登録日:2024/01/07 (日) 21:43:00
更新日:2025/05/02 Fri 23:53:39
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ファウストです。貴方が人生で1度出会うか出会わないかぐらいの天才です。
概要
白いショートヘアの女性。
見かけは
綾波のような儚げな美人といった感じだが、初対面のダンテに対しての
自己紹介で「あなたが一生に一度会うか会わないかくらいの天才」と言うくらいには図太い性格。
その言の通り才能は素晴らしく、メフィストフィレスのエンジンは彼女が開発したものらしい。
度々「ファウストは全てを知っています」とも語り、実際問われて「わからない」と返すシーンは今のところ一度も無い。
が、知ってはいても語ってくれるかは別。そして他の囚人の無軌道な行動に対処出来るかも別。
「ファウストはファウストが知っている全てのことを知っています」と煙に巻くような物言いをすることもあり、何らかの理由で本当に全知に等しい知識を備えているのか、それとも全知を自称しているとんでもない自信家というだけなのかは今のところ謎。
リンバス社の紹介文でも「自分たちにはこの人の有用な使い方はわからなかったが、
管理人ならうまく才能を引き出せるかもね?」といった旨のコメントをされており、何はともあれ卓越した才と叡智の持ち主である事自体は事実なようだ。
+
|
種明かし ※ネタバレ注意 |
彼女は一人称で「ファウスト」と「私」を微妙に使い分けているが、これにはちゃんと理由がある。
というのも、実は彼女は 何らかの方法でパラレルワールドのファウスト達と互いに意識や知識を共有している。
「ファウスト」という一人称…正確には 自分込みの「ファウストたち」を指す複数形の一人称を用いる際には、その共通知識を借りている事が主。
ある時空のファウストが得た知識は別時空のファウストに共有され、それを知った彼女たちは自身の取り組む問題や迫る危険に対処出来る。
こうする事で文字通り「 ファウストは何でも知っている」を体現出来ているのだ。
いくつかの人格ストーリーでも別時空のファウストの情報を借りて事前に危険を回避したりと、様々なファウストが 集合知性を用いて繋がっている状態にある。
この 集合知性・自我の集団を本編時空のファウストは「ゲゼルシャフト」と呼んでおり、パラレルワールドをまたいで組織された「ファウストだけのネットワーク」であることを語っている。
|
リンバス社の古参であり、重要な立場にあるらしく、明らかに他の11人の囚人とは扱いが異なるなど謎が多い。
ヴェルギリウスからも一人だけ「さん」付けで呼ばれ、そもそもヴェルギリウスをリンバス社にスカウトしたのも彼女である。
リンバス社の内情やダンテが時計頭な理由も把握している模様。
(ただ、ダンテの頭については「機密事項です。しかもセキュリティレベルが最高です。」と濁して答えてくれなかった)
囚人時の使用武器はツヴァイヘンダー。刀身に「Walpurgisnacht」と彫られている。
この単語は前作・前々作モチーフのE.G.Oや人格ばかりをピックアップした特殊な抽出(ガチャ)イベントのタイトルにも用いられているが……?
元ネタは伝承を元にドイツのゲーテが手がけた戯曲『ファウスト』の主人公である、悪魔と契約した学者「
ファウスト」。
ちなみに原典では男性。
キャラ性能
[LCB囚人]
ファウストです。あなたが人生で一度出会うか出会わないかぐらいの天才です。
0
ゲーム開始時から使える初期人格。
いわゆるデバフによる支援が主だった運用で、耐久もそこそこある。
紐を使って同期化を上げることができないが、メインストーリーを進めると同期化段階が上がる。
00
前作で印象深いW社の職員となった人格。
充電を用いて敵にデバフを与えるのが主な運用だが、同期化IIIまでは充電手段に乏しいのが難点。
同期化IVではむしろ過剰なレベルで充電を得られるようになり、マッチ威力も強化。
並の星3同期化4に見劣りしないスペックと安定感とサポート力を得る。
他の充電系キャラほどの爆発力には欠ける一方、そのぶん必要な充電量が少なく速攻がかけやすいし小回りもきく。
また鈍足高耐久のタンク的ステータスではあるが、挑発値は持っていないので盾役は難しい。
単に生存力が高く扱いやすいユニットとして見るのが吉。
総合的には世話要らずのデバッファー。
充電さえ貯まれば弱点もなく扱うデバフも使いやすいが、ものすごく突出した性能もない。
どんなパーティでも一定の活躍が見込める一方、特定のパーティで特別活躍するといった所もそんなにない。
良くも悪くも「編成や状況を問わず普通に強い」との評価が非常に似合うポジション。
のちにお手軽強力な充電人格「マルチクラック事務所代表」が登場したものの…紙装甲アタッカーな向こうとは全く役割が違うので使い分けは可能。
とは言え分かりやすく強いあちらと比べてしまうとやはり分は悪いかも知れない。
00
「M」の見慣れた腕章をつけたLC、D-02支部
コントロールチームの人格。
同期後の服装から、1章に登場したユーリの可能性を生きた人格と考えられる。
鏡の鏡ハードモードにおいて躍進した星2人格その1。
スキル3「機会狙い」はコイン2枚でマッチ威力4-20、前ターン無被弾であれば4-26という全キャラ屈指の信頼性と超火力。
「複数コイン」「マッチ威力20後半」かつ「手元にさえあれば(ほぼ)前準備無く撃てる」となると星3人格含めても唯一というレベル。
このスキル3、色欲・憂鬱・嫉妬という罪悪属性の並び、そして最強の回復EGOと名高い『水袋』が鏡の鏡と相性が良く必須級として名が上がるように。
実は耐久面でも星3の握る者人格と横並び。いやまあ両方紙装甲なだけだけど。
同期化IVで使いづらいスキル1と2のコイン数値強化、呼吸バフの安定化が入り、さらに評価が上昇。
星2人格の編成がほぼ必須だったシーズン2の鏡ダンジョンでは星3人格にも並ぶ同期化IV候補だったが…
さらにシーズンが進み、周りの戦力がインフレした現在ではさすがに力不足感も出てきてはいる。
とは言ってもやはり星2にしては優秀な人格。戦力の揃ってない初心者でも引きやすく使いやすいという点では相変わらず評価が高い。
[南部ツヴァイ協会4課]
ファウスト、受信しました。保護要請が来た場所へ移動します。
00
ツヴァイグレゴールと同時実装の星2人格。
耐久とマッチ力にやや比重の置かれたバランス型で、ファウストとしては珍しい配分。
自分と体力が減った味方一名に防御レベル増加のバフも与えられるが、1ターン限りな上、付与量的に被ダメにはあまり影響が無い空気。
しかしシーズン3からは被弾前提の戦闘が増えたため、耐久力が有ってクセが無い、ファウスト人格としては貴重な立ち位置が評価されつつある。
同期化IVにすれば挑発値も得られるようになり、盾役としてもそれなりに活躍可能に。
同期前イラストでは縦セーターだが、同期3後と戦闘時は普通にツヴァイ服。ちくしょう。
「護衛にあたって目立たないための私服」だそうだが、
その
おっぱい縦セタと相方のイシュメールのゆるふわ超ロング赤髪で目立たないはちょっと無理だと思う。
[ワザリング・ハイツ バトラー]
失礼いたします。当家でご用意しましたアフタヌーンティーです。ごゆっくり。
00
ウーティスと同じく「邸宅の木霊」を有する沈潜アタッカー。
基本的なスキル性能もウーティスと似通っているが、沈潜回数の付与能力に関しては若干こちらが上。
特に「邸宅の木霊」が付与されている敵に対してはさらに沈潜継続能力が上昇するため、ウーティスと共に運用するのが良い。
沈潜パーティにとっては貴重な色欲資源をスキル2で提供できるのも嬉しい所で、沈潜人格として非常に使いやすく頼もしい存在。
弱点は、低レアなだけあってウーティスと比べるとさすがにマッチ能力が低い事。
一応は相手の沈潜の数でマッチ能力が強化されるものの、いかんせん消費してしまいやすい沈潜なので不安は残る。
[握る者]
000
3章にて相対するある人物を模した人格。通称おにぎり
これまでの物静かな雰囲気の人格とは打って変わってかっぴらいた目と狂ったような笑い声が特徴的。[9章2節]と併用すると言動が狂うセットになるぞ。
耐久力こそ低い(と言うかファウストの中では最低である)が、味方への支援力、敵へのデバフと戦闘面が高水準で揃っている。
特にスキル2のデバフ「麻痺」と
「注視」の汎用性は高く、強力な物理属性デバフと精神力回復効果はN社以外の味方へも幅広く有効である。
またパッシブスキル発動のための色欲共鳴×4はやや大変なものの、その代わりに味方2人の精神力を15も回復できるため強力。
E.G.Oに頼らない精神力の回復能力は貴重でもあり、支援役としてなかなか替えの効かない存在。
シーズン1実装の人格でありながら、戦力のインフレが進んだ現状でも環境に置いて行かれていない。
また本人の攻撃能力もそこそこ高いのも強み。
スキル3よりもスキル2のほうがマッチ威力が高いという変則的なスキル構成のため、強力なマッチ能力をコンスタントに振っていける。
ただしスキル2以外はいまいち頼りないとも言える。編成やステージ次第ではこの欠点のため外される事も良くある。
元からかなり強かったせいか、同期化IVの強化も特殊デバフ「釘」の強化に留まっており、そんなに目覚ましい強化はない。
同期化IIIで十分活躍できるリーズナブルな女と言える。
余談だが同期前の姿や挙動から、ファウスト自身に生活力が皆無な疑いが生まれている。
[南部セブン協会4課]
000
ファウスト2つ目の星3人格。紅茶が好きとのことで
あの人が思い浮かぶ。
紅茶マニアが高じて協会内の同好の士と共にカフェで働いているようだが…結局人に入れてもらったお茶が一番美味しいらしい。
握る者と比べて、味方へのサポート能力が減少した代わりに攻撃能力に特化した感じ。
スキル2と3のマッチ能力に秀でるほか、全スキルで破裂をばら撒きながら、対象の破裂の数に応じてさらにコイン威力を上げる事も出来る。
また前作の一般フィクサー・ダンテが持っていた物と同じ効果のスキル「弱点分析」を所持。とにかく敵にダメージを与えるのが得意な人格。
自身のE.G.O「水袋」に必要な資源を自力で稼ぎやすいのも嬉しい所。
同期化IVでは自身の長所をさらに伸ばす方向で強化される。同期化IIIでも強いと見るかさらに伸ばしたいかはお好みで。
貴重な破裂「回数」を増やせる機会が増えるので、破裂パーティを強化する場合は是非伸ばしておきたい。
[ロボトミーE.G.O::後悔]
T-01-54、隔離幻想体に対する作業を開始します。
000
四半期に一回(予定)開催されるガチャイベント「ヴァルプルギスの夜」の第一弾星3。
今までのロボトミー関連人格と異なり4章の某集団の人格でも、1章の支部の生き残りでもなく、
れっきとした
ロボトミー本社指揮チーム所属、時間軸も普段より遡り前々作LCの9日目からとなっている。
さらにこのファウストは「本社の業務は50日目まで」「50日目に近づくほど鬼畜難易度になる」などまるで全てを知っているかのような口ぶりで話し、謎が多い。
自身に支給されているEGOの抽出元である幻想体『
捨てられた殺人者』の管理業務を請け負っているが、
「抑圧作業さえ避ければ危険がない」「万が一があってもRED属性しか持たないので耐性のあるこのEGOスーツなら平気」など
完全に一般人扱いしている本当に良く知っている模様。
性能はデバフと最早シーズン2お馴染みの振動回数リソースを用いて広域攻撃を行うアタッカー。
振動回数の獲得量がやたら多く、うまくいけばスロット1個でも2ターン目以降毎ターンのように広域化が可能。
マッチ力や火力はぶっちゃけ平均的で地味ではあるが、スキル1に「振動回数減少とセットじゃない振動回数付与」、スキル2に「加算コイン弱化」といった貴重なデバフを持つ。
…この人格自体は間違いなく強い部類ではあるのだが、
打撃かつ怠惰・傲慢・憤怒というスキル構成が他囚人の強人格との競合を起こしがちで、
何よりファウスト自身が現在の憂鬱、嫉妬、次いで色欲に偏った環境を作っている原因の一人なのにそれらの資源を全く供給できないのが痛い。
振動パーティを組めば割とそのへんをカバーして貰えたりするので、振動シナジー目当てで組むといい感じ。
区分:ヴァルプルギスの夜(1)
実装日:23/10/26
[剣契殺手]
出戦前夜は、決まって静かなものです。ちょうど…月も満ち満ちていますね。
特殊出血に分類される新デバフ
「紅梅」が最大の特徴。
出血とは言いつつ剣契メンバーが扱う事はほぼ無いので、実質的にはクリティカルの効果を増強してくれるデバフとなる。
が、この分類のおかげで鏡
ダンジョンのギフト「血の霧」の対象になったりする。
スキルの強化条件が「呼吸を一定数持っている時」「クリティカル時」に偏っている割に、呼吸を得るのがいまいち苦手。
なので
剣契ムルソーや
剣契ドンキのサポートがほぼ必須だが、逆にサポートさえ受ければ一気にマッチ強者へと変貌。
特にムルソーのバフとは相性抜群で、最大威力が15にもなるスキル1をブンブン振り回し始める恐ろしい女である。
一応スキル2と3は補助が無くとも強いものの、「紅梅」が呼吸パーティ向けである以上、基本的にはそういうパーティに編成するための人格だろう。
区分:シーズン3(イベント)
実装日:24/02/22
[マルチクラック事務所 代表]
この計画には多数の欠陥が存在しますが、ファウストがこの穴だらけの計画を完全無欠にして差し上げましょう。
000
6.5章イベントの一つ「ワープ特急殺人事件」に合わせて実装された星3人格。同イベントに登場する人物と同じ立ち位置だが、あちらの世界線ではファウスト特有のその知見によって「事件」は回避したようだ。
肉体の大部分を義体に置換していて腕4本の異形めいたシルエット。
戦闘では主に後ろ側の義腕で巨大な鉈のような大剣を2本豪快に振るい、事務仕事では3本の腕で書類や端末を操作しつつ残る一本で
コーヒーを補給する。
また他人格のファウストに比べ声が高め。可愛らしい声で仁王立ちダブルソードで大火力を叩き出すその姿は色々と印象的である。
ファウスト人格2つ目の充電人格にして、既存のW社人格と真逆の紙装甲アタッカー。
スキル3で充電を供給、スキル2とスキル1に充電消費の威力強化を乗せるという、今までの充電人格の真逆の運用をする。
スキル2は充電の代わりに体力を消費して強化することもできるが、低耐久で混乱区画も浅い位置にある人格なため細心の注意が必要。
充電「回数」を累計10消費するごとに充電「威力」を得てスキルやパッシブが強化される。
そのため充電回数はガンガン稼いで使っていきたい……ところだが自前の充電はパッシブの討伐時効果とスキル3頼みで不足しがち。
鏡
ダンジョン外では先頭起用で行動スロットを増やしたり、他者へ充電を配れる
マルチヒースや一部の充電E.G.Oをアテにしたいところ。
なお、ファウスト自身も充電E.G.O『
電信柱
』を持ち、いかにも相性抜群のように思えるが…
この人格は「スキルによる自傷ダメージがある」という特性上、HP回復ができる『
水袋
』もなかなか手放せなかったり。どこまでも水袋に邪魔されるE.G.Oである…。
区分:シーズン4(イベント)
実装日:24/08/08
[LCE E.G.O:: 紅炎殺]
個体の戦闘脅威度、多少高い。しかし特定の状況にて自滅する特性を反映し…。紅炎蛾最終判定、WAW-5。
000
イベント「LCB定期検診」のガチャ産キャラ。
既にE.G.Oとしてイシュメールに実装されている「紅炎殺」を恒常的に着用し、同イベントに登場するLCE所属研究員・アリサの人格。
火傷人格としては珍しく「状態異常の威力数を参照して敵への与ダメージを増加させる能力」を保有。
つまり火力面では火傷ダメージに依存していたこれまでの火傷人格に対し、この人格は自身の攻撃でも積極的に高火力を叩き出せるわけである。
マッチ威力も素で高い上に火傷威力の数によってさらに強化でき、正に火傷PTが求めていたハイスペックキャラと言える。
そして火傷PTに貴重な怠惰を提供できる点、傲慢で
ウーティスの魔弾E.G.Oの共鳴に貢献できる点など、火傷編成の不足を補ってくれる性能も非常に便利。
他の火傷系000人格が火傷"回数"の付与を得意とするのに対し、この人格は"威力"付与が得意である点も火傷PTにガッチリ噛み合っている。
専ら火傷PT用のキャラにはなるが、同イベント実装の
配布人格と比べるとかなり使いやすい人格だろう。
ただしこちらも結構トリッキーである事には変わりなく、まず与ダメ底上げのために参照する火傷威力は相手のものではなく自分の火傷。
そう、この人格はスキルを使うたび自分で自分に火傷をガンガン付与し、この数値によって強化されていく仕様なのだ。
火傷なので当然自分にもダメージが入り、一応「火傷では」混乱も死亡もしない独自仕様を持つとは言え、その後それ以外のダメージが入ればその限りではない。
そればかりか自分の火傷威力が30になると、スキル3が「紅炎殺 最大感応【劣化侵蝕】」に変化し自爆。
もちろんこれらの反動に見合うだけの高スペックは有するものの、繊細な立ち回りが要求されるキャラでもある。
回避スキルで火傷威力を減らす事も出来るので、死なせたくない場合は折を見て使っていこう。(ちなみにこの回避も自分の火傷で強化されるため優秀。)
なお【劣化侵蝕】は自滅のデメリットに相応しい高火力スキルでもある。
何せ自分の火傷威力に応じ与ダメと基本威力を増強するこのスキル、使用条件の「火傷30」を満たした時点でそもそも最大まで強化されている。強くて当然である。
よって「短期決戦のためにどんどん火傷を貯めて火傷30を達成、さっさと
メガンテ」なんて立ち回りも非常に強力。
とは言え「自分が体力を失っているほどコイン威力・加重値・与ダメージが強化される」という仕様を考えると可能な限り活躍してから自爆したほうが強力ではある。
そう考えるとだいばくはつが近いかも。
まあ何にせよ長期戦には全然向かない。ファウスト退場を前提とした戦闘で使うか、死なないうちに素早く決着を狙うかの二択が基本。
火傷が貯まってから「水袋」で回復しても文字通り焼け石に水。それよか持ち前の高い攻撃性能をどんどん振るっていく方が良い。
鏡ダンジョンであれば一戦ごとに火傷が消えるので長持ちしやすいものの、体力は結局ジワジワ減る。最後まで使いたければ回復ギフトは欲しいところ。
区分:シーズン5(イベント)
実装日:25/01/23
[表象放出機]ファウスト
ZAYIN
ファウストの初期EGO。柄が箒になった長剣。地面に突き刺すことで数式を象るエネルギーが衝撃波を伴いながら噴出する。
彼女の普段の得物に「魔女の夜会」を意味する言葉が掘られているので、いわゆる「魔女」を意識したものだろうか?
また、足元からはたくさんの影が伸びて別々の人型となっており、彼女が「ファウストは全てを知っている」事の理由をそれとなく示している。
広域打撃スキルであり、複数の敵を叩くのに利用できる。
グレゴールの「まやかし」の次にコストが軽い広域EGOであり、威力もそこそこ。
味方の精神力も回復できるので、威力が控えめ以外は使いやすいE.G.O。
弱点は、初期人格以外では必要資源の自力調達が難しい事ぐらい。
他のキャラと組ませて運用すればすぐ解決する。
[呪いの釘] 痛がるテディ
TETH
ガチャに初期から実装されているE.G.O。
分かりやすい貫通主体の性能で、ついでに釘も使う「握る者」人格と相性が良い。
貫通と嫉妬に限るが、脆弱を大量に付与できるのでそのターン後続の火力を10~40%お手軽に伸ばす事が可能。他の仲間を補助する役割としても有用である。
「自分がデバフを受けているとダメージ量増加」というパッシブスキルも、発動条件の緩さ故に使うタイミングも多い。
嫉妬資源6が重いが、握る者人格のスキル1が嫉妬なのでカバーも余裕。
むしろ資源消費が嫉妬のみなので、嫉妬が余りやすい状況では気軽に使える。
ファウストのE.G.Oの中では事実上最大の2番目に高い出目となるため、マッチのフォローにも。
これと後述の水袋EGOがあるために、ファウスト人格は速度と嫉妬・憂鬱資源の供給が重視されがち。
TETH
記録は終わりました。残るは...そなたを自由にすること。
真理、真理が目の前にある…。ひひっ、ひひひっ、ひひっ!!!
色欲属性による完全共鳴と、火傷デバフに秀でたE.G.O。
しかしシナジーのある人格が今のところ無く、スキル効果を目当てにするとどうにも扱いづらい。
「色欲属性の攻撃で火傷を与えられるようになる」というパッシブもそこまで活きる場面が無いし、「対象の火傷を防御レベル低下に変換」という唯一無二の長所も以下同文。
火傷という一点では「紅炎殺」人格とのシナジーが無くもないが、色欲属性を持たない、資源が自給出来ない、サポート系E.G.Oとか使う役割の人格じゃない、など火傷以外ではほぼ噛み合わない人格である。
まあ、この人格が登場した事で火傷PTに組みやすくなったので、「色欲完全共鳴を達成すると広域攻撃となる」という条件に関しては達成しやすくなったか。
コインの出目は「呪いの釘」と同値ながら、消費資源は若干軽いという長所も。
スキル効果はさておき、現在の編成ではこっちのほうが資源が稼ぎやすい…という事なら、採用する価値は十分あるだろう。
侵食ボイスは必聴。文字では「ひひっ」だがボイスで表すと「アヒャヒャヒャ!!アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャァ!!!」というとてつもなくヤバい演技になっている。
区分:シーズン3(有償バトルパス)
実装日:23/11/23
TETH
既に定められた物語に従って。理に適うよう私に捕まりなさい。
速度分だけ破裂威力を得る固有デバフ「投げ縄」を付与する複数コインE.G.O。
まず覚醒スキルのほうは、複数コインの代償だとしてもマッチ威力がやたら低い。E.G.Oなのになんとたった13。
「自分と相手の速度の合計が6以上ならコイン威力+1」「相手の破裂威力7につきコイン威力+1(最大+2)」という増強能力はあるとは言え、条件を満たすのも大変。
にしても最大でも22にしかならないので微妙に低いし、何にせよコイン3枚が全て表でなければ理想値にならない。
威力についてはかなり不安まみれ。
そしてそんな威力のハンデを背負うほどスキル効果が強力なわけでもなく、破裂の付与は合計で威力4と回数2のみ。
何ならこのE.G.Oで3ヒットしてしまうので破裂回数に関しては合計で-1である。
しかも肝心の「投げ縄」デバフは覚醒スキルでは付与出来ない。
共鳴数次第では最大3枠の広域攻撃になるとは言え、かなりショボい覚醒スキルと言えるだろう。
ただし浸蝕スキルのほうは覚醒ほど低性能ではなく、まず素のコイン威力自体がちょっと高い上で、覚醒版と同じように威力の増強もできる。
さらに面倒な条件を満たさなくてもデフォルトで広域攻撃であるし、スキル内容も「次のターンに自身がクイック獲得」「敵を倒すか混乱させると暴食威力増加」「敵に投げ縄×2付与」と大幅に増強。
特に破裂威力が大きく稼げる「投げ縄」の存在は大きく、破裂回数を1消費してしまうとしても付与する価値は十分あるだろう。
OCで使うとコストがかさむのが難点ではあるが、破裂パーティであれば狙ってもいい浸蝕スキルである。
区分:シーズン5(無償バトルパス)
実装日:24/10/17
HE
シーズン1バトルパス有償報酬で入手可能な、回復用E.G.Oとして最強と名高い存在。
基本的な効果は「広域5枠に攻撃しつつ、全体の体力&精神力を大幅に回復が出来る」のみだが、その回復がシンプルに強力。
求められるE.G.O資源こそ重いものの、むしろ難点はそれだけ。
それさえ解消してしまえば味方全体を気軽にモリモリ回復できるようになるため、チームの安定力がグッと増す。Limbus界の
ベホマラー。
いかに水袋の資源を稼ぎやすいかだけで人格を決めても良いと言える。ちなみに相性が一番いいのはL社ファウスト、次点で握る者となる。
高い出目で体力や精神力を削ってくる鏡ダンジョンハードや鏡屈折鉄道では特に重宝される。
初心者が獲得するべきE.G.O、圧倒的ナンバー1。自販機で交換できるようになったら即交換しよう。
一応、精神力の消耗も重いのだが、このE.G.O発動後は自分の精神力も回復するので、あまり欠点にならない。
あと他の高火力E.G.Oと比べると出目はあまり高くないが…それでも最大24も出せるので、マッチに苦労する場面も多くはない。
余談だが、水袋(ファウスト)、狐雨(イサン)、氷の脚(ロージャ)、盲目(イシュ)の4強によって憂鬱と嫉妬を大量に確保できるパーティー編成が流行っている。
憂鬱に至っては、他にも電信柱(ドンキ)やら狐雨(ウーティス)やらAEDD(ヒース)やら、超優秀E.G.Oが軒並み要求してくるし…
HE
充電を一気に回復し、尚且つパッシブで消費数まで減らしてくれる効果を持つ。ついでに麻痺も付与できる。 W社人格と非常に相性がよい。
充電関連を抜きにしても、同期化IVなら「範囲攻撃でコイン表裏に関わらず麻痺3付与」「出目22-28(覚醒)or24-34(侵食)の加算コインで攻撃レベル補正+2というファウストE.G.O最強のマッチ力」「比較的供給しやすく軽めな資源」
など全キャラのE.G.Oで比べてすらかなり優秀な性能をしている筈だが、
同じHE枠に"強い"とか"優秀"とか通り越して、もはや攻略上の前提と化してる『水袋』がいるので全然使われない不遇なやつ。
なんならW社ファウストですら同期化IVで充電に困らなくなってたり、色欲資源が出せなかったり、鈍足なので麻痺にあまり意味が無かったりでこのE.G.Oを使う機会があまりなかったりもした。
そしてシーズン4、待望の星3充電人格でアタッカーで色欲も出せる
マルチクラック
ファウストが追加され、やっと日の目を見ることになった…
……まあ、マルチクラックが被ダメしやすい設計なせいで相変わらず『水袋』がライバルなんだけどね。
それでも他の囚人にも精神回復E.G.Oが実装されたり、鏡ダンジョンで体力回復をE.G.Oに頼らなくても良くなっていたりと、昔と比べれば『水袋』に頼らなくても良い環境は出来つつある。
昔よりはぐっと出番が増えたのは間違いないだろう。
HE
初めて気道が開けた瞬間を覚えてますか。私は…今ですね。
深く、吸い込むのです…。それが最後の呼吸になるでしょうから。
南部リウ協会3課イサンと同時に実装されたHEクラスのE.G.O。
使用時効果と自身に付与されるバフ「ネブライザーα」によって味方に呼吸を配れる。
さらに、ネブライザーαの数値に応じてささやかながら味方の体力回復も可能。
ファウストのHEクラスということで水袋と競合するのが大きな課題だが、
罪悪資源と呼吸の供給という観点から、
剣契軸などの呼吸PTであればこちらが優先されることも多いだろう。
[永続] 時間アヒル
WAW
あなたには私がどう見えるでしょうか。時のぜんまいの中に、その答えはあるのでしょうか?
そのまま。停止するのです。止まった時間の中で。永遠に。
6.5章イベントのひとつ「時間殺人時間」に合わせて実装されたファウスト初のWAWクラスE.G.O。
コイン再使用ではなく素で4コイン、発動時の精神消費たったの10、振動を最小でも威力10回数10付与など色々ぶっとんだ事が書いてあるが
何よりもぶっとんで衝撃的なのは間違いなく、
「ウェディングドレス風の透明な衣装に身を包んだファウストが、おっぱいの谷間から巨大な剣を引き抜き、それを敵に突き刺す」というヴィジュアル。
韓国のプレイヤーにとっては中の人ネタらしい
……性能の話に戻るが、「時間殺人時間」に合わせた振動E.G.Oであり、
覚醒スキルは対象単体にぶっとんだ数値の振動威力と振動回数を与えなから当EGO固有の「振動-永続」によって振動爆発1回につき振動爆発が最大2回まで追加されるようにし、
そして4コインすべてで振動爆発させる…要するに最大12回連続で相手が爆発する。
精神消費も発動時に10、次ターン以降の3ターンかけて10ずつ支払う後払い形式なので負担は重くなく、コイン表も出しやすい。
侵食スキルは単コイン化・付与する振動も半減するかわりに加重値3の範囲攻撃となり、同じく「振動-永続」を与え、
そして3回振動爆発させる。つまりは最大9連続で爆発する。
欠点はWAWらしく合計11個もの資源を消費することと、4コインとはいえマッチの最大威力は24とWAWにしては控えめなことくらい。
これだけだと執拗な振動爆発でただ対象を混乱させやすい、高火力かつ負荷も気にならず、4コインで最終威力が安定しやすいだけの使いやすいE.G.Oスキルなのだが
振動爆発を怠惰ダメージに変換する「振動-反響」を付与してから使うことでどんな敵も永遠に停止してしまう即死技に変貌する。
でもぶるんぶるんに殺されるなら本望だろたぶん
区分:シーズン4(イベント)
実装日:24/6/13
- 一人称自分の名前でかわいいねって思ってたら結構重要な設定に繋がってそうだった -- 名無しさん (2024-05-28 11:32:47)
- 6章で知識について少し示唆されたね。ファウストは(別世界線の、ゲーム的に言うと他人格の)ファウストが知っている情報を引き出せる -- 名無しさん (2024-06-27 13:16:50)
- マルクラファウストの説明結構簡単だけど、実際使うと鏡ダンジョンでも採光でも従来の充電人格ぶっちぎってMVP取るからもうびっくり -- 名無しさん (2024-09-14 15:46:56)
最終更新:2025年05月02日 23:53