登録日:2024/01/08 (月) 23:44:23
更新日:2025/03/08 Sat 23:27:36
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ホンルっていいます。僕たち上手いことやっていきましょうよ。
概要
爽やかで飄々としており、常に笑顔を絶やさぬお調子者。
ここへ来る前はかなりのボンボンだった様子で、「ジア家」という一族の生まれ。
そのため世間知らずで低級文化に対する無知さを悪意無く露呈し、トラブルになることが多い。
いわゆる「不思議ちゃん」枠だが、その分メンタル面は他の囚人よりも強い。
……というか下手したら「都市」の中でもかなり強靭な部類に入るようで、大抵の場面ではニコニコしながら能天気な話をしている。
たとえ皮肉を浴びせられようが、場の空気が険悪になろうが、血と臓物が道いっぱいに散らばる惨状の中であろうが、彼だけはずっと笑顔である。ある意味凄い
この手のキャラ特有の「無垢故に物事の本質をついた発言」も、その出身からまたひと味違った説得力がある。
一種の清涼剤的役割もこなしてくれるため、囚人の中ではまだ扱いやすい方。
どうやら実家では幼少から過酷な特訓を受けてきたらしく、おっとりしたお坊ちゃんなキャラ付けに反して身体能力もやたらと強靭。
どんな実家だろう…
+
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ネタバレ注意 |
断片的情報から察するに、彼の実家や一族は「家族全員がお互いに敵同士で、直接的な殺し合いや企みによる謀殺は日常茶飯事」という荒んだもの。
「兄弟とはお互いに殺し合うものではないのか」と言い切る程で、あるイベントでは「もし僕がLCBの任務以外で死亡した時は、その犯人は僕の兄弟の誰かです」とも言っている。
彼の家に渦巻く闇については、彼が主役の章にて深く語られる事になるのかもしれない。
また、彼の家は「金持ちとしての桁が違うレベルの貴族」という事が示唆されている。
例を挙げると……
- 黒雲会の一員となる人格では、上部組織の親指と同じ「階級は絶対で、それを破ればリンチや殺害は免れない」という徹底されたルールを
「ただしホンルだけは例外」と無視しても文句を言われない扱いになっている。
- 自分を含め、ホンルの実家の人間はみな「様々な翼へのコネ入社は容易」という状況。
各翼の筆頭株主を「お願いするだけ」で自分の家に呼びつけることも、その株主達に「さらなるお願い」で便宜を図って貰うこともできる。
- 殺し合いが当たり前の殺伐とした家だが、「お金に関しては物凄く甘い」らしい。
ホンルは生まれてこの方幼い頃から自由に動かせるとてつもない大金を実家から渡されていた為、「お小遣いを親から貰う」という経験をしたことがない。 流石に100億くらいのお金は実家にちょっと出向かないと貰えないらしいが、それさえすれば問題なく手に入るとか。
- 珍品や高級品も家に沢山あり、ホンルは自分のペットに都市内で数個しか作られていない超高級アクセサリーを着けているらしい。
更にはホンルの実家専用の高級プーアル茶なるものや、様々な変異生物のペットが当たり前のようにあるとか。
……と、見ていてめまいがしてくるような内容のオンパレードで、どれも長くプロムン作品を遊んできた人なら「ヤバい」と確信できるものばかり。
苦難と絶望だらけのプロムン世界観においてホンルとその一族は都市の人々とは隔絶した存在であるという、冗談としか思えない情報ばかり飛び出してくるのだから。
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囚人時の使用武器は偃月刀。
元ネタは中国の古典小説『紅楼夢』の主人公「賈宝玉(か・ほうぎょく)」、名前の元ネタは紅楼夢の中国語読み、Hónglóumèngである。
関係者
ガファン
敵対組織であるN社に与する、ホンルの実兄。
1章では再会して早々嫌味を投げかけるなど、ホンルに対する悪感情を隠そうともしない程度には険悪な仲。
元ネタは「紅楼夢」に登場する「賈環」。
ジア・シーチュンの登場後、彼女に合わせて人名表記を「ジア・ファン」に変更するとのアナウンスが入っている。
…のだが、不具合なのか今のところガファンのままである。
ジア・シーチュン
ホンルの実妹。ラ・マンチャランド攻略のため、Limbus社の競合勢力として参戦。
元ネタは兄たちと同じく「紅楼夢」に登場する「賈惜春」。
どうやら彼らのお家は当主争い真っ最中のようで、兄弟たちを全員蹴落として勝ち残らなければならない状況らしい。
ホンル曰く「僕に懐いてくれてるほうの妹」だが…当の彼女はと言うと明らかに塩対応である。
とは言え、兄のガファンとは違い敵対的な態度を取るでもなく割と会話もしてくれるし、彼女もホンルに対しては警戒を解いている様子も見られる。
彼らの実家においては本当にこれでも「懐いてくれているほう」なのだろう。
また、クールな性格の小柄な萌え袖チャイナ服暗器使いという刺さる人には刺さる属性モリモリデザインから、国内外を問わずファンがジワジワと増えている。
でもプロムンだしいつか死ぬか死ぬよりひどい目に遭うんだろうなぁ……
キャラ性能
「出自が恵まれている」「こう見えて身体能力が高い」という設定を反映してか、人格に恵まれたキャラ。
中には一見使いづらそうな人格もあるものの潜在能力は高く、低レアから高レアまで軒並み優秀と言っていい。
新しい人格が出るたびに「まあホンルの事だからきっと強いんだろうね」というイメージで語られがち。そしてだいたい実際強い。
反面、E.G.Oに関してはいまいちパッとしない物の割合が多い。
そのため他のキャラと比べると、E,G,Oを用いた立ち回りの幅はやや広がりづらい。
[LCB囚人]
ホンルといいます。上手くやっていきましょう、僕たち。
0
「直前のターンに殴られなければ良い」というゆるい条件でコイン威力にバフがかかり、
その状態なら星1とは思えないマッチ力で強敵の攻撃を受け流していけるアタッカー。
パッシブもゆるい条件で自分の精神力を回復。つまりコイン表を出しやすくできるメンタル強者。
打撃半減・貫通等倍で打撃メインという構成も3章でぴったりハマる。恵まれ代表。
さらに全キャラの初期EGOが精神力を消費するよう仕様変更されて以来、
サポートパッシブの「毎ターン戦闘開始時一人の精神力6回復」の効果が
不利マッチを覆すためにEGO発動→精神力が削れてさらに不利→不利マッチを……という負のループを回避する手段として重要度が増し
ただでさえ星2も星3も全部超優秀なホンルが星1すらも重要な役割を持つようになった。
[黒雲会若衆]
命令には全部従えます~。服従まで望まれると困るけど~。
00
出血と刀が特徴の黒雲会の人格。星2詐欺の代表。
「相手の出血回数4未満というゆるい条件でコインが2枚増加し、大火力を叩き出すスキル2」「そのターン中に限るが麻痺を6も付与するスキル3」
と圧倒的性能のスキルばかり。斬撃弱点の相手なら1ターンで倒すこともザラ。
欠点はコイン1枚で威力も控えめなスキル1。
スキル2・3やEGOもマッチには特別強い訳でもないため、マッチ能力は全体的に普通。
何なら4章、5章…とストーリー進めた後の環境ではむしろマッチ弱いほう。総じて劣勢からの立て直しが苦手。
それでも、大して強化もしないうちから一方攻撃能力が滅茶苦茶高いのは大きな魅力。
周りの戦力がインフレした後では欠点も目立つとは言え、このゲーム始めたてのうちに引けたら普通に当たりの人格。
00
大規模戦闘を専門とするリウ協会所属の人格。他の星2のリウ人格より階級が高い。
とても貴重な火傷「回数」(=火傷の持続ターン数)をゆるい条件かつスキル2とスキル3両方で加算できる火傷代表。
彼が居れば火傷威力(=火傷で与えるダメージ量)を次ターン次々ターンへ持ち越してどんどん積んでいけるが、
高い威力の火傷を与えること自体は苦手なので他の火傷アタッカーと組ませたい。
なお自力で初期EGO資源を賄えたり、マッチもある程度こなせたり、何故か2つしかない混乱区画だったり…
単純に打撃アタッカー単品としての完成度も星2離れしている。ホンルだから全人格恵まれてても仕方ないよね
ただしマッチをある程度こなせたのは実装初期の話であって、ゲーム環境がインフレしている現環境下ではマッチ能力は低い。
火傷回数の付与もそんなに貴重な特性でもなくなり、実装当初評価された部分は現在だと埋もれがち。
同じく00人格のリウムルソーやリウグレゴールとは最早そこまでの大差は無いので、E.G.O資源とか火傷威力or回数付与とかの都合で取捨選択していい。
あと初期E.G.O以外の資源は全く稼げなかったり、そもそも火傷関連のE.G.Oを持ってないのでE.G.O方面で貢献できないのも弱点と言えば弱点…まあこのへんは編成次第で補完できるだろう。
サポートパッシブの「精神力が最も高い味方1名の、攻撃スキル効果で付与する火傷回数の付与値+1」が超強力な事もあって最近だと控えに回される事が多いかも。
あれワープ列車って言うんでしたっけ、思ってたより狭かったんですよね?
00
充電ギミックを攻撃に活かす人格は多いが、こいつは新規バフ「充電力場」により自分や味方のダメージを減らすサポートタイプ。
力場を展開したターン限定ではあるが、鏡ダンジョンハードの猛攻だろうとノーダメに抑えきる程。
しかも防御特化かと思いきやマッチ威力も普通にある。なんやねんきみ
特に同時期実装のW社良秀との相性は最高で、バフ的にもE.G.O属性的にも色々噛み合っている。
ただし同期化が進んでないと充電→充電力場の展開が遅く、十全に活かしたければIVまで育てておきたいのがネック。
強いけど育てるのは大変、というタイプ。
[鈎事務所フィクサー]
わ~。この事務所だと、どうってことなしに人を殺しても褒められるんですね?
00
四半期に一度(予定)開催の限定ガチャイベント「ヴァルプルギスの夜」の星2。
前作LORにおける「鈎事務所のテイン」。背中からカマキリの鎌のような生体武器を生やしたアイツである。
元々はただの快楽殺人グループでホンルもその生活を気に入っていたが、他に無い個性と広告力を求めたフィクサー事務所に雇われている。
ホンルから見れば「広告戦略が下手すぎてそのうち潰れそうな事務所」とのことだが、
ホンル的には潰れたら裏路地に戻れば良いだけなので事務所を助けてやるつもりは一切無い模様。
性能としては出血デバフ系の効果を揃える良くも悪くも手堅く纏まった星2の高速アタッカーで、
コイン数の多さから火力は高いが高速・多コインな割にマッチ威力はやや控えめなのが欠点。
言ってしまえば黒雲会ホンルの強みも弱みも若干マイルドにしたような感じである。
同期化IVではスキルそれぞれに条件付きで威力上昇がつき、
その条件は鏡
ダンジョンなら開始バフや一部EGOギフトで容易に達成できるものばかりで地味に化ける。
区分:ヴァルプルギスの夜(1)
実装日:23/10/26
[牙狩事務所]
00
シナリオ7章に登場した、「血鬼」を狩る事に特化した事務所のフィクサー人格。
その設定を反映してか、パッシブスキルでは「血鬼」「血袋」に対する与ダメージを10%底上げする事が出来る。
また破裂の扱いも得意であり、特にスキル2では破裂回数の増加も狙えるなかなか優秀な破裂アタッカー…
…のようにも思えるが、
破裂威力15・回数3以上の相手に対しては破裂を付与出来ない困った奴。
しかも同系統の能力である
ロージャや
ムルソーの物とは違って
破裂回数の消費量が0にならない。自分のコイン威力が+1されるのみ。
そのため、相手の破裂が一定値以上になると破裂の維持に全く貢献しなくなる、という面倒な性質を抱えている。
もちろんコイン威力の+1は強力であるし、相手が「血鬼」「血袋」であればさらに+1されるマッチ強者ではあるのだが…
それはそれで今度は「破裂威力15・回数3」(+その条件を維持する能力の無さ)という前提条件の厳しさが気になる所。
ホンルにしては珍しく、フルスペック時の強さよりその下準備の難しさのほうが気になる人格である。
なおサポートパッシブは「味方一名の出血量を軽減する」。本作では珍しい状態異常対策系のスキルとなっている。
[ぽんぽん派ボス]
000
2章で登場する、カジノを取り仕切るマフィアのボスとしての人格。
コイン表が出ると超つよいけど裏が出るとポンコツというギャンブル性の高い性能…だった。
アップデートで精神力が高いとコインがほぼ表になる全体の仕様変更、及び無条件で精神力が回復するホンルのEGOと噛み合い、暴力の代表と化した。
精神力45なのに滅多斬りで裏を出すのはご愛嬌
ただし、精神力が低いと威力ポンコツな裏面しか出なくなるとも言える。
何らかの原因で精神力が下がってしまうとどうにも挽回できなくなるので注意。
ただでさえ強いのに同期化IVでもちゃっかり強化が入り、唯一微妙な性能だったスキル1が普通に振っていける威力になっている。
そして元々強かったスキル2と3が出血で強化されるようになった…が、この人格自身は出血付与がそんなに得意でもなく、活かすには工夫が必要。
鏡ダンジョンでは何らかの状態変化に特化したパーティで挑む事も多いので、そのへんが弱いこの人格は編成から外される事も結構ある。
とは言え、弱点はそれとメンタル低迷時の弱さぐらい。精神力が高い状態では一方攻撃もマッチ能力も未だに一線級の人格ではある。
[K社3級摘出職職員]
ふむ…目の前の人たちをみんな摘出しちゃえば良いんですよね?
000
初のK社人格。
ホンル人格はどれもそれぞれの方向に突出したものを持つアタッカーだったが、今回は突出したタンク。
あの
大鎚ムルソーと同じ圧倒的耐久力、1つだけの混乱区画、しかも速度もそれなりにあるのでターゲット管理も狙える。
なおかつ最大の特徴として、HPを
最大値の90%回復しつつ以後HP自動回復もする「K社アンプル」を
3回まで使える。
欠点はスキル1の圧倒的低性能。…とは言っても攻撃能力を期待する人格でもないので、強いて言えば程度。
敵の攻撃を食らっても痛手になりにくい以上、むしろマッチで負けるのを前提にじゃんじゃん使って問題ない。
何ならタンクのくせにスキル2と3の攻撃能力は高いほう。ダメージを食らいたくない場面でも、スキル1のフォローは余裕で可能である。
実装当初は「確かにすごいタンクだけどここまでの超耐久とか活かす場面無いよ!」との評価だったが…
直後にシステムアップデートで同期化4が実装され、3以外のスキルに挑発値が追加。そして超高難度の「鏡の鏡ハードモード」実装。
「鏡ハード終盤の超インフレした敵スキルとのマッチを諦めて一方攻撃されまくる」というタンクらしいお仕事ができるようになった。
どこまで環境に愛されているんだお前は。
ちなみにスキル2と3では破裂威力の付与もでき、「K社アンプル」の数だけ破裂回数も増やせる。破裂と相性の良い
「次元裂き」
も活用できる人格。
とは言え手間の割に付与効率は良くないので、破裂系の能力は総合的には微妙なほう。このあたりの能力はあまり意識せず、純粋なタンクとして運用していいだろう。
昔は破裂パーティに不足しがちな傲慢属性を稼げるのも長所だったが、最近は傲慢属性持ちの破裂人格なら他に居るしね。
[南部ディエーチ協会4課]
000
ディエーチ協会「鍵」派の初人格。つまり
キーブレード使い。
手に収まるサイズから身長大にまで変化し、様々な事に便利に使える「鍵」なる超技術だが、この技術を使うぶん「拳」派より消耗する知識は多いようである。
全キャラ中最後となる3つめの星3人格。
イサンやロージャの同協会と違いゴリッゴリのアタッカー人格。
まず全てのスキルに「
探求した知識に応じてコイン威力が増加」が付属し、パッシブスキルでも「捨てたランクに応じたダメージ増加」。
更に同期化IVのパッシブでは、味方の捨てたスキルランク次第でも「探求した知識」を増やせるようになり、コイン強化バフも維持しやすい。
特にスキル2と3は威力にもコイン枚数にも優れるため、捨てる順番さえ工夫すれば常に強力な通常スキルとして運用していける。
そして特異な性質を持つのが「(探求した知識の数-1)回、コインを再利用する」スキル1。
マッチ威力自体はやや心もとないが、通ってさえしまえばコイン再利用により総威力が最大45と凄まじい事に。
これはリウ協会イシュメールやセンク協会シンクレアなど星3同期IVのアタッカーが条件付きのスキル2でやっと出すような数字である。
再利用される度にコイン効果の沈潜回数+1も発動するので、沈潜パならさらに火力が伸びる。
ついでに単コインスキルなので「
錆びた記念通貨」の効果も乗る。やりすぎでは?
またこのスキル1、沈潜系の人格としては貴重な憤怒属性。
今まで憤怒資源を提供してくれる沈潜人格はせいぜい狐ヒースぐらいしか居なかったが、これからはこの人格が安定して供給してくれるだろう。
欠点は、アタッカー寄りなので耐久力はあまり無い事。でも他キャラのアタッカー人格と比べると微妙に硬い。
そしてスキル1の性能がおかしくなるのは同期化IVにまで強化してからなので、強化コストが嵩む事。
またスキル1が強力なのは上述の通り攻撃が通った時の話であって、マッチにおいてはやや頼りない。
回避されると再利用効果が発生しない事にも注意したい。
「探求した知識」の値を3で維持したい都合上、使用するスキルに融通も利かない。強力なスキル3を使いたいのに使いづらい状況もしばしば発生する。
値3を維持しつつマッチ勝利するためにE.G.Oを使うのもアリだが、ホンルのE.G.Oは沈潜パーティで貴重な資源を使うのが悩みどころ。困ったら憂鬱資源多めで済む初期E.G.Oをパなそう。
[20区ユロージヴィ]
ここが殺人現場ですね?う〜ん、こんなアマチュアみたいに仕上げて行っちゃうだなんて、かなり時間に追われていたみたいですね?
000
シーズン4のイベント「時間殺人時間」のピックアップ人格。
ロージャの古巣であるユロージヴィ…と言うよりそこから広まった団体の20区版という感じ。
この人格の元となった人物は反体制活動に熱心だったが、ホンルの場合何故かそこかしこで起こる事件の謎解きにハマっているようである。
ホンルとしては初の振動人格。
豊富な振動爆発手段を備えるばかりか、スキル3で「
振動絡縺」による
振動-反響を扱う事も出来る高火力キャラ。
…ではあるが、敵に振動を付与する能力は残念。振動威力の付与は微量な上、回数の付与が全くできない。
振動を扱う上では周囲のお膳立てが大いに必要となるが、それさえどうにかすれば頼もしい、といった性能。
一度波に乗ればパッシブスキルの「振動爆発させるたび、次のターンにダメージ量増加を得る」も加えて暴れてくれるだろう。
また、自分にストックした振動回数をリソースとして大火力を叩き出す立ち回りも強力。
スキル2や3はこれだけでもかなりの威力を発揮するため、ぶっちゃけ振動パーティとのシナジーをあまり考えずとも結構立ち回れたりもする。
ただ、何にせよ自分の振動回数の管理や、スキルを使用する順番の工夫などが必要だったりと、扱う上ではそこそこ頭を使うキャラではある。
本領発揮のためには下準備も必要なので、戦闘序盤の頼りなさもネック。特にスキル1は高難度下のマッチだと不安な性能。
区分:シーズン4(イベント)
実装日:24/06/13
[終止符事務所代表]
さぁ、射撃中止。前方の視野が確保でき次第…敵たちを追跡しますね。
000
限定ガチャイベント「ヴァルプルギスの夜」の星3。前作『
LOR』における「終止符事務所のリーウェイ」。
呼吸と弾丸を扱う貫通アタッカーだが、なんと通常の「弾丸」系キャラとしては初の
「再装填」持ち。
消費する弾丸こそスキル1回につき3発とハイペースだが、弾丸が0になったら守備スキルさえ使えば次のターンには元通り。
再装填は戦闘中一度のみとは言え、よほどの長期戦でない限り気にする必要も無い。
特殊弾丸の再装填と違って精神力の消耗もない。金の力ってすごい。
また、弾丸系の人格はスキル性能が高い事も多いが、それは「弾丸」という限りあるリソースと引き換えのもの。
しかしこの人格は枯渇までの猶予が非常に緩いにもかかわらず、同じく高性能なスキルのオンパレードである。何だお前は。
何せどのスキルも素のマッチ威力が高い上、条件1つに対して最低1割~2割という高レートで火力もバカスカ伸びていくし、肝心の条件も「弾丸を消費する」「クリティカルを出す」なんて緩い物。
しれっと書いてある追加効果すら「束縛と攻撃威力減少(スキル2)」「束縛と貫通脆弱(スキル3)」と優秀で、味方のフォローさえできてしまう。何度も言うが何だお前は。
しかも同時実装の
終止符事務所ヒースクリフとはスキル2と3で連携攻撃が発動。
まず終止符ヒースが戦闘に出ている時、かつ保有する傲慢資源が5未満だと、スキル2or3の使用時にヒースがスキル2で援護射撃を。
そして保有する傲慢資源が5以上、かつ
終止符ヒースが特定条件下の時、スキル2と3自体が強化。特にスキル3では特大の火力を叩き出してくれるようになる。
既出の「
援護攻撃」ほどの自由度は無いながら、火力に関しては圧倒的に優れた連携と言える。
と言うか、最大の強みは単体性能よりはこの連携性能のほう。
相方のヒースと組むだけでお手軽マッチ強者かつ超高火力タッグとなるため、決定力や序盤の立ち上がりが不安なパーティにはこの2人を突っ込んでおけば圧倒的な戦闘力で解決してくれる。
ほぼずっと主力を張れるくらいお手軽で強いので新人管理人にもうってつけ。
基本的に2人セット編成になるのでPT枠を圧迫するのが欠点でもある。
いかんせんこの人格、単体でも先述したように高性能とは言え、ヒースの連携が無いと露骨に火力と
呼吸維持性能が落ちてしまう。
全体的に「ピーキーな性能だが単体でも活躍できるヒース、クセの強さはないが出来ればヒースの援護が欲しいホンル」といった対照的な性能である。
あとアタッカー人格の常として防御面は脆い。マッチにはそうそう負けないだろうが、ホンルを狙う一方攻撃には注意しよう。
ヴァルプルギス限定かつ、堅実に自販機での入手を狙うとなると初心者には大変なのも難点か。
ちなみにサポートパッシブも「弾丸を最も多く保有した味方人格が弾丸を消耗するスキルで与えるダメージ量+10%」という物で、控えに回しても優秀。
区分:ヴァルプルギスの夜(5)
実装日:25/01/09
[虚幻境] ホンル
ZAYIN
ホンルの初期E.G.O。
三国志や舞踊でもおなじみの偃月刀。
肖像では財宝で満ちた部屋の中で武器を抱えている様子が描かれており、パッと見ではいつものように微笑んでいるように見えるが、よく見ると
とても悲しそうな表情をしており、いつも笑顔のホンルにも闇の部分があることが窺える。
E.G.Oとしては珍しい敵3枠への広域攻撃で、出目も高く精神力回復効果も有用。
ただしファウストの
表象放出機と並んで消費資源が重く、憂鬱×5を要求されるためコストの癖が強い。
また困った事に、ホンルが自力で憂鬱属性を稼げる人格がそもそも少ない。
恐らくこの
ゲームで初心者が最も発動に苦労する初期E.G.O。
現在流行の「憂鬱資源を中心に編成を組む」環境の恩恵を多分に受けており、ある程度
ゲームを進めてからであれば、余るほど貯まった憂鬱資源を分けてもらえる機会は多い。
気軽に使える広域攻撃として活躍できる場面も増えるだろう。
E.G.O名の由来は、元ネタ『紅楼夢』でも触れられている、仙女だけが住むという天上の国「太虚幻境」。
TETH
精神支配を行う靴と
リボンを身体に巻き付け、舞い踊るようにそれらを操れるようになるE.G.O。
侵食すると靴の精神汚染により言動が狂い始めるが、よりスタイリッシュな戦い方で「魅せる」ようになる。
敵一体を攻撃し、守備威力と防御レベルを減少させる。
マッチ威力は高いが、スキル効果は微妙に地味。防御レベル減少はともかく、守備威力減少は基本的に空気である。
解析IIIで覚醒スキルを運用するのであれば、スキル効果はおまけと割り切ってマッチに勝利するのが主目的。
浸蝕スキルでは束縛×4も付与できるようになるので、サポート能力は浸蝕版のほうが単純に上。
また解析IVにすれば敵3枠への広域攻撃に。こうなると支援目的で使いやすくなる。
TETH
魔法少女みたいなエビ漁師。…良く分からんがそうとしか言いようがない。
なにせ、
気合全開の変身バンクと共に魔法少女的に漁師に変身するのだから。
侵食すると元ネタに付随するエビ人間そのものになり、錯乱しながらエビ満載の網を振り回す。
「コイン表面時は2名の体力を回復」「裏面時は2名の精神力を回復」という効果が基本。
しかし回復の対象数も少ないし回復量自体も少ないし、何よりコインのランダム性が強いので狙って利用するのも困難。
「クリティカル時には体力・精神力両方を回復」という効果もあるが、そもそもクリティカルを出せる呼吸人格自体ほとんどおらず、ホンルのキャラ性能と絶望的に噛み合っていない。
呼吸系の終止符人格が1年半経ってようやく実装されたとは言え、クリティカルを出したところで体力回復たった8とかなり微妙。
有用な部分を強いて挙げるなら、パッシブスキルの「敵死亡時、精神力が最も低い味方1名の精神力を1回復(敵を倒すたびに増加)」が最近多い「連続戦闘」で有用なぐらいか。
それすら割と他の回復手段で間に合っている気もするが…
あとはまあ…嫉妬属性である点ぐらいか?ホンルの嫉妬スキルはぽんぽん派のスキル1と当E.G.Oのみなので貴重ではある。うん。
しかも消費資源も暴食、憂鬱、嫉妬と、他の強E.G.Oの使う資源と丸被り。
ファウストの「水袋」を差し置いてこっちに資源を回すか?と言えば基本的にNOである。
マッチ威力も「桃色の欲望」に負けているので、そこまでお手軽高性能でもない「桃色の欲望」の出番すら奪う事が出来ていない。
見た目のインパクト以外にはこれといった長所が無く、現状弱いスキルとして挙げられる事の多いE.G.O。今後の調整が待ち望まれている。
区分:シーズン2(イベント)
実装日:23/07/27
TETH
悲しみに揺らいだ心はこうやって…破裂してしまうんです。
(ぐぇん)一緒に泣きましょう…身体が破裂するまで。
鏡屈折鉄道1号線から戦ってきた泣きヒキガエルのE.G.O。登場してから随分時間が経ってからの追加だったので驚いた
管理人もいただろう。
泣きヒキガエルの皮膚に似た鎧を纏い、ハンマー?のような武器で相手を包み込み破裂させる。
侵食すると頭部に巨大な目玉が付き、なんと対象を飲み込んで自分の体の中で破裂させる。
最大の特徴は
振動-反響を付与できること。
これにより混乱させた後は(ほぼ)何もできなかった振動パーティが強力なダメージソースを得ることができる。
実装当初はホンルに振動人格がいなかったがしばらくしてユロージヴィ人格が登場したことにより相対的に評価を上げた。
TETH
流れに沿って走って行けば~やっぱりここに隠れてたんですね?
ははっ!つっかまえた~!身の程も弁えずに逃げるから…こうなるんですよ。
相手の速度に応じて破裂威力を与える固有デバフ「投げ縄」を付与する複数コインE.G.O。
ただでさえ低威力な
ファウストの同名E.G.Oよりさらに威力が低くなんと
12。ちょっと強い一般スキル1と同レベルである。
「自分と相手の速度の合計が6以上ならコイン威力+1」「相手の破裂威力7につきコイン威力+1(最大+2)」と増強は出来るとは言え、下準備が必要だし最大値を出すには運も絡む。
そんな不安だらけのマッチ威力の一方、スキル内容は意外と充実。
「次のターンにクイック×2獲得」「投げ縄×2を付与」「自分の速度分だけ破裂&出血威力を攻撃対象に分配(最大7)」「暴食共鳴2につき破裂回数を1付与」となかなかのもの。
(暴食共鳴を狙わないと破裂回数が稼げないのは残念ではあるが…)
使いどころが難しいとは言え、折を見て使わせてやればそこそこ有用なE.G.Oだったりはする。
体力の高いK社人格で
紅籍シンクレアのサポートパッシブによる「お札」を確実に取得し、コイン4枚のこのE.G.Oで大量の破裂威力をバラ撒く…といったロマンコンボも出来たりする。
区分:シーズン5(有償バトルパス)
実装日:24/10/17
HE
次の世界へ飛び越えていくには…よいしょっと!ここだ!
必ずしも…僕がその場にいる必要はないですから…へへっ…。
Warp列車に関連していそうな幻想体「道を失った乗客」をモチーフにしたE.G.O。
グロテスクな触手がまとわりついたW社制服をまとい、これまた生々しく肉肉しい偃月刀で時空を斬り裂いて瞬間移動する。
侵食によって異形化すると、その場で両腕の刃を振り回し暴れまくる。闇雲に放たれた斬撃は全て空間を捻じ曲げ、「相手のいる地点への斬撃」に変わる。
攻撃と同時に自己の充電を補充する、分かりやすい充電E.G.O。
ついでにクイックも獲得できる上、攻撃対象に脆弱と「次元の亀裂」も付与可能。
パッシブスキルも「デバフを持つ敵に攻撃した時に充電獲得」「自分の体力が0になった時に充電数を消費して体力回復」と簡単で強力。
消費資源を自力で調達できる人格もいくつかあるので、発動も比較的手軽に可能。
浸蝕スキルでは一転し「充電を消耗してデバフ量を増やす」性能に変化。
充電を扱わない人格でもここで消費できるし、充電が無くてもデバフ自体は発動するので安心である。
解析IVにすると敵3枠への広域攻撃となるが、充電獲得量などは変わらないので強化するかはお好みで。
どちらにせよ、クセの強い物が多いホンルのE.G.Oとしては、一番シンプルに使いやすい奴。
…とは言えこの「次元裂き」の実装時点では、自力で資源を貯められるK社人格も、充電を使用するW社人格も未実装。
「マッチ威力が『桃色の欲望』と大差ない」「当時主流だったぽんぽん派人格じゃ資源が貯まらない」等の事情もあり、まず出番がないという評価すら下されるなど、苦しい時代もあった。
[沸き立つ腐食] 歩く真珠
HE
結構いたいと思いますよ~。一度切ったら、傷から取れないはずなので。
緑色の汚濁を滲ませる偃月刀を携えた姿。セリフやE.G.O名からするに、この汚濁は接触対象を腐食させていくものと思われる。
侵食が進めば元ネタそのものへと変貌。汚濁を吐き出す殻で相手に噛みつき、咀嚼した後に吐き出す。
ホンルとしてはマッチ威力最大のE.G.O。
でも「自分の体力が減るほど攻撃対象の数が増加」という特性がどうにもクセ強め。
「暴食共鳴数しだいで相手へ付与する破裂の数が変化」「与える脆弱デバフは暴食属性限定」と使い所もかなりピンポイント。
一応、使い所を問わず付与できる束縛デバフもあるとは言え、使いづらい部類に入るE.G.Oだろう。
体力調整がしやすく暴食と破裂も持っているK社人格とは比較的相性がいいものの…
上記「次元裂き」の使いやすさと比較して、わざわざこちらを選ぶかもやや微妙なところ。
そもそも破裂や暴食との相性の良さに関しては「次元裂き」と被っているのも痛い。
区分:シーズン3(無償バトルパス)
実装日:23/11/23
- 郊外の人間が死ぬ気で入りたいと願う都市内部の路地裏の人間が何としても入りたいと思う巣の内部の人間が何とかしてしがみつきたいと願ってやまない翼にコネで入れる豪族、富豪とかじゃなくてこう…なに?翼の経営者一族レベルでも追っつかない立場なんだけど -- 名無しさん (2024-08-22 14:25:47)
- ↑かつて頭か都市の立ち上げに関わった一族で今でも何かしら関係を持っているとかじゃなきゃ説明が出来ないような気がする -- 名無しさん (2024-09-20 05:27:40)
- 都市は冗談抜きで金さえあれば何でも出来るので、シンプル財の暴力のような気もする それはそれとしてボンボンの癖に反社人格多いよねホンル -- 名無しさん (2024-12-04 04:25:33)
- 「実験台じみた様子の怪しい扱いとはいえ、翼にすらコネ入社が効く」だけで相当実家がヤバいとはいえ「翼の筆頭株主になれるほどの権力者や大富豪すら頭が上がらない」「地位至上主義の裏社会の組織に流れてすら例外扱いが効くレベルのブルーブラッド」しかし「『任務以外で死んだとしたら、真犯人は兄弟の誰か』とすら断言する家内ですら過酷な権力争いが続いている蠱毒ぶり」……この世界だとマジで「貧しいが家族仲は良い」のと「財力も権力も頂点のような名門の中の名門だが、家族仲はガチで殺し合いが続いているもはやなぜ一族として成立できているのかすら疑わしいレベルの不仲を通り越した内戦状態」どっちが幸せなのかマジで難しくなるな……。ヘタすりゃホンルには「親兄弟の仲がいい状態を羨望を感じたり是非を判断する以前に『信じられない』『想像できない』を通り越してそもそも『理解できない』」すらあるんじゃ…… -- 名無しさん (2024-12-04 04:43:14)
- Q.都市では銃弾がめちゃくちゃ高いので使ってる事務所も組織も家計がキツイです。どうする? -- 名無しさん (2025-01-09 21:55:09)
- ↑続き -- 名無しさん (2025-01-09 21:55:30)
- ↑ミス A.代表が大富豪なので弾代を自腹補填(しかも余裕で払う) -- 名無しさん (2025-01-09 21:56:23)
- 終止符事務所の解説、盛大に勘違いしてるけど再装填は戦闘中1回だけだよ -- 名無しさん (2025-01-29 18:01:18)
- ↑あれ?失礼ホントだ一回って書いてあった。直しとこう -- 名無しさん (2025-01-29 19:01:56)
- ディアスとどっちが金持ちなんだろうなぁ... -- 名無しさん (2025-03-08 23:27:36)
最終更新:2025年03月08日 23:27