登録日:2024/01/10 (水) 20:30:33
更新日:2025/03/30 Sun 18:17:50
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ウーティスです。わたくしの名前を覚えてくださいませ。管理人様。
概要
『
Limbus Company』に登場する囚人の一人。囚人番号12番。
暗い茶色のショートヘアの女性。一見すると男性にも見えるが女性である。
元軍属のようで、軍人的な言葉や行動を取り、ポートレイトでは軍服と軍帽を身に着けた姿も描かれている。
管理人であるダンテを異様なまでに信頼しており、様々な場面で手助けしてくれる。
媚びをウーティス
ただしいわゆる慇懃無礼であり、
管理人をナメているらしい事は言葉の節々から漏れている。時々一周回りすぎて侮辱めいてることも。
他の囚人達に対しては上から目線で仕切りたがるなど、そもそも誰に対しても偉そうな態度で接する。
とは言え、言い過ぎたと感じた時には言葉を濁す程度の良心はあるし、自分が適任でない状況では素直に退くなど、線引きもきちんとしている様子。
色々と仰々しくはあるが、判断は合理的であるため囚人の中では常識人で頼れる方。
……しかし「彼女の過去を知ること」「彼女に任務以外の事を考えさせること」ことが警告付きでタブーとして扱われている。
また、とある場面では「数千、数万の人間を殺した存在を受け入れられるのか?」と管理人に凄むシーンがあり、どうやら彼女の過去には特大の厄ネタが隠されている模様。
今のところ掘り下げられた囚人みんな厄ネタ抱えてるのが判明してるけどな!
これにダンテは「うん」と即答しており、それに対してウーティスは「あなたの答え、覚えておきます」と返している。
いつかこの言葉の意味が分かる時が来るのだろうか。
そして彼女は様々な人格ストーリーで「あるべき場所へ帰るために戦っている」という事を度々強調される。
なぜ帰りたいのか、どこに帰りたいのか、何のために帰路を急ぐのかは明かされてはいないが、この「帰る」ことへのこだわりは凄まじく強い。
「虐殺者を受け入れる覚悟への問い」と「帰路を急ぐ生き様」、いったい彼女は何に突き動かされているのだろうか。
囚人時の使用武器はサーベル。
元ネタは古代ギリシャのホメロスの叙事詩『オデュッセイア』で、主人公オデュッセウスが使った「誰でもない」を意味する偽名「ウーティス」。
エンブレムに書かれているギリシャ語の短文は以下の意味。
Εγώ έχω μια οικογένεια. |
私には家族が居ます。 |
Είχαν την δικιά τους. |
彼らにも彼ら自身の家族が居ました。 |
なお他の囚人達の立絵紹介画像には、本名とは別に一言何らかのフレーズが添えられているのだが、彼女のみそれが名前と同じ「Οὖτις」である。
やはり原典と同じく本名ではないのでは?という説も浮上している。
ちなみに原典のオデュッセウスは男性。
キャラ性能
性能面の傾向は「堅実」か「特化」のいずれかになりがちな、両極端な割り振り。
「堅実」な人格なら本当に万能で、尖った強みよりも安定性がある扱いやすいものが多く、
逆に「特化」している人格ならばクセが強いが、その分ハマった時の暴れっぷりが凄まじい。
なお、
ロージャのページではレア度詐欺のE.G.Oが多いとネタにしたが、こちらは
レア度詐欺の人格が多い。
特に後述の初期人格が冗談抜きで強く、高難度でも大活躍するポテンシャルを秘める。
[LCB囚人]
ウーティスです。わたくしの名前を覚えてくださいませ。
0
星1でもなんかもう色々とおかしいレベルの完成度の高さが魅力。
HPと防御レベルを犠牲に火力全振りのステータスおよびスキル構成で、
一番使用頻度が高いスキル1枠がコイン3枚で高火力だったり、スキル3のマッチ威力最大20だったりは特にそこらの星3顔負け。
何より、初期EGO最高のマッチ力と優秀なEGOパッシブを持つ『ト・パソス・マソス』の必要資源を自分のスキル1スキル2で賄えて運用しやすい。
普段副官ぶって偉そうに振る舞ってるのも納得である。というかマジで強くて偉い。
[剣契殺手]
流れに沿ってここに来ました。それゆえ、これを塞ぐものは何であれ切り裂きます。
00
星2の中ではごく標準的かつバランス型の人格。
…良くも悪くも何もかも平凡。
同期化IVにすると回避の威力が最大16にもなるという長所も存在してはいたが…
そんな長所も後発のセンク人格に被せられ、戦闘要員として採用する価値が危ぶまれている。
「傲慢資源4保有時、体力が25%以下の敵or耐久25%以下の部位or破壊済部位への与ダメ+30%」
という何気にかなり優秀なサポートパッシブは持っているので、控えで採用するのは十分あり。
そんな初期特有の悲しい人格も、
剣契ムルソーの登場により採用機会が発生。
ムルソーのバフを受けた所でスキル効果はショボいままだが、スキル威力に関しては普通に戦えるレベルにまで改善。
剣契染め編成としては唯一色欲属性が提供できる事、先述した回避スキルが傲慢属性なので共鳴の繋ぎとして大活躍な事から、シナジーも立派に存在している。
剣契6人以上で発動するバフのために採用する価値は高いだろう。
とは言えやっぱりそこまで強力な性能ではないので、剣契6人編成を諦める場合は外す候補に挙がる人格でもある。
肉斬骨断イベントと同時に名前が剣契乗組員から殺手に昇格修正された。
[G社部長]
今この瞬間から、わたくしを見て眉をひそめた者は皆、列外者とみなす。
00
本編1章に登場する人物の、本編
回想シーンの時間軸のどこかに存在したであろう場面の人格。ややこしい。
「操作パネル右端のキャラ」と「操作パネルで自分の両隣に居るキャラ」を強化できるバッファー人格で、
任意の味方にクイック付与できる希少な人格でもある。
スキル3だけは敵へのデバフになっていて、ざっくり言うと後続のマッチを劇的に楽にする効果を持つ。
全てのスキルがコイン1枚なのが弱点だったが、アップデートでコイン表をかなり出しやすい仕様になってからはむしろマッチで上振れしやすい長所に。
鏡の鏡ハードモードで躍進した人格その4。
…G社人格というより「星2=コスト0で持ち込めて足が早くて硬いウーティス」という形でウーティスEGO各種を評価されている感があるが。
全EGO屈指のマッチ力をもつTETHクラスEGO『狐雨』の必要資源を全部自分で賄えるのは間違い無くG社ウーティスの特権である。
同期化IVにすると沈潜関係の強化が入り、相手の精神力を一気に削ったり、幻想体に憂鬱属性のダメージをゴリゴリ与えたり、といった立ち回りも可能に。
E.G.Oの優秀さだけでなく、この人格そのものも攻撃的にふるまう事が出来るようになる。
昔は星3人格に並んで同期化IV候補に入る人格だったが、現在の環境ではさすがに力不足感はある。沈潜が目当てなら今だとバトラー人格のほうが優秀でもある。
[南部センク協会4課]
00
同レア層としては色々とおかしい性能の女
、再び。
星2なのにおかしなコイン威力を出す人格は
L社ファウストなど他にも存在するが、この人格も正にそれ。
しかもスキル3だけでなくスキル2も威力強化できるほか、いざとなれば
回避スキルにおいても同様の強化が可能。
そもそもスキル1以外のスキル威力が元から高いため、安定してマッチに勝つ能力が異様に高く、呼吸バフすら持っているので火力も出る。
更にセンク協会の例に漏れず素の最高速度も高め。
ターゲットコントロールもしやすいばかりか、スキル1と2には挑発値まで備えているのでタンク役としても非常に優秀。
そしてターゲット取っても先述のマッチ能力の強さのおかげで全く倒れない。
おまけとばかりに所持する罪悪属性も自身のE.G.Oと相性抜群。高性能なウーティスのE.G.Oで立ち回りの更なる補強だって出来てしまう。
また、ほとんどの能力が同期化IIで完成するので、「フルスペック発揮までが大変」といった苦労もない。
当然ながらIVまで進めれば更なる強化も可能。
星2どころか、強化済み星3キャラを押しのけて最前線に立てる完成度を誇る。
…何ならサポートパッシブも強いので、控えに回したって余裕で強い。本当に何だお前は。
でもそんなキャラ…きっと限定キャラなんでしょう?いえ恒常です。
現環境では初心者にとって最も頼もしいキャラと言える。
[薬指点描派スチューデント]
00
都市5大裏組織が一つ、「芸術」を最優先とする薬指の人格。
悪役として過激な部分ばかり描かれてきた薬指だが、この人格の視点からは薬指の日常を覗くことができる。
他派閥と交流しながら絵を描いたり、庇護下の裏路地住人からみかじめ料ならぬみかじめ芸術を採点したり…
ウーティス自身も現場でまとめ役を担ういつもの感じで、厳しいけど面倒見はいい美術部部長といった雰囲気である。
…まあ片手のパレットにはなぜか「赤色の絵の具」しかないし、3回落第した住人をその場で画材にしたりはする日常だが。
性能的には星3で同時実装の薬指イサンをそのまま星2相応にダウングレードしたような形で
こちらは諸々の条件付き威力補正込みでやっと並程度のマッチ力しか出せないのが弱みとなっている。
ただし出血パなら簡単に満たせる程度の条件ばかりだし、スキル2の最大出力は薬指イサン同様にぶっ飛んでる。
ちなみにウーティス人格初の出血人格であり、これで全囚人で最低一人一つは出血人格が実装されたことになる。
のちに理髪師人格という強直なライバルは実装されたものの、性能はかなり異なるため立ち回りの差別化は十分できるだろう。
[セブン協会6課部長]
000
全人格最速の速度と高めの耐久を揃える高速タンク&デバッファー。
体力&防御レベルに優れている上、混乱区域も一つしかないおかげでピンチに陥りにくい。
更に全てのスキルに「マッチ時相手のマッチ威力-2」という効果がついていて、攻撃レベルやスキル威力の割にマッチにも強い。
デバフはどれも「次のターンに発動」なので戦略的運用が必要なものの、攻防ともに優秀な効果が揃う。
「マッチでの強みを上記スキル効果に頼っていて本人のコイン数値は低い」という弱点も存在し、戦力のインフレが進んだ現環境ではかなり気になる点ではあるが…
どんな状況でもマッチが安定するのは依然として長所であり、使おうと思えば割とどんな状況でも使える。
各種E.G.Oの威力&効果の優秀さもあり、高難度コンテンツへの適正は未だに高い。
またセブン協会人格の例に漏れず破裂を扱い、破裂パーティでも運用可能。
しかし他のセブン協会員と比べると破裂の付与量がやや控えめ。フォローのために自身のE.G.O「黒い枝」も併用していきたい。
サポートパッシブも「暴食4保有時、毎ターン最初に弱点を突いた味方の与ダメ+10%」というゆるい条件の火力補強で優秀。
同期化IVにするとスキル3に「対象の破裂が7以上ならコイン威力+2」という強化が付くため、ある程度コインの数値の低さをフォロー出来るように。
破裂付与の数値に関しても多少改善される。
[奥歯事務所フィクサー]
あぁ…何の用だ?頭ガンガンいってるから、少しゆっくり話してくれると嬉しい。
000
前作LORにおける「奥歯事務所のオルガ」人格がまさかのウーティスに。
本編におけるウーティスからは想像もつかないほど言動がオルガまんま。一人称も「アタシ」になっている。
…他のLOR人格はかなり元の囚人の要素を残しているので、もしかしたら伏線なのかもしれない。
性能的にはやはりというかLORのそれを再現した、「捨てる」を活用して上位スキルをぶん回す豪快な純アタッカー。
スキル1が貧弱な代わりにスキル2スキル3が強いタイプで、奥歯お馴染みの振動回数リソースとか考えずともただぶっぱなすだけで超強い。
一方でスキルスロット1個だけだと手札に貧弱なスキル1(と平凡な防御)しかない事態にしばしば陥る。
そのため先頭起用や少人数出撃でエースとして扱わないとかなり不安定なのが欠点。オルガらしい
あと自分のEGOの必要資源との相性がすこぶる悪い。
同じ人物を元にしている奥歯イシュメールも同じく資源で苦労するあたり「らしくない」人格という
ゲーム的表現なのだろうか。
他にも「振動爆発」を持っている割に自分だけだと敵に付与できる振動の量が大した事なかったりと、
全体的に尖った強みはあるがフルに活かそうとすると周囲の補助が必要になる、という性能。
後者の弱点は振動パーティに組み込んで解決しよう。
同期化IVにした際の最大の特徴はスキル3で最大24もの出目を出せるようになる点。
割と満たしやすい条件でこの威力が出せるのは魅力だが、それ以外の強化は誤差レベルなので強化素材が足りないならIII止めも十分あり。
完全に余談だが、人格ストーリーの時系列は
例の事件の直前のようである。
区分:シーズン2(イベント)
実装日:23/09/07
[ロボトミーE.G.O::魔弾]
私の前に立つな。悪魔が宿りし弾丸の的のひとつになりたくなければ。
000
ヴァルプルギスの夜イベント第2弾の星3。ロボトミー本社
教育チームのチーフ。
スーツ、武器、ギフト3種の『
魔弾の射手』産装備セットと、自害に関わる幻想体『
血の風呂』のギフトの包帯をしている。
『魔弾の射手』との契約によって「絶対に当たる銃撃」を行使できるが、対価として7発目は契約者の愛する者を必ず撃ち抜く。
そして放たれた7発目はウーティスの目的であったという家に向かい…しかし軌道を変え、ウーティス自身を撃ち抜いた。
軌道が変わった瞬間にウーティスが自分自身を騙したのか、それともその瞬間まで騙していたのかは誰にも分からなかった。
対象の火傷威力を元に傲慢ダメージを与える「黒炎」デバフを持つアタッカー。
ただし自分で火傷を積むことは威力・回数ともに苦手なのでリウ人格などとの連携が必要。
しかしシーズン3終盤頃からは火傷系人格がかなり充実してきたおかげで、「黒炎」での仕事が捗るようになった。
火傷パーティに雑に突っ込んでおくだけでダメージを底上げしてくれるぞ。
火傷人格としては貴重な傲慢資源を持つ点も火傷パ向き。
さらに積むごとに黒炎やスキル3「魔弾発射」の威力と範囲が強化されるが自分の精神力を削るリソース「魔弾」を有する。
7発目の魔弾発射はWAW級EGOスキルも霞む超火力で、さらにウーティスの精神力が最大値であれば敵だけを狙ってくれる。
ぶっちゃけ魔弾7まで積むような長期戦なら精神力を保つ手段は幾らでもありノーリスクに等しい。やはり魔弾さんは人類の味方。
でもEGOギフト「錆びた記念通貨」だけは併用してはいけない(1敗)
………が、運よく高レアギフト「信心」も入手できれば…
なお、サポートパッシブも「精神力が高い味方1名がE.G.Oを使用した際の与ダメージ増加」と条件が緩い上に強力。
控えに回してもそれはそれで強い。
区分:ヴァルプルギスの夜(2)
実装日:24/01/11
[ワザリング・ハイツチーフバトラー]
靴の泥はきちんと落とされましたか?予めお伝えしますが、この邸宅で私の許可なしに家具にも指一本触れない方がよろしいかと。
000
本編6章の人物をなぞった人格。
沈潜に特化した一般的な能力を持つほか、ワザリング・ハイツのバトラーに共通する新デバフ「
邸宅の木霊」を所持している。
また「憂鬱属性を3つ以上共鳴した時、メンタルの弱った敵に対して有利になる」パッシブスキルも特徴的。
精神力が一定以下の敵に対してマッチ威力や与ダメージ量が上がったり、こっちのコインが全部残った状態でマッチに勝つと強力な有利効果を得る事が出来たり。
前者は精神力のある敵限定ではあるものの、格下相手には強気に立ち回る事が出来る。
特別おかしな強みがあるわけではないが、十分以上に強力な性能を有し、沈潜PTには使いやすい人格。
これまでウーティスで沈潜を扱いたければG社人格を使うしかなかったが、これからはこちらが活躍してくれるだろう。
沈潜PTには貴重な色欲属性を扱うのも嬉しいところ。
欠点はスキル1のマッチ威力が若干低い事。そして「マッチに負けると精神力が下がってしまう」という精神力の増減条件も注意が必要。
列車の整頓を開始する。乗客の皆様が全員元の場所で着席できるように。
000
ウーティス初の充電人格。
本作でも最早お馴染みになってきたW社人格であり、どことなく前作のローズっぽい人格でもある。
ざっくり言えばかなり堅実な充電使い。
充電回数に応じて強化される各スキルはマッチに強く、高難度下でもかなりの安定を誇る。
またドンキや良秀などなどの充電使いにありがちな反動ダメージも全くない。どんな場面でも安心してスキルを切っていくことが可能。
ただしそんな安定力と引き換えに、他の充電人格が持っているような爆発力も無い。
攻撃レベルが0だったりとそもそも素のステータスが低かったり、与ダメージ増強スキルも特に持っていなかったりと、大火力を出すような能力がほとんど無い。
スキル3を使ってもドンキや良秀のような火力は全然期待できない。
この人格の本領はバフ能力であり、安定して生き残りながら様々なサポートをバラ撒き続けるのが最大の長所。
スキル2では充電力場を、スキル3では新バフ「
負荷」を、パッシブではW社人格にマッチ威力+1を。充電編成では是非欲しい人材と言える。
[ラ・マンチャランド理髪師]
よく来たな。さて、本物の装いとは何か、今からお目にかけよう…期待するように。
000
ラ・マンチャランドの管理者たる血鬼の一人、理髪師の人格。ティザーPVの狂気的なテーマ曲は必聴。
キャラクターではなく
フィールドに付与される特殊状態「血餐」を所持し、彼女が戦闘に出ることで無条件に展開。
「血餐をじゃんじゃん貯めては消費する事で強化されていく」という、これまでとは一味違った出血系人格となっている。
要点は、スキル1か2で血餐を一定数消費するごとに増えていく固有バフ
「血染めの鋏の刃」。
この固有バフを育てる事で「数値5につき攻撃レベル増加1&防御レベル減少1を取得」→「防御レベル減少のデメリット消失」とどんどん強化されるわけである。
ついでにパッシブスキル効果で血餐を消費すればするだけ与ダメージの強化に繋がる。どんどん流血させていこう。
さらに「血染めの鋏の刃」はスキル3の強化にも使用され、攻撃対象増加による広域攻撃化・与ダメージ量増加と追加効果が盛りだくさん。
最低でも「血染めの鋏の刃III」の状態で使えば正に切り札と言える殲滅力を発揮する。
スキル3を使用すると蓄積した「血染めの鋏の刃」を大量に消耗してしまうのが難点だが、
そもそも強化しまくったスキル3をぶっ放した時点で戦闘が終わる事も珍しくないので、実質ノーリスクな事もしばしば。
また、そもそもスキル全てに「攻撃対象の出血威力一定数につきコイン威力+1」が付属しているので、「血餐」のためだけでなく出血の維持も積極的に狙っていきたいところ。
スキル2では
「裁縫対象」という固有デバフも付与出来、これを持った敵に攻撃すると出血威力or回数を追加で加算できるように。
色欲共鳴×3でパッシブスキルを発動させれば「裁縫対象」持ちとのマッチにも勝ちやすくなる。意識すると強力。
弱点は打たれ弱いところ…ではあるが、他の低体力人格と比べると微妙に防御レベルは優れている。
全体的に基礎ステータスが高く、ものすごく大きな弱点は見当たらない人格。出血パーティには貴重な暴食属性持ちなのも嬉しい。
ちなみに彼女は第三眷属なので、第二眷属の
パレード担当者より先に血餐を消費する事は出来ない点に注意。
『家に帰る』ことが望みの一つであることが幾つかの人格でフィーチャリングされているウーティスだが、
目的を果たす前に眷属にされたことで、ラ・マンチャランドと血鬼たちこそが家と家族であると認識が上書きされてしまっているという尊厳破壊人格の一つ。
[黒獣-卯]
兎に付ける名はない。私はただ、何者でもない影の中の獣に過ぎぬゆえ。
000
ストーリー7.5章「深夜清掃」に合わせて登場。こちらは配布枠。
相手との速度差によるコイン威力強化と破裂回数の維持が特徴の斬撃人格なのは同期の良秀と同様。
こちらはスキル効果に「一方攻撃時」と条件が付くため、精神力を上げた後は他にマッチを任せたい。
区分:シーズン5(イベント)
実装日:2025/3/20
[ト・パソス・マソス] ウーティス
ZAYIN
ウーティスの初期E.G.O。
コイン威力が低い代わりに基礎威力が20とやたら高く、敵とのマッチを取る上で非常に堅実。
「敵の体力が半分以下の時ダメージ増加」とユルユル条件で簡単に火力を伸ばせるスキル性能。
「前のターンで被弾が無ければダメージ量増加+1(条件を満たし続ける限り持続し最大3まで蓄積)」と簡単で万能なパッシブスキル。
これらの性能に対してありがちなデメリットも一切無い。
威力では他の初期E.G.Oに負けたりするし、味方へのサポート能力は無かったりする…が、そんな些細な問題など霞んでしまうほどの強力さ。
およそ欠点らしい欠点が無く、ウーティスの主力武器にすらなり得る優秀なE.G.Oである。
なお「ト」はギリシャ語における中性の冠詞。要するに英語で「the」。
「パソス」は情熱や強い悲哀。別の発音をするとペーソスとか
パトス。
「マソス」は学び。
「To Páthos Máthos (Το Παθός Μαθός)」はオデュッセイアの一節で、ギリシャ語で「苦痛を通した学び」といった意味。
……過去作には「苦痛を愛する為の祈り」という重要なワードがあったが、それに似ているのは気のせいだろうか。
TETH
全ての業は再び戻り、あなたの頭の上に降りかかるであろう。
静まれ…最初からいかなる煩悶もなかったかのように…。
敵に攻撃しつつ、自分以外の味方2人に攻撃力増加バフを与える分かりやすい効果。
バフ対象がランダムなのと、そのターン中しかバフが持続しないのが難点。
しかし攻撃後に自分の精神力を回復するのでコストは軽め。気軽に使いやすい。
覚醒スキルでは敵に「色欲脆弱」を付与するが、浸蝕スキルでは属性を特定しないただの「脆弱」も追加。
ただし浸蝕時は自分にも脆弱を付与してしまう恐れがあり注意。
パッシブスキルも「毎ターン、色欲ダメージ量増加を取得」と、属性は限定されるものの緩い条件で強化を得られる内容。
総じて汎用性が高いわけではないが、それなりに使いやすいE.G.Oという立ち位置。
…それ故に後述の「狐雨」に出番を奪われがち。
TETH
TETHにしては異様にマッチ威力が高く、自分には大量の呼吸回数を、敵には大量の沈潜威力&回数と束縛を付与する。
ついでにパッシブでマッチを終えるごとに呼吸を回復できるし、振動爆発も出来るので奥歯人格とも相性がいいし、消費資源も少ない上に自分で賄いやすい。
浸蝕スキルではデバフ効果に破裂威力&回数の付与まで追加される。
サポート能力はあるのに使いづらい部分もあった「空即是色」が霞むほどの強E.G.Oである。
説明文に強いことしか書いてないとはこいつの事さ。
欠点を挙げるとするなら付与する効果がやや雑多で、どれかが無駄になる状況が多くある事。
と言っても、呼吸を得たり沈潜を付与して困る状況など基本的に無いので、本当に「強いて挙げるなら」程度。
区分:シーズン2(有償バトルパス)
実装日:23/06/08
HE
攻撃能力の高いほうのHE。
初期状態でも敵5枠、解析IVでは7枠もの広域を高威力で攻撃。
さらに出血、破裂、暴食脆弱といったデバフを付与する。
パッシブスキルでも貴重な破裂回数を付与できる上、パッシブ発動に求められる条件も「コイン表面の的中時」とユルユル。
破裂パーティを組めば自然と暴食属性が多くなるので、暴食脆弱も活かしやすい。
欲しい性能がコンパクトにまとまっていて、分かりやすく強いE.G.Oである。
が、E.G.O資源を10個も要求されるコストの重さがネック。
[ホリデイ] サンドルフ
HE
お前の儚い怒りを込め、このプレゼントをぶちまけてやろう。
泣く子供にも...プレゼントを...あげたくせに...!
サポート能力の高いほうのHE。
低コストで味方複数の精神力を回復でき、まずその点だけでも単純に使い勝手が良い。
しかもサポート系のE.G.Oにしては妙にマッチ威力が高く、
ファウストの「水袋」では怖いマッチもこいつなら悠々通せたりする。
また「最も多い共鳴属性のダメージ量増加」という変わったバフ効果は使いづらいが一応狙いようはある。
バフ対象が「精神力が最も低い味方n名」なので、バフ効果を得て欲しい味方に上手くバフが飛ばない事もあるのが欠点。
ただし、浸蝕スキルでは「最も多い共鳴属性の脆弱を攻撃対象に付与」へと変化。上記の欠点が解消され、一気に使い勝手が改善。
攻撃範囲も広がる上に、精神力への与ダメージ効果も追加されるため、オーバークロックで使えば攻撃的なサポート行動にもなる。
ただ、浸蝕スキルでは肝心の精神回復ができなくなるため、基本的には覚醒スキルとして使うことになるだろう。
区分:シーズン3(イベント)
実装日:23/12/28
HE
目を離すな。一瞬でも見逃せば、永遠に彷徨うことになるだろう。
どんな扉を開けても…見えやしないな…道が…私の道が…!
シーズン4のイベント「ワープ特急殺人事件」に伴って実装されたE.G.O。
充電回数を全て消費し、消費した分だけ威力の強化される広域攻撃である。
共鳴数が多いほど攻撃対象も増加する。
分かりやすくW社人格と相性の良いE.G.Oで、W社ウーティスには希少な高火力技でもある。
ただしW社ウーティスのサポート能力にも必要な充電回数を全部持って行かれるのがネック。
使い所は考えていきたい。
W社ウーティスにとって状況を問わずありがたいのはパッシブスキルのほうで、「充電回数の最大値+5、充電回数を消費するスキルのダメージ量増加」は使い勝手がいい。
鏡ダンジョンではボス戦開幕などにいきなり使うのもアリ。
一応、破裂回数を増やす「次元の亀裂」も付与できるが、破裂効果だけが目的なら『黒い枝』のほうが良いだろう。
区分:シーズン4(イベント)
実装日:24/08/08
[魔弾]魔弾の射手
HE
望んだものが絶望だったとしても、弾丸の向かう場所は…決まっているのさ!
俺に進む意思が無いとしても、弾丸は…前へ進んでいく。永遠に。
ピックアップ抽出「ヴァルプルギスの夜」にて実装された、まさかのE.G.O版「魔弾」。
性能的にも完全に
人格のほうの「魔弾」
と連動。自身の持つ魔弾バフの数によってこのE.G.Oの性能が変わったり、逆にこのE.G.Oで魔弾バフを一気に稼いで人格のほうで使ったりできる。
性能の具体的な内容については変則的だがざっくりで以下。
魔弾 |
攻撃対象 |
与ダメージ量+ |
混乱区画前進 |
デバフ付与・その他特殊効果 |
1 |
1枠 |
+20% |
ダメージと同量(最大30) |
|
2 |
メインターゲット以外4枠 |
+10% |
|
麻痺3(即時) |
3 |
3枠 |
+20% |
|
攻撃威力減少2(即時) 火傷10(即時) |
4 |
4枠 |
+30% |
ダメージと同量(最大20) |
脆弱3(次のターン) |
5 |
5枠 |
+30% |
|
火傷10(即時) 攻撃&防御レベル減少4(次のターン) |
6 |
7枠 |
+0% |
ダメージと同量(最大30) |
基礎威力6・コイン威力+8に変化 メインターゲットの火傷7につきコイン再使用。 |
7 |
1枠 |
+200% 対象の失った体力1%につき更に+2.5%(最大200%) |
貫通耐性を脆弱として計算 攻撃終了後に自分が死亡 |
魔弾1の時以外はどれもそれぞれ有用。魔弾7は自死のデメリットが痛いとは言え火力的には相当強力である。
魔弾1の時はぶっちゃけ弱いので、「魔弾を稼いで人格のほうで活かすための発動」と割り切ろう。
なお、通常戦闘ではスキル使用の順番が前後しやすいため、同じターンに魔弾を増やす通常スキルを使っていると不意に魔弾数の計算がズレる事も良くある。このE.G.Oを使用するターンは魔弾数の増えないスキル1をなるべく選んだほうが安全。
一応は魔弾人格以外でも使えなくはないものの、弱っちい魔弾1を避けるためにはこのE.G.Oを何度か使って魔弾を稼ぐ必要があり、そうなるとコスパがめちゃくちゃ悪い…という重すぎる難点が。なので基本的には魔弾人格専用E.G.Oと思って差し支えない。
「魔弾バフの数だけ攻撃的中時に黒炎デバフを付与」という基本性能も人格のほうと共通で、パッシブスキル「魔弾の数だけ火傷を付与」などの効果も考えると、やはり火傷編成で使うのが最も効果的か。
区分:ヴァルプルギス(5)
実装日:25/01/09
[拘束] 縛られた王
WAW
うんざりだ…。我が手ずから相手すべきだというのか?
振動に特化したWAW。
振動の新規派生である「
振動-亀裂」を扱う事が出来、条件はやや限定的なものの敵への与ダメージを手軽に上昇させられる。
またこの覚醒スキルで振動爆発を起こした場合、混乱区画の前進効果が2倍となるため、使い方によっては敵の混乱を一気に早め、攻撃を畳みかける事も可能。
浸蝕スキルでは振動爆発時の効果がやや下がるが、振動回数も増やす事が出来る。状況によって使い分けるのも良い。
相性がいいのはもちろん振動を扱う奥歯人格だが、単純に高性能な広域攻撃なので、他の人格でも十分使っていける。
区分:シーズン4(無償バトルパス)
実装日:24/04/11
- 外見だけで最年長かどうかを判断するのはロボトミ世界ではほぼ通用しないのだが、軍人仕切屋ムーブと目元の小ジワもあって女性陣では年長感強い。料理対決時の小言連打や人格ストーリーでの仲間内に対しての小言をみるに何処となくオカン属性もある気がする -- 名無しさん (2024-07-28 22:00:52)
- オデュッセウスではなくて、実はその名を騙るペネロペかキルケーじゃないのかって思うことがある -- 名無しさん (2024-08-11 14:30:37)
- W社人格で「電車に乗ってるのに帰れないんだよなあ(意訳」とか言ってるけど、普通になんで帰れないんだこの人。物理的なことではなく概念や組織・集団に帰れないってことなんだろうけど -- 名無しさん (2024-08-30 09:09:56)
- ↑異次元や異世界らしきものが幻想体や特異点技術、鏡で存在してる世界だし、もしかしたらマジで物理的に帰れない場所が故郷の可能性もある。正直パラレルワールドの出身と言われても不思議ではないと思う -- 名無しさん (2024-08-31 19:28:47)
- 過去を探るな的な警告がされてるし人間じゃない可能性すらある -- 名無しさん (2024-09-28 21:13:40)
- ドンキの正体バレ後の態度からしてね… -- 名無しさん (2024-11-02 01:28:51)
- まだE.G.Oの方の「魔弾」の記述は無いんだな。 -- 名無しさん (2025-01-10 00:02:56)
- 今回のイベストで、本来の強さはドンキに次ぐ二位であることが明らかになった。マジで何なんだこの人。 -- 名無しさん (2025-01-31 13:22:38)
最終更新:2025年03月30日 18:17