月島秀九郎

登録日:2011/07/17 Sun 14:25:22
更新日:2024/05/16 Thu 03:20:01
所要時間:約 7 分で読めます






完現術者・月島秀九郎

大切な仲間を護る為

強き思いを爆発させて

今、魂の刃を降り下ろす!


月島 秀九郎  
つきしま しゅうくろう

[肩書]完現術者(フルブリンガー)
[所属]XCUTION
[身長/体重]198cm/73kg
[誕生日]2月4日(みずがめ座)
完現術(フルブリング)]ブック・オブ・ジ・エンド
[CV]小野大輔

BLEACH』の登場人物。
黒崎一護のライバルポジション。


 各章での活躍


死神代行篇

完現術の力を証明する為、(ホロウ)の撒き餌を使い虚を誘き寄せ、どちらが多くの虚を倒したかを競う勝負を黒崎一護に挑むが、突如現れた大虚(メノス・グランデ)が切っ掛けで和解。
その後朽木ルキアを連れ戻しに来た阿散井恋次と対決するも大敗。
療養後、ルキア奪還のため一人山に籠もり、修行を開始する。


尸魂界篇

潜入後は井上織姫と共に行動。
なるべく敵との戦闘を避けていたが、藍染惣右介達と戦い敗北した一護の下へ向かい、ギリギリの所で市丸ギンの「神槍」からルキアを救う。


破面篇

一護・茶渡泰虎と共に織姫奪還に虚圏(ウェコムンド)に向かう。

潜入後は十刃(エスパーダ)であるザエルアポロ・グランツと遭遇し、先に彼と交戦していた恋次に加勢する形で共闘。
能力を封じられるも新技を披露し、辛くも勝利した。

戦後はウルキオラ・シファーと闘う一護に合流し、敗北した一護の代わりにウルキオラと闘い勝利した。

最後の月牙天衝の修行にも付き合い、勝利に貢献した。


死神代行消失編

17ヶ月後、髪型と眼鏡を変えイメチェン。
生徒会長になっているが、それに嫉妬したのか何故か一護と敵対することになり、尸魂界のみんなもなぜか敵に……アレ?








――
―――
「追記・修正は月島さんに完現術で貫かれてからお願いします。」



























ともかく 淋しいだろうけど理解してほしい 彼らの経験した過去と君の経験した過去は別のものなんだよ

はっ 持って回ったような言い方すんじゃねえよ “自分の能力”で“既に別のものになった”って言ったらどうだ!

それは違うよ “別のものになった”んじゃない

今までずっと 君以外の全員が僕と共に人生を歩んで来たんだ

君だけが誤った過去を歩んでる

君だけ違って淋しいだろう? だけど安心していい

すぐに その想いは最初から無かった事になるから(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)







月島秀九郎(つきしましゅうくろう)とは、『BLEACH』の登場人物であり、『死神代行消失編』における重要人物。




 概要


風貌は細目で長身瘦躯のイケメン
かつて銀城空吾達の属する「XCUTION(エクスキューション)」のリーダーだった男で、
当時完現術を取り除く術を発見し、死神代行を見つけて仲間の力を取り除くことに尽力していたが、突如離反。
その仲間や死神代行を殺害し、姿を消した。
……という偽りの記憶を銀城と合意の上で彼に植え付け、暗躍していた。


 軌跡


実際は今なおXCUTIONの一員かつ組織のNo.2であり、銀城と共謀して彼に黒崎一護の完現術を奪わせてパワーアップさせるために暗躍。
銀城自身の要望から*1敢えて銀城を「ブック・オブ・ジ・エンド」で斬り、銀城と敵対していた過去を捏造した上で一護の下に送り込んだ。
その後は目立った敵として一護が死神としての能力を取り戻すのを妨害するような行動を取り続ける。
遂には銀城などの極一部を除く一護の周辺人物ほぼ全ての人物と友達になり、一護を精神的に追い詰めて冷静さを奪いつつ、底力を引き出させる。
この時、今まで信頼関係を築いてきた味方戦力のみならず、一護の日常を彩っていた家族や学友、知り合いまでもが尽く月島を味方と見做してしまうシーンはみんなのトラウマ。

さらにその後の

「一護!あんた何してんだよ!」                         


                         「いいから謝れ!!」

「お兄ちゃん」                         


                         「どうしたの」

「本当に」                         


                         「おかしいぞ」

「お前」                         

                         「一護」

一護じゃなくても精神が耐えられません。




一護と戦闘中、大方の予想通り茶渡泰虎(チャド)を仲間に。そして彼の


朽木を助けられたのも…藍染を倒せたのも… 全部 月島さんが居たからじゃないか…!


というセリフの汎用性の高さから、ネタキャラ認定を食らう。
前章ボスの藍染惣右介「錯覚だ」で弄られ続けたように、彼も「月島さんのおかげ」でいじられ続けるキャラとなった。



一護を追い詰めに追い詰め、いよいよその力が「完成」した時点で銀城を斬り直して元の味方関係に戻り、
銀城を味方と思い込んでいる一護に対し、銀城が完璧な不意打ちを仕掛けられるようにした。

その後はチャドと井上織姫に新しい記憶(銀城が味方だという記憶)を植え付けてから、死神勢との戦闘に入る。
直接の相手が朽木白哉故一瞬で敗北するとの予想も多かったが、
なんとブック・オブ・ジ・エンドは「無機物にも効果あり」「過去改変で実際に現在も変わる」「分岐させた過去の自分の記憶が追加される」ことが判明
周囲を斬る事で「かつてここを訪れて罠を仕掛けたこと」にして実際に罠を出現させる、
千本桜や白哉に「長年共に修行した竹馬の友であり、それ故に白哉の技と弱点を全て理解している過去」を挟む事で白哉の現在の能力を全て理解し追い詰めるに至った。
刀の姿をした状態で「挟み込む能力」を発動しなければ普通の刀として相手を斬れることもここで明確に描写された。



……さぁ、このまま竹馬の友となった白哉まで月島教に入ってしまうのか……!?



と思いきや、白哉の中では
最愛の妻の忘れ形見である義妹と朽木家の誇り、白哉にとっての全てを命懸けで守ってくれた一護」>(越えられない壁)>「長年共に修行した竹馬の友である(ことになっている)月島」
という認識になっていたために戦闘続行。
さらに「月島の知る白哉」ではやらないような無謀な攻撃に翻弄され、致命傷を負った。

月島の力はあくまで「過去を改変する」というものであり、感情を操る洗脳ではない。
そのため、過去を改変されたとしてもそれを上回る動機があれば、月島の敵に回ることも有りうる。
特に殆ど過去を振り返らず、その場の感情で動くような相手に対しては滅法相性が悪く、純粋な力勝負を強いられることになる。

その後、一護に敗北した銀城の下に向かったが、銀城は絶命。深いショックを受け、失意の底にあった月島だったが、
記憶の差し替えとは無関係に自分を慕ってくれる獅子河原萌笑の存在に救われたのか、彼の背の上で安らかに死んだ様子。



リアルでも「月島さんのおかげ」ネタが落ち着き、彼の出番は完全に終わった……





千年血戦篇

と思われたが、なんと悪行を重ねていたっぽい割には地獄行きを免れたようで、死後は尸魂界(ソウル・ソサエティ)で志波空鶴に拾われ、銀城や沓澤ギリコと共に彼女の下で志波岩鷲に稽古をつけてもらっている模様。
まあしてたっぽいだけで実際事に及んだことはなかったか、何かやらかしても銀城の発言などをみるに何らかの事情があった可能性が高い。

読者に対し「そういやこれスピリチュアルものだったんだよなあ」と再認識させた。
そのまま出番はないかと思われたが、最終盤の大詰めになって一護に義理を返すために再登場。

ブック・オブ・ジ・エンドは無敵とも思えたユーハバッハの「全知全能(ジ・オールマイティ)」の未来改変に対するメタ能力とも言っていい相性の良さを持っていたのである。
「全知全能」により観測できる全ての未来を改変されてしまうと、どう抵抗しても「全知全能でない者」には未来を変えられず、改変された未来を受け入れるしか無くなる。
これは織姫の「事象を拒絶する力」ですら通用せず、全ての未来で折られた事になった斬月を修復する手段は無いかに思われたが……
なんと「折られた後に『折られていない事にする』」という抜け道が通用する事が発覚。
ブック・オブ・ジ・エンドにより「折られていなかったという過去を挟み込む」ことで斬月の修復を可能にし、そしてその斬月によりユーハバッハは倒された。

つまり、ユーハバッハに勝てたのも全部(という程ではないが間違いなく)月島さんのおかげである。


 完現術





一緒に数えてくれるかい

君についた 僕の歯形を

(BLEACH 52「End of Bond」より)



◇─ 「ブック・オブ・ジ・エンド」

本の栞を刀に変えることができる。
そして、斬った(刺した)対象の過去に自分の存在を挟み込み「分岐」させる能力。

要はとんでもなく応用が効く、限定的な過去改変能力。この際、斬った相手にダメージはない。

その力は催眠のように相手の認識や記憶を改変、あるいは改竄して「そう思い込ませる」などという生易しいレベルではなく、対象の経てきた時間・事実そのものを改変してしまう。
2回斬ると解除することが出来るが、続けて挟むことも可能。

上述した通り、分岐させた過去の自分の記憶が追加されるので、当然のことながら過去を差し込む際には自ずと相手の能力や弱点などを過去を通して知る事ができる。
また、無機物にも効果があり、過去改変で実際に現在も変わるという能力を利用して、初めて来た場所で戦闘を行っていても「かつてこの場所に来て罠を仕掛けた」という事象を挟み込み、罠を出現させるということも可能。
後日談小説『BLEACH Can't Fear Your Own World』では敵が作り上げた炎の壁に対して「10秒前に消火した」という事象を挟むことで消したりもしている。

複数回差し込んだ場合は(少なくとも人間相手だと)実際の現実と、過去改変による自身の記憶との自己矛盾が生じ、精神が崩壊する可能性が生じる。
このことからも、流石にあまりにも矛盾が大きくなる過去改変や現実離れした過去改変は出来ない、あるいは出来ても対象が持たないと予想される。
もっとも、状況や目的次第ではこれらのデメリットを逆手に取って相手をわざと精神崩壊させるような使い方も出来そうではある。

実は自身の年齢以上の過去をも干渉でき、作中であれば遥か年上のはずの白哉の修業を付き合い研鑽しあっていたという事象を挟んで白哉の能力や弱点を知ったり、小説では枯れ木を苗木の頃から数百年間毎日世話をしたという事象を挟んで一瞬で大樹にしてみせた。
また、これは推測の域を出ないが、どのような過去を挟んでも現在の月島の力量を超える戦果は出せないと思われる。
というのも彼の能力は「自らの存在を過去に挟み込む」というものであるが、藍染然りユーハバッハ然り、月島が直接戦いに加わっても事態を好転できたとは残念ながら思えないからである。
あくまでも「過去改変を行えば有利な状況を作れる」というのがこの能力の利点である。

もちろん普通の刀としても使用でき、本気で殺そうとしたときはそのまま斬れる。能力を使わなければただの刀になるという、斬魄刀によく似た能力である。
剣術を絡めた総合的な実力も隊長格に匹敵するほど高く、更木剣八も見ただけで強者であることを察知していた。


なお、上記の如き猛威の振るいっぷりからチート能力として語られることも多いが、実際もそうであったように完全無欠とまではいかない。
1つ目に、相手に能力を知られていると「挟み込まれた」事を相手が認識できるので、対抗の芽も一応ある。
ただし、「どんな過去を挟み込まれたのか」は差し込まれた時点で分からなくなるため、常人にはほぼ対処不能で明確な欠点だとは言えない。
浦原喜助涅マユリなどの科学者が能力を把握していた場合や、ユーハバッハのような超常的な人物ならば、後手に回ってもどうにかできるのでは?」という程度。
実際、マユリは小説で遠隔操作可能な自身のスペアボディを利用することで彼の能力に対処していた*2

2つ目は、どんな過去を差し込むかは月島の裁量によるというもので、こちらは柔軟な運用が可能という長所が大きいが、欠点にもなりうる。
作中描写された通り、月島は確かに白哉の「恩人」になってみせたが、一護を上回る存在にはなれなかった。
白哉はメンタル攻撃への耐性が非常に高く、多少揺さぶったくらいでは行動がブレない性格であるという部分も大きい。
※ただ上手いことやって一護のような立ち位置になれていたら、さしもの白哉も危なかったとは思われるが。

そして3つ目は、挟み込んだ過去の影響は月島自身にもフィードバックされてしまう点にある。
「竹馬の友として長い歳月を共に過ごし修行した記憶があるから弱点も分かる」という事は、裏を返せば「竹馬の友として長い歳月を共有した相手と殺しあう苦痛を、月島自身も味わう」事を意味する。
「誰かの恋人になった」「誰かを弟のように可愛がっていた」といった、後付けで挟んだ過去が増えた分だけ、そうして挟んで生み出した過去によって、存在しなかった思い出が雨後の竹の子のように生えまくる。
そして同時に、月島は「本当はそんな過去は元々無かった」ことも認識しているので、「(急に生えてきた)大切は思い入れのある彼らを自分は騙している」という事実も抱え込むのである。
織姫やチャドが矛盾した情報を前にして精神が崩壊しかけた一幕があったが、月島自身がいつそうなっても何ら不思議はないのだ。
ひとえに、銀城のみを尊重し全てを捧げる、月島の異常な精神構造だから使用に耐えられる能力である。
事実とかけ離れた記憶を幾つも重ねて上乗せする行為を銀城が危惧していたのも、恐らくこういった事情があるだろう。


ちなみに月島と敵対関係にあった時の銀城が言っていた『何でも斬れる刀』も否定はされていなかったりする。
つまり、その気になれば本当に何でも斬れる可能性もある……切らないと過去を挟めないし。
実際、阿散井恋次の卍解を粉々にした千本桜景厳ですらこの刀で斬り、王属特務・零番隊特製の頑強な死覇装を纏った一護も普通に過去を挟まれている。
少なくとも、挟む能力を使った場合は何でも斬れると考えて良いのだろう。
ただし、二枚屋王悦が使った鞘伏のような「切れ味が良すぎる刀」とは少し違うようで、鍔迫り合いなども可能。


 余談


過去改変された者達の印象的な台詞で大体「月島さん」呼びされていたことから*3、読者からも色々な感情をこめて「月島さん」とさん付けで呼ばれることが多い。
また、『TIGER&BUNNY』でも一護役の森田成一氏が演じるバーナビー・ブルックスJr.が、洗脳系で酷い目に遭っている。




Wiki篭りくん…今まで月島さんにずっと助けてもらってきたこと忘れちゃったの…?

追記が出来たのも…修正が出来たのも… 全部 月島さんが居たからじゃないか…!


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最終更新:2024年05月16日 03:20

*1 銀城が自身と同じ立場の一護を慮り、一護にも勝ち目がある「ゲーム」の様な形を望んたため。

*2 諸般の事情により手を組んで、共に敵の本拠地に乗り込む直前だったので月島側には別段敵意は無かったが。

*3 日常会話の中では秀ちゃん呼びが多い。