩壊」を所持。振動爆発時、相手の防御レベルも下げられるようになる。
「これ以上体力を削った所で混乱区画が無い敵」に対して腐る事の多かった「振動」だが、この新規デバフにより、その欠点が解消できるわけである。
振動PTに貴重な嫉妬属性も提供しやすく、基本的には特化編成向けのキャラ。
と言うか、この人格そのものは振動の付与が苦手。活かしたければ特化編成での補助が必須となる。
「振動-崩壊」の発動条件も「振動威力と回数の合計が20を超えた敵にスキル3を的中させる」というものなので、この人格では自力での発動はほぼ無理。
当人格のパートナーとして候補に挙がるのは、前提条件をスキル2で即満たすことができる
LCCBイシュあたり。
攻撃対象の振動数によって自身のスキル威力も強化されるので、是非特化パーティに組み込んでいこう。
同期IVにすると振動周りの能力が強化され、振幅変換をした際ついでに振動爆発を起こすことができるようになる。
振動パに入れるなら同期IVにしよう。
しかし当人格の実装後、次々と「振動」の新規派生効果が実装。
特に手っ取り早く強力な「
振動-反響」が登場した事で、色々と回りくどい「振動-崩壊」の評価はやや下落してしまった。
何なら「反響」を「崩壊」で上書きしてしまわないよう気を付けなければならなくなり、せっかくの独自効果だったのに現状悲しい立ち位置にある。
とは言え、振動パーティに組み込んで使いやすいという点ではそこまで変化がない。
また、これまで何かとクセが強い人格ばかりだったヒースクリフの星3人格としても、最もクセが無い。
振動特化編成でなければこの人格の特色は発揮できないものの、マッチ威力は素で高いため、初心者にも使いやすい人格である。
[ワイルドハント]
再び舞い戻ってきた。キャサリンと…あの八つ裂きにすべき邸宅の奴らと対峙しに。
000
6章のラスボスにして辿り得たヒースクリフの可能性の一つたる、「魔王ヒースクリフ」の人格…かと思いきや、
「魔王ヒースクリフ」を見たことで魔王へと変化したヒースクリフ。ややこしい。
あらゆるパラレルワールドの可能性を引き出せる「鏡」だからこそできる荒業であり、リンバス名物尊厳破壊枠。
見ての通りのシーズン4の目玉人格。
基本的には沈潜を扱うタイプのキャラだが、付随する固有ステータスにより、ゲーム中屈指の情報量の多さを誇る人格でもある。
まず簡単なところでは、
「棺」は専用の強化パッシブ。
当人格が敵を倒した時に1取得するほか、スキル3「レクイエム」と特殊スキル「悲嘆し、哀嘆し、破綻せよ」での使用時と敵討伐時にも取得できる。
棺を一定数所持していると、スキル2は攻撃対象が1ずつ増えて広域攻撃に。スキル3は与ダメージ量が倍加。
敵を倒せば倒すほど単純強化されていくため、大量の雑魚を処理するような戦闘には非常に向いた特性となっている。
次に、スキル2で付与する「迫り来る破綻」は相手のパニックタイプを
「破綻」に変更する専用デバフ。
このデバフ中の相手をスキル3で攻撃すると沈潜回数を稼げるぞ。
そして
扱いが難しいのが「デュラハン」。
この首無し狼に騎乗している間はバフを得る上、スキル2の攻撃範囲が1増加し広域攻撃に。
そしてスキル3が高火力な特殊スキル「悲嘆し、哀嘆し、破綻せよ」に変化。
さらに精神力が15以上であれば、反撃スキルも同じく特殊スキルへと変化。攻撃性能を非常に高めてくれるのだが…
こいつに乗っている間、えらい勢いで精神力が減っていくのが管理の手ごわい所。
具体的には「騎乗時に5減」「騎乗した状態でターンが終了すると10~15減」「スキル2の使用時に10減」「特殊スキルの使用時に15減」。
減算コインである特殊スキルにとっては追い風になるが、それ以外のスキルは加算コインなので逆風にもなる。
しかもこの人格の精神力減少条件は「マッチでの敗北」なので、下手に精神力を下げると「加算コイン表面を出せずにマッチ敗北、さらに精神力減少」という死のループへと簡単に突入してしまう。
そのため常にヒースクリフの状態を見てはデュラハンの乗り降りを適切に指示するなど、繊細な管理が必要となってくる。
デュラハンの乗り降りは、基本的には「反撃スキルの使用」がスイッチ。
なおこの反撃スキル自体、「本作初のマッチ可能な反撃スキル」という特殊な仕様である。
乗る条件は「反撃スキルを選択して戦闘を開始する」「味方が3人死ぬ」。
下りる条件は「デュラハンに乗った状態で反撃スキルを選択する」「特殊スキルを使う」「ターン終了時に精神力が-25以下の時」。
使いこなせばクソ強いのは間違いないが、使いこなすには管理が大変なキャラ。
お前の☆3人格そんなんばっかりだなヒースクリフ。
一応「デュラハン」の使用さえ控えれば管理は楽で、オーソドックスな沈潜キャラとしても運用は可能だが…そうなると完全に没個性。
味方1名の沈潜を強化するサポートパッシブが強力な事もあり、そんなふうに前に出すよりは控えに置いておいた方が強い事も多々。
あと単体のボス戦だとほとんど「棺」が稼げず、独自の強みはどのみち発揮できなかったりもする。使い所は選んでやろう。
味方が死ぬと自動的に「棺」を2消費し、一時的に蘇生する事も出来る。
…が、本当に一時的な蘇生に過ぎず、結局すぐ死ぬので狙いどころが難しい。ぶっちゃけ微妙な能力。
むしろ「棺を勝手に消費してしまう邪魔な能力」という見解すらある。蘇生能力に関しては今のところ忘れていい。
この怒りがいつから始まったのか、理由は何だったか…。
ああ、知る必要はない。ただアイツらを八つ裂きにすれば良いだけだ。
この人格は6章のとある行動(ネタバレ反転)全てのキャサリンの削除の前後で台詞が変化する。
そして、船長イシュメールなどのキャラクターにもあった特定の人物への特殊演出が今までの比ではないほど多い。
ふぅ、皿なぞ磨いていたヤツらがナイフを突きつけてくるとは。
手段を選ばぬ魔王となった彼にとっては、彼らは凄腕フィクサーとはいえども「ただの執事やメイド」でしかないのだろう。
囚人一行にも、幼少期のヒースクリフにも敵対的かつ無礼な振る舞いだったジョセフィーヌ。
当然ながらワイルドハントとなった彼からすれば復讐対象の一人である。
まだ分からないのか?お前は…オレの獲物でしかない!
雨に濡れた犬だとは、まるでお前の居場所をオレが奪ったあの日みたいだなぁ!?くはは!
オーバーキルとかいうレベルではない。
特に、ねじれ化したヒンドリーに対しての発言は彼のトラウマをこれでもかという程に抉るもの。聞いたヒンドリーの泣き叫ぶ声がより酷くなりそうである。
ある時は哀れみ、ある時は見下し、ある時は侮蔑。
自分を"マトモ"に見てくれなかった育ての親のその目が、ヒースクリフは心底気に入らなかった。
チーフバトラー良秀も本家本元に対して「チーフバトラー失格だ」と言い放つ上に、
ネリーと違ってヒースクリフを息子代わりに愛していたという描写があるので、彼女の利己的な本質は様々な人物より否定されている。
お前がどんなヒースクリフであろうと関係ない!全てのキャサリンをオレの腕の中へ!!
自分自身、しかも同じ魔王の可能性との決戦。
お互いが「全てのヒースクリフを否定するもの」であるがゆえに、それは絶対にわかり会えない不倶戴天の敵となる。
なお、ラストバトル時の激突の演出もワイルドハントヒースクリフで挑むと専用の特別演出に変わるという気合いの入りっぷりとなっている。
キャサリン…!?オレだ、ヒースクリフ…!お願いだから俺を受け容れてくれ!!!
魔王たる彼の執着対象。愛していた女の残影。
こちら側のヒースクリフもキャサリンを愛していた。愛しているがゆえに狂気に堕ちた。
そして、彼女を撃破した後の彼は……その愛すらも失ってしまうだろう。
[終止符事務所フィクサー]
弾1発装填。弾丸は…ロジックアトリエ製高速粉砕弾。よし、狙撃準備おわり。
000
限定ガチャイベント「ヴァルプルギスの夜」の星3。前作LORにおける「終止符事務所のタマキ」。
元ネタが女性なのになぜヒースクリフが?と思う人がいるかもしれないが、恐らく「褐色肌のぶっきらぼう」という共通点からチョイスされたのだろう。
口調こそはいつものヒースクリフらしく荒っぽいがそこはタマキの人生、この世界での彼の仕事ぶりは上記のマルチクラック事務所に匹敵するレベルで真面目。
きっちりとしたスーツに身を包み、狙撃の邪魔にならないように髪を結び、手にした巨大ライフルでターゲットのドタマをぶち抜いていく。
なんだこのイケメン
ただし、タマキの人生をなぞるという事は、仕事の中でいずれ
歯車の教祖様や例の青いアイツと対峙するわけで…?
呼吸と弾丸を扱う貫通アタッカーであり、戦闘開始時に「弾丸」が10発、必殺用の「弾丸-ロジックアトリエ」が1発補給。全てのスキルで「弾丸」を消費する。
かつ、「無駄弾は撃たない(というか資金の都合上撃てない)」という終止符事務所のスタンスに則り、「弾丸」と「弾丸-ロジックアトリエ」を使い切ると自動的に撤退する。
「弾がなくなれば仕事終了」と言わんばかりの割り切ったデザインで、この人格でのヒースクリフは必然的に短期決戦型になる。
攻撃そのものに回数制限があるという強烈なデメリットを抱えている分、スキルはどれも強力。
コイン3枚で威力は5-14というお前本当にスキル1か?と言いたくなるような「応射」、10-22というぶっ飛んだ火力の「ヘッドショット」、回避するたびに呼吸を3獲得し最高で9も稼げる「戦闘呼吸」など、スキル一つ一つの数値がどれも異様に高い。
戦闘開始直後1ターンのみ貫通威力増加+3を獲得できるため、立ち上がりの隙もほとんど無く、適切にスキルを切って行けば初動から撤退まで満遍なく活躍する事も可能である。
うまく理解すれば戦いをすぐに終わらせられるほどの火力を持ちつつも、文字通り
無駄弾を撃つことが許されないという上級者向けの性能。
あなや~~~!!いっぱい撃てば(ryみたく思考停止してトリハピ化なんてできるはずもないので、どこでどのスキルを切るかを見極めて、最適な順序で相手を撃ち抜こう。
特に呼吸効率がいい反面、弾丸を無駄に消費してしまうスキル1は切っていくタイミングの見極めが必要となる。
なお同時実装の
終止符事務所ホンルとの連携も特徴であり、ヒースの回避スキルに対してホンルの特殊スキルが、ホンルのスキル2or3に対してヒースのスキル2が発動。
これらを上手く使えば「弾丸効率の悪いスキル1を回避で流しつつも攻撃は絶やさず、コスパ最高なスキル2を乱発する」なんて立ち回りも可能となる。
終止符ホンルが居なくても余裕で強い人格とは言え、ピーキーな立ち回り難度が緩和されるため編成に余裕があれば是非狙ってみよう。
このヒースはサポートパッシブも終止符ホンルと相性抜群なので、弾切れで撤退した後も大いに貢献できるぞ。
区分:ヴァルプルギスの夜(5)
実装日:25/01/09
[黒雲会若衆]
組織同士集まってやるってのがこんなつまんねぇ会議って…。一体決戦はいつやんだよ?
000
イベント「肉斬骨断」の復刻に際して追加された配布人格。
奥歯ウーティス以来となる配布の星3人格でもある。
とにかく喧嘩っ早いのが特徴の人格。
守備スキルとか言いながら「マッチ可能反撃」で積極的に殴りに行くし、色欲共鳴×3でパッシブを発動させれば味方を攻撃した敵へと報復攻撃。
他の人格が持っていないような変則的な攻撃手段がまあ多く、しかも何かするたびに有用な効果を発揮して帰って来る超前のめりなスタンスを持つ。
反撃スキルは素の威力が低めだが、攻撃スキルで「次ターンに守備威力増加」が出来るので増強は簡単。攻撃スキルの次ターンに反撃スキル使うだけでオッケー。
また
パッシブやスキル3で得られるバフ
「黒雲刀」の斬撃威力強化も乗るし、何なら
上司が戦闘に参加していればそれだけで破壊不能コインに。
そして「相手のデバフの種類の数によって与ダメージ量増加」「特定のバフがあるならコイン再使用」など反撃が通った時の期待火力は高く、多少頭を使って運用する必要はあるが高いポテンシャルを秘めた反撃スキルと言える。
ちなみに上記の「味方へ攻撃した敵への報復」では通常の攻撃スキル1を使用するので、これを狙うだけでも次のターンに反撃スキルの強化ができる。
味方1人がわざとマッチを避けて敵からの攻撃を食らい、ヒースの報復をあえて誘発するなんて立ち回りもアリ。
(なお食らった味方が体力1/4以下になるか死亡した場合、スキル1ではなく上記の反撃スキルとして発動する。これはこれで強力なので状況次第では狙ってもいい。)
それ以外の性能に関しては、基本的には
上司と同じく出血と斬撃特化の高水準なアタッカー。
スキル3でないと高火力が出ない点は上司と同様。しかしアタッカーの割に守備面が優秀で、最大速度も速めであるなどステータス的な隙は特に無い。
出血回数の付与は苦手なものの威力の付与には優れ、「斬撃脆弱」や「攻撃威力減少」といった有用なデバフを各スキルで行使出来、味方の援護も可能。
先述したような頭を使う部分を無視したとしても、ヒースの星3の中ではかなり雑に強い人格。これが配布で貰えるのだからありがたい限りである。
上司とセット運用した時のメリットがお互い非常に大きいため、どうしても編成枠を圧迫するのが欠点と言えば欠点か。
区分:シーズン5(イベント)
実装日:25/02/06
[死体袋]ヒースクリフ
ZAYIN
初期装備のE.G.O。名前の通りに、手にした死体袋で敵を滅多打ちにする。
コイン威力が高いかわりに基礎値が低めで、マッチ性能はやや不安。
目玉は的中時の効果「攻撃威力増加1とクイック3を次ターンに獲得」。
基本的にどちらの効果も付けて損という場面もなく、マッチ威力と火力が上がった上でマッチ相手を選びやすくなると考えてよい。
特にクイック3は、「速度6以上」でスキル威力が強化されるR社人格と組み合わせることで本領発揮。
R社人格は速度の最低値が3なので、こいつを使っておけば最低値でも必ず強化が発動するのである。
スキル3「迅速制圧」が手元にある状態でこのコンボを使うと高火力なだけでなく脆弱5も付与できるので、後続のダメージも大幅上昇。
鏡屈折鉄道などの高難易度コンテンツでの速攻でも大いに活躍した。
パッシブ「傲気」は他の味方が敵を倒すと、次ターンに攻撃威力増加1とクイック1を得る効果が3回まで累積するというもの。
敵を倒す必要があるため単体ボス相手には向かないものの、取り巻きがいるボスや複数WAVEの戦いなどで早々に撃っておけば有用。
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6章、及び6章クリア後のネタバレ注意 |
テメェを…オレを踏みにじってキャシーと引き剥がした全てを…。
この袋の中に詰めて…どこであれ、地獄の果てまで引きずり…。
6章の佳境にて、彼は「絶対に許すことができない復讐相手」と対峙することになる。
彼のE.G.Oがなぜ死体袋なのか。それは誰よりも許せないその男を詰め込み、引きずり回して痛めつけるため。
その人物との戦いの際の彼は、怒りと悲しみで精神的にも限界に近づいており攻撃時には苦しそうな呻きしか上げなくなる。
そして決着が着くと管理人の命令関係なくヒースクリフが死体袋を使用し特殊演出発生、
通常よりも大幅に威力が上昇し、攻撃回数も増加。上記のセリフを涙混じりの叫びで口にしながら大暴れする。
さらに、途中から攻撃属性が嫉妬から憤怒へ変化しダメージ表記が文字化けし始める。
彼の抑えきれない怒りがE.G.Oすら変質させ、暴走寸前まで追い詰めている事の示唆となる。
その後、彼は追い詰められた人間にだけ聞こる あの声を聞いてしまう。
キャサリンを死なせた自分は獣にも劣る存在であり、ならばいっそのこと 全てを呪って哭き叫びながら暴れ回る狩犬でありたいという 歪んだ悟りを得てしまうこととなる。
6章の下編では台詞が「キャサリンに…会わねぇと。それを邪魔するもんは全部…。」へと変化する。
また、6章クリア後は彼の目的が「復讐」から「大切なものを取り戻す」へと変わるため、台詞が「みんなが君を忘れても…絶対に取り戻すんだ。」へと変わる。
バットに刻んだ文字も「REVENGE」から「REMEMBER(忘れない)」に書き換えられており、色んなことを「忘れない」為に自分の失敗や思い出を都度ノートに記録して見返す癖を覚えた。
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[ホリデイ] サンドルフ
ZAYIN
幸せな子どもは!プレゼントを!受け取る!資格が!あるからな!
コイン表面時(解析IVではコイン面問わず的中時)に、相手へランダムなデバフをプレゼント。
敵を倒すと味方にもランダムなバフをプレゼント。
ネタ性全振りという感じの覚醒スキルである。
これだけだとギャンブル性が強すぎて使いづらいが、パッシブスキルはなかなか有用。
簡単に言えば「自分にデバフ効果が、なおかつマッチ相手にバフ効果がある時に」「相手への特定のデバフの付与量と、自分への特定のバフ&デバフの付与量が増加する」というもの。
前提条件は一見厳しいものの、狙いどころは意外とある。何なら狐ヒースであれば自力でデバフが取得可能。
そして前提条件がめんどくさい代わりにメリットが大きいので、狙う価値も十分ある。
あと浸蝕スキルでは味方へのバフが無くなる代わりに、敵精神力への直接ダメージが発生。
また敵ターゲットが「精神力が最も高いキャラ」固定となるので、オーバークロックで使うとターゲット調整にも有効。
罪悪属性への耐性も「死体袋」とは全く違うおかげで、場合によって使い分けしていける有用なZAYIN。
区分:シーズン3(イベント)
実装日:23/12/28
TETH
今度はオレが苦しめてやる…電気が必要なのは、この身体か!?
「自分の失った体力10%につき、充電回数を1増加」という、パッと見は変則的で使いづらそうな充電E.G.O。
しかしこいつの真価はパッシブスキル。
「被ダメージ時、充電回数を1消耗して体力を2.5%回復」
「被ダメージ時の体力が40%未満の場合、充電回数が1増加した上で体力回復効果が発動」
要するに敵から攻撃を食らえば食らうほど体力が回復するスキルであり、耐久型の人格には必須級。
例えば狐ヒースのスキルで保護を得れば、攻撃を食らっているはずなのに体力が増えていくあべこべな状況すら狙える。
欠点はやっぱり充電条件の変則性。
体力の減っていないうちに覚醒スキルを使っても充電が得られず、回復も狙えない空回りも発生しうる。
浸蝕スキルでは「体力を強制的に10%減らして充電を10得る」に変化するので無理矢理充電も可能だが、
「充電を消費して与ダメージ量を底上げする」も付いて来るので、充電回数を所持している時は逆に注意。
なお、充電能力以外にも「自分にクイック×2を付与」「敵に麻痺×3と憂鬱脆弱を付与」という有用なサポート能力を持つので、これを目当てに撃つのもアリ。
解析IVにすれば敵3枠への広域攻撃となり、威力が高い上に麻痺を相手にばら撒ける強力なE.G.Oとしても運用が可能となる。
ハイコストハイリターンになった
まやかしといった感じ。
区分:シーズン2(無償バトルパス)
実装日:23/06/08
TETH
逃げたところで無駄骨だ。広がった弾丸が、どこであれテメェのドタマを華麗にぶちまけるぞ。
一発じゃ足りない…銃声と煙に…全ての記憶が埋もれるまで…!
2コイン傲慢属性の単体攻撃E.G.O。E.G.Oの説明文には「引き裂かれた追憶」がどうとか色々書いてあるが…
「そのターン内の最大共鳴数に応じて呼吸威力を獲得し、クリティカルダメージ量が増加する」というざっくり解釈で問題ない。
共鳴が完全共鳴だった場合、効果がさらに上昇する。
多量の呼吸威力を得る事が出来る上、パッシブスキルで更に獲得が狙えるため、呼吸威力を得るのが苦手な銛使い人格にぴったりのE.G.O。
傲慢共鳴にも貢献できるし、ついでにそこそこ多めの出血威力まで付与できるあたり、ピークォド編成との相性は抜群。
弾丸を消費せずに呼吸を獲得できるという点では終止符人格との相性ももちろん良い。
欠点はE.G.Oにしてはマッチ威力が低い事。あと2コイン目でクリティカルを出さないと大したダメージが出せない事。
後者の弱点をカバーするためにもやはりピークォド編成や終止符人格は都合が良い。
あと「クリティカルで敵を倒した時に弾丸が1回復」というユニークな効果もあるが、呼吸を獲得できないウサギ人格の場合はそうそうクリティカルなど出ず、その上で討伐まで狙うのは相当困難。
終止符人格なら達成しやすいものの、結局1しか回復しないのでちょっと微妙。まあ無いよりマシ程度か。
HE
ヒースクリフとしては最大のマッチ威力を持つE.G.O。
しかしヒースクリフ唯一の減算コインの覚醒スキル。精神力をじゃんじゃん稼いでいるとコイン裏面が全然出ない困った奴。
一応、基礎威力は高く、解析段階を上げなくても敵3体への広域攻撃ができるので、その点では使いやすいっちゃ使いやすいが。
また他キャラが持つ同名のE.G.Oとは違って充電を得るのが難しく、狙って得るには嫉妬共鳴を組むのが必須。
さもなければ「コイン裏面が出れば充電獲得」に期待するしかないが、狐ヒース以外ではこれも狙うのは難しい。
覚醒スキルの本領は、充電獲得よりも「充電回数5を消耗してスキル威力+3」という特性のほう。
でも必死に充電を稼がなければならない割には微妙な見返りではある。
ウサギ人格であれば自力で充電を稼ぐのは可能だが、その場合は
ウサギ人格に必要な充電をこのE.G.Oが消費してしまう点がネックとなる。
ただし浸蝕スキルで使えばさらに威力が上がる上、充電回数の消耗量が「全て」になるのでどんな状況でも簡単にマッチ威力の増強が可能に。
適当に嫉妬共鳴で充電回復→その充電を即座に使い大幅威力アップ、というお手軽強力E.G.Oに変貌するわけである。
コイン裏面を狙って出せる狐ヒースとは特に相性が良いだろう。
HE
循環の輪が一巡す。お前は直ちに消え失せん。それこそ世界なり。それ即ち…我、であろう。
覚醒スキルでは「自分の精神力が高い時」、浸蝕スキルでは「自分の精神力が低い時」に攻撃対象の数が増える。
単純に広域攻撃として使う上では「電信柱」よりも使い勝手が良い一方、マッチ威力はあちらと比べて下がる。
また覚醒スキル時は攻撃対象へと攻撃威力減少を付与できるのも強力。
「混乱から回復した時、HP最大値ごとHPを回復」というパッシブスキルも併せて自分と味方の生存能力を上げてくれる。
自分を除く味方4名の精神力を大きく回復してくれるのも非常にありがたい所である。
そう「自分を除く」。
要するに「狐ヒースで使っても精神力を回復しちゃったりはしませんよ」という配慮がきちんとなされている。
耐久力重視の特性が狐ヒースと噛み合っている辺りも含め、所々に「狐ヒースでも使いやすいよ」というアピールが見え隠れすると評判。
ともあれ、先述した性能の便利さもあってヒースクリフのHEの中では最も汎用性の高いE.G.Oである。
HE
均衡を失ったわけじゃねぇ、もっと強くブン殴るために傾いたんだよ!
コイン表面時、大量の振動威力&回数を敵3体に付与するE.G.O。
ついでに振動爆発も起こせるし、その際「怠惰脆弱1」も敵に付与できるので、振動PTには属性的にもうってつけ。
パッシブスキルも「振動爆発を起こした敵に脆弱1を付与(敵1名につき1ターンごとに1回)」とこっちもまた振動PT向け。
複数コインE.G.Oの常としてマッチ威力はやや控えめだが、それでも最大24あるので使い勝手も十分良い。
また怠惰共鳴の成立時は怠惰脆弱の効力が上がるほか、自分に付与した振動回数を
「振動-ネジ巻き」に変換。振動の付与を底上げできる。
ただし現状では自身に振動を付与するヒースクリフ人格がおらず、「ネジ巻き」で消費するための振動回数はこのE.G.Oで稼ぐしかない。
共鳴数を稼げば自分に付与する振動回数も増えるので、怠惰共鳴は積極的に狙っていこう。
なお、浸蝕スキルはこれらの効果を強力にしたものという認識で良い。
[拘束] 縛られた王
WAW
オレはこの玉座に縛られ、独りで統治する者であるがゆえ…。
この紐は包帯であり、足枷…。いったい、いつになれば我を放すつもりだ!!
シーズン4の看板であるWAW。
本スキル自体が強力な広域攻撃というだけでなく、
自身の通常スキルを疑似的に広域攻撃に変化させるバフ「
王の前へ/縛られし王の前へ」が最大の特色。
次のターン、好きな攻撃スキルを複数の敵に対してぶっ放せるため、コンボ次第では強力な殲滅能力を発揮する。
ただし『縛られた王』とだけあって同時に「束縛」を20も得てしまうため、火力を出すために速度が必要な
ウサギ人格とは微妙に相性が悪い。
浸蝕版であれば束縛を他の味方に押し付けられるものの、バフは威力の低い「王の前へ」のほうになってしまう。
自身にデバフがかかる事を逆手にとって『ホリデイ』とのコンボも出来なくはなかったりはする。資源は大量に要るけどね。
また、精神力の消耗方式は珍しい分割方式。
「1ターン毎に10ずつ減少」を4ターン繰り返すため、上手くマッチに勝ち続ければ精神力を維持しやすく、何なら4ターン経過前にコストを踏み倒す事も十分可能。
ちなみに攻撃対象に沈潜と振動&振動爆発もばら撒く事が出来るが、こちらはおまけ程度と思っても問題ない。
振動を扱うウーフィ協会であれば上手く活かす事も出来るだろう。
区分:シーズン4(有償バトルパス)
実装日:24/04/11
- 記事を複数作成するのは構いませんが、すべて完成した状態で投稿するべきですよ。 -- 名無しさん (2024-01-09 21:48:28)
- ↑新規作成と言うより、別の記事の容量上限を回避するための分割です。一週間以上前に相談所にて相談していますので、一連の記事作成について何か問題があるという事があれば、そちらでお願いします。ルールとしてもこの手続きで問題無いはずですが、こちらについても何か問題があれば相談所で指摘願います。また、この記事について「完成していない」と指摘するのであれば、もう少し具体的に指摘して頂ければ助かります。私としては十分な記述量と認識しており、未完成という認識はないのですが。項目だけ存在して説明文が無い部分が未完成に見える、等でしょうか?であれば説明文の無い項目に関しては一旦削除しようかと思いますが、いかがでしょうか。 -- 名無しさん (2024-01-09 22:16:05)
- ↑ピークォド号~以降の部分が空白のため、未完成に見えます。まだ記述することがないということであればその部分は削除したほうがいいです。 -- 名無しさん (2024-01-09 22:52:01)
- ↑分かりました。ご指摘ありがとうございます。そのようにします。 -- 名無しさん (2024-01-09 22:55:48)
- ヒースクリフ元ネタの「嵐ヶ丘」とイシュメール元ネタの「白鯨」ってともに世界3大悲劇と世界10大小説に選ばれてるんだよね -- 名無しさん (2024-01-14 02:39:30)
- なんか良い -- 名無しさん (2024-01-14 02:40:19)
- 6章、ストーリーの進行によって死体袋のセリフが変わっていく -- 名無しさん (2024-04-12 06:09:24)
- イシュメールと同じく、クリア後は初期EGOのセリフが変わる模様 また、あるシーンで初期EGOを使うと特殊演出(※鬱)が見れます -- 名無しさん (2024-04-13 21:17:58)
- 学はないが頭は良い男 -- 名無しさん (2024-04-19 18:10:56)
- 「フツーに考えたらわかるだろ」は時たま出てくるヒースのセリフだが、考えて答えを導ける能力の高さと、それに対する無自覚さと無思慮からくる傲慢さがあって味わい深い。これで自分の教養とかにコンプレックス抱えているんだからもう -- 名無しさん (2024-06-18 14:34:58)
- 尊厳破壊人格枠は魔王そのものだった そして泣き叫ぶヒンドリーに魔王人格で挑むと「ねじれたらずぶ濡れの犬ってかぁ?惨めで笑える、まるでお前の居場所全部を俺が奪ってやった時みてぇだな!」って感じのとんでもねぇ煽りを飛ばす -- 名無しさん (2024-08-22 21:41:32)
- 呼吸型弾丸使いの終止符ヒースくんが凶弾を救いに来たかもしれない -- 名無しさん (2025-01-24 14:05:18)
最終更新:2025年04月04日 19:43