ゴーグリーン/巽ショウ

登録日:2024/08/27 Tue 19:05:29
更新日:2025/02/04 Tue 15:01:25
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助かろうとする意思がなければ、助かるものも助からないんだ!


(ショウ)とは、スーパー戦隊シリーズ第23作目『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に登場した人物であり、ゴーグリーンに変身する戦士である。

演:原田(あつし)
ゴーグリーンのスーツアクター:竹内康博


【人物】

巽家の三男。1977年8月19日生まれで、作中年齢22歳。
首都消防局の航空隊員として働いていたが、ゴーゴーファイブとして戦うため、兄達と同様父のモンドによって勝手に辞職させられる。

良くも悪くも直情的な性格で、10年ぶりに帰ってきた父のモンドに対して「アンタ」呼ばわりするなど誰より強く反発していた。
母を含めた家族を半ば捨てた上、幼い頃からの夢であった航空パイロットの職を一方的に辞めさせられたので当然と言えば当然であるが。
人情家で人懐っこい一面も強く、ライナーボーイを誰よりも早く受け入れ、彼を一人の命として守ろうとする*1
ビッグドーザーを巡ってナガレと対立したり、マツリと共に災魔の戦士タナトスを戦士として再起させようとしたりと、ロボットや災魔相手でも分け隔てなく接している。
しかし、ビッグもタナトスもどちらも彼の手で決着をつけるという苦い結末を迎える事となった。*2

半面、特定エピソードのミントやライナーボーイなどAIに舐められ気味な対応をされる場面も見られた。


パイロットへの夢は強く、ゴーゴーファイブとして戦ってる間にも航空隊への復帰の打診を受けて、心が揺らいだ事もあった。
しかし、元々の夢はパイロットとして、兄弟みんなで人々を救う事であるとして、ゴーゴーファイブとして戦いながら人々を助ける道を選んだ。
なお、パイロット以外にロック歌手になることを夢見ていた時期もあるらしい。

スペースシャトルのパイロットである速瀬京子は航空学校時代の先輩後輩であり、彼女の無茶に付き合う事も多い。「アンタバカぁ!?」も言われた。
また、京子の同期の北條清志は挫折して探偵となってしまったが、彼との交流により無限連鎖カードの存在に気付くことが出来た。

最終回の後は航空隊に復帰し、以前と変わらない日々を送っている。

また、ゴーカイジャーのレジェンド回ではマツリが登場したが、最終回に少しだけ出番がある。
ゴーカイジャーが返還したレンジャーキーを受け取り、宇宙に旅に出る彼らを敬礼で見送った。

スーパー戦隊最強バトル!!には兄弟全員参戦しており、ショウは乗り物チームに所属して、ボウケンシルバー、イエローレーサーと共に伝説チームと戦った。
ただしここでも他のメンバーは車両系のモチーフばかりで、航空関係の乗り物を扱うのはやっぱり彼1人(残りの2人はゴーオンレッドゴーオンイエロー)。


着装!

ゴーグリーン!!

ゴーグリーン

ショウがアンチハザードスーツを着装して変身した姿。
マスクのバイザーの形は航空隊のエンブレムを模した上の辺が微かに弧を描いた、扇のような逆三角形。

ショウのスーツは耐G性能に優れており、唯一の航空戦力であるグリーンホバーのパイロットとして、十分に活躍出来るようになっている。
スコープには世界中の航空管制センターや飛行機と通信出来る機能も備えられている。
また、身軽さにも優れているようで空中からの攻撃も得意としている。


○装備

  • ファイブレイザー、ゴーブラスター、ブイランサー、ブイモードブレス
他の兄弟と共通の装備。
詳細についてはゴーゴーファイブ、またはゴーレッドの個別項目を参照。

  • ウイングスプレッダー
「ライフバード」の翼に当たるレスキューツール。
二枚の翼をハサミのように使い、挟む、こじ開ける、どちらの用途にも使用可能。
あらゆる物体を切断することで障害物を排除出来るようになっている。
ショウ専用というわけではないが、主にショウが使用する。


【余談】




悲しくても、苦しくても追記修正すること! 追記修正することも戦いなんだ!


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最終更新:2025年02月04日 15:01

*1 第34話「死 さもなくば 破滅」で花粉を宇宙空間に飛ばす作戦を行った際に、ライナーボーイが空気が亡くなるのを案じてハッチを閉めようとした際には「俺たちも、お前も死んじまうぞ!」(この花粉は物体全てを腐らせるため、ハッチを占めるとライナーボーイも被害を受ける)と言ったことも。

*2 なお、ビッグを倒した際にショウを演じた原田氏は涙を流せなかったが、後になってそれはビッグを討つ覚悟の現れとして泣いてはいけなかったんだ、と役に入り込めたことを喜んでいた。