この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
『破壊衝動を失ったリパコールさんと世界』
リパコールの目は焦点を失っていた。今まで心の中にあった楽しい感覚が失われていて、無彩色の世界に突如放り込まれたかのように、茫然自失としていた。
あんなに楽しかったことが楽しくなくなるなんて。
アティレ
周囲の連邦要人たちは思い思いの破壊を楽しんでいた。ユミリアはおにぎりを粉砕し、エレンはウォルを粉砕し、ウォルはエレンを粉砕していた。シルミヤはクラナを粉砕した。これを見たリパコールは……
リーノイちゃん
もはや何も思っていなかった。
人間や研究所は粉砕しすぎて、とうの昔に連邦は粉砕されていたのだ。
「私に残されたものは、もうリンゴジュースしかない……」
彼女は最後にリンゴを粉砕しジュースに加工していた
えんえん
しかし、そのリンゴは粉砕されすぎて果汁の液体含め完全に消滅してしまった。
「私にはもう何も残されていない」
そして彼女は選択した。
「すっぺらぴっちょんちょん」
こうして、過去への扉が開いたのである。
ふぁふす
それから5年の歳月が経過した。人々はかつてのリンゴの姿を取り戻そうと再びリパコールのもとを訪ねた。彼女は相変わらず、草木を愛で、動物をかわいがり、庭にはティーオヴが自生していた。
アティレ
こんな日々が続けばいいと思っていた。ある日、彼女の邸宅に一箱、宅配便の段ボールが送られてきた。開梱すると、なんと中からオルシア先生像が出てきたではないか!
リーノイちゃん
「オルシア先生は、
バウシュニ連合学園の理事長としてその創設に尽力し、自由の学風を築くために多大な功績を残した人です。どうかこの像を汚さないで下さい。」
そんなこと言われたらもうさあ、フリじゃんそれは
えんえん
「さて、まずはひげをつけるところから」
オルシア先生の像にひげがついた。
「さて、まずはひげをつけるところから」
こうすることで世界にバグが発生して、戦闘をスキップできます。だから必要だったんですね。
ふぁふす
最終更新:2026年01月25日 00:55