他性物(理:
la etili'a)とは、
ヴェルテール・シュテック・レヴァーニによる哲学概念であり、主体以外のすべてのことである。
単純に言えば、人間に対する自然や生まれなどの外部のことである。
概要
ヴェルテールの思想の根幹となる考え方の一つである。
主体と伴うことで「私」(irfel mi)を形成する世界全体を指す。それ自体では主体のように視野性を持ち合わせていないため、主体のようには動くことが出来ないとされ、ヴェルテール哲学では弱者であると見做される。
この弱者は、主体に「賭けられる」という仕方で主体に纏わりつく。これは神(irfel tonir)と呼ばれる存在によって行われる。このプロセスを誕生(lidysto)と呼ぶ。
「私」が形成されるまでには、「発生」(volesel)と「自然」(xyfoatost)という他性物が伴っている。
発生
「発生」(volesel)とは、単純に言えば、主体が生まれるという事実そのものである。
主体が生まれるという事実自体は、それ以外の他性物とは分けて考えないといけないとヴェルテールは主張した。
なぜなら、主体以外のすべてを指し示す「自然」に対して「発生」は主体という類まれなるものの生成という驚異であるからである。
自然
「自然」(
xyfoatost)とは、単純に言えば、その言葉の通りの意味に加えて、主体の延長という意味も持ち合わせた概念である。
主体の延長とは、主体が視野性であるとしたときにそれ以外のことであり、分かりやすく言えば、心に対する身体の物理的なところのことである。この身体の物理的なところもまた自然の理によって動いているのであり、自然に属すると考えるのが
ヴェルテール哲学における世界観である。
最終更新:2025年11月26日 09:04