概要
茨城県にあるロケスタジオ。
2000年に「歴史公園ワープステーション江戸」として江戸時代の街並みを楽しむことができるテーマパークとしてオープン。しかし、採算の悪化により運営会社が経営破綻。その後はロケ・撮影施設として運用されていた。
が、それでも採算が取れなかったためNHKの番組制作会社と契約。最終的に売却されている。
このため大河ドラマ「真田丸」を始めNHK制作の時代劇に多く登場するようになった。
また、2018年には新たに路面電車などが走る大正・昭和を模した近現代エリアも作られるようになり、大河ドラマ「いたでん」や日向坂46「ってか」のPVで使用された。
当初は日によって撮影による封鎖なども発生するものの有料一般公開も行われていたが、2020年をもって一般公開を終了してしまったため現在は通常日での一般人の入場はできない(イベント日などでの撮影や入館は可能)。
アクセス
原則一般非公開
(アクセスとしてはつくばエクスプレス・みらい平駅よりバス)
クロノス概要
登場回
- 護衛中クロノスワープステーション江戸
- 護衛中ジャンプ!江戸
- 戦闘中零陣
- 戦闘中アスリート天下統一戦
概要
護衛中に2回、戦闘中に2回登場。
ジャンプ!での唯一の護衛中や戦闘中初回、そしてシステムがリニューアルされた戦闘中アスリート天下統一戦とまさにミスターパイロット版のような初っ切りエリアとなっている。
エリアは主にエリア北部の江戸城周辺とエリア南部の江戸町屋に分かれている。広さは東京ドームおよそ1.5個分。
江戸町屋エリアは堀を模した川が流れる中で細かい建物がある一方、堀には橋が3基かかっており、それを基にした奇襲や挟み撃ち、先回りなどトリッキングな戦いが繰り広げられた。大通りはエリア西側にある「町屋通り」や江戸城エリアに隣接する「中央通り」があり、見通しも非常に良いことから正面衝突するケースも多い。
江戸城エリアは江戸城の外側に大規模な堀があり、その前に広大な「大名通り」がある直線ルートとなっている。非常に見通しが良く他のプレイヤーにも発見されやすいため、毎回ここで様々な激闘が発生する戦闘重点発生地帯である。また、近くには隠れて凌ぐことも可能な武家屋敷や一本道の森とその先にある日本庭園、岐阜城門を入ると宿場町がある。
境目には「長屋門」「高麗門」「岐阜城門」「江戸城門(江戸城大手門)」などいくつか門があり、門に潜んでの待ち伏せ・奇襲を仕掛ける例も多い。また、ミッションとしてもクロノス・ジャンプ!期で各門を周っての強制失格回避及び復活手形獲得ミッション。江戸城門では戦闘中において大砲が設置され障害となっている。
回数は少ない物のいくつもの名勝負が生まれた激闘の地ではあるが、前述の通り2018年に現代エリアが建設。これにより「1つの時代を舞台としたゲーム番組」としては世界観がごっちゃになってしまうため、クロノスゲームでの今後の使用・登場は難しいと思われる。
それでも2021年の日本テレビ「有吉の壁」では現代部分も含めたエリア全域を使用。芸人が江戸時代・近現代のキャラクターを演じ分けたほか、シソンヌとチョコレートプラネットはタイムスリップドラマ仕立てのコントを披露した。
さらに2023年にはEテレ「天才てれびくんhello,」にて天てれシリーズ30周年特別企画「時空鬼」の舞台として登場。江戸時代と明治時代が混ざった状態を「時空が入り乱れた空間」と称し、てれび戦士が逃走者と鬼の2チームに分かれて激闘を見せた。こちらにいたっては逃走中の生みの親である高瀬敦也氏が制作に関わっている。いずれにしても上記のような活用方法が、今後のクロノスゲーム制作陣にとってのヒントになるかもしれない。
一方、2021年にTBSで放送された「天才VS大群」では「スポーツチャンバラ世界2連覇の『天才』VS大将・立川志らく 隊長・
あばれる君率いるワタナベエンターテインメント芸人(1戦目は15人、2戦目は30人)の『大群』」でスポーツチャンバラ対決を行う舞台として登場。制限時間最大10分のため非常に狭いエリアながらも町屋を舞台に対決を行った。
最終更新:2024年09月23日 23:09