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伊藤誠(School Days)

  
登録日:2009/10/07(水) 00:31:49
更新日:2019/07/07 Sun 22:38:44
所要時間:約 8 分で読めます


タグ一覧
Cross_Days Overflow School_Days Summer_Days まるで意味が分からんぞ! エロゲ主人公 ギャルゲー主人公 クズ ハーレム ヘタレ ヘタレというか異常性欲 ヘタレ時々漢 一夫多妻 下衆野郎 主人公 人間の屑 修羅場製造機 変態紳士 好感度を無視(リメイク版では改善) 平井達矢 平川大輔 漢(きれいな誠) 漢(インテル誠) 穴があったら挿れたい 自業自得 誠死ね 選択肢を無視


誕生日:10月16日
てんびん座
血液型:O型
特技:料理
在籍:榊野学園1年3組
CV:平井達矢(PC版)/平川大輔(アニメ・PS2版)

Overflowの話題作であるエロゲー、『School Days』シリーズの主人公。

エロゲー主人公の中でも(悪い意味で)高い知名度を誇り、ネットでよく見かける「誠死ね」とはまさにこの伊藤誠を指したものである。

性格は優柔不断。しかし、他人に意識しなくとも優しく接することができる。
作中で確認できる例としては、普段からの妹想いな態度・行動や、男子に絡まれて非常に困っている刹那を助ける等。

物語の舞台となる榊野学園内では女性にかなり人気があるが、自分に対する恋愛感情に鈍感なので全く気づいていない。
容姿は誠自身はなんとも思っていないが、作中のキャラクターの多くが「かわいい」または「カッコいい」と評するイケメンである。

特技は料理。近年の作品になるほど腕前があるように描写される。両親は離婚しており、看護師の母とふたり暮らしだからかもしれない。
止(いたる)という妹がいるが、父親が引き取ったため一緒に住んでいない。
たまに誠が住むアパートに遊びに来るらしいが、アニメには未登場。
あと釣り好き。

電車内で見かける桂言葉という少女に恋心を抱いている。

男友達が少ない。というのも、本人があまりにも女性の人気を集めるために同性に避けられているのである。
ただし、この理由に本人は気付いておらず、そもそも自分がモテないと思っている。




以上の特徴だけみれば、百凡のエロゲ主人公と何ら変わりないように見える。

が、この伊藤誠という男は「恋愛がらみのヘタレ・好色ぶり」と、「状況による流されやすさ」を他の追随を許さないほど高いレベルで併せ持ち、
それが本人の良い部分をはるかに上回っているため、徹頭徹尾嫌われる羽目になってしまっているのである。


なお、伊藤誠が登場する原作のメディアミックスやスピンオフは数多く存在するのだが、そのダメ主人公っぷりは、

アニメ
[万里の長城]
クロイズ漫画版>Cross Days
[壁]
School Days>SCHOOL DAYS HQ
[壁]
Summer Days>SHINY DAYS
[壁]
スクイズ漫画版
[壁]
小説版「君といる、空」
[壁]
Valentine Days=マジカルハートこころちゃん

ぐらいに酷さに差がある

こんな感じなので特にアニメ版と原作、そして関連作品とでは扱いに深い溝がある。
アニメ版では「誠死ね」が合い言葉のようになっていて誰も異論を挟まないが、アニメ版の評価をゲームなどに持ちこむと「ちょっと待て」という旨の意見が出される。
アニメ版の知名度が高いとはいえ、それを絶対視したり原作ゲームもそうに違いないと安易に決めつけてしまえば、異論が出るのも自然な話ではあるのだが。
ただ原作は原作でかなり複雑な事情がある為にややこしい(詳細は後述)。


具体的な作品ごとの誠の行動や末路は以下に。多少ネタバレがあるので閲覧注意。






















School Days(原作ゲーム)

本人はプレイヤーが殴りたくなるほど面倒くさがりで、ヒロイン達の頑張りで初めて積極的になっていく。
ただこの件に限れば彼の問題というより、きっかけ作り・ややこしい状況をまねいている・迂遠だけど実質いじめなど
諸々を行っている世界が元凶とも言われている(後述)。

このゲームは1週が6話で構成されるシステムだが、驚くことに3~4話分ぐらいは浮気してしまったりする。
言葉と世界との間で板挟みになるきっかけは、 世界の方から彼にキスをしたり、「私で練習しよう」と体で誘惑したことによるものである。
ただ、そこから誠はプレイヤーの選択を無視し(※バグ)、女性とけじめをつけて決別するようなセリフも押し黙ってしまうことが多く、修羅場を加速させていく。

物語の後半からヒロインと肉体関係に至る場面も多々あるが、
他に彼女がいたり、リアルタイムで他のヒロインとの約束をすっぽかしながら行為に及ぶシチュエーションであったりと、
逆に感心を覚えるほどに(本能に)正直者である。

そうした修羅場の果てにたどり着くバッドエンドでは世界に刺され絶命したり、言葉が眼前で投身自殺したり、隣で世界がざっくりされたり、
逆に世界が言葉をハンバーグにしたりと結構酷い目に遭うことになる。
まあ自業自得か。

作中で誠がプレイヤーの言うことを聞かないのは前述の通りだが、
この作品の誠はその場の選択肢だけではなく、これまで積み重ねてきた感情度(所謂好感度。常に画面上部に公開されている)までも無視して、
交際しているヒロイン(言葉)に別れを告げ、他のヒロイン(世界)に告白するという暴挙にでる(※これもバグ)。
不誠実さとかどうとか以前に大半のプレイヤーはポルナレフ状態になったであろう。

作中の誠はその名前がギャグに思えるほどの外道だが、グッドエンドルート全般の終盤は割とまともである。
特に言葉一筋になることを告げる通称「芋エンド」では言葉と見事に結ばれ、さらに甘露寺や乙女、その取り巻き達によるいじめを解決するために動き、
元凶である世界を拒絶するといった、好きな女の子を守るために漢らしさを発揮する姿が見られる。
というかバグと異常性欲さえなければ意外にもというか、むしろ常人より男前である。

そのため原作プレイヤーからすると知名度で負けているだけで、
むしろ世界(西園寺の方)とレイパー(澤永泰介)がマジやべぇ!(もっと酷い&擁護不可という意味で)」という声も多い。
更に言えばこの世界(西園寺の方ではない)はどいつもこいつもクズ揃いであり、
主要人物の中ではマシと言われがちの言葉や刹那も好き嫌いは別としてあまりまともだとは言えない。
そんな環境なのに優しさを失っていない誠はむしろ奇跡的な存在では?という意見すら一部にある。


Summer Days

相変わらず他人の恋愛感情には鈍感で、メインヒロインである刹那にそっけないことを言ってしまう場面も多い。

本編開始前の夏休みという環境の違いによるものか、自らが節操なく女性と関係を持とうとすることがない。
家に遊びに来ている妹の止の面倒を見ており、妹思いの優しい兄、といったキャラクターになっている。
恋はしても一途なもので修羅場を作り出すような無責任な行動が減って善人になってはいるものの、守備範囲が広がりすぎてかなり変態になった。

あれ? やっぱ世界さえいなければ大丈夫なんじゃね?


Cross Days

や ら な い か

主人公ではなく、サブキャラとしての登場。
サブキャラなのに主人公補正があってヒロインに手を出しまくり、油断すると寝取られる。
最もヤバいのはその守備範囲で、主人公に手を出してくるルートもある(女装をしているとはいえ、当人の意識は男なので相手は『男の娘』ではなく『女装少年』であり、言ってしまえばホモ展開である)。

もはや鬼畜ウンヌンカンヌンという話ではなく、穴さえあれば何でもいいという見境のなさである。

色々と変な意味で見直そうという動きがネットを中心に起きたのは言うまでもない。


しかし実は上記のや ら な い かを差し引いても大半のシーンで相当なクズっぷりを誇る。

操作キャラではない故に心理描写もかなり少ないことは確かだが、
今作は(主人公を挑発するためだが)浮気に関して開き直っているシーンまであり、モニターの前のプレイヤーと主人公を同時に憤慨させた。

「そうさ! 浮気だよ! 悪いか。 ははは」

……コレ、作中の名言です。同じ声の眼鏡を少しは見習えと言いたい。色々な意味で。


もっともこの作品、主人公が誠とは別ベクトルのかなりの問題児であることや*1
誠も当然悪いのだが他キャラの方がもっとアレだったり、そもそもの話誠ではなくて他キャラのせいで酷いことになったので……という事情も留意すべきである。



◆SCHOOL DAYS HQ

初代の『School Days』のリメイク。
バグ修正とルート追加によってポルナレフ現象がなくなり、そして物語開始から言葉様一筋の誠も見ることができるようになった。
しかし大きな矛盾や整合性が取れていないため、未だ不完全版とされている。
一方、その時には世界が妊娠することになるのだが(状況からすると誠の子である可能性は低い)、
一度世界とくっついてからまた捨てるといった非道もプレイヤーの選択次第で行える。さすが俺たちの誠さんだぜ!

ちなみに世界とはレイパーの子供を身ごもっていたという理由で離別するのだが、
再会した際には誠が「俺の子……産んでくれるんだね」とかちょっと頭がおかしいこと言いだしてプレイヤーを困惑させた。
ただ、性欲さえ絡まなければむしろ菩薩メンタルである。


◆SHINY DAYS

『Summer Days』のリメイク。選択肢が増えた結果気が利く行動、発言ができるようになり、リメイク元よりもさらに好青年になった。

追加ルートでも基本的にいい人だが、主人公なのに終盤まで出番が少ない。

父親が地元の大病院の経営者で、その影響により地元の神社から娘の許嫁として期待されていることが判明した。
その父親がろくなやつじゃないけどな!


◆ストリップバトルデイズ2

誠が並行世界に行く野球拳ものの番外編的作品。
ここではなんとの萌子に手を出して孕ませている。


◆スクイズ漫画版

別人。大筋のシナリオは忠実。
だが、誠が終盤で過ちを自覚して世界に別れようと告げたり言葉の攻撃から世界を庇ったりと、いちいちカッコいい。
恐らく一番漢らしい誠。
世界を庇って重傷を負ったことで入院することになった。
それだけに生存しながらも迎えた結末が言葉とやり直す決意をするが、言葉は世界によって殺害されたという世界の恐ろしさをより強調していた……。
やっぱ世(ry


◆クロイズ漫画版

スクイズ漫画版の反動及びアニメ版の反響により原作以上に最低男(帯にも書かれている)として描かれている。
……もっとも、後書き漫画にて誠の描写に対して「これ以上やり過ぎないでね」という旨の指摘がOverflow側からされている。
炎上商法に安易に便乗するのも考え物という事なのかも知れない。


◆アニメ

至☆上☆最☆低

制作陣の方針により、「完全無欠の『最低の奴』」として描かれている。
前述の通り他の作品とは一線を画しており、
原作でのバッドエンド系のルートを煮詰めて濃縮させながら逆に良い部分はほとんど排除したキャラとも言え、もはや別人である。

その所業を単純にネタばらしをすると、以下の通りである
①言葉と交際する。
デート中、エロ本を立ち読みしようとする野放図さとデリカシーの無さを見せつけて次第に言葉から距離を置かれる。
③めんどくさくなって自身も言葉をどーでもよく感じる(なんとこの時点でまだ第3話)。
④性欲に身を任せて、貞操が固い言葉様から世界に乗り換える。
⑤そしてあれほど欲しがっていた言葉をあっさり捨ててしまい、彼女を発狂させる
⑥調子こいてイジメ将軍、イカリング、3バカトリオ etc……と関係を持つ。
⑦世界が「妊娠した」と発言したら「俺のせいじゃない!」と世界に全ての責任を押し付けた挙句、「中絶しろ」と発言。
⑧しかし世界も負けずに怒鳴る。しかも教室で。流石に周囲も呆れたらしく、関係を持った女子たちからも避けられ孤立する。
⑨唯一好意的な言葉に当てつけの如く乗り換える。
⑩パーティをドタキャンし、更にメールで中絶するための産婦人科を紹介
⑪「二人で話したい」という世界を家に上げるが、発狂した世界に包丁でめった刺しにされて死亡
⑫その惨たらしい死体を見た言葉に斬首され、生首は誠の携帯で呼び出された世界に言葉の鞄の中からこんにちは。
⑬言葉、世界を殺害。生前の妊娠発言を確かめるために腹を掻っ捌き、子供の有無を確認。「中に誰もいませんよ」*2
⑭その後、生首は言葉に持ち去られ、夕日の海で彼女と共にNice boat.
⑮誠・言葉・世界の三人のいない学校でいつもの日常が繰り広げられる。
というもの。

…何を書いてるかサッパリわからないって? いや本当にこういう流れなんだよ!!
各媒体の中でも最も酷い終わりであろう。まあ自業自得だが。

ちなみに最終話放送の際、あまりの凄惨な内容故なのか、OP後はひたすら風景と音楽が流され続け、放送禁止となったことはもはや伝説。
最終話放送直前に本編と同様の凄惨な殺人事件が日本で起きた事から、それを考慮しての放送禁止の影響と見られているが、関係ない(やばすぎと判断された)可能性すらある。
後に最終回(無修正)のみの試写会も行ったが…お察しの通り、悲鳴と絶叫が飛び交う阿鼻叫喚の地獄絵図だった。この地上波未放送の最終話は、後にDVDやdアニメストアなどで日の目を見る事になった。

その反動か、パラレルワールドであるOVAでは、きれいな誠になっているが、ぶっ飛んだ周囲に翻弄されている。
ちなみに、その世界では言葉と普通に付き合い、自分の性欲で皆を不幸にした事を自覚している模様。
そのため、原作を始めとする媒体の作品とはセリフや行動などに相違点がみられる。

そんな伊藤誠は、Overflowの人気投票ではぶっちぎりのナンバーワンを獲得した。2位の世界とは約6割も差が開いた。
また、スタッフ公認のウザキャラにされてるようで、2009年のエイプリルフールネタにもされた。

余談だが、アニメプロデューサーが、上記のSchool Daysの主人公と同じ名前という話はかなり有名で、ラジオでは「リアル伊藤誠役の伊藤誠」として出演した。
普通ならかなり気まずくなるはずだが、当の本人はかなりノリノリだった。

アニメプロデューサー以外にも同姓同名の「伊藤 誠」という人はたくさん居る。
そもそもSchool Daysの伊藤誠にも(負の面ばかりが目立つものの)一定数のファンが存在しているので、見境なく誠死ねを多用するのは禁物である。


上記の通り、徹底的に「負の主人公」として描かれた誠だが、一部の視聴者から「果たして悪いのは、誠だけなのか?」という疑問が指摘されている。

確かに、誠の主人公らしからぬ無責任さ・奔放さには目を疑ったものの、
それ以外にも世界の身勝手極まりない横恋慕をはじめ、乙女一行の陰湿な言葉イジメ、下半身に忠実かつ無秩序過ぎる世界観、刹那の妨害行為……が事態の悪化を招いたのもまた事実。
他にもその他のサブキャラ・モブ達も漏れなくモラルが欠如している。
……いずれにしろ業の深さが感じられる学園であろう。


追記・修正をお願いします。





【裏設定】
西園寺世界清浦刹那、澤永泰介は誠と血が繋がっている
(世界の父母、刹那の父母、澤永の父が全員誠の異母兄・異母姉である)
つまり彼は近親相姦している事になる。

全部沢越止(誠の父親)というやつの仕業である。
しかもアニメ版の誠ですらも彼の所業と比べれば全然生ぬるい……。

また、実は沢越の一族である過去作の主人公と比べた場合でもマシな部類の主人公である。
これは彼らの過去が誠よりもヘビーであることが理由だったり、単純にしでかしていることが比較にならないほどに酷いということが大きい。
誠だけ突出して有名になった原因はキャラデザ(絵柄)などの事前の注目度の違いもあるが、何よりも発売後に明らかになった数え切れないバグの影響による知名度が大きい。

詳しくは項目にて。


「追記・修正するにしても、色々面倒なんだよ」

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